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誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性

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mazda
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ネタバレ競走馬に徹底的に調べた結果、血統でなく左心室の大きさが重要だと見つけたという話は、先日読んだ「Just keep buying」にも書いてありました。先入観ではなくデータを見ていくことが大切な事例の1つです。裕福な出自を持つ子供たちはケヴィン、クリス、ジョンなど普遍的な名前が多いのですが、困難な家庭の子供はシーション、ウニーク、ブレオンシャインといった、いわゆるキラキラネームの確率が高いという研究結果に触れています。日本でも東大に入る子たちの名前はフリガナがいらないという話もあり、正しいのかも知れません。
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horuso
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ネタバレ薄々知っていたことも多いが、ビッグデータ解析の腕を買われてグーグルにスカウトされた著者がこうもまとめてくれると衝撃的。米国では人種差別がまだまだ根強い、男性よりも女性の方が2倍もレイプものポルノを検索している、都会生まれの方が立身出世しやすく貧困層から脱出しやすいといった具合。ボタンの色でクリック率が異なるかといった実験をこっそりさせられるのはともかく、因果関係がよくわからないデータで犯罪者予備軍といった判断をされるのはまだ怖い。著者が研究発表後によく言われるという「面白かったが気が滅入った」がピッタリ。
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でじきち
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ネタバレ①データサイエンスとは、突き詰めれば、「パターンを見出し、ある変数が他の変数にどう影響するかを予測すること」。競馬に勝つ馬は心臓の左心室が大きい、勝てるキャッチャーはストライクに見せるキャッチングが上手い…。マネーゲームって映画がそういえばあったなぁ。②ビッグデータは正直。米国では「天気」より「ポルノ」の検索数が多いのに、調査では25%しか見ていないと答える。調査から弾かれるコンドーム使用者の割合も、年間販売個数よりはるかに多い。成程、Googleなどからのアイデア創出もありだな。
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mizk
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ネタバレ①人は印象的な物語を買い被る傾向にある②人の暮らしを追いかけるのはまっぴらごめんだ、といいつつそのとおりに行動する③人は腹立たしい、不快だといいながら、クリックする④行動伝染⑤A/Bテスト(正解なんてわからない、とにかくやってみること)
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亜武羅破無
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ネタバレ誰もが嘘をついている感想  中々面白かった、著者は基本的に人間嫌いなんかなとと思う。 Google検索を「デジタル自白剤」扱いは初めて見る概念だったが確かにその通りだなと思う。 誰だって検索履歴を他人に丸ごと公開できる気概はそうそうないはず。  例として出てくるものも面白い、インドの男性が授乳フェチが多いとかこの本を読まなければ一生知らんかっただろう。 〇〇テストとかのアンケートでどうこうっていう形式の実験は「本当に正直に答えてるんだろうか?」と常々疑問だったのでまあ納得。
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jun
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ネタバレいろいろな事実が紹介されているが、受験のパートが良かった。「人は経験に順応するし、成功する人はどんな状況にも強みを発見する。」 人の人生を豊かにするようなテクノロジーの使われ方が、されるべきであるし、データに裏打ちされた事実の説明に感動した。
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さいごーどん
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ネタバレグーグルの検索データを使うことで、これまでのヒアリングなどの調査をベースのした統計で人々がついていた嘘が暴かれ、真の姿がわかるというもの。株式市場などこの方法が適用できないモノへの言及があるなど、好感の持てる部分もある。一方でほぼこれだけの話をこの長さの本にするのは、いかにもアメリカのビジネス書にありがちな話。半分もあれば充分だったのでは?と思う。
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たじ
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ネタバレいかに直感がまちがっているかがよくわかる サーベイの信頼性は社会的望ましさの影響からかオンラインの方が高い 本読破する人ってホント少ないね
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satoshi
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ネタバレ面白い!匿名の本音吐露装置、google。大量のデータは人の本音を暴くソースになり得る。もちろん、限界はあるけれど。人間は、どんなに「きれいな」外側を持っていても、内には人に知られたくないことを秘めているものなのだということを、改めて突き付けられた。ビックデータは宝の山であり、自分自身も見たくない本音を暴くものにもなりうる。「知られないこと」「データを消す権利」も個人の権利として検討する必要があるのかもしれない。
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kubotajun
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ネタバレ【備忘】ビッグデータから洞察を得るために重要なことは、正しい問いをすること。解決法は必ずしもビッグデータではない。ビッグデータを最大限活用するには、人間の判断力と小規模な調査が必要。ビッグデータは補間的なもの。
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しろ
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ネタバレグーグルなどの検索履歴から統計するお話。回帰不連続が影響を与える場合(収監体験)と与えない場合(大学)があって、直感に反してて面白かった。よく知られた話だけどA/Bテストが与える影響の大きさも例が多く載っている。
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すてふ
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ネタバレふつうに名のある出版社から紙の本で出ている書籍で、キチンと活字になっているpornhubという文字列を目にした瞬間の衝撃たるや。おい…。女性器は臭い、女性は女性器の臭さを把握している、インド人男性は母乳フェチが多い、女性器は臭い、男性はパートナーが異性である場合は女性器の臭さに悩んでいる、…などの知識をわたしはこの1冊の読書から得た。あと、アメリカがトランプを選んだのも選んだトランプの言うことを聞かないのも、オバマとかいう黒人のせいで、アメリカは大統領なんぞに付き合わされることに飽きたからなのだろう。
すてふ

