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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書 2431)

感想・レビュー
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かも
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データが豊富ゆえに数字の羅列に感じて退屈なときもあったが、具体例を提示しながら分かりやすく説明してもらえる。今までは「総人口が減っていく」という漠然としたイメージしか持っていなかったが、読了後には各世代の人口ボリュームにより高齢者の人口は一時的に増えることなどが理解出来た。 これから産み育てる世代としては、お金の問題に加え、気力体力のリソースに余裕を持たせてもらえる政策を切望している。生産性を向上させてより短時間でより多くの給料がもらえるようになれば、子供を持つことに前向きになる人も増えていくに違いない。
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ざっく
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数年後には外国人のおじいちゃんおばあちゃんを街で見かける機会も増えるかもしれない。AIに人手を奪われることに怯えるのではなく、もっと人手を奪ってもらわないといけない。平均寿命と健康寿命は50年で10年近く伸びていることもあり、社会保障制度は、65歳からなどの年齢固定ではなく、寿命からの逆算で制度設計をしていくべきと思った。少子高齢化の問題も、人が個人で生きることができるようになり子孫を残す必要性が低くなってしまったという、人類にとっては高度すぎる悩みなんだろうな。
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ひろっく
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ネタバレ図書館で借りた本。2017年から2115年における日本の人口減少予測とそれに伴う社会の変化、それの対策となる「日本を救う10の処方箋」が書かれている。印象に残ったのはP38「耐用年数を超えたインフラを使用し続ければ、思わぬ大惨事に発展しかねない。」という文。数ヶ月前、埼玉県の方で水道管老朽化による陥没事故が起きたこともあり、到底他人事とは思えなかった。今まで当たり前のように享受出来ていたサービスが使えなくなることを覚悟しておかねばと思わされた。
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いち
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ネタバレ会社の上司からの借り本。ジャンルはホラーでいいかと。2016年発行で10年ほど経過しているけど更に現実味を帯びている。10の処方箋があるけれど、若い世代がひとりでも出来ることはないのだろうか、、、(短絡的に結婚して子供産めは論外)
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ジキル
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コロナ禍もあったので、この本で書かれているより、少子化は加速している。。そして、第一部に今後どのようなことが起きるか書かれているけど、昨今の水道管破裂時間などもかんがみると結構絶望的な気持ちにさせられる。。第二部の著者なりの対策(処方箋)のうち、いくつかは、実行したら、効果ありそうだと思うものもいくつか。しかし、もう30年以上前から少子化と言われているように思うけど、政治は動き遅いし、どうなることか。
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オカダ☆カズチカ
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戦略的に縮む
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冬将軍
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人口減少という「静かなる有事」に立ち向かうためには20世紀型拡大路線的成功体験と訣別し、戦略的に縮むことを著者は説く。便利すぎる社会を維持することよりも、不要不急のサービスを見直し、不便さも受け入れるべき。非居住域の明確化(市街地縮小計画)、都道府県の飛び地合併、大学連携型CCRC、セカンド市民制度などの提言の中で、私が興味を持ったのは「知の巨人村」構想。定年退職を迎えた大学教授の蔵書を地方都市が保管するというもの。「未来を担う君たちへ」を読むと、世代を超えて呼びかける著者の切実な声が聞こえるようだった。
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タルシル📖ヨムノスキー
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様々な統計データから2050年前後あたりまでの日本を予想している新書。楡周平さんの小説〝限界国家〟を具体的な数字で表した感じかな。読んでいてどんどん気が滅入ってくるが、後半には日本を建て直すための対策も挙げられている。この本は2017年刊行なので、刊行から8年経った現在、コロナ禍を乗り越えて予想はどれだけ当たったのか、そしてどれだけ外れたのかを検証した大改訂最新版を読んでみたい。今すぐできる対策として取り組めそうなのは、拡大ではなく縮小路線の第一歩として、コンビニやスーパーの24時間営業廃止かな。
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小林
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結局のところ、日本がまだ余裕と魅力のある国家のうちに早いとこ移民を受け入れるしかないように思う。上記の2つの要素が本格的な人口減少に伴い、減退ないしは消失し、それから移民政策を実地したところで、やってくる人たちは(言い方は悪いが)不良や無能だろうな。
