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月の部屋で会いましょう (創元SF文庫)

感想・レビュー
68

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ふゆきち
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短いながらインパクトのある短編集。ホラー寄りの作品が印象に残りました。別のアンソロジーで読んだ『ささやき』なんか特に。
0255文字
ことり
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再読
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ちびあんすも
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絶妙にブラックなSF短編集。 君が作ってくれた手編みのセーター。そこには無限の宇宙が広がり、僕の手や顔の行方が不明になってしまうのだけど。1寸先も見えない奇妙なねじれが生み出していくストーリーの妙技は、癖になる味わいがある。 「僕らが冥王星に着くころ」「セーター」「冷蔵庫の中」「ささやき」が個人的に好み。
ことり

文庫の表紙も綺麗ですね~♡ 私はかつて(いま見たら2014年!10年経ってた💦)単行本で読みましたが、こちらも素敵だったの‪(*´﹀`*)‬✨🌙→ https://bookmeter.com/books/8130857

10/06 07:16
ちびあんすも

単行本の表紙も味わいがあっていいですね( *´︶`*)表紙がいいなぁと思って手に取ったんですが、内容も奇妙で面白くて、正解でした🙆

10/06 11:01
0255文字
ぼっせぃー
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「僕らが天王星に着くころ」「最終果実」「ふり」「母さんの小さな友だち」「ピンクの煙」「セーター」「家庭療法」「息止めコンテスト」「魚が伝えるメッセージ」「キャッチ」「指」「ぼくの口ひげ」「俺たちは自転車を殺す」「服役」「次善の策」「儀式」「フィッシュ・ケーキ」「ささやき」「月の部屋で会いましょう」。メロウな話も良いが、筒井康隆が書いていた悲鳴の代わりに笑い声が出てしまったというような切羽詰まったブラックさが素晴らしい。「ささやき」はクラシックな設定×クラシックな落ちだが、作者の癖と上手くハマっている秀作。
0255文字
ふりや
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三省堂神保町本店のフェアで伴名練さんがオススメしていて気になっていた本。少し不思議でユーモラスでシュールで、ちょっとだけ切ない34の短編。数ページの作品が多くサクッと読めるのですが、その短い作品の中に散りばめられたアイデアの濃さや現実離れした雰囲気が、どこか遠い世界へと連れていってくれます。解説でも言及されているように、SFを読む人ならまずラファティの作風が思い浮かぶと思いますが、こちらもSFというジャンルを基調としながらも、それだけに捕らわれない豊富で幅広いアイデアで、最後まで楽しく読めました。
0255文字
lovemys
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奇妙すぎてよく分からなかった。ふ~ん、とか、そっか、って感じ。奇抜すぎて、描いてる世界は好きなのに、表現方法が合わなかったって感じ。読むのがチャレンジで試練で、読み終わったあとは変な達成感があったけど。
0255文字
もっち
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「ふり」と「ささやき」の一撃は心臓が止まる 「セーター」と「冷蔵庫の中」の、話そうとするほどに相手が遠ざかっていく感覚、胸苦しいのにどこか心地よい 「家庭療法」と「キャッチ」は許されない
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カヨウ
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ネタバレ30を超える短編が収められているが、あっという間に読み終わった。日常と奇想が調和しつつ反発するような、奇妙な感覚に捉われる。宇宙に「むけて」遺体を発射する「次善の策」、研究の一環でナノピープルを取り込んだ母さんを元に戻そうとする「母さんの小さな友だち」がいい。母親像はどうしても自分の母親が基準となる。かなりナノピープルが喜びそうなタイプだ。最終的にナノピープルを支配下に置き、素っ裸でにやりと笑って「誰がこの体のボスかはっきりさせる」と再びバンジージャンプする「母さん」に強い憧れと魅力を感じた。
