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人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)

感想・レビュー
317

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Akira
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トースターを1から作る本が面白かったのでこちらも手に取ってみた。成人男性が、4速歩行になってヤギの群れに混ざって草を喰んでる画は確かに面白いけど...。このプロジェクトを通じて一体どうしたかったのか・何が伝えたかったのかが、トースター自作の時と比べて不明瞭に感じた。ヤギを選んだきっかけも「シャーマンにそう言われたから」というイマイチ共感しかねる代物で、導入部分から理解できず。ヤギの保護施設と大学側にヤギ解剖の約束を取り付けるなど、立ち回りの手腕や熱意は大した物だなぁと思った。
0255文字
千分の一利休
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人間だから悩むんだ!そうだ、動物になろう!──という謎のノリで色々やるんだけど、なんだか物凄く本格的。骨格や筋肉の話が出るのは分かるとして、第ニ章は脳科学だし、第四章はタイトルが『内臓』。え、ホントに草食べる気...?(結末は本書で。) NHKの「魔改造の夜」が好きな人にはハマるかも。私はハマりました。
0255文字
うに'-'まつり開催中
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お笑い系のかと思ってたら、ちゃんとしたやつだった!真面目にヤギになる為の方法が書いてあって(語り口調は面白いんだけど)知識量が凄かった!1つのことを突き詰めるというのはここまでやるということなんだな…石でトースター作る方も読んでみたい
0255文字
ぱる
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★★★★★ 人を人たらしめるものは何か。哲学、医学、骨格学、アミニズム、様々な観点から検証していて、軽快な語り口とは裏腹に深かった。あとは作者のアポとりから実現までの行動力に脱帽!
0255文字
雨耕T
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ゆる言語学ラジオで勧められていたので気になって。本当に一生懸命にやるとアートになるなぁと思った。残念ながら翻訳が入るし、文化的な差もあるし、私の知識の理解力のなさでわからないこともあったけど、総じて楽しく読めた。
0255文字
100
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哲学・生物学・医学・工学・科学などの視点で人間がヤギに最も近づく挑戦の記録。体を張った馬鹿らしい実験が好きなので興味を持ったけど、自分には頭でっかちでちょっと馬鹿さ加減が不足ぎみ。理由なんかとばしてヤギと結婚するくらいの事がみたかったかな。とは言いつつ下手な解説書よりもデカルトの説明はわかりやすかったし、ヤギとの性交もきっちりと検証してるところは評価。
0255文字
かい
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面白かったです。ヤギになることそのものよりも、人からヤギになるために奔走する姿を楽しむための本です。やってることは馬鹿の一言につきるのですが、色々な分野の人に関わるバイタリティと、忙しいにも関わらずこんな馬鹿なプロジェクトに付き合ってくれる人々に感銘を受けました。あと、ちゃんと動物の死骸を運ぶ資格を取得していたことにマメな人なんだなぁと感心しました。
0255文字
RinNel
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ネタバレタイトル通りヤギになろうとする本 おバカな試みだけど真剣にヤギになろうとしているし、最終的に完全ではないもののヤギになっていると思えるような結果になってfunnyでinterestingな面白さだった イグノーベル賞に受賞したのもうなづける 語り口調も内容にマッチしていて翻訳を頑張ったんだろうなと思った
0255文字
kirinsantoasobo
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図書館本。こんなに楽しくてわくわくする本にはなかなか出会えません。人間でいることに嫌気がさした著者が動物になることを考えます。それも、完璧に近付けたくて奮闘するのです。骨格の違いをどう補うか、食べ物の違いや消化の仕組みの違いを克服するにはどうしたらいいかなど、専門家に相談しながら真剣に向き合う姿に笑いと感動をたくさん貰いました。ヤギに受け入れられた瞬間は、自分の事のように嬉しかったです。ひとつの事にとことん向き合いやり遂げる姿を見て気持ちがスッキリしました。こういう行動が新たな発見につながるのでしょうね。
0255文字
とり
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人間を休むのはいい案だが、ヤギになるのはやめた方が良さそう(結論)
0255文字
Yuto Hiraki
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まじでめちゃくちゃおもろい。ヤギになりたいと思わないのは異常らしい笑。
0255文字
めい
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たまたま本屋で見つけて、ゼロからトースター作った人の本だ!と思いすぐ買って読み始めた。発想と行動力がまじめに振り切れてておもしろい。学べるエンタメだ。訳から伝わる軽妙さもいい
0255文字
シンシンノシンゲツメン
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本書は、ロンドンのラッシュアワーの描写から始まる。他の大人たちはそれぞれ目的を持って生活しているのに、自分だけは何も持っていないと、著者は自身の現状に不安を感じる。 時間を持て余すと悩みが生まれるものである。そしてふと思いつく。「いっそのこと、しばらく人間世界から逃避し、動物になってみてはどうだろうか」と。 著者は、動物になるためのステップを設定し、その挑戦を5つの章に分けて展開しており生物学的、工学的、心理的など、さまざまなアプローチを駆使して動物に近づいていく著者の姿には、読者もつい応援したくなる。
シンシンノシンゲツメン

