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映画にまつわるXについて2

感想・レビュー
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Hiroki
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新座図書館 映画という闇や毒にどっぷりと好かれてしまったんだな~。モノ書きとしても充分やっていけると思うが、一人ぽっちでキーボードを叩くのと映画病にとりつかれた魑魅魍魎の中に身を置くのと、美和さんは一も二もなく後者なんだね。頭脳≦肉体の不等式。「絶えず鍛えてきた肉体が、ゆるく脂肪に変わって行く感覚」というフレーズがある…抗いようもないこと・哀しいことであるが、嫌でも需要せざるを得なくなる時。「信用とは、そこにあるものではなく、こしらえるもの」こういった表現に眼が行ってしまうのも歳の積み重ねかしらん。
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ジャ読メヴュ
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永い言い訳の頃のエッセイ、俳優って変人なんだなw そのおまえらの「やること」とは、いったい何だ。ほんとうにそれは「やるべきこと」なのか。それともおまえの人生の長い時間を潰すための、言い訳に過ぎないんじゃないか? こせこせ動くことを「生きること」だと誰が決めた?片時だってじっとしておられず、暇さえあれば本を読み、テレビをつけ、携帯を取り出し、ニュースをチェックし、音楽を聴き、ゲームをし、得体の知れない「友だち」とせわしなくやりとりをせずには居られない奴らめ。126p
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aof
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読めば読むほど、もっくんが好きになってしまうようなw素晴らしい映画にまつわるお話だった。 西川さんの文章力やばい。日常を描いているようで、すごくドラマチックに心を揺さぶってくる。何度も目頭が熱くなってしまった。 監督と助手の女性の関係性がすごくよかった。あんな関係性を仕事で築けるの宝物だなぁ。
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うるる
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全部の作品を観ているわけではないけど、西川さんは好きな映画監督なので(同郷なので勝手に親近感)、なんとなく手に取りました。これが大正解!映画の裏側には、自分の陳腐な想像をはるかに凌駕する世界が広がっていました。いやー!若い頃に読んでたら影響受けすぎて危険だったかも笑 それにしても本木さんが面白すぎるー!
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mitam
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「永い言い訳」の主人公の、肥大した自意識の描写がとても好きなんです。 西川監督のエッセイを読んで、監督がそういう人なんだと思ってた。周りからどうみられてるからとかめちゃくちゃ気にしてるめんどくささを持ってる人なんだろうなって。 それがあってその映画が生まれたんだったら私、自分の自意識もすこし愛せるかなって思った。 その感想は間違ってなかったんだけど、主演の本木雅弘が遥か上を言ってて爆笑した。
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ジム
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西川さんの小説を初めて読んだのが『永い言い訳』であり、そういえば読みながら何度も男性作家?と思ったのだった。エッセイを読んで納得。なんて男前なひとなんだろう。映画を作ることに、こんなにも多くの人のエネルギーが費やされていることに驚いた。今まで頼りにしてきた人を切り、時間をかけて用意してくれたものにやり直しを頼む。求めるものを妥協を許さず作るのは苦しいことでもある。秒単位で、音や場の長さや光にこだわり編集を重ねて映画はできていく。映画ってこんなにも多くの人が身を削って出来上がるんだ。もっと観たいと思った。
hope

西川さーーーん!荒木さんすごいよね。彼は猫を撮るときだって魂こめてる。本木雅弘やばいよね。笑

05/25 21:32
ジム

西川さーーん、笑 ほぷさん、荒木さんの印象すごく上がったよ。「さっちん」も読まなきゃね✨本木さんの最初のメールにはドン引きしたよ😂うわー、めんどくさいって、笑 よく掲載許したよね、笑