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くろいさん
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とにかく話を始めてしまって、追々登場人物の設定がわかってくるみたいなのはあんまり好きじゃないんだなという事に、今更ながらに気付きました。なんか面倒くさい。あと訳者の『「なんちゃらかんちゃら」と○○。』の多用が気になって仕方なかったです。あんまり連続で使われるので苛々してしまいました。とは言え、世界観のぶっ飛び方と、それと対照的な切なさはとても良かったと思います。色々思い出したくない子とを思い出して泣きたくなりました。
0255文字
Märklin(メルクリン)
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ネタバレ2001年度フィリップ・K・ディック賞候補作33編+本邦初訳1編収録。ショートショートのSF。シュールな作風が目立つ。気に入った作品を繰り返し読むにはいいかも🎵
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もち
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からだが宇宙服で覆われていく奇病や、母親の体内でナノピープルが暮らしてしまっている話などはおもしろかったかな。時たま拾い読みするような本。
0255文字
ほし
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図書館で借りたのだが、大分以前に読んでいたか。残念
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夏みかん
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素晴らしくヘンテコでシュールで切ないお話がたっぷり。すごーく気に入った。どうやら私は変な世界のお話ってだけでなく、変な世界に暮らすごく普通の人々、みたいなシチュエーションが大好きみたい。女心が分からない男性の皆さんにこの本を捧げたい。紙袋をかぶってる場合ではないのです。
0255文字
あらき
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33編もの作品を読んでいる間は本当に果てしない旅をしているような気持ちだったし、読み終えた今は偉業を成し遂げたような気持ちになっている…。短編集はほんと読むの時間がかかってしまう。 解説でヴクサヴィッチに難解さが少ないのは身体感覚を中心にSF的な設定を展開させるから肌身に迫った想像をしやすいことも大いに関係していると思った。ラブストーリーもいいけど『ささやき』みたいなサイコホラーじみたお話も好き。
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をとめ
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電子
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を
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奇想天外な短編群。ものすごくシュールでユニークでちょっぴり切ない話が読みたいと言われたら一番にこちらをオススメしよう。東欧の魔女ババ・ヤガを題材にした「最終果実」がお気に入り。
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黒井
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21-39】34篇収録の掌編集。おもちゃ箱をひっくり返したような、という常套句が浮かんだけどそんなにかわいいものじゃないな。皮膚が宇宙服に変わる病、手編みセーターの中で迷子になる男、一人の人間の内側で文明を築き上げたナノピープルとの対決、蛇を口髭にする男…。設定だけ見ればどれもこれもトリッキーで、それらに翻弄される人々の懸命さや切なさの残る余韻を幾つも喰らって読み終わった今も眩暈がするよ。SFにあまり縁がなくディック作品がピンとこない私は道満晴明を連想した(彼の作画で『ピンクの煙』を読んでみたい)。
黒井

アンソロジー『居心地の悪い部屋』で読んだ『ささやき』で著者を知って手に取ったので、こんな奇想天外な世界を次々に繰り出す人だとは……って意外な気持ち。××××が苦手なので『家庭療法』は読みながら顔が引きつりまくった。/「何十億もの幸福のための一人の犠牲よ!」「その一人はあたしらの母さんだよ」

