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裏方キャラの青木くんがラブコメを制すまで。 (角川スニーカー文庫)

感想・レビュー
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vivace
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自分を持て余して停滞と迷走と暴発の青春。京都が舞台。なんだかとても好きな小説の高校生版のような印象を受けて、しかしちゃんと面白かった。一気読みがもったいなくて自分を焦らせながらゆっくり読みました。情景描写、比喩、会話、全部自分にはちょうど良く響いて、相性も良かったんだろうなと思います。アニメやコミックを(ノベライズではなく)文章化したようなラノベが多いし、そういう作品にも楽しみは見出せるんだけど、やっぱりこういう作品に出会うと小説が好きなんだなと再確認させられます。良いラノベです。
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柏葉
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プロ作家一歩手前の陰キャの男子高校生・青木タダハルが、密かに一目惚れしていた演劇部のエースヒロイン・綾瀬マイに恋愛マスターと勘違いされ、ラブコメの脚本を書くなど演劇部の手伝いをすることになる話。メインヒロインの綾瀬さんは言動も仕草も可愛い。クラスメイトの福島くんや稲村、演劇部エースの高良もいいキャラをしている。中盤までは面白かったものの、青木くんの陰キャこじらせ具合と「ラブコメ」への過剰意識が強くて、終盤にかけては食傷気味になってしまった。うだうだ言って自分に言い訳している時間がちょっと長かったかな。
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黒とかげ
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うーん。読者がメタ的な展開に耐えられるかが、面白いかどうかの基準になるだろう。耐えられる人は王道のラブコメで好きになれると思う。
0255文字
丸木堂 左土
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高嶺の花に恋する陰キャラ主人公という、王道な内容のラブコメです。アマチュア作家の主人公が、ヒロインの所属する演劇部の脚本を書くことになるというのが導入部。個性的なキャラクターと部活動、そして京都という舞台からか、どことなく森見登美彦テイストを感じます。主人公は陰キャラという自分の立ち位置を十分すぎるほどに理解していて、それ故に消極的な態度を固持します。好き嫌いの分かれる主人公ですが、だからこそラストの展開が光りました。王道ゆえにオリジナリティは感じませんが、読了感はかなり爽やかで、オススメできます。
0255文字
tachibana
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森見登美彦イズムを感じる。特に終盤のとっちらかりがすごいけど、勢いに身を任せて読めたのでたいへん気持ちよかった。面白きことは良きことなり。
0255文字
わわわ
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京都には腐れ大学生(高校生だけど)が似合う。
0255文字
八岐
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ネタバレ★★☆ ラブコメとは……。少なくとも、コメディとは思えなかったなあ。青春モノとしても生々しさも爽やかさもあんまり感じられず、あんまり出来の良くないミュージカルでも見るかのような過剰演出な展開はちょっと好みではありませんでした。
0255文字
電波ひげ
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同じネタをひたすら引っ張るのでしつこくて後半は斜め読みだった。これは自分が過敏になってる自覚はあるが、作中人物がラブコメを意識する、ある種メタネタっぽいところも苦手。陰キャの自覚がある主人公の悩みも含めて王道ラブコメで好みの話だったので、続刊があるならもう少しテンポ良いと嬉しい。
0255文字
がれ
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登場人物が馬鹿になってから面白くなった。
0255文字
さいと
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僕なんかどうせ……、みたいな性格で小説家の卵の高校生男子の青木が、学園のアイドルで憧れの演劇部の女子に脚本を書いてと頼まれる。彼女には同じ演劇部のイケメンがお似合いだと青木は思うが、回り道をして最後には立ち上がる。ラブコメと言うとお互い好きなのにすれ違ってしまうところを笑いにつなげるイメージがあったが、これはそういうパターンとは違う感じがした。自虐が多いが、軽い語り口で楽しい雰囲気を作っている。演劇を題材にしているが、ほとんど演劇については書かれないのが物足りなかった。
0255文字
type86
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古河さんみたいなキャラが好きすぎる
