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きぬりん
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有名テレビ番組の紙上パロディによる哲学入門。パロディ元の番組は、ワイドショーやバラエティ、ドラマやアニメ、はては朝生やクロ現、今日の健康など18にも及んでおり、合間には番宣や占い、TVショッピングなども挟まれる。脚注で情報を補足しつつ脱線するのは昔のサブカル本を彷彿とさせるし、「革マル子ちゃん」の作画は『ガロ』『アックス』読者には懐かしい川崎タカオ先生。おまけにF・ベーコンネタが裏プロットとして仕込まれるなど、いい意味で作りが細かい。哲学入門としては、あとがき通り、「奥深い洞窟の入り口、の前くらいまで」。
きぬりん

元ネタの番組を知らないと、楽しめないところはあるかもしれない。一番笑ったのは、「洋画劇場 哲学惑星大戦争」の以下のニーチェのセリフ。「ワシの哲学には、西洋哲学、西洋的価値観のすべてを転覆しうる強大なフォースが秘められておる。決して自己啓発の為のおもちゃなんかではない! ワシの"言葉"をつまみ食いして"元気が出た"などとほざく畜群は、深淵にでも投げ込んでやるわ!」(pp.200-1)。あと、とにかくベーコンとその死因ネタ擦りすぎ。

10/14 20:50
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Pochi
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有名番組の哲学パロディ本。上手に出来ているものが多く、あー確かにそういうこと言うよねと番組を思い出しながら楽しめた。逆に知らないものだと、哲学要素が難解な分しんどい。「なぜナレーターがこんな口調なのか、若い読者にはわからないだろう」が本当にわからなくてちょっと悔しかった。
0255文字
ゆき
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ギャグの応酬なんですけど。パロディで哲学を楽しく読んでみましょうというたぐいの本なのですが、なぜか息切れしてしまった。哲学・・ギャグになってるのにわからないヨ!!!
0255文字
lily
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奥様「主人は最近、オルガスムの研究を始めまして…」デカルト「奥さん、あなたのご主人の名前はアダム徳永ではありませんか?」奥様「違います、フランシスベーコンです」オルガスムとオルガヌムを勘違いするこのくだりは笑った。このように、漫画やテレビ番組をモチーフにして哲学を学ぼうという切り口はいいのだが、その内容がある程度の知識がないと笑えないというジレンマに陥っている一冊。マルクスの付加価値説を説明するのは参考になった。
0255文字
やま
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哲学のさわりのそのまたさわりをギャグっぽく説明した本。個人的な好みと合わず残念。
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二階堂聖
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哲学の入門以前の門の前まで連れていく本ということ。 哲学者紹介を実際の地上波番組に模して紹介していく形。最低でもテレビ番組を見たことないと面白くないから、テレビ見ない人には面白み半減かも。でも、哲学者の誰かには興味を持つ1冊になっていると思う。『世の中に理由のない出来事はない こうした考え方を、充足理由律という。ライプニッツはこの考え方から、この世界も神によって理由があって作られた最善世界だと主張した(P98)』
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白色うさぎ
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ニーチェ「神なき世界を強く生きて……死ね!!」――もう最高に面白かったです。「哲学ワールドカップ展望」や「第一回世界弁証法王座決定戦 ヘーゲルVSマルクス」を読んで、 深夜に大爆笑www 図書館の新刊コーナーで借りましたが、たぶん購入します( ^ω^)
白色うさぎ

アルバム「リヴァイアサン」を引っ提げて、徹子の部屋へ招待されるホッブズwww

08/06 22:27
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たけ
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哲学者たちの思想を、テレビ番組風にしたもので発想はとても面白い。筆者は哲学の入り口の入り口で、入門書に行くまで興味を持てたらと書かれていたが、この本を楽しむにはある程度哲学の前提知識がないとキツい気がした。(私は入門書を数冊読んだばかりの初心者だが、それでも名前とキーワードを拾うので精一杯)逆によく知っていれば楽しめるとすれば、学んだあと戻ってこれたらいいと思う。個人的には今後も連載として続けてもらえたらそれきっかけで学べる、ラジオやテレビ番組風 のようになる。新たなものを知るきっかけとしていいね。
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