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サラバ! (上) (小学館文庫 に 17-6)

感想・レビュー
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ちはる
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この本を読むと頑張ろうと思える
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マサメーター
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2018~2023
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mae.dat
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思った以上に静かな立ち上がり。3巻に渡る長編の上巻の終わりの方に来て漸くタイトルに繋がったと思ったら、その友であるヤコブとも離れる事になって仕舞って。1980年台の話であったとは、思っていた以上に昔の舞台であっただよ。イランで逆子で産まれてきたぼくと、破茶滅茶気味な姉を中心とした家族と幼少期の境遇を丁寧に説明した上巻なのかなぁ。残り中・下巻あるのですけど、展開は全然予想が付かず。お母さんやお姉さんの影響もあるだろうし、ヤコブとの友情なんかもご破産になる訳は無いと信じつつも、この先どうなるのか。中巻へ。
0255文字
ふたし
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主人公歩の少年時代が綴られる。姉の奇行癖や親友ヤコブとの別れ、両親の離婚など、いろいろあるわりに、淡々と話が進んでいくような印象。果たして、この小説は、私をどこへの連れて行ってくれるのか、期待しながら次巻へ。
0255文字
アポトキシン
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この本は物語に展開が出てくるまで少し時間のかかる、いわゆるスロースターターな小説である。しかし、その長めの前置きは、この物語には必要不可欠なものかもしれない。主人公の歩は、父親の転勤の関係で、小学生までの間にイランとエジプトの2か国で暮らしている。歩の家族は資産家の部類に入ると思うが、歩自身の生い立ちは決して幸せなものではなかったと思う。だからこそ、幼少期から他の子よりもませていた。私がこの本を読んで感じたことは、人間を成長させるのは年齢よりも経験値かもしれないということである。(続く)
アポトキシン