内容は意外にも、本気だった。主人公は、人間社会に疲れ果て、本気で山羊になることを決意する。山羊のように草を食べ、四つ足で歩き、そして最終的には山羊の群れの一員となる。終章で、彼がついにその一体感を得るシーンは、思わず胸が熱くなるほどの感動を覚える。「・・・僕はまったくヤギにあるまじきことをした。人間みたいに岩の上に座って、この状況について考えたのだ。」という言葉が、まるで心に深く突き刺さるようだった。 最高だった。

09/23 13:26
シンシンノシンゲツメン

笑えるはずの本が、実は人間という存在そのものについての思索を促してくる。僕たちは、どこからが人間で、どこからが「それ以外」なのか?人が人であるとは、何を意味するのか?山羊になろうとする彼の無茶な試みを通じて、僕はそんなことを考えずにはいられなかった。見かけは馬鹿げているかもしれないが、実はとても深いテーマを扱った一冊だった。

09/23 13:26
0255文字
to-monica
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天才的に頭がいい(だから準備のところは頭がぐるぐるするほど難しい)のに、そもそも「人間が嫌になったから象になりたいけど、シャーマンに言われたからヤギになりたい」というばかなの?と思わざるを得ないところからスタートしているせいで、どんなに真面目にやってもやっぱり微笑ましい、トーマス・トウェイツのドキュメンタリー。研究者かわいい論ともちょっとリンク(スピってる)。「がんばれトーマス、負けるなトーマス」となるエンディングは清々しさすら覚えました。
0255文字
於千代
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比喩ではなく真面目に「ヤギになってみた」男の話。ユーモアある語り口でまさしく正しく真面目にふざけた本である。本気でヤギになろうとする著者とそれに協力する人々や押し止める人々のやりとりが面白い。他方で、ヤギが高所から飛び降りても怪我しないのはそもそも人間とは骨格の構造が違うためであることなど、学びになることも多数あった。
0255文字
Taka
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真面目にふざける
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corriedale_
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人間も人間を家畜化して不適合を排除してきたわけだけど、それでも樽の中や竹林に住む外れ個体がいつの時代にも社会にも一定数いるんだな。と思ったんだけど 厭世ではあるんだろうけど「都会の人」なんだよね。けっこうさらりと経過を書いているけれど 事前勉強も基礎体力作りもやってる(たぶん)。マジメにふざけないと嘘だよねというか、資金出す団体がふしぎ。
0255文字
ehirano1
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こういうの大好きです。奇人変人丸出しなのですが、見切り発車でも急なアイデア変更でも達成してしまうのが圧巻です。そして、そのプロジェクトに資金提供する団体(ウエルコムトラスト)が実在するというのが海外らしくてなんとも微笑ましいです。また、著者の協力者達にも拍手を送りたいです。トースター、ヤギ、さて次作はどんなテーマで来るのか待ち遠しいです。
ehirano1

