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カエルの楽園 (新潮文庫)

感想・レビュー
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takogon
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今の日本そのまんま。
0255文字
アカヘコメゾーチ72
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みんなとできるだけ仲良くしながら、最悪の事態を想定して、備えないといけないのかな。
0255文字
I.T 
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前回読んだのは中学生の頃で、この本が日本社会を表現してることには多分ほとんど気づいていなかったと思う。今になって読み返すと、「平和ボケ」「思考停止」している日本社会の行く末を、寓話という残酷なまでに優しい表現で、かつ淡々と表現している素晴らしい本だと思う。百田さんのユーモアが所々に散りばめられている点も魅力的。また読み返したい。
0255文字
toshi
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2016年の長篇小説。久し振りに読む百田作品です。争いによって祖国を終われた2匹のアマガエル達は、夢のような国であるナパージュにたどり着きます。しかしそこは非核三原則ならぬ「三戒」という思想が中心の国であり、他のカエルからの侵略を許しそうになります。果たしてこの国は戦わずして、国を守れるのか?非常に良くできた寓話で、現代の日本に当て嵌めて考えると、色々な問題点が浮き彫りになります。少し百田氏の政治思想が全面的に出過ぎているきらいはありますが、それでも楽しめます。続編の「カエルの楽園2020」があります。
0255文字
二本松オカピ
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人間をカエルにの置き換え、現代日本の国際関係を痛烈に描いた寓話。あらゆる百田作品の中でも、最も政治色の強い作品です。平和を愛することを謳った「三戒」を守ることに何よりも重視し、自分達を蔑み、侵略してくる敵を信じる大衆カエル達の姿にはイライラしますが、根が善人であるだけに、やるせなさを感じました。崇高な思想を掲げることは大切ですが、現実を無視して、思考停止で思想を守り続ける姿にカルト宗教の臭いを感じました。この話を現実の日本にそのまま当てはめることはできませんが、読後は自分がやや保守寄りになっています。
0255文字
yuhei
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平和ボケしたローラと自分が重なった。何を信じるかは自分の目でみて自分が決めなければならないということか。
0255文字
motoaki yoshinaga
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日本やばい
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ほっともち
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女が平和ボケしているから子供産まないっておもってそうなあたりが嫌です。訴えたい思想についてはまた別の場面でよく考えたいと思います。
0255文字
読書嫌いウィーズリー
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敵が退くまで話し合いで説得し続けると豪語していたわりには殆ど話そうともしない。それもそのはず。そう言っていた輩は自分が国の代表として矢面に立ち国を守ろうなどという気は毛頭なかった。
0255文字
chiro
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客観的に見たらそうだよな‥ 最後まで三戒に縛られるカエルに戦慄。 思考停止して前に進めない日本の現状とあまりに酷似していて、読んでいて暗澹とした気分に。コレ、中高生に読んでほしい。こういった意識だけでも持ってもらいたい。
0255文字
おみ
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とても読みやすいけど、ずっと「何かに似てる。コレ知ってる」の違和感。あぁ、カエル=今を生きる私たちだ。あとがきでは「日本国民と憲法」と言ってた。確かにそうなんだろうけど、私は、もっと個人的に捉えた。自分の内側だったり、意見が対立した時、多数派にただ流されてないか。とか。
0255文字
AikaNnn
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分かりやすく、そして分かった時に戦慄する寓話。 私たちの状況が、とても秀逸に例えられている。 これは高校や大学で扱って、若い世代に討論してよくよく考えてみてほしいなぁ。
0255文字
バカボンパパ
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櫻井さんの解説を先に読むと、日本の現状がとても理解できます。
0255文字
まつ
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寓話のモデルを明らかにすることは無粋であると承知しつつ、実質的な支配者であるデイブレイク(朝日新聞)の他に、民衆に啓蒙活動をするような右派系のカエル(報道機関)がほぼ登場しないこと等にはかなり違和感を覚えた。理想主義の朝日新聞の啓蒙によって国が滅んだようなプロットだが、現実にはそれに思想的に対抗する右派系の読売新聞(朝日より売上は上)もいるわけで。 基本的にはかなり面白く読んだし、安全保障の考え方としては自分も多くの部分に同意するのだが、さすがに事実を誇張して左の人達を悪者にしすぎでは。
0255文字
つばくろー53
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読みやすくて、どんどん物語に入っていった。読み終えてあとがきを読んだとき、あー、なるほどなと考えさせられた。全く他人事のように読んでたけど、そう言われたらそうかと、思ってしまったケロ。
0255文字
toshibo