0255文字
かわゆきか
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ラブコメを略さず読むとちょっと恥ずい事に気づいた。このコメのノリはツボってます。物語の設定が凄く面白かったし、恋愛部分も作中にあったメゾン一刻な感じがして良かった。ただ、勘違いされて頼られる設定をもっと楽しみたかった。続きそうな感じで終わったけど、是非続きが読みたいです。
0255文字
菊地
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面白くない訳じゃないけど、色々ともどかしい内容だった。
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しもも
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前半微妙だなとか思ってましたが、後半面白かったです。2巻これあるんですかね・・・?1巻完結でも問題ない感じではありましたが。
0255文字
shashadance
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ネタバレ青木くんがいまいち、という感想が多いのは、彼が卑屈ということ以上に彼の凄さが作品内では伝わってこないからじゃないかと思う。自分に自信のない青木くん視点だから仕方ないのかも知れないんだけど。ただそんな主人公は身の回りの人たちは凄い奴だと(屈折しながらも)認めてて、彼目線から見た他キャラが魅力的に映るのはそういうことなんだろな。続刊が出るなら、青木くんの才能がわかるような内容にして欲しい。
0255文字
アツシカ
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ラブコメっていいよね!主役脇役果ては裏方まで、十人十色の青春模様。わりとなんでも綺麗な思い出になるのは青春の強みかと思います。思い返して恥ずかしくなって布団でのたうちまわるとしても、立ち止まれないし止まる必要はない。キャラがみんな可愛くて楽しそうで馬鹿ばっかりでとても良かったです。お気に入りはナツメグ。彼女語りのスピンオフとか見てみたい。マオさんの心中も気になるなぁ
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葵
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とにかく勢いのまま書き連ねられたラブコメ小説という雰囲気。 死にたがりビバップでもそうだったけど、うさぎやすぽんさんの小説は本当にキャラがいい味出してて、作者の中ではキャラ達が自然に動いて、喋って、行動するのだろうなぁ、と感じた。 (何なら作者本人ですら結末がどうなるのかわからんまま書いてるんじゃないか) クライマックスにおけるBGMは、「わかってるね!」の一言。 何気ない会話のキレのある返しと突っ込みも非常に楽しく読めました。
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ガソポン
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何だか困った?終わりだった
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モノクロ
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ラブコメとは自虐的でダメな主人公が可愛いヒロインとイチャイチャするもの、そういう先入観を持っていた。しかし、この作品はラブコメとは何か?という問いに対して、登場人物が馬鹿をやるもの、という答えを出した。たしかにラブコメとはコメディなんだと再確認した。ラブコメに対して芯のある信念を持っていると感じ、今後も期待したい著者である。
0255文字
豚の人
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森見登美彦フォロワーかよ、俺もだぞ。文体に慣れたら悪くなかったが、大いに人を選ぶ文体だとも思った。疾走感もあり、各キャラも立っていて、台詞回しも良い。でもパッケージでイメージしていた作品とは全然違ったし、タイトルとキャッチコピーはいかにもな流行に流されてしまった印象でよろしくなかった。内容的にも、各キャラが立っている反面、見せ場が分散してしまったし、最後のオチは若干もやっとする気もした。ナツメグというキャラクターがひたすらに良かったこともあり、メインヒロインがやや霞んでしまったのは確か。色々と惜しい。
0255文字
maison
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ネタバレおもしろかった! おもしろかったけれどちょ~っと主人公の過度な卑屈さは気になったかなあって感じ。もっとしっかりせいwあとはヒロインの心情が全く読めないw主人公のこと好きなの!?どうなの!?ってドキドキさせてくる。ちょっと無理のある展開だったような気はするけど最後の怒涛の展開は熱かった。最後に気絶しちゃうところがヘタレな主人公らしくて◎ 2巻出たら買おうと思います。
0255文字
tegege
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どうも読みづらい。
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風無 才華