準備の章にだいぶ持って行かれましたけど、そのプロセスと挫折(=著者には挫折は数秒くらいのようですwww)が本書の裏テーマのような気がしました。

06/02 21:50
0255文字
みどりいろ
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ゆる言語ラジオで紹介されていたので読みました。面白いのに売れてないとのことだったのかな?図書館に置いてありました。ヤギになりたいという著者の執念には脱帽します。最後、四足歩行でアルプスを越えるところはある意味感動。草も食べてたし。ヤギになれてよかったね。訳者のあとがきもおもしろい。
0255文字
Slacker
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しょーもなくくだらない本かなと勝手なイメージで手に取りました。ごめんなさい。至って真面目に研究されてる方の本でした笑 文章がコミカルなのでとても読みやすく、写真も多いためさくっと読めました。グロいのがダメな人は注意です。研究目的は意味不明ですが、ヤギの骨格、筋肉のつき方、消化構造などしっかり研究されています。ただ終盤のヤギとの生活は期待値が大きかったからかあまりにもあっさりすぎる内容だったので残念。
0255文字
K
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ネタバレヤギの真似をしてヤギの群れに混ざるだけかと思ったら意外や意外、工学やら生物学やら哲学やらいろんな要素がある一冊でした。バカバカしい。でもアルプス超えた写真見たらちょっと感動。
0255文字
kan
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この人、正気ではない天才。予想以上にヤギ男だった。四つ足でギャロップしようと骨格矯正?ギプスを作っちゃうだけではなく、草を食んで糖にする分解酵素まで入手し、スイスの崖のヤギの群れと一緒に草食べて暮らしてアルプス越えるとか、ヤギの思考に近付こうと脳に電流流すとか、ヤギになるために専門家の技術を利用しまくり本気度が違う。真面目にふざけると人間をお休みするどころか、人間の家畜化現象に思い当たるらしい。専門家とのやり取りがプロフェッショナルで楽しい。体を張りまくった研究でイグ・ノーベル賞にも納得。
0255文字
hnzwd
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人間に疲れた作者が、象になることを思い立ち、諦め、失意の中シャーマンに相談。「ヤギになりなさい。」と言われる冒頭が、冒頭にしてクライマックス。文章は読みやすく、相変わらずの(無駄な)行動力でヤギになるために一つずつ課題を解決していく姿にはパワーを貰えます。ヤギの思考になるために脳に電気を流そうとするあたりも素敵。
0255文字
たぬ
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☆3.5 なんてピュアでまっすぐなんだ。色々疲れた→ヤギになるってのがもう愉快。各専門家に助言を受ける。四足歩行できるよう装具を開発する。反芻できるよう胃を作る。ヤギの群れに溶け込む。最終目標がヤギになってアルプス越えなんだもの、覚悟が違うよね。あけっぴろげなカラー写真も多数なので一部は閲覧注意。私は「体」「内臓」の項では目をうんと細めて即席ボカシを入れてました。
0255文字
mana
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全力でバカをやってみたお話。象になるのをあっさり諦めたり、ヤバいお薬を使ったり使わなかったり笑、言語能力を麻痺させようとしてみたりと、常人には理解できないハチャメチャな発想と行動力がとにかく面白い。また、破天荒ながらもしっかりと調査・研究は行われていて、著者が本気でヤギになろうとしているのが読み取れる。イグ・ノーベル賞を受賞したのも納得の面白さだった。ブログ風の語り口のせいか、個人的には文章が若干読みにくく感じたのでそこだけはちょっと残念。
0255文字
チャールズ・ライトラー
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◆「深い知性を離れ、泳ぎ出す僕についてきてくれ。一人だと溺れてしまうかもしれないからね」「鳥になることを夢見た男達がいた。僕はヤギになることを夢見たんだ」◆イグノーベル賞の選考基準は「人々を笑わせ、考えさせ、他の誰もやりそうにない独創性に富んだ研究」。まさに大いに笑い、考えさせられました!満足な豚であるより、不満足な人間であれ。
0255文字
▼
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トーマスの行動力が尋常ではなく、あらゆる人を熱量と異常さで巻き込みながらヤギへと猛進する姿は読者をも引き込む。「メエ」とだけ書いてある注釈があり、そんなことしていいんだ、と笑ってしまった。何回でも読みたい。
▼