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ツチガエルが住む楽園は、私達のいる今の日本のようです。その楽園を脅かすウシガエルは中国人。そして、「三戒」つまり憲法9条を守っていると、いずれツチガエルである中国人に支配されてしまうという話です。しかし、かなり極端な話であり、9条改正に短絡的に結びつけようとする無理な展開であるように思います。ただ、平和ボケした私達が真剣に考える必要のある難題ではあります。また、作品自体は、読みやすくて面白く、楽しめました。
0255文字
yabazo
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カエルたちの楽園ナパージュ(NAPAJ)と楽園の決まりである三戒。カエルを信じ、カエルと戦わず、戦う力も持たない。やがてウシガエルたちに楽園は滅ぼされてしまう。そんな様子をアマガエルのソクラテスとロベルトの視点から描かれているのです。日本の国と憲法の矛盾の事を言っているのは明白なのです。なんか続編もあるようですね。
0255文字
けんこう
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ショーン
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なかなか考えさせられる内容。政治も所詮はこんなものか。
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mugwort.mei
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「三戒は宗教みたいなものだったんじゃないかな。」 宗教の怖いところは、ある教えを唯一の真理として奉るためには、他者にも信仰を強要せざるを得ない、という点だ。 盲目的な信奉と、思想統一の恐怖を感じられる作品。
0255文字
ソル
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特に前知識無しに読み始めたので「あー風の中のマリアみたいなヤツか」と思ってたら全然違った。途中から意図に気づいてしらけてしまいました。私は好きじゃないしこれ読んでなるほど!とか絶対思わない。
0255文字
すたこ
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★★★YouTubeで面白いと薦めてる人がいたので購入。初百田作品。予備知識無しに挑んだら、童話ちっくで驚く。読み進めていくうちに何となく、あーこういうことかなって感じた。解説読んで確信。寓話としてよく出来てるなぁと思ったり。でも解説があからさま過ぎてちょっと冷めた。けど、まぁ勉強にはなった。挿絵がかわいい!
0255文字
nene
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なるほどね~。 解説も読むこと。 夫がメルカリで購入したまま放置していたものを読んでおいた。
0255文字
ヨシ
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寓話として、なるほどと感心しながら読みました。現実のツチガエルは、そんなにお人よしではなく、意外としたたかなような気もします。作品とは関係ないが、ネット社会は民主主義と親和性が高いようでいて、少数意見を拾うことで選択肢が増え過ぎ、合意形成が進まないのかもしれないと感じました。
0255文字
KTY3
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日本を取り巻く安全保障環境はますますこの寓話に近づいていると脅威を実感する。最初は面白くて笑いながら読んでいたが最後には怖くなってきた。非常に読みやすい。さすが百田先生。
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momo
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日本と日本人を痛烈に皮肉った作品。個人的には好き。実際にはここまで単純ではないのだけど、自分たちの姿を客観視するのには良いと思った。読み終わった後、目が覚めるような感覚があった。憲法をきちんと勉強したことがない人は読んでみると良いかもしれません。
0255文字
spica
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ネタバレ寓話だから、日本国憲法と重ねてるんだろうなあとはわかったものの、敬体は読みづらいしムカつく内容が長いし……。名作「動物農場」とどうしても比較してしまう。教訓もわかるけど、解説と合わせると気持ち悪さハンパない。おまえらが持ち上げてるその自民統一教会がマッチポンプして裏金を記載せずに「知りませんでした」で罪にも問われずに老害をのさばらせてるんだろうが。三戒に固執する元老が、権力を手放そうとしないジジイどもと重なって見えたわ。
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ひなげし
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★★★★★
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きのん
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ネタバレNAPAJという楽園 ハンドレッド スチームボートが守ってくれるのは期限付き デイブレーク社。 ものすごいネーミングセンス
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syunji2000
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カエルの話です。でも、読み進めていくと、これは寓話だとわかります。理想の国を求めて旅した二匹がたどり着いたのは、ナパージュという国。そこが、すぐに日本のことだとわかります。寓話という形をとることによって、今の日本の置かれている状況や、長い間にわたる洗脳が全く現実離れした思考になってしまっているということが、客観的に理解できるように、よく作られている。これは秀逸な寓話だ。特に面白いと感じたのは、三戒のできた経緯だ。スチームボートがつくり、ナパージュで変換され、さらにウシガエルが…。未読の皆様、是非一読あれ!
