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この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。

感想・レビュー
191

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すけんこ
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この世の都合に合わせた生き方をしてはいけないと思った、私しか私のことを考えてやってくれない
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薩摩隼人
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ネタバレ■生活保護受給者は原則として、福祉事務所の管轄下にある生活保護法で指定された精神科病院に通院することになる→精神科が市内に1つしかなければ、そこに通院するしかない。 ■私は精神障害者になったことで、自分の愚かさや病的なところに向き合うことができたと思う。ずっと不明瞭だった自分の生きづらさに精神障害という名前がついたことで納得できるようになり、ある意味では気持ちも楽になった。■生活保護受給者の現実が垣間見れる本です。悪徳精神科医の話はエグい。悪徳精神科医は患者を食い物にしている。それがこの国の実情。
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おぎゃ
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生活保護も精神障害も、制度が権利を制限したり分際を決めてくるというか、「半人前なんだからこの枠から出ずに生きてろ」という雰囲気をまとってるのがめちゃめちゃ腹立つ。人が生きるとはどういうことか?自立とはなにか?を考えてない、考えてる人の考えを取り入れてない。
0255文字
かおる
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『実の兄から生虐待を受けた私がカウンセリングで複雑性PTSDの治療に取り組んだ記録』の作者だが、そのことにはまったく触れていない。ブラック企業に就職したことで鬱になり、自殺未遂。生活保護下での生活と、そこからの脱却するまでの記録。タイトル通りの内容。
0255文字
Hiroaki  Taira
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ブラック企業で低賃金の過剰な労働を強いられ鬱病を発症、何度もオーバードーズによる自殺を試みた著者。親とも確執がある複雑な家庭環境もあり、親に頼りきることも出来ずに最後は生活保護を受給。生活保護を巡る役所の酷薄な対応、製薬業界と癒着し薬漬けにしようとする精神科クリニックの闇等、正に地獄を見た著者は過去の経験から編集者の職を得て、生活保護からも脱却し社会復帰を果たす。生活保護とは最低で文化的生活を送る為に憲法で保障された制度だが、色々な意味で問題が多い。精神科医療のブラックな側面もリアルに語る衝撃のルポ。
0255文字
ざき
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こんなに平易な文章を書ける人がなぜ、と思う。薬あんなに飲んでたらいろんな能力なくなってくのかな。数年単位で時が流れていたりして「失われた」とか「奪われた」って単語が浮かんで悔しくなる。世の水準から見たらめちゃくちゃ低いところでの紆余曲折。でも価値のあることだと思う。そう思いたい。電車でイライラしなくてすむように。
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たたみ
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ネタバレ色々考えさせられる内容でした。役所やデイケア…等で本当に一人の人を救いたいと思って仕事に当たっている人ってどれだけいるのだろうか。 筆者の方が自ら生活保護を抜けたのは本当にすごいと思いました。身近に助けてくれる方もいて良かったなと。自分が誰かに必要とされている実感ってとても大切で、それがあれば今の世の中もう少し満たされるのかなと思うなど。
0255文字
わらん
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うつの辛さが伝わりました。
0255文字
wistful
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ネタバレ著者の方はずっと働きたいと思ってるのに、精神障害者は立ち直れないと決めつけて、社会復帰を阻むデイケアや社会の在り方が問題だと思われた。自分の居場所があるっていう面では仕事があるのは精神的に良いことだと感じた。
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Momoko Nishikawa
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図書館本。この著者の最初の本らしい。 読みやすい、この頃は就職難だったのかなぁ? 一生懸命で、精一杯頑張った末に、プチンと切れてしまう、そして自殺未遂。未遂だったからこの本が読める。生きていてくれてありがとう。医療はあるけれど、本当に患者さんのためになっているのか? もう少しこの著者を読んでみよう。
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うたこ
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お役所の対応もアレですが、精神障害のある方がクイモノにされているのが一番モヤモヤしました。苦しんでいる人を使ってお金を儲ける浅ましさ。あと、自殺未遂の治療費は保険適用外というのを初めて知りました。そして生活保護受給者の自殺が多いそうで。…ということは、やはり受給したくないと思われている方を支援するのって国の財政面からもとても大切なことではなかろうかと思いました。もちろん、金儲けを狙う奴らに利用されないためにも。
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エルマー
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生活保護は人権でしょってなるのでこの強烈な恥の意識はいまいちぴんとこない。でもバッシングを内面化しているというのは多くの当事者のリアルなんでしょうね。
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まあやん
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鬱の当事者の本を何冊か読んだが、生活レベルがそこそこ高い人たちで、良い主治医に恵まれ、まわりの理解もありの闘病生活だった。この本では生活保護を受け、クリニックや薬剤メーカーの金儲けに利用されているような状況、デイケアも支援しているとは思えないし、ケースワーカーもきちんとしていない。こんなことってあるの?って思いながら読んだ。後で調べたら、著者はその後何冊か本を出していて、才能のある人なのに、そして、にこやかに微笑んでいる著者の写真を見てよくぞ抜け出した、良かったと思った。
0255文字
あーる
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あまり面白くなかった
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ごへいもち
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重い。役所や病院の人たちはクズばかり。著者は物事を字義通りに受け取ってしまうなど少し発達障害の傾向があるのでは?
0255文字
秋 眉雄
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そうとう感想を書くのが難しいだろうな思いつつの読書でした。日本人は下層意識が根付かないそうで、九割近くの人間が自分は中流だと思っているらしいです。地獄の真っ只中にいるのに天国の下の方にいるくらいの感覚。この本の彼女のように、気がつくのはとことん痛い目にあってからというのがほとんどなのかなと思います。同時代の同じ国に住んでいる自分と彼女は間違いなく地続きなだということ。非常に読みやすくて嫌みのない文章とマンガも良かったけど、同時に装画・装丁がとても素晴らしいです。
秋 眉雄