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おおたん
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再読本。2017年の本。答え合わせ的に。予想できなかった感染症もあり、かなりAI化、イノベーション、価値観の変化があったため、少し変わっている未来になっていますが、やはり、残念ながら著者の予想通りになっています。◆静かなる有事→出生数減少、高齢者の激増、支え手不足、総じて人口減少◆2025年→団塊世代が75歳以上◆国土のグランドデザイン2050◆2050年→食糧争奪戦◆便利すぎる社会からの脱却、過剰サービスの見直し◆非居住エリアを明確化◆イタリアモデル→少量生産・少量販売
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たんそく
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当時の予測から脱しているどころかむしろ悪化していると思う。
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ともかず
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2017年から2040年まで1年刻みで起こることが書かれている本。医療・福祉・経済の問題はさることながら、国土問題にも発展するとの考察もあり、強い危機感を感じた。少子高齢化問題を克服する10の処方箋も示されているが、実現するのは難しいように見受けられる。 読後、個人的に考えたのは「若年層の労働解禁」だ。 世界でも、ほぼ全ての先進国で出生率が下がっている。しかし、発展途上国では下がっていない。先進国では働き始める年齢が遅くなっているため、多くの問題が生じているのではないだろうか?移民政策よりは良いと思う。
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tsuki2b
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話題になっていたので読もうと思っていたのだけど、やっと図書館で借りてきた。人口減少でこれから起きるであろう衝撃的なできごと。「日本を救う10の処方箋」もごもっともだけど、書かれてから7年余り、改善されたようには思われない⋯⋯。
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myama
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友達の推薦図書。 数字の使い方が興味深い。引用されたデータとかは本当に。 人口減少に対して、人口を増やすことを必要としながらも総数は減らしてもいいスタンス。また外国人の移民で補填することは日本のかたちが変わることとしてそこまで推してはいない。 ただやっぱり処方箋は毒か薬か、…というか理想郷すぎて疑問点は残る。 というのは、みんな自分が得したいから、「損はしないじゃん」ではついてこないと思ったため。難しいわ、それでもみんながどこかで少しずつ取り組む必要のある問題だから難しい。
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かみかみ
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少子高齢化による人口激減を迎える未来の日本社会において予測される出来事をシミュレートする。社会の活力の萎縮もそうだが、労働人口の減少が慢性的に続くことが、この「静かなる有事」の最も深刻な点だと思った。政策にメリハリをつけて「戦略的に縮む」ということの重要性を痛感した。そして出生数の減少がコロナ禍を迎えた現在は当時の予測よりも急速に進んでいるあたり、問題解決は焦眉の急であると言わざるを得ない。
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有坂汀
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21世紀を迎えた日本は世界史に類例のない急激な人口減少時代に突入し人口減少、少子高齢化がささやかれる中、本書が示した「未来の年表」は「静かなる有事」であり、ゆっくりとディストピアへ進むことを示します。本書は国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」データを主な参照元として「来たるべき新世界」における日本社会・日本経済を指し示した一冊です。担当編集者に曰く、「今年(評者注:2017年)4月に5年ぶりに公表された最新データを駆使した本は、これが初です」とのことであります。読後は暗澹とした気分でした。
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はな
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人口減少に対応するために、戦略的に縮んでいくことに心から同意。未来に不安が募るばかり。
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浅香山三郎
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2017年刊。介護問題とか、地方の百貨店の消滅、空き家問題など、人口減少社会で進行中、または起こり得ることを解説。8年前の見通しとの答え合はせ的に読むこともできる。一種の解決策として示されてゐる地方移住の推奨とか、第3子の子育てへの補助、脱24H化みたいなことは徐々に進んではゐるが、変化に対してはまだ十分でない感じである。人口減少社会による様々な現役世代へのシワ寄せが、国民民主党の「手取りを増やせ」といふ主張とも繫がつてゐるのだろうなと思はせられる。
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ポール
