読書グラフ

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

新着

書き出しを読んで｢これは好きな感じだわ｣と手に取ったはじめての原田マハ本。京都も好きだし、アートも詳しくないけど好きだし……。でも、読むにつれて主要な登場人物がみんな気持ち悪く感じました。精霊かのような描かれ方の白根樹でさえ、最後は奇妙な印象で怖かった。純粋にアート小説を楽しみたかったのに吐き気のする展開。胸くそ悪く話が締め括られて残念。他の作品はこんなのじゃないのかな…？

異邦人(いりびと) (PHP文芸文庫)原田マハ

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2025/04/09

読み込み中…

新着

子易さんの後任として図書館長になった私、ぼくの後継者として〈夢読み〉にイエロー・サブマリンの少年がなったこと。上手くは言えないけどそこに繋がりがあるように思う。関係ないけど私も水曜日生まれ。村上春樹の書く食べ物がなんかおしゃれで好き。

本を登録

読み込み中…

新着

哀愁が漂っている。読むと少し浮遊感も感じる。

わたしたちが光の速さで進めないなら (ハヤカワ文庫NV)キム・チョヨプ

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2025/03/20

読み込み中…

新着

産まない理由は｢理屈｣で、産む理由は｢感情｣だ…と。心に刺さった箇所や激しく同意！と思った箇所に付箋を着けていったらかなり付箋だらけに。つまりそれだけ私が産まない理由を持っていることになるのでしょう。こんなに同じ考えを持つ人が世の中にいるんだと驚き、｢ここにも仲間はいるんやで｣と著者に言ってもらえたようで心が救われた。持つ・持たないで対立が生まれがちなテーマ。子持ちから見たら無責任と思うのでしょうが、私たちはくそ真面目な位悩んでいるのです。

本を登録

読み込み中…

新着

共感できた箇所として、何も無い田舎に生まれたから芸術に触れる機会が都会生まれに比べて少なく、感性を磨く上でのハンデがあった…と主人公が思う場面があった。主人公は真面目だから、どうしたら才能の無い自分が一人前になれる？と苦悩する。兎に角数をこなして腕を磨くしかないと。ただ、自然に触れた経験が逆に強みになることも｢絶対に｣あって、愚直に前進する若者である主人公に好感が持てた。

羊と鋼の森 (文春文庫み 43-2)宮下奈都

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★29

コメント(0)2025/02/08

読み込み中…

新着

１ページ目の文章が、今まで読んだどれとも違う新しい言葉の紡ぎ方をしていた。オレンジでオレンジが切れないってどういうこと？と惹かれたのが読み始めたきっかけだった。アニエスはファビエンヌに振り回されているようにみえるけど、アニエスがファビエンヌの個性を輝かせる砥石だということが後半明かされた。こう書いたけど、じゃあこの物語は何なのかと問われても上手く言葉に出来ない。別に悪い事ではなくこの2人はお互いがお互いじゃないと意味を成さないのではないかと感じた。

本を登録

読み込み中…

新着

｢おいしいごはんが食べられますように｣は芦川のセリフのように感じる。弱者として周りを支配しながら守られ、キツイ仕事も振られず余裕を持って帰りちゃんとした食事を食べられますように…。いい年して気持ち悪い。正社員になるべきでない人間。そして二谷も押尾も芦川にも嫌悪感は抱くけど(芦川は関わりたくないくらいウザイ)、どの人物にも多少共感できる所もある。二谷の表層ではいい人を装って脳では芦川をこき下ろす所とか、食べたあと大げさにリアクションするのが面倒くさいと思う押尾のセリフとか。食べる事を大切にする芦川にも。

おいしいごはんが食べられますように高瀬隼子

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★30

コメント(0)2025/01/17

読み込み中…

新着

ネタバレ捉え方が変わると過去は変わる…がテーマ。この人生、この結果を間違いじゃない、正当化しない事にはいかない主人公2人。誰しもあの時◯◯してたらこんな結果になってなかったと思った事はあると思う。どうにか苦しみながらも今のこの人生を受容できるまでを描いた作品。出逢えてよかった作品だった。聡史と洋子には結ばれて欲しかっただけに、マネージャーの女が本当に赦せない。どうにか不幸になってしまえと思うほどの嫌悪感が強かった。