『地続きなだということ』→『地続きなのだということ』

11/28 03:13
0255文字
ぽんてゃ
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どんな精神障害の説明系の本よりもリアルだった気がする!例えばデイケアの虚無とかは双極性障害の本とかを読んでも全然書いていないのです!先生とか職員さん対しての不満とか不安とかモヤモヤがあるのだけどそういうのとかすごく共感できた。エリコさんが生活保護で感じてたこの先のこと、将来のことが全く目処がたたない感覚はデイケアでも感じることがある。自分で動いて切り開いていくしかないんだなあ。わたしもやっぱりものづくりに携わろうと思う!決めた!
0255文字
HY
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☆3 地獄を経験するとは、こういう事だろう。普通に生活できるという“当たり前の幸せ”に慣れてしまい、自分は何て不幸なんだ、とボヤいてしまうときに読む一冊。ただ一点感じたのは、誰かが自分のために何かをしてくれる、という他力本願さ。他人は自分のために存在しているわけではない。皆、自分のために生きている。
HY

p.133 障害を持った人に歩調を合わせられる職場は健常者にも優しい職場だ。身近に障害者がいることによって、健常者も障害者に対しての考えが変わってくるだろう。身体の健康な人でも自ら命を絶ち、自殺大国と呼ばれるこの日本に必要なものは、生きる力の弱い弱者の視点だ。弱者が生きやすい社会こそ、すべての人が生きやすい社会なのだ。