04/04 13:57
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ぜんこう
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33篇の短編。 いきなり、皮膚が宇宙服になり宇宙に飛んでいく奇病(「僕らが天王星に着くころ」)というぶっ飛んだ発想、シュールさに興味わきました。とんでもない設定なのですが頭の中で自分なりの映像化できてます。 でも・・・どうも僕には海外SFのオチがよくわからなくて、読み終わると頭の中は「どういうこと???」という状態の連続。 面白いけど最後は楽しめない、という悲喜こもごもの読書でした(-_-;)
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イースクラ
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最初の短編、僕らが天王星に着くころの数行読んで“わっ好きだ”と思った。床屋のテーマ・ふり・冷蔵庫の中…非日常と言うか夢の中のような世界。その中に孤独やせつなさがある。セーターは子供の頃経験する暗闇の宇宙の感覚。
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mintjam_
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読了:僕らが天王星の着くころ/床屋のテーマ/ふり/セーター
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ウニョラー🏳‍🌈
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「セーター」と「ささやき」が好き。
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mayumi
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シュールというか、凄いというか。発想が凄い!!! そして時折、ロマンチックにキュンとくる。
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ぞるば
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不思議というか、ヘンな話ばっかり。すごい変(ほめている)!ひとつひとつとても短いですが、よくこれだけ(物語として)説得力ある変なこと書けるなと感嘆いたしました。そして、どれもどこか寂しい。ときどきバカバカしくもときどき怖い。どれも、情景を思い浮かべるとかなりシュールで、面白かった。金魚鉢を持っていないといけない旅行先って…。皮膚が少しずつ宇宙服になって飛んでいってしまう話もすごい。「息止めコンテスト」が好きかも。
0255文字
mizuha
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シュールで奇妙な34篇。恋人同士や友人たち、誰かと誰かのどうにもならない感情のすれ違いや、そこから生まれる切なさと少しの恐怖が、とことん突飛な物語りに散りばめられたり集められたり、忙しい限り。何がどうなるかわからないので、ついつい最後まで読んでしまう短編集でした
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ナベチ
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ネタバレ短くてシュールな世界観がたくさん!どれも気楽に読めるけど、もっと長く読みたいなぁと思ってしまう。『僕らが天王星に着くころ』裏表紙のあらすじ読んで購入。皮膚が宇宙服に変わっていく奇病が進行したモリーが、まだ皮膚が残っている自分の顔にジャックの手をあてる描写が切ない。『大きな一歩』最後のシーン、瞬間移動で危機を逃れた3人。観念論と唯物論を戦わせるグレゴリーとナンシーを「どっちも間違い。あたしがやったんだよ!」とキム。この掛け合いが好き、子は鎹だなあ。全体通して名前が同じ登場人物が出てくるのは狙いがあるのか…?
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まぶだむ
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★★★★ 米国産ショートショート 不条理で奇天烈で妙ちくりん…50 正直ほとんど意味不明…10 なのでこれは細胞で読むべし…40
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スプリント
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アイデアとプロットが秀逸な作品ばかり。 奇抜なアイデアをきちんと読ませる構成にするスキルに圧倒されます。
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Yoko Narano
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(誇張ではなく)すごい発想力で、面白かった! 短編というよりさらに短い話の連なり。ハッとする一文が多かった。
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ボーダレス
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皮膚が宇宙服へと変化してしまうとか身体から木が生えてきた怪女。はたまた、洒落にならないセーター、意味深な囁きといった何とも奇天烈な発想だけで読ませてしまう、力技だけか…と思いきや後味が妙に切なさが残る不思議系奇妙な34の短編集でした。
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ニミッツクラス
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17年の税抜1100円の初版。米本国01年の第一短編集を創元が14年にSF叢書として刊行、それに米本国11年のアンソからの1編を増補(本邦初訳)して文庫化したのが本書(34編収録)。庄野氏のカバーが良い。総じてディスコミュニケーションを底流とするシュールな作品群。巻頭の「僕らが天王星…」の皮膚が宇宙服に変容する話に、まだSFにはこんな小ネタがあるのかと感心する。「キャッチ」は猫好きには虐待描写で断腸もの。「母さんの小さな友だち」は体内に巣食ったナノピープルを如何にして制圧するかのいてまえ譚。★★★★☆☆
ニミッツクラス

本書収録作品 僕らが天王星に着くころ/床屋のテーマ/バンジョー抱えたビート族/最終果実/ふり/母さんの小さな友だち/彗星なし/危険の存在/ピンクの煙/シーズン最終回/セーター/家庭療法/息止めコンテスト/派手なズボン/冷蔵庫の中/最高のプレゼント/魚が伝えるメッセージ/キャッチ/指/ジョイスふたたび/ぼくの口ひげ/俺たちは自転車を殺す/休暇旅行/大きな一歩/正反対/ 服役/次善の策/猛暑/儀式/排便/宇宙の白人たち/フィッシュ・ケーキ/ささやき/月の部屋で会いましょう 以上34編

