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わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

感想・レビュー
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美沙長島
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時間は無限ではない。有限だからこそ、丁寧に生きれる。 美味しいご飯を、好きな人たちと食べる。一緒に旅をする。 こんな幸せなことはない。 どんな瞬間も大切に生きていきたい。
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もち
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ネタバレ30歳を越えた知世とエイズにかかっている椎名との恋愛を中心に、他の登場人物の独白も挟みつつ綴られた連作小説集。エイズが取り上げられることって、最近ない気がする。登場人物の考え方がちょっと古く思えて、なんとなく感情移入しづらかった。特に知世の妹は好きになれないと感じたが、最後に出ていく決断をしたのはよかったな。
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とらまめ
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6点 あの難病に向き合えるのか、感染の恐怖、世間体。 色々と考えさせてくれる本。
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miho y
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短いターンで場面や一人称が変わるため、飽きずに読める。性的描写も柔らかいので好感が持てる作品。ハンデを乗り越え心から相手を思う純粋な恋愛の物語は久しぶりたった。
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もりの
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ネタバレエイズについて無知だったから、一緒に暮らすの怖くないのかな、嫌だな、って思っていた。けど、ちゃんと対策をすれば、日常生活でうつることはないのかな。でも、もしも自分の子供が知世の立場になったら、心配で反対してしまうかもしれない。はやくこんな病気が絶滅したらいいのに。
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美香
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椎名さんの大人で柔らかくフットワークの軽いフラットなところに惹かれた。女性陣はどの人もがっつり感情移入できる人は居なかったけど、本当にリアルにありそうな心温まる短編集でした。
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ぴ
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私の感覚は椎名さんの元奥さんの佳織さんに近いものがあり、他の女性陣に共感できない感覚や行動の方が多い。でも、キュッとしたり、ヒリヒリしたり、切なくなったり、そういう感覚を「おいしい」と共に味わわせてくれる島本さん、すごい。
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びび
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椎名さん、いいなぁ。自分だったら病気以外は何の問題もない、こんないい男と出会ったらどうするかなぁ…と、思った。悩むだろうな…でも、やっぱり千世と同じ選択をするだろうな。よい物語でした。
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yoshie
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心を許した誰かと同じ時間を共有することは何にも変え難い幸福なんだなと思った。 知世の夢が現実になりますように。
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レオ
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ネタバレ三十歳の知世と年上の恋人椎名が関係を深めていく話。椎名は昔、石垣島で関係を持った女性からエイズをうつされていたことを知世に打ち明けるが、だんだんとそれを受け入れ結婚する前までが描かれている。短編集で、知世の友人の茉奈や真澄、妹の知夏の視点で描かれているものもあり、誰にもとても共感はしなかったが読みやすかった。最終話の知世の夢のような未来が二人に待っていることを望む。
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蜜柑の木
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再読!久しぶりに読んだけど、前よりは大人になったから、すごく共感できたのかも。女の人は共感できるところが多い、この小説は。グサっと心に刺さる言葉がたくさん出てくる。良いこともわるいことも。年上の男性は、ある程度の人生経験をしているから余裕があってカッコよくみえるのは当然だと思ってたけど、椎名さんの包容力はすごい。安心感あるね。一緒に観た映画の原作本を帰り際に、はいってプレゼントしてくれるなんて、、椎名さん男前すぎる。。また数年後に読んだらどんな感想を持つのかな、私は。
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☽ ⋆゜
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こちらの作品はとても好みだった。「誰かと楽しく食事をすることと旅をすることは、意外とハードルの高い行為」という著者の言葉に共感した。恋愛が軸にはなっているけれど、自分の価値観を広げてもらえたような気がする。エイズが取り扱われているところが少し斬新で興味深かった。
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榛
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お互いのことを理解していくんだと思った。 静かだけれど、熱のこもった作品だと思った。
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詠(よみ)