08/27 21:52
0255文字
ふさふさ
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闇を見た気持ち。働く意志があって、自立を願っていて、それでもクリニックや生活保護から抜け出せない。飼い殺しのようなシステム。一方で精神障害者の雇用を敬遠する企業の気持ちもよくわかる。実際にトラブルも多い。生活保護を受けながらボランティアで働き、徐々に社会に慣れていく作者の道のりはモデルケースに思うけど、(もっと短縮できたようには思うけど)現実はこううまくいかない気もする。ボトルネックは何なんだろう。一般人の自分が考えるべきはまずは精神障害に陥らないこと。
0255文字
かやは
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東京で生まれ、都内近郊で育った自分には、田舎の窮屈さを一生わからないのだろうと改めて思った。自分自身に何かあったときのために、みんな税金を納めている。生活保護を受けている人を攻撃しがちな世の中だけれど、真に責められるべきはその仕組みを悪用しようとしている人なのではないか。支援団体なのに、社会に適応させようとせず、税金を利用して囲い込もうとするのが恐ろしい。こういうものこそ真に「偽善」といえる。
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たまさか
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「生きづらさ」をめぐる壮絶な経験が綴られたものをそれなりに読んできたつもりだったけど、この本の作者が経験した環境の酷さには心底唖然とした。通院を余儀なくされた精神科クリニックは患者に対してまともなサポートができているとは言い難く、市役所の生活保護課の精神障害者に対するあまりにぞんざいな対応にはゾッとする。しかも当時の作者が頼れるのがそれらしかない状態が長く長く続く。もう少しまともなサポートができる組織と繋がれなかったのだろうかとも思うけど、実際にはこういうケースの方が普通なのかもしれない。
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one more rep
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ネタバレ生活保護によって飼い慣らされ、まともな人間扱いされなく悲しさ、辛さが読んでいて苦しい。 向上心の牙は抜かれ、デイケアや市役所などの組織的に情報を制限され、洗脳と変わらない仕組みの中、よく自立=再生が出来たと思う。 必死に生きることを止めなかった彼女には尊敬しかない。 好きな部分 p170 もしかしたら今が泣くときなのかもしれない。~中略~ようやくたどりついたゴールで泣くべきだ。
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パーシー
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うつ病は心の問題ではなく、脳の病気なのだという認識が広まるといいな。生活保護の制度や実態は知らないことばかりで勉強になった。
0255文字
yukigumo
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★★★★「はじめに」を読んだら引き込まれ、著者のその後が気になって、あっという間に読んでしまった。生きる希望がなくなり、じわじわと地獄となっていく恐ろしさ。著者の視点からだけで判断することはできないが、精神科診療の闇や、ケースワーカーのを実態を垣間見た思い。精神の病を持ちながら生活保護から抜け出した、著者の行動力に感心する。国語の成績が良かったと書かれているが、文章もとても上手だし、マンガも読みやすい。本当に何年も働けないでいたのがもったいない。そして、本の装画と装丁がとても良いと思った。
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まころん
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すごい まだ5ページほどしか読んでないが。 (花田さんおすすめの居るのはつらい→後ろの広告からイーストプレスつながり?だったっけ。 )まだこれから
0255文字
yurari
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これは地獄だ。デイケアが運営する(というか闇ビジネスになっている)お菓子屋さんフルールでの勤務は特にハードな地獄に感じた。簡単に生活保護を勧めるデイケアの職員、やる気がなく、就労支援をはじめ著者に役立つ事を一切しないケースワーカー、製薬企業と蜜月関係の病院・・。ここから自力で這い上がった著者は本当にすごい。しかし、彼女は特別。大多数の人は、這い上がろうなんてしないだろう。闇が深すぎて、どこから変えていくのが良いのかすぐには分からない。もっと現実を知らねばならない。
0255文字
れいまん
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いやー題名通り凄い内容だった。 でも良くご自分で立ち直りましたね。尊敬します。そして、ご自分に向いているお仕事出来て本当に良かった! このご本も売れているようでそれも良かった! 自己肯定感が無いところから、ここまで本当にお辛かったでしょ。 これからも応援しますね。
0255文字
honmamire
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 生活保護を受給した女性が、生活保護を受給せず生活できるまでの話。実話なので、感情の揺れや、社会制度の狭間、あまりに淡白なワーカーの様子に言葉を失います。先日、某有名人が生活保護受給してる方のこと、とやかく言ってましたが、この本読んで出直してほしいです。
0255文字
6呎5吋es
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東畑開人『居るのはつらいよ』のアジールとアサイラムのくだりで引用(p.299-)されていたので興味を持って。“労働してお金を稼いで生きる=善”という価値観に無意識に支配されながらも、価値観に沿わない生活から抜け出すことができず、抜け出すための方法を考えることもできないという地獄。上記の価値観は現代社会ではもはや本能と言っていいレベルで内面化されている。色々な理想はあるが、今のこの社会では現実として金が必要だし、手元に金がなければ働かなくてはいけないが、働くこと自体に様々なハードルがあることを再認識した。
0255文字
MICKE
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文章では淡々と書かれているが、やはり現実は地獄であり、どうか生きていってほしい。
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なー
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普通に生きてきて普通に就職して自立するのが何故こんなに大変なのか?低賃金、長時間労働がまかり通る世の中で人間らしく生きていけるにはごく少数なのでは?セーフティーネットである生活保護もお金を支給するだけでその人の後の人生までは支援してくれない。筆者のように自分で疑問を持ち行動できないと一生制限された中で生きるしかない。誰でも落ちる可能性がある世の中ってまさに地獄。
0255文字
本の間
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精神障害者のリアルは、なかなか表現されることがなく、それ故に問題点を検討されることも少ない。著者は、しっかりとした文章でそれを表現しており貴重な手記です。私も現在病状悪化からの失業中であり、希望の見えない毎日です。社会が一刻も早く精神障害者のノーマライゼーションを実現してくれるのを願っています。
0255文字
コサム
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働けないという状態は、人から生命力も人権も奪う。私の頭にも「働けない=劣っている=生きている価値がない」という考えを、自分に対して当てはめた時期もあった。人権とは、労働ができて初めて付与されるものなのか。もちろん働くのは衣食住を維持するためで、生きていくことと密接な関係にあるのは否定しない。だが、働けないことが人権を奪うという思考に捕えられるのはなぜなのか。働けないことを気に病むことはない。他人事であればそう思えるのに、自分ごととして考えるとそうは思えないところに、この国に住まう者たちの病理が垣間見える。
コサム

