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具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

感想・レビュー
313

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さじお
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再読。具体と抽象の行き来というやり方はどのビジネス書を読んでも出てくる。自分の頭で考えるために、問題を解決するために、とても基本的でとても大事なこと
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井戸焼
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「怖すぎる」と感じた。こんなに世の中見えていなかったのかと。誰しも生活の中で無意識に「具体と抽象」を行き来していると思うが、使いこなせている人は少ないと思う。特に感動したのは第8章『議論が噛み合わないのはなぜか』にある「議論における抽象度のレベル」の話。抽象化の世界は見えてしまえばなんてことは無いが、何かの機会に見せてもらわないと一生知らない。そんな世界があることを怖く感じる。この本に出会えてよかった。心から感謝します。
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李白
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具体と抽象を意識した思考法について四コマ漫画などを用いて大変分かりやすく説明されており、ボリュームも相まって読みやすかった。 具体と抽象の往復、これから心掛けようと思えた、
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A//
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【購入】amazonのおすすめからタイトルに興味を持ち購入。前半は具体と抽象の概要について比較を交えながら説明、後半では本題「具体と抽象(の往復)」について。読み進めていくにつれてグラデーションのように理解が深まっていくような構成。全体を通して頷くばかりで特に「第13章 ベクトル」「第17章 理想と現実」は今の自分の状況に当てはまって納得感が強かった。4コマ漫画や図説はあれど太字等は使われておらず、著者の文体も相まって1周読む→パラパラと2周目を読む程度には難しさもあった。確かに世界は変わって見えるかも。
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nbhd
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きゅうり、にんじん、ピーマン⇄野菜。具体⇄抽象って、だいたいこんなかんじの話だ。良い本だけど、ある程度、具体的な経験を溜め込んでから読むのが良いと思う。。。さて、読みながら、僕が自分なりに「具体⇄抽象感覚」を身に付けたと思われる読書体験を少しばかり。ずばり橋爪大三郎「はじめての構造主義」だ。そこでレヴィ=ストロースの思想を学んだことが、だいたい本書と同じ内容なのに驚いたり。つまり、アマゾンのとある部族で近親相姦のタブーと、交差イトコ婚は、じつは抽象的な現代数学の論理と一致するって話なんだが、書き切れないわ
nbhd

レヴィ=ストロースの言葉に、たしか、「ミシンとコウモリ傘の奇跡的な出会い」みたいなのがあった。構造主義的理解では、ミシンは尖って、さすものであり。コウモリ傘もある意味、尖って、さすものという点で同一。一方、ミシンは縫って閉じるものであり、傘は開くものだという相違がある。似たような話でいえば、人は顔のパーツは異なるのに、顔という総合においては一致している。相違はあるが、魚にも哺乳類にも、顔はある。振り返ってみて、「はじめての構造主義」の影響は大きかったな。