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知世が茉菜に説明したような、 そんなひとに出会えたのかなと思ったのにな。 扉を閉ざさないこと。 ひとりで過ごす「楽」に溺れないこと。
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ひつじ子
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以前から気になっていた本。最初はほっこりするような日常と恋愛の話かな、と思ってたけど、主人公の知世と椎名さんを取り巻く登場人物たちそれぞれの心情や状況、2人に対する想い。それがもうグサグサ刺さって、アラサー女子必読書だと思いました。笑 もちろん主人公の2人の葛藤や決意もすごく伝わってきて、共感しつつ応援したくなるような気持ちになりました。なんだかうまく言えないけれど、現時点で今年1番刺さった小説なので、特にアラサー女子の皆さまはぜひお読みください。笑
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ゆずな
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とても幸福な読書だった。1度目に読んだときは暗い印象だったけれど、旅と食を嗜むアラサー女たちの爽やかな小説だ。そして、主人公と同じ30歳で読む事の貴重さ。仕事好きで理性的な知世、デキる女の代名詞のような飯田ちゃん、いい意味で女子っぽさの詰まった茉菜の大学時代からの友人トリオ。知世視点が7割ほどだが、飯田ちゃんと茉菜と妹の知夏の視点でも一編ずつ。知世と年上男性の椎名さんの関係は、激しさは無いけれどしっかり高温で焼き上げるお菓子の程良い甘さというか。自分と境遇が似ているかに関わらず、どの女性にも共感できた。
ゆずな

「世界が暮れなずむ。なぜか、絶望みたいだ、と思った。なにも欠けたものがない。ゆるぎなく、無理もなく、満たされて、だけど私たちは確実にいつか死んでいく。それを自然と想像できるくらいに幸福だと気付き、希望とはなにか足りないときに抱くものなのだと悟った。」(p.230)→なんと美しい幸福の著し方。島本さんの文章の良さがでてて好きな文章。

09/11 09:57
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かすてら
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恋愛パートは少女漫画チックに感じましたが、全体的に楽しんで読めました。 主人公の妹と母親がどうしても苦手でした。 いわゆるいい人が損をして、主張する人が何かを得る、という流れが少しでも変わっていったらいいなー、と読みながら漠然と思いました。 病気のことも調べてもう一度読みたいです。
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たなか
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椎名さんの秘密が重たく感じた。自分だったら、関係を続けることを考えちゃうかな、、と思ってしまいました。
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tomatobook
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女性が主人公の女性のための恋愛小説。主人公と同じような環境であれば共感できると思う。フワフワした内容に感じられ、今ひとつ世界に入り込めず、、
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karma
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ネタバレ意外に明るい雰囲気にこういうのも書けるんだ島本さん、と思いきやところどころでぶち込んできて流石です。淋しさを描くのが兎に角上手い。飯田ちゃんと莉穂の関係性が好き。
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あー
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いい話だった。姉妹の間のモヤモヤに我が事のようにモヤモヤした。
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Vela
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ネタバレWebの「デザインじゃなく、中身をつくる人」な年上のエンジニア椎名さんとの恋。旅行して美味しいものを食べて、だんだん進む二人の関係とその揺らぎもよかったけど、妹側を書いていること、そして彼女の変化もしっかり書いているのが特によかった。
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Chico*
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島本作品の中でも特に好きな作品の1つ。歳を重ねて彼女たちに近づいていく度にまた感じ方が変わっていくんだろうなと思いながら、今日も読んだ。美味しいご飯を食べたくなるし、相手のことを尊重しながらもラフにいられる人間関係を構築したくなる。
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できアン
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こんなこともあるのかぁ、と社会勉強みたいな気持ちで読んでた。たまたまSiaの曲を流してたらとても相性が良かった。
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ゆり
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図書館本。初読み作家さん。ドラマとかでイケメン俳優の方が言ったらかっこいいだろうけど、一般人が言ったら気持ち悪いなと思うようなセリフがあわず挫折。江國香織さんぽいなと個人的に思いました
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さき
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身近な何気ない風景が言葉によって切り取られて輝いているような描写がたくさんあって、読んでいてとにかく心地よかった。知世と椎名さんは2人とも落ち着いていて品と強さがあってお互いを尊重していてすてきなカップルだった。病気というどうしようもない不安があるからこそ何気ない幸せに気づいたり相手をより大切に思えたりするんだろうなと思った。