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個人的にはラブコメというのを根本的に考えられる面白い本でした。確かに主人公の卑下/卑屈具合は好みが分かれると思うけど、主人公を囲む登場人物達にスポットライトを当ててみれば、これほど輝いている裏方キャラ達も居ないです。 演技指導が2割ぐらいあると勝手に思っていたので望んでいた内容とは少し違って残念でしたが、ラストの疾走感に繋がる徐々に積み上げていくプロセスは好きでした。登場人物の背景があまり詳しく書いてないけど、わからないことを理解しようとするのが面白い。そしてやっぱり馬鹿は馬鹿だから、最高なんだろうな
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koukai
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作中でもチラッと出てきたキミキスやアマガミのシステムっぽいなぁ。ハッピーエンド連呼やトゥルーエンドがどうこう言うのならそこハッキリさせてよという感じ。内容と関係なく申し訳ないのだけれど作者の生年見て若いと思って調べたらまぁそんなでもなく時の流れに怖くなった。
0255文字
スナ
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裏方キャラと正ヒロイン。小説家の青木くんが、青木くんイコール恋愛マスターであるという彼女の勘違いの元、絶賛片想い中の学園一のアイドル綾瀬マイとお近づきになり、ふいに縮まる距離感に等身大に悩み、抗う物語。この勢いをどこまでも。個人的No.1はナツメグですね。
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まるぼろ
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デビュー前の作家、かんばらかおるでもある東寺高校一年生の青木タダハルは、意中の相手である演劇部の綾瀬マイから「恋を教えて欲しい」と相談されるが…と言う所から始まるお話です。最後の最後までタダハルが舞台に上がらないので、そういった面でだいぶヤキモキしながら読んでましたが、それも含めて面白かったと思いました。そのタダハルの舞台に上がってからの結果と、その後のエピローグの部分がぼかされて書いてある様にも感じられるので、単巻なのか続くのかどちらとも取れる終わり方ですが、続くようなら読みたいなとは思いました。
0255文字
サケ太
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憧れの相手に恋愛マスターと勘違いされながらも懸命にラブコメしていく話。青春者としてなかなか。
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サキイカスルメ
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親友の変人稲村が凄く好きなのですが、これは……。素晴らしい小説を書くんだから恋愛マスターだと思われて、演劇部のヒロイン綾瀬マイから恋の指導を頼まれた青木タダハルのお話。青木くんのネガティブっぷりが炸裂していて、思ったよりマイちゃんの登場場面は少なめかな。ナツキや稲村の方が、印象的でした。いや、可愛いのは可愛いのよ。メンヘラサブカル女子志望や、変人(髪の下はイケメン)親友が強すぎただけで。特に稲村が好きですね。誰よりも青木くんのことを信じて、行動してくれたのは彼じゃないかなと。
0255文字
熱東風(あちこち)
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まぁまぁ面白かった。ただ、少しテーマが薄い感じがなくもない。というのも、主人公が卑屈すぎて覚醒するまでに寄り道が多く、ジリジリさせられるからだろう。むしろそんな主人公を何くれと応援してくれる周囲の人間のほうが魅力的。主人公がステージに上がろうとする辺りから勢いに任せて突っ走ってしまった感じ。理屈そこのけの怒涛の展開は悪くはない。/印象に残った一文『どんな小説のキャラだって、そいつを一人称にしたらそいつが主人公なんだよ!』(218頁)。
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アウル
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ネタバレ感想読んで気になったので購入してみた。なかなか良かったんだけれども不満な点もちょいちょい見られた。主人公がネガティブすぎて行動を起こすまでが時間かかりすぎじゃね?そしてヒロインが主人公に惚れた描写がサラッとして薄い。周りの親友達の方がキャラ的に好きだな。あと気になったんだけどデビューできない作家と言う設定だったが、その後デビューは出来たんかな?まあ何だかんだとあったが青春モノとしては個人的には楽しめたので良かった。
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やまと