03/16 18:32
nbhd

著者も指摘しているところだが、資本主義社会では抽象の方に頭でっかちな人が、より仕事ができて、より稼いでいるかんじがする。

03/16 18:34
3件のコメントを全て見る
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深海マグマ
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思考力上昇のため手に取った一冊。 内容は具体と抽象の入門とでも言うべきモノだ。 4コマ漫画や図形、平易な表現と相まってとても読みやすい。 なるほど、と思う事が多く記されていた。 しかしこの一冊で具体と抽象を使いこなせるとは思えない。 だがこの本の使い道としてはその方向でないと思った。 私が思うこの本は、いつか具体と抽象を忘れた時、思い出すための強い力になり得るという事だ。 一読だけで終わる本ではない。連続で読む本でもない。忘れた頃に読み返す。そんな本だと思うのだ。
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つちっち
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抽象的思考の障害になるような考え方をしていたなとの心当たりがありまくる。うちの会社のキャッチコピーをみては、ぼやっとしたこと言ってんなと思ってみたり。形骸化した現場のルールに不貞腐れたり。自分自身が実行重視の人間であれば、本末転倒に陥った決まりも確信犯的に用い、意味あるものできるというわけか。
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かずい
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良書。賢い人と話すと、事を抽象化して片付ける傾向があるが、抽象化を理解できないと具体化した各々の事象を説明しないと理解できない。18章の「下からは上は見えない」に相当する。抽象化とは具体例の共通項を見つけ出す能力であり、合理化する上で重要な作業である。わからない人は共通項を見つけ出せずすべて違って見えているのであり、抽象化のための事象を上から見ることができない。ビジネスでも飲み込みの早い人は抽象化が上手く、具体例を要すると飲み込みが遅い。自分でも有用な作業だと思う。
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きんにくん
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自分はどちらかというと抽象型人間と思う。 物事の本質を掴むのが得意だが、そこからの応用が苦手。つまり抽象化は得意だが、具体化するのが苦手。 具体化のトレーニングを積んでいきたい。
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YUSUKE
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日頃の私は、具体レベルな状況に振り回されて文句ばかり言っている。日々の具体的な事を抽象化して考え、それを具体化していくことをまったくできていなかった。まさにエゴで傲慢な人間であった。この本に出会えて良かった。具体と抽象を往復して考える習慣を絶対身につけようと思う。
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カレーだいすき
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具体の世界で生きてきたアホなので、本書に書いてあることは分かったけれども納得感が無かった。話がかみ合わない人は「高度なこと考えてるんだね」ぐらいの気持ちだったけれども、抽象という視点から見てるんだなあという発見があっただけいいのかな?あとやっぱり理解力が低いせいで、途中の4コママンガの内容も分かりにくいと感じた。申し訳ないです。以下、自分用メモ
カレーだいすき

抽象化とは「特徴を抽出する」ということ。伝統は簡単に変えるべきでないという考え方は抽象度が高く、それを具体的に実現させる手段は臨機応変に変える必要がある(から言っていることがコロコロ変わっているわけではない)。意思決定は、多人数が関わるほど無難になっていく。「今日は時間がなかったために、このように長い手紙になってしまったことをお許しください(パスカル)」。一見遠い世界のものをいかに抽象レベルで結び付けられるか。抽象化された知識や法則は一見高尚に見える(から縛られがち)。数値目標には必ず目的や意図があるはず

02/27 21:56
カレーだいすき

徹底的に現実を観察し、活動を通して具体をつかみ、頭の中で抽象化。そこで過去の知識・経験をつなぎあわせ新しい知を生み出し、実行可能レベルまで具体化する。

02/27 22:00
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田中彰英
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以前に読んだ時の書き込みが色々と。これを読み、んー、何を得たかと言われると、よく分からん。「あーこの視点は無かったなー」みたいなことがあればいいのか。
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オカヤン
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オーディブル。人間だけが使える思考。にんじん→野菜→食べ物。抽象化して考えることは大切。だけど、わかりやすい方に流れていく。。
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K
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ネタバレ『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』を読んで、特に印象に残ったのは、抽象化の重要性と、それを日常生活や仕事に活かす方法です。抽象化ができる人は、膨大な情報から本質を見抜き、要点を簡潔にまとめる力を持っています。一方で、具体的な視点を持つことも大切で、両者を行き来することが本質的な理解や問題解決に役立ちます。特に、相手に合わせた抽象度で話すことの重要性を学びました。
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紬
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職場で最近よく起きていた、話の食い違いの背景に、双方の抽象化レベルの相違があったのだと気づいて納得。
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鉄骨構造
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とても良い本が読めました。▼「この人との話、噛み合ってないな」というとき、お互いが意図している内容の抽象度を考えるとその原因を説明できる。この整理の仕方は目から鱗だった。▼ロジカルシンキングの根底となる概念、むしろキホンのキを説明している気がした。それはまさに私が普段から言語化に苦しんでいる部分だった。▼本の構成が素晴らしかった。具体と抽象というかなり抽象度の高い内容であるにも関わらず、抽象化の威力からジレンマまで、まさに具体と抽象を行ったり来たりしながら網羅的に語っている。この人頭良いなと思った。
鉄骨構造

子供向けの本としてこの著者の方の「具体と抽象」の本が本屋で売り出されていて、それをパラパラと立ち読み(すみません)したら、結構良さそうな内容だったので、もう少ししっかり目に書かれてる本はないかなと探してみて、本書に至りました。ありがとうございました。とても良い本でした。

