形式:単行本
出版社:幻冬舎
形式:文庫
「世界が暮れなずむ。なぜか、絶望みたいだ、と思った。なにも欠けたものがない。ゆるぎなく、無理もなく、満たされて、だけど私たちは確実にいつか死んでいく。それを自然と想像できるくらいに幸福だと気付き、希望とはなにか足りないときに抱くものなのだと悟った。」(p.230)→なんと美しい幸福の著し方。島本さんの文章の良さがでてて好きな文章。
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