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逢魔が時に会いましょう (集英社文庫)

感想・レビュー
920

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Snow White
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★★★★☆(4.0)民俗学者(オカルト研究者?)准教授布目の元で、大学4年生の真矢が、現地調査のアルバイトをするストーリー。ホラー風味のコメディタッチという、何とも面白い展開がいい。本物のモノノケも登場するが、怖すぎず万人受けする描き方がさすが荻原さん。ほんのり漂う恋の予感も、嫌味にならずに絶妙。シリーズ化してほしいと切に願う。
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pippi_
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妖怪ものは初めてで、読む前はファンタジー要素が強すぎると読めないかもと思っていたが、読み始めたらとても面白くて一気読みだった。それぞれの妖怪の起源なども興味深く、他の妖怪ものも読んでみたい。
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ほうじ
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予想していたものとはかなり違ったがとても面白かった!荻原さんの人外の描き方が好きだ。メーキング(あとがき)の2000年の短編をわざわざリライトしたという話には驚いた。真矢も布目も良いキャラなので続編が見たいな……。
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北原悦子
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面白かった
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みゃむ
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図書館本。座敷童、河童、天狗。有名な妖怪が出てきた。民俗学的な説明もしっかりされてる。准教授の見解とか、読んでるだけでおもしろかった。
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じゃがたろう
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図書館本。本縁結びという素敵な企画に参加して出会った小説。たまにはこのような本との出会いが必要だなと感じた。著者の本は初めてだったが、もののけとの出会いやそれらにまつわる知識にワクワクした。大学准教授と学生というマッチングもまた親近感がわくシチュエーションだった。座敷わらし、河童、天狗…意外とわかっていないこともたくさんあるんだなと再認識した。人文系の研究よりも理系の研究が重視される流れも、今後どうなるのだろうか。
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nar_yoshi
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大学4年生の髙橋真矢、民俗学を研究する布目准教授。座敷わらし、河童、天狗を求めての、ふたりのフィールドワーク。荻原さんらしい作品。慌ただしい日常での読書では、これくらいのユルさがちょうどいい。▼日常のすぐ近くには非日常がたくさんあるんだ。驚きや不思議はいつもの毎日にいっぱい詰まっている。見る目を少し変え、感じる心をちょっと変えるだけで。▼いまやっていることが全部ムダで、何の役にもたたないかもしれないけれど、何かがあると信じて。人にはムダに思えるものが、じつは自分の宝石かもしれないから。
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emmafuku
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妖怪もの大好きなので手に取りました。妖怪はしっかり出るけれど、ファンタジーと民俗学が融合していて良いバランス。間引きのところは胸が痛かったけど、全体的にはマヤさんと布目先生のキャラクターや珍道中ぶりが良い味だしていて最後まで面白く読めました。
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ぱたぽん
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「座敷わらしの右手」◎ 「河童沼の水底から」○ 「天狗の来た道」◎ 特に座敷わらしを幼稚園児と一緒にゲームに誘い出すという設定が面白かった。 「天狗~」の続きでヨーロッパに行く旅編も出て欲しい
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コグミ
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暖かくて、クスッと笑ってしまうお話です。この作者さんの本って、こういうのが多くて本当に好きです。 身近にある小さな幸せを感じた時の、あったかい感じがいっぱいあります。 今回も、幸せなため息をつきながら読ませていただきました😊
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まるお
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布目と真矢の関係性が面白い。 全体的に軽い内容で読み応え的には寂しかったが、 子供の頃から水木しげるさんが大好きだったので、 妖怪に対する仮説はとても興味深かったです。
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ケロたん
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妖怪を求めるユーモア連作集。続きが読みたくなります。
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detoo
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妖怪達の伝承の仮説が面白かった。
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かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)
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荻原さんの初読みは「なかよし小鳩組」少しいい話だなと思った。次に「愛しの座敷わらし」これは話の内容も童子も家族も好きでした。この本は、布目准教授と高橋真矢との笑える会話と座敷わらし、カッパ、天狗の捜索旅行の話。巷の本で言われている内容を引用しているけど、皆さんも仮説したり、考えたこともあるような真実を探る。どの話も興味をそそられるかもという感じの内容ですが、なかなかに面白い。学者馬鹿っぽい布目と大学院へ逃亡を企てる真矢のコントじみた関係に笑える、でも、真実の探りもあり、バランスの良い読み物でした。
かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)

ヒョロヒョロして根暗な布目が実は筋肉質で腹筋割れ割れであったり、約170センチありやる気の無さそうなBカップの空手経験者の真矢のコンビが、布目に引っ張られながら、精力的にアシスタント(力仕事も多い)をつとめる。ビジュアルがどうあれ、なかなか良いコンビである。荻原さんの本は面白い。

