形式:文庫
出版社:青春出版社
形式:Kindle版
異議を申し立てたい点もあったが、岡本太郎的芸術論からの“人生こう生きるべきだ“論は新鮮だった。色々引用したい言葉があるのだが、特に「己を殺す決意と情熱を持って危険に対面し、生き抜かなければならない。今日の、すべてが虚無化したこの時点でこそ、かつての時代よりも一段と強烈に挑むべきだ」という言葉に叱咤される。なお新語・流行語大賞を受賞した《芸術は爆発だ》について、爆発とは爆弾が大音響を立てて炸裂し周囲を破壊させるようなものではなく「全身全霊が宇宙に向かってパーッとひらくこと」とし、「人生は本来、瞬間瞬間に、→
無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。いのちの本当のあり方だ」と説くのが印象的であった。読むと気合が入る1冊。
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