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日本の人口減を可視化した本。内容は暗いが事実。人口については経済予測など違ってほぼ正確に見通せる中、これまで目を背けてきたツケが一気に来る。色んな意味で今まで通りできなくなることを受け入れていかないといけない。
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俺、バカだからよくわかんねぇけどよ
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出生率をいくら上げようが子供を産める女性の数がどんどん減っているので人口減少は止まるはずもない。この高齢社会においてどのように難題が発生し、いかにソフトランディングするかが書かれている。クソほどの役にも立たない「こども家庭庁」を作る政府は筆者の提言をほとんど実現できないだろうが「高齢者」の定義変更ぐらいはやりそうだ。おかげで私は死ぬまで働くしかないだろう。あと問題の要として就職氷河期世代の存在について書かれているが実際世代のどれほどが貧困状態(予定)になってるのだろう。統計はなかなか難しいらしいが…
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チエコ
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少子化対策はしつつ、小さく縮むという考えの提案。後者について考えていったほうがいいなと思った。
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matt_922w
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なんとなく遠い未来に人口が減っていくと考えていたのですが、今年の段階ですでに3人に1人は65歳以上の高齢者社会になっていると書かれてあり、かなり驚きました。それに伴い認知症患者もどんどん増えていくとされており子供の出生数は落ちている状況を考えるとかなり若者に対しての負担が増えていっているなとデータも踏まえて感じました。
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呑司 ゛クリケット“苅岡
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この国を憂いている本は何冊か読んだ。未来予測の本が脳天気にテクノロジーの進化を喜んでいるのと違って憂鬱になる。著作が出てから数年経ても舵取りをしている政治屋達は何も好転させていないだけなら良いが、その事実を見て見ぬふりだ。おばあちゃん大国、介護離職、輸血用血液不足、高齢者4000万人時代、よぼよぼ日本・スカスカ労働力人口、セカンド市民制度などが気になったキーワード。居場所と出番の有る内に動かないといけない。
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あきら
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240017
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へりお
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高齢者をターゲットに入れないと事業規模は縮小する 自動化できない部分に絞って人手を集めることを支援するIT力を使って、生産性を高めつつ、信用力を付ける(高齢者によるヒューマンエラーをできるだけ減らすこと)地域をターゲットにするならば、製作委員会的な形で広くカバーをしてコストを下げるか、上乗せ料金などでプレミアムな価値を提供するようなブランディングが必要になる。インフラのような必須な部分もIT力で生産性を上げるしかないかな。 寺のような文化的なつながりはブランディングに活用しやすいのかもしれない…
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mosquito
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今後の人口減少による悪影響についてかかれた本。予想。 なので明るい話はないのだが、知識欲が刺激されるのか楽しく読んでしまう。 貨幣経済の維持に無理がきているんじゃないかとおもってしまう。
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とーき(がんつ)
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この本を買ったのは大学4年の時でした。読まずに積んだままだったこの本を読もうとした背景には、2017年時に想像されていた2024年、さらにはその先の未来と今を比較してみたいと思ったからです。 7年経ち、この本に書かれていることから好転しているものはあまりないなと感じます。一方で、国ではなく企業が少子化への働きかけを福利厚生の中で行なっているのを目にする機会が増えました。大きな流れを一個人で変えることはできないと感じますが、自分の手の届く範囲や会社、友人たちと良い未来を作る努力をしたいと感じました。
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ゆうじのパンツはオニのパンツ
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日本の未来とその提言について。提言の是非もそうだが実行力が伴うかが鍵な気がします。既得権益側が軽々に手放すとは思えないし、ほぼ外圧によってしか変わらない国民性にそれが受け入れられるのか凄く疑問。ただデータは面白かったし、為になりました。
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たけ
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この本を読めば少子高齢化が今を生きる全ての日本人に関係があることがわかる。都市部(特に東京)ほど高齢化の影響大きく、少子高齢化が深刻なのは地方、という従来の印象が間違いだということがわかった。淡々と時系列で人口減少の様子を述べているが、凄まじい勢いで影響が出ているため読んでいるとスピード感があって面白い笑。