02/08 21:19
鉄骨構造

抽象度の高い世界で生きたい。

02/08 21:43
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とんぐ
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自分が仕事の中でモヤモヤしていた部分をこれでもかというほど解き明かしてくれた。 抽象的な方針を受けた後の具体的な指示とのつながりに違和感を感じていたことに気づいた。具体と抽象の行き来を、いかにずれずに反復して行えるかを大切にしたい。 今書いているこの感想すら、具体と抽象の目線で考えるようになっている。「言語」と「抽象」の深い関係に気付かされた。 今後の自分の考えに影響がありそうな傑作。
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中丸
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ネタバレp91 抽象化して話せる人は「要するに何なのか?」をまとめて話すことが出来る。膨大な情報を目にしても、それらの個別事象の間から「構造」を抽出し、なんらかのメッセージを読み取ろうとするから。 p120 まだ抽象概念を十分に扱えていない子どもは、固有名詞を使った抽象度の低い表現しかできない(あいちゃんとアンパンマンを見ていた)成長するにつれ、相手に合わせて抽象度を上げて表現することを覚える(友達とテレビを見ていた)
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浅黄幻影
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手元に届いて、本のサイズ・文字サイズ・字間行間の広さ…「うーん」と思ってしまった。ビジネス書的なもので、私の知的好奇心は満たしてくれなかった。具体的なことしかわからなかった!という方には秀逸だと思います。
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Otherguy
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Interesting but seems to be kind of common and normal theory. But agree 100% with the fact that combination of abstract and concrete is quite important to communicating, negotiation and progressing various projects smoothly
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学校の先生
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説明の目的によって具体と抽象を使い分ける。頭で分かっていても実践するのは難しい。抽象的な考え方が苦手なので、そのコツを知れればなおよかった。
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ひーろーと
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人によっては「おにぎり」は具体的であり、抽象的でもある。人によっては食べ物を具体化や鮭のおにぎりを抽象化したものと捉えることができる。これは手段と目的の関係も同様で、目的にはつねにさらに抽象度の高い上位目的が存在する。上司と視座が異なるときはこの視点が欠けていることがある。目的をさらに抽象化するとどうなるのか考えていきたい
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あかぼし
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ネタバレ抽象と具体が繋がることで、お互いを活かすことができる。全体を見て、具体(手段、実行、感覚、目標など)と抽象(目的、理念、解釈、原理など)の関係性を見ることが大切てある。具体だけでは右往左往しやすく、抽象だけでは概念が固定化されやすい。状況に応じて抽象度を調整し、日常的に具体と抽象を行き来することが重要である。どちらかだけでは生きにくく、問題解決には至らない。具体と抽象の往復運動の翻訳は得意分野と考えているため、特に重視していきたいと思った。
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噛まないワニ
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絶対読むべき、みたいな感じで勧められてたから読んだけど そこまでか?という印象。
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taco
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2回目。かなり薄いが内容は濃い。前よりも具体と抽象の階層が合わずに話が噛み合わない事例が自分の仕事を通じてあるなあ、と思った。具体的にどうしていくか、がわかるとなおいいなあ。
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あき
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頭の良い上司と会話する時に、話が噛み合わない瞬間があることは薄々感じていましたが、見えている世界が違っていたことも一つの要因であると気づけました。自分も具体と抽象を反復して思考できる人間になりたい。 正直、動物として生きていければ楽なんだけどね
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ひな
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ネタバレ具体レベルでしか物事を考えられない人が存在すること、その人たちから見ると抽象レベルの高い人はマジックミラーと同じ。上からは見えてるんだろうけど下からは見えないから、何言ってるかわかんないって思われてる。建築家の話はわかりやすかった。建築家からすると、建物全体の構造でこの柱は絶対ここに必要なのに、住む人からすると、この部屋のここに柱があると邪魔っていう対立になるってことね。4コマ漫画でわりとすっと骨子が頭に入る感じ。
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とり
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タイトルだけから哲学寄りのアカデミックな本かと想像していたら、ビジネス寄りの本だった。内容は非常にわかりやすい。聞き手に話を具体化あるいは抽象化して聞くというスキルがないと、コミュニケーションに障害が出てくる。話し手側も抽象/具体を意識しておかないと、会うたびに言うことがコロコロ変わる人と捉えられたりしかねない。仕事上、ゴールと思われるものがもっと大きなゴールの中での手段だったり、というのもよくある。