ヤギ番号18番と、ヤギとして仲良くしている写真がキュート

03/23 15:43
0255文字
あやせ
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ネタバレ2016年のイグノーベル賞にもなったこの作品。 人間は未来や過去などの時間の概念があるが、動物にはそれがない。 「もし、動物になってみたら、悩むことも減るのではないか!?」という発想から始まった試み。
0255文字
ゆーき(仮)
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行動力は言わずもがなだけど、それ以前にヤギになりたい動機の部分が非常に深く練られていておもしろい。この発想力とアイデアどうしをつなげて抽象化する力には脱帽。
0255文字
コンタミ
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×。Podcastで紹介されていたので。翻訳が悪い。ハリポタ邦訳を思い出す。へんな児童書のような文体で、読む気がそがれるし、誤訳とまではいかないが不自然な訳が散見されるのも気になってしまう。お笑いポイントを太字強調するのもやめてほしい(これは原著でも強調されているのかもしれないが…)。「ヤギになってみる」という内容にはとても興味があったのだが、読み止め。原著を読むことにする。
0255文字
しんたろ
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ヤギになるための奮闘記/魂、思考、体、内蔵、暮らし、とちゃんと形だけではなく中身から入ってるところが徹底している/サイエンス本かと思いきや思想歴史と人文学もカバーしていてあなどれない
0255文字
ランディ
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面白かった。しかし「人間をお休み」することはホリデーどころかただただ辛そうであった。まあ、印税は結構入っただろうからやって良かったのかな。金があれば心に余裕が生まれる。
0255文字
神太郎
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人間が動物になったら煩わしい事から開放されるんじゃないか?というところから始まったプロジェクト。最初は象だったけど、大きさも考慮してヤギに落ち着く。そこからはヤギの身体構造だけでなく、魂、思考、果ては消化器に至るまで徹底的に近づけようと奮闘。ここらが一般人のやってみようと熱量が違う。ただ著者もヤギの第一人者ではない為、素人考えな部分もありそこは各種専門家がしっかりと方向修正していくがそのやり取りも面白かった。頭のいい人が本気でバカなことするとやっぱり凄い事(イグノーベル賞受賞)が出来るんだなぁ…。
0255文字
Tezukirby
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「ピッピ達はいいなぁ、ご飯食べてウンチするだけで許されて」2羽のオカメインコと共に暮らしていると、ふとこんなことを洩らしてしまう。「じゃあなってみればいいじゃん!」と言われても、「いや……無理でしょ」となってしまうのが普通。それを諦めなかった偉大なバカヤロウの本。と言いつつ啓蒙的な内容も多く描かれている。サイエンス本とオモコロの記事の、丁度中間くらいで、笑えつつ読み応えもあった。自分が一生しない体験と、自分が決して思いつかない発想に深く触れられるのは、やっぱり楽しい。
0255文字
瑞
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軽妙な筆致でずっと笑って読んだのだが、終盤は不覚にも泣きそうになってしまった。哲学と命の話であり、研究や技術の話でもあり、それでいてエンタメである。ぶっ飛んでいてマイペース、だけど聡明で、何よりまっすぐなトーマスを好きにならざるを得ない。写真とキャプションも好き。人におすすめしたくなる本。解剖が平気かどうかは確認が必要だけど。
0255文字
miso_nomi
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ネタバレ著者がヤギになろうとした活動の記録。完全にふざけた本かというとそうでもなく、ヒトとヤギの違いについて多様な角度からの洞察が与えられるのが興味深かった。お世辞にもこのプロジェクトがうまく行ったとは言えないと思うが、実際どういう点が難しいのかが分かったのはよかったんじゃないでしょうか。
0255文字
みみこ
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同じに注目するトーマスと違いに注目する専門家。視点は違うけど、妥協や諦めも含みつつ合意に向かう過程がおもしろい。
0255文字
田氏
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タイトルのことは忘れて、章題を見てほしい。「魂」「思考」「体」「内臓」と、ゆるくない語が続いている。それもそのはず、これが何の本かと言われれば、科学の本でも、哲学の本でもあるのだ。これはヤギになるという目的に向かって、解剖学に進化生物学、神経学に生理学、さらには言語学に言語哲学に実存哲学そしてスピリチュアルまでもを横断した、思索の一大冒険記である。そしてこの冒険は、ヤギの暮らしへとたどり着いた最終章で、アルプス越えのクライマックスを迎える。がんばれトーマス!負けるなトーマス!すごいぞトーマス!<おしまい>
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chi0926
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タイトルからしてバカバカしい軽い話かと思いきや、とってもシリアスにヤギ化を追及、探求していく男の話。シャーマンから専門家、畜産家、友人まで巻き込み、きちんと申請して予算を取り付け、やり切っている。このやる気に完敗。
0255文字
よもぎ
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いやー笑った🤣
0255文字
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