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「ワクチンができるまで持ちこたえる」とは作中の医師の言葉だが、現実世界ではワクチンができたそばから変異が発生して集団免疫は達成できず。ワクチンを打った上でも死亡率はインふっルエンザより多いくらいで、いわゆる後遺症も20%程度の方に残るという非常にやっかいな病だが、残念ながらこのウイルスと共存し続けることを前提として生活しないといけないのが実情。それに対して、「マスクを外すかどうか」に報道や議論が集まる傾向が何とも歯がゆく感じる。
本書で取り上げられた東日本大震災やHPVワクチンでは、黙った結果としてノイジーマイノリティーとそれに乗っかったマスコミの報道が災害となってしまったが、それを教訓にしたためか、新型コロナワクチンに関しては「扇情的な反ワクチン報道」に反論するケースがよくみられたと思う。それでも風評加害者は相変わらず責任を取らされないのが現実。本問題の難しさを感じる。
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「ワクチンができるまで持ちこたえる」とは作中の医師の言葉だが、現実世界ではワクチンができたそばから変異が発生して集団免疫は達成できず。ワクチンを打った上でも死亡率はインふっルエンザより多いくらいで、いわゆる後遺症も20%程度の方に残るという非常にやっかいな病だが、残念ながらこのウイルスと共存し続けることを前提として生活しないといけないのが実情。それに対して、「マスクを外すかどうか」に報道や議論が集まる傾向が何とも歯がゆく感じる。