人間は様々な経験をして、知恵を絞ってそれに対処する事で成長するのだと思った。最後に、歩とヤコブの人種を超えた男の純愛は尊かった。

12/24 15:38
0255文字
Risa
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最初からめちゃくちゃ引き込まれました。なぜもっと早く読んでいなかったのか、、、。主人公とその家族だけでなく、エジプト滞在時に出会う友人らも印象的。親の趣味で女の子のような服装をしなぎらもそのことに何ら意を介さない向井さん、包み込むような優しさを備えたヤコブ。続きが気になる。
0255文字
MT
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友人からのおすすめ本。装丁があまり好みではなかったけど面白かった。めちゃくちゃ客観視しながら生きている男の子の幼児~少年時代のお話。少年の目を通して外国暮らしでの素直な衝撃がすんなり心に入った。これ手に取った時、えー…三巻もあるのか…とちょっとナーバスになったけど(装丁が好みじゃなかったのでw)いまは後二巻も読めるのか!と楽しみになってますw
0255文字
🎈newみなみ🎈
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おすすめされて文庫で上を読了。本当に西さんがこの人生を送ってきたのか?っていうくらい詳細に、時系列順に出来事が描かれるので、するすると読める。現実に居そうなレベルのハチャメチャな家族と異国の描写が良かった。そして、なんと言っても、上のサビ、ヤコブとの関係性は大好きです、ありがとうございますと心の中で大感謝してた。上の時点で面白すぎるので、中・下も楽しみ!サラバ!
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たまご
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全ての物語は終着点に向かって話が進むが、本書はよくも悪くも(上巻)の時点では終着点が想像できずなんとか読み切ったという感じ。色々な登場人物が出てくる中で重度のADHD気味の姉がパワフルすぎて他の登場人物が霞んで見えたが、終盤ヤコブの登場で歩の人生が動き出したように見える。文庫は(中)(下)と続くので、この物語がどういう終着点に辿り着くのか見届けたいと思う。しかし、文庫で300P×3本なら全部で1,000Pか。ここまで長い物語を読むのは初めてだ。
0255文字
限界ロッサビアンコ
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ネタバレ3年前に妻に買ってもらったがずっと積読本にしてしまっていたのでふと読み直した。 小説を読むのがなかなか難しかく、3年前は長い時間をかけて半分までしか見ていなかったのが、オーディブルを活用したとこらスラスラと読むことができ、1日で読破することができた。 圷家の波乱があるもそれとなく家族としてうまくやっていたはずが、ある不穏により展開が大きく動いたと感じた。また、ヤコブとはまた出会えるのか、不穏とはなんだったのか、矢田のおばちゃんの周りで突然何が起きたのか、これからの展開に期待を寄せて中巻を読もうと思う。
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ShuheiTone
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ネタバレ西加奈子さんの小説を初めて読みました。上巻では主人公・歩(あゆむ)がエジプトで親友のヤコブと別れる小学生時代までが描かれ、「サラバ」という特別な言葉が二人の合言葉のような形で登場します。気の強い母、寡黙な父、奇行を繰り返す姉といった個性的な家族たちが、歩の控えめな性格や宗教というテーマと絡み合い、物語の核となっているようです。一人称視点で描かれる歩の繊細な内面に対して、描かれないヤコブや姉の心情が興味を引きつけます。次巻も楽しみです。
0255文字
 yiyiyi
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7年前に買って放置したままだったので、今更ながら読んでみた。 イランやエジプトでの話が出てくるので、ベースは(だいぶ乖離してるだろうけど)西さんの実体験なのかな。 美しくもあり、泥臭くもある人間模様が素晴らしい。上巻は波乱万丈、果たして圷家はどうなるのか。歩はヤコブに再会出来るのか。
0255文字
まろん
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★★★☆☆ Audibleにて聴き読書。読み始めた当初は、長い、これが上中下巻か...と感じる。主人公の歩が過去を振り返る視点で描かれる物語。次第にエジプトの文化や海外赴任のリアルに引き込まれると共に、圷(あくつ)家のアンバランスさに加速が掛かり、物語に引き込まれていく。事なかれ主義の歩、問題児の姉、自己主張の強い母、多くを語らない父の平衡が崩れ始める上巻。イランやエジプトでの赴任先家族の生活が、海外赴任の実情を知れるところとなる。ヤコブというエジプト人少年と交わした言葉が後にどうなるか...続きに期待。
0255文字
さむをか
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ネタバレイランで生まれた少年が日本に帰国するまで■ここまでだと児童文学の課題図書って感じ。宗教・人種・貧困で差別するのは良くないと思いました! って感じだ。 読みやすくはあった
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キノコン
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旅の道中に読む本を探していたのだが、今の私にぴったりな本はこれしかなかったようです。行きの飛行機で一気読みし、帰ってきてからまた反復読みをしています。西加奈子の副詞の使い方が古風で好きだ。全編一人称で書かれているのにその情景描写が豊かだし、母や姉の感情も手に取るように分かる。上手いなあ。向井さんのところは腑に落ちない部分もあります。が、楽しみすぎてなかなか中巻に進めません。
0255文字
だいごろうA Sky Full of Stars
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ネタバレ圷家の姉、貴子の行動が異常で、それを静かに見守る弟の歩、貴子の事を、クラスメートが、御神木さんと呼んだり、圷家では、お父さんの海外赴任でエジプトで暮らしたり、色々バタバタな家族であるが、続きが気になるので、中を読んで、感想書きます。
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くりちゃん
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西加奈子さんの本はくもをさがす を読んで他の本をたまたま図書館で見つけた。西さん御自身生まれがイラン テヘランであった事からストーリーに繋がるのかな? 母親が姉の出産時の難産から育児がいびつになる。その後生まれた歩は容姿も母親に似可愛がられるが母娘の関係に気を遣い気配を消す日々。
0255文字
mos pus (もさん)
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恐らく発達障害の姉、我が子を気遣うより自分を優先していまう親失格の母に振り回される圷家。お互い傷つけあって噛み合わない娘と母の描写は読んでいてつらい。西加奈子の書く文章がコミカルだから読み進められるけれど。 周りのキャラ強めな人間達にも揉まれて処世術を磨いていく「僕」が切ない。どうしようもなくなると「諦める」を発動するしかない…。 最後のナイル河から現れた白くてでかい生物はなんですか? 中巻へ続く。
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P Yo
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舞台、iに続く3作目。小説の環境が、私が生きてきた環境と全然違うので新しい世界へ連れて行ってくれるワクワク感や衝撃。主人公が、自分の考えや行動に向き合い自分を恥じること。時に主人公にもの凄く共感できること。これらは舞台、iと共通する所があります。だけど、今作は西加奈子さんの自伝も含まれた小説なのかな?なにせ、中巻以降どうなるのか興味津々です。
0255文字
lionzoo
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上巻読了。 面白い。次へ
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マッサー
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❗️❗️❗️❗️❕
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まっちょん
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ネタバレ西加奈子さん作品初読み 上中下巻あるのでこの巻はまだまだ序章的な感じなんだろうなと読んでいきました。 中巻へ進む
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ぴーすピース
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いやはや、これはヒドイ!「小説家気取りの高校生が書いた作文」です。一人称視点で主人公独白なら、できるだけ早く引っ張り込んでくれないと、「おいおい、個人的な話にどこまで付き合わせる気なんだよ」と白ける一方。テヘラン在住という特殊事情や家族の強い個性を持ち出してるつもだろうが、驚きも意外性も全くない。「ふんふん、それでどうした?」の連続には、ほとほと疲れる。直木賞選者の寸評では東野圭吾だけが「大きな×をつけた」以外は絶賛。文芸業界は10年前から新たな読者層の取り込みに必死なんですね。古い読者の独り言でした。
ぴーすピース