05/25 21:47
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桑畑みの吉
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映画のみならず小説の方でも評価の高い西川美和さん、映画制作に絡む話題を中心に短編小説や普段の生活に関するエッセイが収録されている。脚本を書いて、スタッフ・キャストを決定、いよいよ撮影開始、編集や音楽を付けて完成、完成後はマスコミの取材や宣伝に参加したりもする。そんな一連の流れの中で起きる様々な出来事や人々との出会いが濃厚に語られている。子役の演技指導に苦労する姿も面白いが、初対面で「西川さんは、是枝監督と愛人関係なの?」と下世話な質問をする愛すべき奇人である本木雅弘さんとの数々のやり取りが強烈であった。
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Hideaki Iwamoto
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西川美和の映画は傑作揃いだが、エッセイも味わいがあってなんとも愛おしい。普段エッセイのたぐいはあまり読まないが、これは読み終わってしまうのが寂しいと感じた。
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M K
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永い言い訳の大ファンなので読んでみたところ面白すぎて一瞬で読み終わった。本木雅弘の自意識になんだか救われる。あの人レベルでもこれなんだったら、、、
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Tomo
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2017年のトークイベントで購入。温めているうちに文庫版が出てしまったが、『永い言い訳』の制作秘話を改めて聞いている気分で楽しんだ。主演の本木さんの「破壊的なレベル」のこじらせ具合が可笑しい♪メールの中で伏せ字にされていた●●は、福山雅治さんかな?でも映画を鑑賞して、衣笠幸夫は本木さん以外には考えられないと誰もが思うだろう。当て書きはしないとのことだが、はまり役だったのでは。西川さんの作品は、映画も小説もエッセイも大好き。エッセイで垣間見える男気のあるところにも惚れる。次の映画を楽しみに待ちたい。(蔵書)
panashe

シブがき隊が嫌だったっていう話、納得だよね。

09/30 22:39
Tomo

panaちゃん♪そうだったんだー!俳優の方が向いているよね。也哉子さんを改めて尊敬(⁎˃ᴗ˂⁎)

09/30 22:46
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ぐうぐう
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中村勘三郎の突然の訃報を哀しみつつ、死者を偲ぶのではなく生きている人を生きているうちに偲ぼうと思う。映画の宣伝で撮られる側に回った経験から、「撮られる」という過酷さを知り、「撮る」ことの傲慢さに至る。視点の転回は、ときに発見を導く。西川美和のエッセイを読んでいていつも覚えるのは、そんな発見への素直な喜びだ。戸惑いや、もっと言えば否定的なニュアンスが、思考の過程を経て、やがて肯定の境地に至る。簡単なようでいて、それはとても難しい。(つづく)
なゆ

前巻から気になりつつ保留にしてましたが…ぐうぐうさんのレビューに、これは読まねば!ですね(*^^*)