0255文字
カムイ
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百田尚樹は寓話にて日本が安全な国ではなく危機管理の欠如していると標榜している。出来ることなら武器を持たず平和を維持したいが訳のわからない隣国には恐怖はある。どうしたらいいのやら😱
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moonlight
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この本を今まで読んでいなかった自分の興味関心の狭さと偏りを省みることに。物語の中でしつこいほど繰り返される平和主義者の愚かさからは作者の言いたいことは充分に伝わってくる。上手いことカエルの物語にしていて感心する。しかしこき下ろされた側の意見も知らねば、と検索するとフラワーズと思われる団体のインタビューをデイブレイクと思われる媒体が掲載していた💧いや、どちらの意見もよく知ってそして考えなければ。息子を兵隊にしたくはないけど娘が敵国に蹂躙されるのも嫌なのだ、と思うけどそれは平和ボケなのだろうか…⁇
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とま
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ネタバレ寓話だが、日本の将来を示唆しているようで恐ろしい。日本とアメリカ、中国との関係が表現されている。三戒は日本で言う非核三原則であろうか。自分だったらどうだろう。三戒破棄に賛成できるだろうか。自分の生活を守るために戦えるだろうか。
0255文字
キャサ
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ネタバレ日本ナパージャ、ワシのアメリカ、ウシガエルの中国。平和ボケしてる日本をカエルに喩えて読みやすい本でした。 ハンドレッド、百田先生もツチガエルで登場しました。
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tsubaki
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いろんな意味で怖い話しだった、これから起きうることに対して正しく怖れる事をしなければと思った。
0255文字
Tαkαo Sαito
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ずっと気になっていた本だがとても面白かった。寓話形式にしているのがまた百田さんの嫌らしさ笑。ジョージ・オーウェルの「動物農場」を彷彿とさせる閉鎖空間でのディストピアな世界観に気持ち悪さを覚えるも、少し冷静になると現代社会となんら変わらない笑。百田さんの書く小説はバイアス抜きにしてとても読みやすく、面白いので他の読めてない作品も改めてチェックしてみます
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Admiral2009
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平和なカエル王国の憲法である三つの戒めは、日本国憲法でいう諸国民の公正と信義に信頼し「信じろ」、国の交戦権を認めないから「争うな」、紛争解決を目的とする戦備としての「力を持つな」としています。そして王国の国是は「謝罪」ですが、昔から謝り過ぎて誰に何を謝っているのか判らなくなってしまいました。ついに起こった外敵の侵攻により、カエル王国は滅びましたが憲法だけは守りました(笑)。
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ジョルジオ鈴木
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★★★★ 年間200冊は読むが、今年最初で最後の小説! めちゃくちゃ面白い! 読んで字の如く茹でガエルの理論。 恐ろしや!!!
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アイリス
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感想コメントに興味を引き読んでみた。童話のようで読み易い中、日本と米国、中国との関係に平和三原則で国を守る事はできるのかを提言している物語のように感じた。改めて、考えさせる物語だった。
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ももたろう
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著者初読み。あんまり考えさせられるような深みを感じなかった。内容はざっくり言えば「日本人は戦後平和ボケしていて、そのままでいたら中国に国を乗っ取られるよ」と言う感じだった。 個人的には、この物語の通りになってると思った。そもそも太平洋戦争に負けて、祖先が大切に繋いできたものが日本からなくなったのが大きい。日本がなくなるのは嫌だけど、今の日本民族は滅びても仕方ない。多くの国民が気がついた時には時すでに遅し、だろうと思う。でも、あきらめずに誠実に自分のできることをしていきたい。
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