なぜ、そんなに酷評する本を読もうとしたのか、ですが、読書好きの知人(年齢は一回り下)と雑談してて「えっ!?西加奈子、しらないの?」って言われてしまったからです。他人から勧められた作品はとりあえず読んでみることにしているので。でも本作の読後感を訊ねられた時に、どう答えようか思案中。「読みやすかったよ。最近はああいう軽やかのテイストが好まれるんだろうね」とかなんとか言っちゃって(笑)

08/04 22:48
ぴーすピース

最近、ここ10年くらいに発表された小説も避けて通らないようにしてるのですが、はやり一部の例外を除いて残念な時間が多いのは事実です。おそらく、時代とか世代とか文体とか物語性とか、いろんな理由はあるのでしょうが。目新しいものに手を出すのはひとまず中断して、時代の風雪にも耐えてきた名著を一点でも多く読むことにします。

08/04 22:50
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つきみや
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まだ物語が動くとかではなく、プロローグ的だなと感じる。次巻からに期待!って感じ 文が読みやすいのでするすると読めた。 ヤコブとまた会えるのかなー、歩の根幹にはずっとやコブの存在があるとは思うんだけどなー てかまだ10年ぐらいしか生きてないのに人生濃すぎるな、この後の展開もすごいんだろうな、大変だな……歩…… 姉もなんかうーんって感じだし、終盤の矢田のおばちゃんが不穏すぎて 宗教?ハマりすぎないようにね……
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あるべると
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なかなか物語が進みません。何の前情報もなく読み出したので、この先どうなるのかも検討がつきませんし、なんならジャンルもよく分からない状態です(笑)主人公(?)の歩が子供の頃から人の顔色をうかがいながら生きているで疲れそうです。母親らしくない母は、あまり好きになれないキャラです。姉も姉で、マイノリティになりたがる少し(だいぶ?)変わった子ですね。話の感じからして姉はこの先、宗教にはまるのでしょうか?唐突に出てくるホモセクシャルっぽい人たちは何なのでしょう?中、下で明らかになるのでしょうか?
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美紅
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あらかじめ西加奈子への信頼があったから、海外に行ったことも、たいして宗教とか人種差別とかに詳しくない自分でも全然窮屈さを感じなかった。 自分も他の国に行ってるみたいだった。 ストーリー自体も面白いんだけどやっぱりその場所、場面ごとの情景?雰囲気?の描写がすごい。アニメでいう美術がとにかくすごい感じ。 文庫で読んでるからまだあと中も下もあるのでどうなっていくのか楽しみ。
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doublebeko
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家族・家庭は、子ども、両親、妻、夫…それぞれに構成する者にとって、精神的に大切なものを育むとされるところだが、家族になじめないというか、寄り添うつもりがない者がひとりでもいると、家族みなに悪影響が及ぶ。主人公の歩にとって、姉貴子は異分子であり、貴子とは関係のない、貴子にはかかわらないと決めて歩は生きてきた。それはやむを得ない生き方だと思う。
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クプクプ
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私は現代の長編小説を読むのは初めてかもしれません。テンポは良くないものの、十分に楽しめました。主役は歩という少年で、その視点で、大阪や、エジプトのカイロでの出来事が語られる。メイド(お手伝いさん)の文化や、ナイル川の描写などが、新鮮に感じられた。西加奈子さんの自伝的小説だと感じている。上巻から、物語は大きな動きを見せる。
0255文字
とまこ
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根底にある「世界や新しい環境に対する恐怖」から、逃げの姿勢で、常に諦観しているずるい身の守り方が私と近いなと思った 歩くんと境遇は違えど、私もそういう子供だったなと、ふと幼少期のことを思い出した イラン→日本→エジプト→日本、これからどう物語が展開していくのか、歩くんがどんな大人になるのか気になる
0255文字
tuyo mori
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「サラバ」に込められた様々な想いにグッときました。子供ながらに大人を冷静に見る観察眼や何事にも諦観な主人公は私自身と重なる部分を感じ、感情移入しながらあっという間に読み終わりました。主人公のハッピーな「サラバ」に期待して、中巻へ進みます。
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パレス。