引用:社会は相互扶助でできているのであって、何かあったときのためにみんな税金を納めているんです。私も働けなくなってお金がなくなったら遠慮しないで生活保護を受けるつもりです。だからエリコさんも気にしなくていいんです

08/01 15:56
0255文字
イトウ
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労基法違反のブラック企業、患者を支配して収益を上げる道具としか見ていなさそうなデイケア施設、相手を人間扱いしない役所やソーシャルワーカー。生活保護を切り、長いトンネルを抜けた先…。誰かに必要とされたい、価値のある人間だと認められたいという強い気持ちが伝わってくるようで、苦しくて一気に読んでしまった。今はそうでなくても、いつどんな困窮に置かれるか分からない。そんな時安心して休息できる社会であってほしい。
0255文字
mimo
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装丁がすごい。確かに深みがある。 私はこの世は地獄だと思ってる。 地獄のような日々の中で、「ちゃんと働きたい」という思いを持ち続け、「ダメな可能性も高いけど、行動を起こさないことには何も始まらない」と自分を鼓舞した作者を尊敬する。 努力が実り、自立し安定した生活を手に入れられたことに安堵する。 お金は目に見える「自由」である。
0255文字
かんやん
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真面目で責任感が強い完璧主義者ほど追い込まれやすいと聞いたことがあるが、ブラック企業に潰された著者は正にそのようなタイプに見える。生活保護を受け、精神科のデイケアに参加しながらも、もう一度ちゃんと働きたい、お金を稼ぎたいと強く願い続ける。クリニックのスタッフや役所のケースワーカーは彼女の足を引っ張っているみたいだ。それはともかく、クリニックは患者を生活保護受給者にして、高額治療を受けさせる貧困ビジネスのように描かれている。
ケイ

読んでないのにコメントしてごめんなさい。クリニックでなくとも、患者さんを生活保護者にするすべを知っていて、そこから儲けるシステムを作っているところはありますね。しかし、医療システムを悪用する患者側もいるし、どんなことも闇の側に落ちる人はいるなと思います

06/14 07:37
かんやん

クリニックのデイケアでご飯食べたら、治療の一環なので無料になるとありました。生活保護もらって、昼ご飯タダで、貯金額を自慢する患者さんがいた、と書いてます。何とかならんかな、と思いました。

06/14 11:09
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0255文字
ねる
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私も休職していたことがあったので、働くことは人間にとって必要なことで、何もしてないことが苦痛だという感覚は痛いほどわかった。どん底の状態から、仕事を始めて、自分を取り戻していく様が清々しかった。環境って大事だなと思う。
0255文字
kom
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 生活保護を受給することのへの葛藤が少し理解できた気がする。仕事柄、毎日のように精神障がいで年金を受給している方や生活保護を受給している方のお話を伺っているけれど、こんなふうに生活保護の生活から脱出して自力で生活するだけの収入を得たいと考えている方には会っていない。人それぞれだということだよね。どちらが良いとか悪いとかではなく。もちろん、必要がある人は遠慮なく障害年金や生活保護を受給できる世の中であってほしい。精神科クリニックの商法には恐ろしさを感じた。これも、そんなお医者さんばかりではないと思うけど。
0255文字
Jun Sato
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小説ではなく、実録なのかなと思われる。茨城出身のようで、リアリティを感じながら読んだ。福祉制度などについて知るきっかけになりそう。
0255文字
ゆいまある
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母親と共依存になり、気力を奪われ自殺企図を繰り返し、精神障害者として年金を受給。生活保護受給から就職して保護を脱出するまでの記録。周りに助けられたが故にがんじがらめになって自分を出せずにいたが、自ら判断する力を獲得するまで。母に依存しながら母を恨み、数ある中から自分で選んだクリニックに依存しながら恨み、無理に併せ過ぎてパンクし、保護を受けながらそれを地獄と呼ぶので、極端な受け止め方をするなあと思う。が、生活保護についての情報って余りにも少ないことにハッとした。このクリニック、千葉県のひだクリニックですね…
kokada_jnet

こんにちは。この病院のサイトを見ますと、2020年9月に、お台場に分院ができていますね。病院、関連施設とも、非常に栄えているようで、複雑な思いです。

09/11 16:24
ゆいまある

kokoda_inetさん。その前に、この製薬会社の注射剤専門のクリニックも作ったんです、確か。そっちはどうなったのかな。色んな学会にもよく参加してますし、活動的です。

09/13 06:06
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