0255文字
ひとまろ
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2017年刊行。あれから数年が経過し警告されていた少子化スピードは2023年統計では想定以上に加速していた。人口減少問題がにわかに先送りできない課題となっている。
0255文字
ここあ
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Audible
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nagata
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サブタイトル通り、「これから日本で起こること」が具体的な数字を用いて具体的に次々と解き明かされていく。数字そのものを追いかけるのは少々難ありだが、要は65歳以上の割合で測られる「高齢化」と、実際に高齢者の人数が増えていくリアルさ、そしてこれらの問題が少子化をベースに時系列でつながって生じてくるという構造も、改めて説明されることでその深刻さが浮き彫りになる。巻末の提言はどれも即検討、実行に移すべきもので、どの世代にもかかわる「自分事」でもある。
nagata

そこには、ぜひbarも作りましょう(笑)いや、ミニ図書館みたいなものがいいですね。

06/05 00:03
KAKAPO

そのbarには、nagataさんというマスターがいて、お客さんの心配事や悩み事も聞いてくださり、前向きに生きるきっかけになる本を薦めてくれるらしい……

06/05 14:11
3件のコメントを全て見る
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りーこ
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ネタバレ少子高齢化問題についてもちろん不安はあったがこの本を読んで自分がどれだけ他人事のように捉えていたのか自覚し反省した。 国側がこの危機にもっと自覚を持ち、きちんと対策をしなければならないし、国民一人一人も自分ごととと捉え、今自分ができることを微力ながらも行っていく努力が必要であると感じた。 全国民が読むべき本だと思う。 私がまず今最初にできることと言ったら献血かもしれない。 貧血気味で避けていたが体調の良い時には挑戦しようと思えた。 そういう一人一人の微々たる小さな一歩が国を変えていけるのではないだろうか。
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kaida6213
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数字ベースで説明してくれるので説得力がある。このジェットコースターのような時代でどう泳ぐのか。国とか地域とかのレベルではよくわからないが個人としては外貨を稼げるようになっとくのが良いのだと思っている。
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naka
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この著者の別の本を読んだ後に、地図上の市町村ごとの人口の変化を見ることができるアプリで日本のあちこちを見たのですが、恐ろしい勢いで減っているのが実感できます。この本ではこれから十数年、毎年のようにこれまでなかった混乱の種が現れるという未来を予測しています。日本だけでなく他の国も同じようなデータを集めて、この東アジア圏がどのようになるのかもっと広い範囲で予測して欲しいと思いました。
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TMN
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第三次ベビーブームが起きず、リーマンショックによる就職不況、非正社員化で第二次ベビーブーム 世代の団塊ジュニアが高齢化し、少子高齢化は回復せず。。。 暗澹たる日本の将来を悲観するばかり。
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Masanori  Makino
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2017年に出版された本であるが、ほぼほぼその通りに推移していっている。 人口減、高齢化止めようがないので、その中でどのように生活していくかを考えるべきかと。
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きのん
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ネタバレ一人暮らし世帯が増える。 認知症が増える。 インフラが厳しい。 75歳まで働くようになるらしい。
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ヒッパリ
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ネタバレ2017年に発売された本。今は2024年、答え合わせという意味で読んでみた。2019年以降のコロナの影響やChatGPTをはじめとするAI進化の影響などは当時の想定以上だと思われるが、ほぼほぼこの路線で推移している。戦略的に縮むことに個人的には賛成。ここ最近のニュースを見ていると、他国の戦争に構ってる暇などあるのかと疑問に思ってしまう…
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キズメガネ
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日本の未来予想。とても暗いと感じる。今のシルバー民主主義を脱しないと日本は暗黒時代になるだろう。
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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書 2431)評価78感想・レビュー1598