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【上巻】 イランで生を受け、大阪、エジプトと幼少期を過ごす物語の主人公であり語り手である圷歩の小学5年までの人生を追うお話。イランとエジプトには行ったことはないが、その国の文化や生活の様子など、解像度が非常に高く実際にその国に行ったかのような気分になる。話としては自伝的でもあるが、登場人物の濃ゆさがゆえに全く飽きない。破天荒な姉貴子と比べて常に良い子でいようとする歩に共感。西さんが熱量MAXで書いたと仰っていたが、まさにその通り。アフリカと中近東の歴史と現情勢をもっと学びたいと思った。 中巻へ
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グミラーメン
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おもろい。ヤコブが目を逸らしたのは恥ずかしいとかではなく歩と母に気を遣ってのこと。大切な物を大切にして家族からも愛され家族と現状の自分を愛する(足るを知っている感じ?)ヤコブかっけー。人の内面て振る舞いに出るよな。
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sig05010426
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2014年直木賞受賞作の上巻 圷(あくつ)家の長男、歩(あゆむ)の小学校時代。 父親の転勤でテヘランで生まれ、大阪からカイロに移り住んだ家族4人の生活を描く。 一つひとつの描写があまりにもリアルで、作者の実際の体験なのかと思えるほど実話感がある。外国での生活という一見退屈しそうな話も、実際にあったような書きぶりなので段々と引き込まれていった。
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庭子
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難しい姉の傍に育った弟は、幼いながらにこんなに気を遣って行動するのかと。最初は家族の話と、主人公の幼いながらも身につけた処世術がずっと描かれている。エジプトに移ってからは、鮮やかにその様子が描かれる。日本人学校の同級生、そしてヤコブとの出会い、冒険。1回読んでいるけれど、あまりにも記憶に残っていなかったので再読したが、面白い。
0255文字
えんぴつ
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主人公の男性あゆむの誕生から小学校5年生まで。イラン、日本、エジプトと父の転勤に伴い移り住む中、ずっと姉の傍若無人ぶりに振り回される家族。母と姉の相剋も激しく家庭の外に居場所を求め、エジプト人の運命の親友と出会う。エジプトに話が移るまでが長く1度投げ出しかけたが最後までたどり着けた。全編会話は関西弁。
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西岡剛
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圷(あくつ)家の長男歩の誕生から小学校5年までの出来事が語られる。イランで生まれ、日本へ帰国。幼稚園でエジプトへ渡る。父、母、姉の4人家族。みな個性ゆたか。
0255文字
みのるん
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文庫だと上中下の3作に分かれている大作。結末の時点で37歳の男性が主人公で、彼が生まれてから現在までの自己の半生を回想形式で書くという作品。主人公は男性ですが、作者自身の半生に起きた出来事が反映されているようです。家族・引越し・友人・恋愛といった様々な出来事が次々に描かれ、本作のテーマがどこにあるのか中々判然としません。それがようやくはっきりするのは下巻の半分くらいまで進んだ辺り。そこに至って、ようやくそこまでの道のりが壮大な伏線だったということに気づかされます(もうちょっと短く書けなかったのかな)。
0255文字
きいたん
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ネタバレ西加奈子の魔法にかかってしまった。イラン、日本、エジプトで少年時代を過した圷歩の家族は個性的だ。いやむしろ強烈だと言った方がいい。特に姉の貴子の奇行には度肝を抜かれ、母に同情したが、その母もまた一筋縄では行かない人物。余りに個性的すぎて引いてしまう程だったのに、気づけば歩の一人語りに飲み込まれ、この家族の歴史にどっぷり浸かってしまった。まさに西加奈子マジック。その独特で的確な言葉選びに何度も唸った。奇抜な姉などの影響で子供ながらに老成し、だけどやっぱり子供らしい弱さのある歩の今後がとても気になる。中巻へ!
0255文字
ボウフラ
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初の西加奈子。癇癪持ちの姉と僕。生まれてからエジプトに赴任しての暮らしまで。子どもの視点から世の中と家族が描かれる。起こったことが細やかに描写されている。
0255文字
貴
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幼いころの、親友はいつの間にか、夢の記憶に埋もれてしまいます。大人になってからの親友も、時間の中でいつか記憶が埋もれてしまいます。でも同じ時代を生きてくれたと、何もかも楽しかった時間を共有してくれていると、その思い出が微かでも残れば、会うことが無くなっても永遠の親友です。
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