05/02 10:33
ぐうぐう

西川さんは小説も上手いですが、エッセイもすごく面白いんですよ! 視点がユニークだし、そこからの思考がまた面白くて、気付かされることも多いです。ぜひぜひ♪

05/02 11:52
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vivi
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★★★☆☆
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うえ
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映画「永い言い訳」をやっと見て…この本をもう一度読みたくなり、図書館で借りました。染みる!映画を見てから本書を読んだら心に染みて染みて…本木さん、すごいなあ。映画を創る人たちの深淵と灯りを見た気分。
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fukui42
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wowow・W座で、『永い言い訳の制作過程での、監督と本木さんとのメールが興味深かった』とあったので読んでみた。なるほどこれは『永い言い訳』を観てからよむと、ほほうと。自分の愛犬の死が映画を作るきっかけになったり、どうやって構想を練ったか。映画には時間の制約があるから、まず小説にしてみよう(直木賞候補作になる)とか。日々成長する子役を決める難しさの所は、未知数な部分だからこそ、あの映画では重要なポイントだったなあと。是枝監督に拾ってもらったエピソードから師弟関係になっていくのも、興味深かったです。
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はいこうせんせい
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一作目に続くエッセイ集。このひとの文章はエッセイの方が活きると思う。著書にもある通り、映画を小説化したりするとなにかと制約がかかる。いいことも悪いことも包み隠さず上手い例えで書いてあり、相変わらず面白い。
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ゆう
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西川美和さんほどの非凡な才を持つ方でも現場では様々な悩みを抱えながら仕事をしていることに気付かされた。「人生をつくるのは事実ではなく記憶」であり、忘れられたことはひとかけらも残らない。ご本人は表に出さないようにしていそうだが、映画に全てをかける思いの強さを垣間見た。本書の読者はモックンが「永い言い訳」に適任の俳優さんであったことはよく分かっただろう。
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mamaboo
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「永い言い訳」は見ていたので、こうやって作ったのねと。
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mamimami
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すごいエッセイだ!映画を作る人・西川監督の「もがき」、「あがき」が包み隠さず書かれている。 今回は、映画「永い言い訳」の制作過程がメイン。もう少し格好つけて、「素敵な私」アピールしてもいいんじゃない?と、却って心配になるくらい、直球で日々苦悩してる様子を伝えてくれている。この映画の主演俳優の意外な一面も垣間見られて面白かった。
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satooko
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ネタバレ原作読んで、映画をBSで見て、本書入手。映画の準備・制作過程やモックンとのやりとりが面白い。不器用で屈折した感じに好感。
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桜もち 太郎
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一本の映画を作るのに構想から5年半。西川さんの映画に対する執念を見たような気がします。このエッセイは映画「永い言い訳」の事が主に書かれています。主人公の本木さんのメールには驚きました。これを公開するとは本木さんの懐の深さにも感心します。何よりも西川さんの文才には驚きます。映画監督が文章を書くのではなく、文筆家が映画を撮っているような気にもなります。この一冊、もったいないのでゆっくりゆっくりと読み進めました。これからも彼女の作品を読み続けていきたいと思います。
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やなかパパ
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☆☆☆★
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かおる
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本木さんってクールな方と思っていましたが、面白い方だったんですね〜。「永い言い訳」は本も映画もみたので色々なエピソードが読めて楽しかったです。
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まさやん80
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映画監督西川美和さんのエッセイ集。本作では、主として「永い言い訳」についての準備や、同じ時期に様々な雑誌に掲載されたエッセイが収録されている。西川さんもさすがに映画製作を前にして、ああでもないこうでもないと迷んでいる。自分の才能のなさを嘆きつつ(そんなことはない!)、毒を吐きながら前に進んでいる様子がよく分かる。やはり男前の監督である。それにしても、主演男優の本木雅弘さんとの往復メールは、本当に面白い。これの掲載を許す本木さんも凄い。
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くまごろー
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とんでもなく自己評価の低い主演俳優の粘度高めのメールが惜しげもなく晒されていて、わー珍しいありがたい!とワクワク読ませてもらったけれど、映画で食べていくことはこんなに人と関わって傷つけて傷ついていくことなのか、と恐ろしかったです。そんな業の塊みたいな作品を千円かそこらの安価な料金で観せていただいていつもありがとうございます。私は映画観てる時はとくに聴覚が鋭敏になるので、音を作る作業のくだりもたいへん興味深いです。
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なたね
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「永い言い訳」の製作過程であれば、なぜ竹原ピストル氏のエピソードがこんなに薄い?咀嚼しきれないキャラクター?
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ラムネ
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今回のテーマは映画「永い言い訳」である。 小説は早々に読んだのだけれど、映画は観ていない。 小説はここ数年の中でも一番ではと思ったにもかかわらず、 観ないとはもったいないと思いつつ、 映画の方が小説よりも良いという評論をどこかで読みながらも、 まだ観ず。 映画館に行けなかったとしても、 せめてDVDならと思ったような思わなかったような。 この本で悔やんだ。俄然観たくなった。
panashe

小説読んで、この本も読んで映画を観たら、また違った感想がありそうですよね。映画良かったので是非!

11/06 09:39
ラムネ

panasheさん コメントありがとうございます。映画面白いんですね。 今年中に観たいと思います!