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トリ
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視座の高さと同じような意味かな。具体と抽象っていうとなじみがないけど視座の高さに読み替えるとピンとくる。とにかく、相手がどの抽象度で話をしているかは意識するようにしたい。
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ちーくん
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約2年ぶりに再読!やはり、本の薄さに対して、内容はとても深い本でした!この「具体と抽象」という概念は、すべての人が理解すべき内容だと思っています。それだけでも、コミュニケーションの行き違いはぐっと減らせるはず。パスカルが言った、「今日は時間がなかったために、このような"長い”手紙になってしまった。」という一言が、この本のすべてを表しているように感じています。
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Oga
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言われてみれば当たり前だが、意識せずに遣っていた頭の使い方を指摘された感覚だった。意識的に具体と抽象を使い分けるようにすれば、今までできなかった発想や気付けなかった問題に気づくことができるかもしれないと思った。アナロジーで考えたり、目標設定を具体と抽象の両方を活用することはできていなと思った。
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さっちん@顔面書評
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最後まで読んで気が付きましたが、 私自身が正に想定読者ターゲットの1つである「具体レベルにのみ生きている人」とのコミュニケーションギャップに悩んでいる人でした(笑) なぜコミュニケーションギャップが発生しているのかよく理解をすることができました。 この抽象的な構造を理解することが出来たのは大きな収穫でした。 それぞれのステークホルダーが理解可能な抽象度のグラデーションを捉えるセンサーを磨きたいと思います。
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あつお
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具体と抽象の行き来が生む新たな視点。 本書は、具体的な事例から抽象的な概念を導き出し、それを別の場面に適用する方法を探求する内容である。①具体は目に見え触れられるものであり、詳細な観察を通じて得られる。②抽象は共通点を見つけて全体を把握し、新たな法則や視点を生むプロセスである。③両者を行き来することで、物事の本質を理解し、新たな問題解決や発想が可能になる。本書は、具体と抽象のバランスが知性を磨く鍵であると教えてくれる。
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三好良太
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ネタバレ抽象と具体の役割をそれぞれ学べる本。具体→抽象→具体にするどちらかを多く使うのではなくそれぞれの役割を理解しながら使うといいことがわかった。この本で学べたとこととしては具体的な経験をインプットしてそれを自分の頭で抽象して、次に役に立たせる。関係ない因果関係を結びつけるのにとても役に立つ本だと思った。
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kiki
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抽象化する過程で何が起こっているか、が項目になっていることで抽象化とは何かをようやく捉えられたような気がする。各項目が具体的に説明されているので分かりやすい(ちなみに各項目の副題は抽象的でひきこまれる)。複数で話し合う時に話がとっ散らかるとか言葉が伝わらないという、悩ましい問題についてもこの視点が必要だったんだなと思う(心理的・社会学的視点なども必要かもしれないけど…)。読んだ直後なので分かっているような気持ちでいるが、引っかかりを覚えたらまた読んでを繰り返ししないといけない内容な気がする。
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@yoshida4516
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読書会の為読了。 結構ビジネスよりなので、入門書や自己啓発的に読むのに適している。 ボリューム的にもたまに読み返せる。
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Musigny
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オーディブルにて。具体と抽象は相対的。具体と抽象は行き来する。具体と抽象のレベルが合わないと会話がかみ合わない。具体の世界に生きる人と抽象の世界に生きる人がいる。面白かったので本でも読みたい。
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ラッキー
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細谷さんの本をもっと読みたい。
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こうちゃん
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図書館本のため駆け足で読んだのだけれど、面白かった。 自分の経験に当て嵌めて読む時間があればよりいっそう理解が深まるし、生活や仕事にいかせると思った。 2度、3度と読み直す度に新たな発見と、改めての確信ができそうです。 また、借りて読み直そう。それとも買うか?
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NN100
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経験してきたことを客観視できる。話がかみ合わない時に、話題と話者について、具体と抽象のレベルを突き合わせてみる。自分に抽象化が足りないかな?
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