04/09 13:45
ニミッツクラス

創元SF文庫2017年分(抜粋) 11.時間線をのぼろう(シルヴァーバーグ) 12.エクソダス症候群(宮内悠介) 13.墓標都市(Cパテル) 14.行き先は特異点(大森・日下編年刊日本SF傑作選) 15.わたしの本当の子どもたち(Jウォルトン) 16.月の部屋で会いましょう(本書、ヴクサヴィッチ) 17.緑の草原に……(田中芳樹) 18.炎の記憶(田中芳樹) 19.海王星市から来た男/縹渺譚(今日泊亜蘭) 20.スチーム・ガール(Eベア) 21.イヴのいないアダム(ベスター) 以上

04/09 13:47
0255文字
おお
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表題作は手に取ったとき想像したようなロマンチックなファンタジーではなかったけれど、とてもよかったです。肌が宇宙服へ変わっていく過程がわかりやすく書かれていて、不思議でおもしろかった!★★★★☆
0255文字
パンチ
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アイデアが沢山。"恋人がくれた手編みセーターの中で迷子になる"とか、たまに見る支離滅裂な夢のような話たち。"ささやき"が一番好き。
0255文字
nyanskapiiX
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いろんな世界線の日常をかいつまんで観てる感じ。短編だけど短すぎて、どの話ももう少し読みたかった。紙袋をかぶりたくなった
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take0
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書名からロマンティックな雰囲気の作品集なのかと思ったら違った。結構シュールだったり、ナンセンスだったり。ごく短い作品ばかりなのでサクサク読めるけれど、34編集まってると途中一寸飽きてくるというか。表題作と、肌が宇宙服に変わり宇宙へと飛び立ってしまうという奇病が発生する中の恋人を描いた「僕らが天王星に着くころ」それと「母さんの小さな友だち」「ピンクの煙」が良かった。「家庭療法」はゴ○ブリ(複数)が鼻の奥に棲み着くとかエグい。「ささやき」は就寝中の自分を録音してみたら、誰かの話し声が録音されているとか怖い。
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Ab
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図書館本。短めの短編ばかり34編も入った短編集。ブラッドベリのような感性やバラードのような奇妙さと寂寞感、エリスンのような皮肉の利いた、不条理に満ちた話が多いです。フィリップ・K・ディック賞の候補になったというのもうなずけます。 着眼点が非凡で才能を感じさせます。 ただ、残念ながら私はディックの書くものが苦手でしてこの本も途中からだんだん流し読みになり、斜め読みになってしまいました。末尾の表題作こそ普通に読んだもののやはりピンと来ませんでした。合わないんですね。 でもこれはディック好きな方にはお勧めです!
猫田(無職透明)にゃん吉

ディック、わしも得意ではありません(笑)。ブレードランナーの義理でおつきあいしてる程度です?

11/17 14:19
0255文字
CHARA
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徹夜明けの描写が面白い。あの感覚を上手く文章化するとは。
0255文字
winder
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奇想に満ちた短編集。展開も読めないし、着地点も見えないけど読後感は良い印象。面白かったです。
0255文字
中山りの
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ネタバレ肌が宇宙服に変わる奇病が流行っていたり、赤ちゃんからカラスなどが排泄されたり、鼻の奥にゴキブリが住み着いていたりと、奇妙な設定の話もあれば、「ナノピープル」を体内に入れた結果、安全のために知性などを奪わらる話や、バーチャルな世界の方が主流になった世界で現実の人間に会いにいく話などSF色が強いものもある。いずれの作品も読みやすい。そしてほろ苦い読後感。
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