11/06 11:30
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Mayumi Hoshino
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「永い言い訳」の小説・映画制作秘話として読んでも面白いが(映画の前作「夢売るふたり」の主演をモックンにオファーしかけていた、というのは本当に意外。そしてモックンのメールから窺えるめんどくさそうな人っぷりも楽しめた)、私はこの人の物の見方・接し方が好きなんだとつくづく。そして文体。一文が短く、スパンスパンとキレがよくて小気味がよい。けれどどこかで西川さんの可愛らしさが滲むのだ。好きだわあ。この連載に関してはいったん筆を置くということだけど、いつかどこかで、またエッセイも読めることを願っております。
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K
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本木雅弘を起用するまでの話がおもしろかった。
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かっこー
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ネタバレエッセイ第二弾。主に「永い言い訳」について。一度映画館でみただけではなかなか音楽まで頭が回らず、このエッセイの中で音楽の部分がとても印象的だった。次の作品もだけど西川さんの書くものもとても好き。(Numberのコラムも読んでます)
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テイネハイランド
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図書館本。前作「映画にまつわるxについて」に続いてのエッセイ集。やはり、映画製作という自身の仕事に関する話がとても面白く、「x=女たち」「x=春」「x=二枚目俳優」「x=孤独」「x=音楽」「x=主役」とどれも読ませます。
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えいとうっど
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極めて個人的なお気に入り度合い:★★★★☆4点 映画『永い言い訳』のバックステージとしても楽しめるが、私は作家西川美和の日常への切れ味鋭く、でも優しさ隠れた眼差しが好きだ。
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panashe
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『永い言い訳』小説の執筆から映画のプロモーション終了までの5年間の記録。映画監督の違いとは何? カット割りの違い、俳優、曲の選択。何度も迷い、戸惑い、歩きながら時に立ち止まってまた戻って考え、試行錯誤しながらの映画製作。製作に関わる多くのスタッフとの出会いと別れ。西川さんの人柄がよくわかる。こうやって選ばれた沢山の者達で出来上がった作品。もう一度鑑賞したくなった。主演の本木雅弘さんとのメールのやり取りが何とも…。面倒臭い奴だと思ってたけど、うーんやはり笑!
Tomo

モックン、半端なかったね!( *´艸`) こじらせJKかー!って突っ込みたくなったよ〜(⁎˃ᴗ˂⁎)

09/30 21:49
panashe

それ!こじらせJK❣️ なかなかの奴だね(*´-`)

09/30 21:59
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ら゛
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図書館本。西川実和のエッセイや小説がごった煮のように沢山詰め込まれています。個人的にはタイトルにあるように、映画に関するエッセイ1本でいって欲しかったな。鶴瓶や本木のような西川作品出演者の、テレビや映画から想像つくんだけど、やっぱりこういうキャラなのね!と再認識できたし、西川作品観ていなくても、ある程度楽しめるエッセイだと思います。個人的には子役の裏側というか、子役への接し方、難しさがよく伝わってきた話が一番印象的かな。
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とも
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大好きな監督さんのエッセイ集。映画永い言い訳を見ていると、ますます楽しめると思います。もっくん・・・思ってたのと違う人というミーハーな気持ちも出てきて全体に堪能しました。子役の男の子の大ファンだったので裏でこのようなことが・・・。映画って一人だけじゃないというのはわかっていたけど、こんなに多くの人の手を通しているのだなあ・・・。どこまでを妥協点にするか、っていう判断をするのも監督なので大変だなあと思いました。
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のぼる
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本が好き、映画も好き、そして西川さんの本と映画も好き。 今回は映画「永い言い訳」の製作過程のお話しが盛り沢山で、大変興味深かった。 本木雅弘があんな・・・今度目にした時には、 表情、しぐさ等詳細に観察してしまいそう。
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なつみかん
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去年の映画「永い言い訳」の製作の内側が生々しく感じられるのでした。あと後半にあるエッセイ、男がたまにやる料理、これにドキッとしました。自分ならここに出てくるよりは美味くできるとは思うのですが〜フォンドボーも忘れないし σ^_^;
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メカ黒猫
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ネタバレ映画エッセイの続巻。今回は「永い言い訳」の裏話やメイキング中心。映画という芸術を創り上げる監督の苦悩や葛藤が赤裸々に書かれてあった。既に大きな映画賞を受賞されている監督なのに映画の創り方を明確に掴んでいる訳ではなく、まだまだ模索中という事実にかなり驚いたし、それを書く勇気が凄いなと。また言葉を的確に当て嵌めた文章に終始溜息。地頭がいいのだろうな。。多才が過ぎる。あと主演の本木氏のキャラが凄まじく、西川氏含め周囲の人間が困惑する様にワロタwあの端正な容姿からは想像できない可愛らしい人間性w魅力が過ぎるw
ヒデミン@もも

合点承知ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

06/23 21:51
橘 由芽

白状しちゃいます!自分、基本M体質であります!(笑)メカさんの根拠のある理にかなった辛口コメント、論破できるヒト早々おりませんて!「そこまでこき下ろしちゃう?!」的コメント期待しちゃいます。だってMだから。。。ふっふっふ。

06/23 23:05
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