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HANI
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何度も何回でも読みたくなるような本。 椎名さんと知世みたいにお互いがゆっくりと同じ歩幅で歩んでくれる、進んでくれる恋愛が自分もしたいなとそう思わせてくれる作品でした。男女の大人だからこそ簡単に前に進めない。進みたくても後ろには将来がくっついてくっる。でもそれを2人で思いやりを持って誠実に乗り越えていくさまはとても暖かくて尊くて、どこか切ない感じもするけれど最後は必ず小さい幸せを与えてくれるふたりの物語をもっと読みたかった。とっても素晴らしい小説に出会えた。
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すい
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お守りみたいな本だった。どんな恋でも恋は恋で、どうするかは自分次第みたいな。
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きち
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ネタバレ恋愛ものってたまに読みたくなる。女性作家特有の雰囲気とても好き。
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アヤノ
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久々にきゅんきゅんした。日常も特別な日も丁寧に味わって過ごしたいなと思った。
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yuta0328
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知世の妹の知夏というキャラクター、とても嫌だった。自分の身に椎名さんのようなことがあったとしても不思議じゃなかったんだよなぁと思った。 若いときの避妊とても大事
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taca
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【図書館本】いいお話でした。女性の生き方の違いを描けてて、一人一人違っていいんよな、って肩の力抜けた気がします。いい本だったな〜
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とことこ
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しばらく恋愛小説から遠ざかっていたけれど、久しぶりの島本理生さんの物語はすっと入ってきました。特に妹ちゃんは初めは自分自身と対極と思ってたのに、本人目線の話を読んだら一番共感してしまいました。巻末に書いてあった、登場人物のイメージに沿った花と花言葉の紹介も素敵だと思いました。
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MARIE
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独身だった頃の気持ちを思い出す。この作者はドキッとする言葉をたくさん持っている。詳細の描写がとても丁寧。 困難が2人を更に燃えさせた部分もあるのかな。 椎名さんには、ある意味半分諦めた人ならではの余裕・俯瞰感を感じ、それが魅力でもあると思った。 それにしても妹とお母さんは、、もう縁を切ってしまっていいのでは?主人公は人がよすぎ! 印象的だった言葉 ・怖いものはたくさんある。でも怖かったからこそ救われることもある。
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アルク
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大切な人と料理を堪能したり、旅行先を満喫する、そんなふんわりと穏やかで満ち足りた内容でありながら人の生き方を定義している。優しい気持ちで読みた終えた後、考えさせられる本でした。
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まう
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年齢が知世に近づいてきているから、より知世を身近に感じ、私も椎名さんみたいな人に出会ったらきっと知世と同じ選択をするだろうと思った。病気のことは簡単には考えられないけれど、好きになってしまったらどうしようもないんだと思う。椎名さんの魅力が文章からとても伝わってきて、イメージがはっきり頭に浮かんだ。自分が幸せでいられる選択をしていきたい。「いつか分かってもらえる、とはもう思わない。分かってもらえたらラッキーだけど、キリスト教と仏教を信じる人がそれぞれいるみたいに、それぞれに生きたらいいのだ。」
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mami
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ネタバレ30代大人の恋愛小説。仕事に邁進する知世は、仕事で知り合ったエンジニアの椎名さんと仲良く食事に行く仲で、デート中に彼がエイズということを打ち明けられる。その事実を受け入れながら、2人は互いを慈しみあいながら、関係を深めていく。短編集仕立てとなっていて、知世が主人公だけど、2人の女友達やわがままな妹目線の話もある。椎名さんの元奥さんと知世が2人で会うシーンが好きだ。妹は専業主婦で性格悪いし苦手だったが、小さな浮気の後の帰りの心理描写に、少し同情する気持ちになった。
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み
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ネタバレもし恋人が椎名さんのような病だったら、自分はどんな選択をするだろう。大人の恋愛がさらさらと書かれていて、ドキドキしたりふわふわしたり。主人公知世以外の視点での話もあって、様々な女性の恋愛・結婚観が描かれていた。最後の章の知世の夢があまりにも幸せで涙が出た。2人の幸せが末永く続くといいな。
0255文字
pupuko
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もし、自分が千世だったら… いいなと想う人が椎名さんのような病気を抱えていたら…私はどうするのだろう。
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