日常生活で極右と極左が同席してしまう確率は4割ぐらい。いっぽうインターネットのニュースの場は寡占的で、そのコメント欄では極右と極左が日常的に仲良く喧嘩している。たしかに、SNSの付き合いの長いフレンドの1人が惨めなネトウヨと化したが、こちらからはミュートもブロックもせず放置できている。聞く耳を持てない旧人類とは違う、親身になってすべて聞き流すけれど。

09/23 01:19
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記憶喪失した男
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ネタバレデータ科学の本。データサイエンスは今後、大いに進歩して社会科学をくつがえすだろうが、この本はまだそのような成果ではない。アメリカの若手経済学者としてはよいが、各章の章立てが面白く参考になるだろうが、内容は主に、性的な恥ずかしい統計が、今までみんなが嘘をついてよく把握されてなかったものが正確な数字がわかるようになってきたということだ。夫婦の性行為回数やちんこの長さ、女性器のにおいについてどれほど多く検索されているかなど。しかし、実際の数字は秘されていて、消化不良な一冊だ。
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li1y
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ネタバレGoogleの検索データを用いて人がどんなことを調べているかなどをまとめている。普通の回答とは違ってGoogleの検索は人々は本音で知りたいことを書くので回答者としてのバイアスがかからない。検索データではポルノサイトで調べていることや、気にしている点など面白いデータもあった。それに加えて後半の別のデータをもちいた例などでは、野球チームの好みが8歳位までに決まることや、優秀とされる高校に進学した、しないにかかわらず同じような成績の学生は将来的に同じような収入になると言う点については面白かった。
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nanako
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ネタバレ確かに冗長に感じた、何度か挫折しかけたが、最終章「ここまで何人読み進めたか?」と書く挑戦的な著者のユーモアにつられて、興味ないとこは飛ばしつつ読みました。だって、全然ヤバくないもん(笑) 超有名難関高校にギリギリで合格した者と、ギリギリで落ちた者とのその後の人生を追跡すると、大学や就職がそれ程変わりなかった事、低所得家庭出身で成功してる者は、生育環境が有名大学近辺だったり、高所得者に近い環境だった、という下りはなるほどなぁと感じた。環境って大事、そう、競走馬も血統ではないっていうのも面白かったな。
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ひらっち
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ネタバレビッグデータには4つの効果がある。 ①新種のデータ ②範囲を絞り込める ③正直なデータ ④比較試験が容易にできる そのうえで著者は、フロイトだったり、走る競走馬などの話を面白おかしく書いている。ただ著者はビッグデータには限界があるとも書いている。変数が多すぎると、あまりにも複雑化しすぎて、偶発性が高くなり、信用ができないとする。また、あくまで数字化した部分が対象なので、そこから漏れるものも出てくる。つまり人間の補完として使用するのがベストであるとしている。
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