12/10 21:37
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とらまま
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民俗学ってどんなことをするのだろう…と思っていたが、その一端を知っような気がする。歴史学ぶことと推理をしながら新しいことを発見していく、それは今の私達の生活につながる不思議で、でも知れば面白いことなのかも。
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Chee
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座敷わらし、河童、天狗の伝説?とか、由来とか、どんな可能性があるのかとか、色々出てきて、単純に知識として面白かったです。それとは別に、夢のようなことを真矢たちが体験する様子も、本当にあるんじゃないかと思えて、面白かったです。布目先生、ニッチなところでは有名人のようだし、真矢の映画もうまくいくんじゃないかな?とも思いました。
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てふてふこ
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民俗学の大学准教授・布目先生の助手(カメラマン)として全国各地フィードワークする高橋真矢。座敷わらし・河童・天狗と、妖怪界ではメジャー所を回る(萩原さんの座敷わらしは2回目ですね)。現代で「不思議な事」はほぼ消えてしまったけど、妖怪の謂れは今でも勉強になることが多いですね。
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たくみ
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読んでて笑いながらも目を引くものがある妖怪もの小説。妖怪のルーツを辿るときの昔の出来事はゾクッとする物があるにも関わらず、全体としては軽快で笑える作風なので重すぎないのも◎。天狗、座敷わらし、河童の三妖怪を取り上げているが他の話も読んでみたいかも。あと著者は座敷わらし好きだなぁ。なんか特別な思い入れでもあるのかな?
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yutan2278
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引き続き荻原浩さんの作品を。 大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となる。風変わりな大学教授と、映画製作を夢見てアルバイトに励む女子大生の迷コンビが、座敷わらし、河童、天狗と日本人の心に棲むあやしいものの正体を求めて旅する連作短編集。「座敷わらしの右手」「河童沼の水底から」「天狗の来た道」の3話。どれもほんわかしてて面白かったです。
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Take@磨穿鉄靴
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久しぶりの荻原氏。座敷童子、河童、天狗を扱った3つのお話。民俗学の視点から話を展開させてほんのりファンタジーを絡ませた荻原氏らしい読みやすく楽しい時間を過ごす。印象に残ったのはバカと言おうとして「バ、」で留めた際に馬が出てきて鹿を檻に戻すとする表現。その情景が浮かび面白い表現を使うものだと感心。さすが。また二人のキャラ、関係も心地よい。いいコンビ。シリーズ化して欲しい。★★★☆☆
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カズちゃん
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ノリで捕まっちゃう座敷童、かわいかった。
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おうち時間
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就職を諦め、大学院進学を志す映画研究会の高橋真矢。アルバイトとして民俗学の准教授のカメラマン兼助手として同行する「座敷わらしの右手」「河童沼の水底から」「天狗の来た道」の3篇。座敷わらしと河童のお話が実は大昔の子供の間引きが関係しているかもしれないという説にはびっくりです。現地調査でそれらしき物が現れるのは真矢の目の前だけで布目准教授の前には現れない。真矢には得体の知れない物を引き付ける何かがあるのかしら?天狗の北欧精霊説も面白い。天狗の渡したコインはどうなったのかな?続編が出るなら是非読んでみたいです。
かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)

間引き!私もそんなお話を読んだことがあります💦

09/05 19:00
おうち時間

かりんとさん 江戸時代には間引きが行われていたみたいですね😥ちょっとびっくりです。

09/05 19:20
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kume
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ネタバレキャラがあまり好きになれなかった。けど、内容はやっぱり面白い。座敷わらし会えちゃう岩手の幼稚園。会ったほうも見られたほうもびっくりだよ。河童に会える富士山ろくの辺境地。河童の伝承が結構ヘビーで、(今回の)その正体がヤバくて、素人の捕獲は超危険😱山陰地方の天狗から斜め上かのゴブリン登場wwSFかと思った。もっともらしかったり、こじつけっぽかったり、謎がいっぱいの妖怪たち、一度はこっそり見てみたい。面と向かって会うのはちょっと怖いからね。
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08041511
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座敷わらし、河童、天狗 日本を代表する妖怪?をめぐるラブコメ的な温かいストーリー
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アンジー
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ネタバレ荻原氏の描かれる妖怪や幽霊は、なんだか可愛らしくて愛着が湧く。今回は民俗学者の冴えない布目准教授の解説を読みながら「座敷わらし・河童・天狗」のいわれを詳しく知ることができた。目に見えないものって怖いけどワクワクする。座敷童が右手を上げて「はいはい!」と言っている姿を想像するとかわいい。でもそのいわれを知ると可哀そうで胸が詰まる。河童の甲羅は日焼けした人間の背中だったのか?天狗とは製錬技術を伝えに来た外国人だったのか?布目先生と大学生の真矢とのコンビがよかった。2人の恋の行方も気になるな~。続編を是非!!
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ぱんだ
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いろいろな説があります。いるといえばいる、いないといえばいない
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ナッツ
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布目教授と大学生真矢との専門的な民俗学の話も織り混ぜながらの妖怪探索記がほのぼのと描かれている。座敷童子も河童も子供の間引きからが由縁とはなんともせつない。先の生き方に迷っていた真矢が進む方向を見い出せたのも良かった。今後の2人の動向に思いを馳せたい。
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ゆんり
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ネタバレ座敷わらし、河童、天狗の話。民俗学者の布目准教授と助手真矢(マヤ)の現地調査。変に堅苦しくもなく、逆に漫画の妖怪話のような幼稚っぽさもなく、ちょうど良い塩梅の語り口で、妖怪というか精霊?について勉強になった。妖怪の中には元々は悪い物じゃないけど、語り継がれる中で面白おかしく怖いものにされていったものもあるのかな。座敷わらしの、昔の間引きによる子どもの精霊なんじゃないかという説。恨みや怒りの感情ではなく、『ここにいるよ』『忘れないで』と教えてくれている存在。切ないけどなんだか心がほっと温まる話だった。
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1Q59
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コインの分析、検証はどうなったのか?のんびり読める楽しい作品でした。
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ユズル
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ネタバレ私の中で座敷わらしと言えば、📺✴️『なんだコレミステリー』の原田龍二が真っ先に思いつくのですが、「座敷わらしのひと〜?」と布目先生方式でやれば、かなり簡単に見つかるんじゃね?と思いました🤭 河童も天狗も面白かったです✨
Jam