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ネタバレ妄想垂れ流しの小説を書く日陰作家でモブを自認する青木が演劇部のヒロイン綾瀬マイに恋を教えて欲しいとお願いされて始まるラブコメディ。演劇の脚本を書くことになった青木だけども、これがまた超絶ネガティヴで卑屈なので、まぁ物語が進まないこと。この手の主人公って、胸の中に熱さや男らしさを持ってるけど、自分自身で勝手に境界線を作って殻に篭っちゃうんだよね。結局人の想いなんて誰にも推し量れないものなのだから伝えてみなきゃわからない。諦める口実ばかり考えていたら何も始まらないよというメッセージが込められているのかな。
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ホシナーたかはし
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衝動買い1「冴えない彼女の作り方」の出来そこないかコピペか模写かと言わんばかりの展開。
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とめこ
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うーん、微妙。文章とノリが壊滅的に合わなかった…。
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はっちー@
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確かに考えてみると「ラブコメ」って何なんでしょうかね。筆者の言う「みんなラブコメに励まされてきた、ずっとラブコメに憧れてきた」という話は、なるほど確かにそうであるかもしれないと納得しちゃいました。ラノベをもう長いこと読んできましたが、ラブコメジャンルというのは形を変えて色々な作品が出ていますし、ワタクシ含めラブコメ作品を読む読者全員は、いつの時代においてもそれを欲しているという事実は確かにあるのかもしれません。この作品もそれぞれ色々な性格を持ったキャラがとても魅力あるラブコメを作り上げていたと思います!
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ツバサ
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微妙。前半から合わないなと思って、流し読み。多分この作者は合わない。
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真白優樹
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日陰作家の少年と、彼の物語に魅了された少女が師弟関係を組み始まる物語。―――青春は、誰にだって平等な一度きりの舞台。日陰者だって青春したい。自分の青春の台本は、自分自身にしか描けない。この物語を語るに多くの言葉は要らない、只只管に尊い、この一言のみがあればいい。そう言える程に彼等の物語は眩しい。突然日の元に出て眩しくて、何度も転んで。でも大切な仲間達に支えられ背を蹴飛ばされ、また駆けだす。正に彼等にしか描けない青春の物語、この青春の疾走である。是非、万人に読んでほしい物語である。 本当に心から面白かった。
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リク@ぼっち党員
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一人称で語れば誰だって主人公。前作からの勢いはそのままに、ラブ・コメディという軸がしっかりあったので読みやすくなってた。ここまでネガティブな主人公ってレアな気がする。作家もどきで演劇部の脚本任されるという割と高スペックなのに自信ゼロ。なのに気がついたら周りに人が集まってる感じが良かった。基本はうじうじで主人公らしくないけど、根は熱くてしっかり主人公。友達もヒロインもライバルも良い奴でストレスなく読めた。
0255文字
bluets8
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演劇部の美少女(正統派ヒロイン)と脚本を書くことになった作家一歩手前の主人公(陰キャラ)のラブコメ。主人公がネガティブ発言しか吐かないその口とは裏腹に、やっていることは熱血。あるキャラに語らせたラブコメとは「恋を応援するもの」「励ますもの」「ハッピーエンドが好き」というのが信条なのだろう。何度も主人公の背中を押す周りの仲間の台詞が熱ければ、その信条を全力で体現しようとするクライマックスの主人公も熱い。あらすじで受けた印象に反して、とても勢いのある元気がもらえるラブコメだった。
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まりも
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これは妄想満載の小説を書く少年に、演劇部のヒロインが劇の脚本を依頼する事で始まるラブコメ物語。魅力的で可愛いヒロインと、彼女にお似合いのイケメン男子。普通ならこの二人の爽やかなラブコメが始まるところですが、今作の主人公はそれを見てるだけの日陰者。友達と駄弁ったりゲームするだけの青木が、ダメな姿を晒しながらもドンドンと綾瀬に恋をし、周囲に嵌められながらも想いを伝える為に行動する。不恰好でダサいかもしれないけど、だからこそこの青春ラブコメは最高に輝いているし胸が熱くなりました。これは良いもの読ませて貰ったわ。
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