座敷わらし=原田龍二氏で笑った🤭

05/26 21:58
ユズル

Jamさん*龍二が寝る頃にやってくるわらし🤣😁

05/27 07:45
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まさきち
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妖怪を追い続ける布目准教授と彼の研究室を訪れ、彼の助手を務めることとなった映画好きで卒業間近の大学生の真矢。そんな二人が訪れた調査先で繰り広げるなんとも可愛らしい恋物語といった印象。でもその中に民俗学的な話や実際の妖怪と思われるモノも現れ、真面目ながら妖しくて、でもあたたかくて憎めない、そんな色々な言葉が浮かんできた一冊でした。是非とも二人の恋の行方も知りたいものです。
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修子
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久しぶりに荻原さんの本を読みましたが、ユーモアとペーソスに溢れていて、楽しく読みました。座敷わらしなどを研究する准教授と大学生のお話。ぜひぜひ続編を書いてほしいです。
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鷹野郷 善後
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就職を諦めて院に進もうとする男勝りの女子大学生が、民俗学の准教授に連れられて物の怪を観察しようとする3篇の短編集。表紙絵のとおり、座敷童、河童、天狗が出てくる。民俗学の知識がたくさん盛り込まれている。何も考えずに読書したいときにどうぞ。
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ガーネット
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機内での読書として。もっとライトなものを予想していたが、良い意味で裏切られ、民俗学的側面からも光を当てた「異界のもの」連作短編集。冴えない研究者→実はイケメン、というお約束はさておき、河童や天狗の伝承が生まれる背景と、ファンタジー要素の配合具合が良い。読んでいる間、「異界を信じる私」と「何故信じるのか問う私」が、ヒソヒソと木陰でお喋りしていた。
酔拳2

これは興味あります!

05/08 22:28
ガーネット

酔拳2さん 文庫ですし、ページ数も程よくて、「ちょっとお試し」も、しやすい一冊かと思います。お好みに合うと良いですね(*'▽'*)

05/09 05:42
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johngaraman
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大学の先生とバイト代目的の女子という組み合わせはどことなくトリックの上田先生と山田を思い出すけどもうちょっと普通?でもないけど。 そういやテーマも超能力と妖怪でオカルト関係だし楽しめたよ。芋もないことをやっている感なんてお勤めしているなかでずっと根底にながれているのだし、たいていの人は気にもしないからまぁ頑張れよってことだよ・
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晩白柚
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メインの二人のキャラが立っててサクサク気楽に読めた。妖怪解釈も楽しかった。
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むらさき
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50 アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった大学4年生の高橋真矢。座敷わらし、河童、天狗の日本を代表する妖怪を題材にした中編3編を収録した作品集。3編それぞれ味わいが異なる点がよかった。民俗学寄りだけどラブコメ仕立てでテンポよく読み進められた。久々の荻原さんの作品だったけど、楽しませてもらった。
0255文字
レア
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サクッと読めて面白かった。座敷わらしとカッパと天狗を調査する話。なんだかんだ言って真矢は本物に遭遇してるの笑える。座敷わらしもカッパも子どもの間引きに由来があるのがなんとも切ない。お手あげチャンピオン遊びにまんまとひっかかった座敷わらしの描写が愛らしくて好き(*´∀`*)
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takashi
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面白かった、2人の物語をもっと見たい。
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きよみオレンジ
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座敷わらし 河童 天狗を見つけたいちょっと頼りない民俗学者と時々乙女チックになるバイト。やりとりが面白かった。このコンビの話しをもっと読みたい。
0255文字
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