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代体 (角川文庫)

感想・レビュー
85

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沙織
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ネタバレ意識だけを人造人体(代体)に移すことが可能になった世界。代体を使用していた男が失踪。代体のみ発見される。意識はどこへいったのか?代体メーカの営業八田、内務省処理班御所・斎藤コンビの視点から描かれる話は圧巻。伝えるには文字数も語彙力も足りない。とにかく読んでほしい。 記憶や自己認識と他者との関連の話も興味深かった。 ほとんどの人が否定するかもしれないけど、記憶を消して別の人間として生きる。 意識は記憶と情報処理。 等の設定や人間を機械に見立てる会話は読んでいて不思議と安心出来た。 参考文献も読みたい。
0255文字
ウール100
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難しい事を考えるのも、悪い事をするのも、お母さんを驚かせるためなのかな。凄いねって抱きしめてあげるから。寂しかったねって頭をなでてあげるからね。著者はいつも「心の在り方」を問いかけてくるなぁ
0255文字
ひつじ
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長い。アイデアは面白いけど、途中から黒幕のやりたい事の仕組みもやり方も複雑過ぎて、理解しようとする努力を放棄したまま流し読みして読了したことにする。無駄に壮大というか、なんか残念な作品になってしまったなあ。アイデアはいいと思うんだがなあ。
0255文字
gushwell
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人の意識を一時的に人工の身体「代体」に移動する技術を手に入れた時代の未来SF小説。この小説のテーマは『百年法』の延長線上にあるのだが、ミステリー要素も取り入れてあり『百年法』よりもエンタメ要素が強く楽しめた。人間の体と意識はどう関係しているのか、そもそも意識とは命とは何なのか、意識がなくなった体は生きているのかいろいろと考えてしまう。ところで、そんな技術がもし実現したとしたら、意識が移動するのではなく複製されてしまうのではないかと考えてしまうがどうなんだろう?
0255文字
chiko
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攻殻機動隊が好きなので、設定やテーマはすごく好みで良かった。ラストはもっと盛り上がりが欲しかったけどね。
0255文字
stg44
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なんと無く終わった、昔のアニメ"エイトマン"は代体だったのか、知らんかった。
0255文字
けんこう
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0255文字
kos_sori
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ネタバレAIのようなものが書いたプログラムが、もはや人間には解読できないという設定があったけど、いずれ現実になりそう。こういう設定は著者が思いつくのだろうか。それとも専門家にあり得そうな設定を聞くのだろうか。小説を書くって大変だな。/ブランクになった人の体にもうすぐ亡くなりそうな人の意識を入れるだなんて、恐ろしすぎてあまり良い案に思えないのだけど、よく何人もの人たちがOKしたな。じゃあどうすればいいかというと、やっぱり他にましな案はないのか?
0255文字
Mushi_Mamire
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ネタバレKindleUnlimited。面白かった。一時的に意識を移しておける代わりの体と意識を移動させる理論が確立された世界。自己の認識とは身体に基づくのか、意識(あるいは記憶)に基づくのか。死とはどこで死と定義されるか?SFサスペンスのクローンもので良くある議題に意識移行+記憶改竄で挑んだ作品。途中から人が多すぎて(ただでさえ人が多いのに、意識の重層化で1人の身体に何人もいたり)疲れた。以下は好きな表現。#「あれの大きさも硬さも好みで選べる。これがほんとの理想の息子」#神にはなれず、ホトケになった」
Mushi_Mamire

#『それが理解できん』(センチメントですよ)#「祈りとは、想像力の副産物ではないのかな」#イメージと現実の絶望的な乖離を埋めようとする切ない衝動が、最初のセンチメントを生んだのかもしれない

03/01 13:45
0255文字
エイサノオト
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ネタバレすでに存在していたんだなあ。
0255文字
とうき
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出てくる小道具はしっかりSFなのに社会的な部分に焦点を当てているところだったり、サスペンス的な要素がかなり面白かった。 登場人物も気になる人が多く、軽くしか出てないがそれだけで作品になりそう。 百年法に続き、テーマ選びと内容がかなり自分好みの作家っぽいので積極的に読んでいきたい。
0255文字
ぱんちょ
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近い未来、代体が現実になりそうな気がしてしまうほど筋が通ってる気がした。いや、たぶんそうはならないんだろうけど、どこかの有名な学者さんあたりが「これ現実になりますよ」なんて言ったら信じてしまいそうだ。いや、たぶんそうはならないんだろうけど。ただ後半はSF色が濃すぎて、????になってしまったけど。
0255文字
hiyu
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何度読んでみても理解が追いつかないところはある。やはり、意識や自我の境目はどう区別したらよいのかと頭を捻らせていたような気がする。とはいえ、本作のような技術が可能になったとして、人類はどのような選択をするのか。興味は尽きなかった。
0255文字
yaruyu55
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初めてこの作者の小説を読む。練りに練ったという表現がぴったりくる設定。すごい作品だった。医療用に一時的に意識を置いておくための期間限定の「体」。肉体が治療されうるならば元に戻ってそれで終わり。そのまま居続けることはできない。しかし肉体が朽ちてしまう場合は。「代体」ではなく、健康な他人に移れたら。こういう場合を想定して法も整備されていたのだが、事態ははるかに重大な場面に変わっていったので次はどうなるのだと落ち着かなかった。(続く)
yaruyu55

読み終えていくつか想像をした。御所オウラはとても魅力的な人物で、今後の作品にも登場してくれるだろうか?また、ゼロ・テクノロジー社のコンピュータがすでに独自の言語を自ら生み出し、人の頭脳の処理能力を超えた文法をもって複雑なプログラムを組んでいるというのは、もうコンピューターが人に理解できない知性を持ち始めたのではないか。本当に八田、ガインの行動は彼らの意志によるものなのか。それは「超知性?」が代わっているのではないか?(続く)

10/03 09:54
yaruyu55

ガインが最後に会いたい人に会ったときに起きた現象などは「こういうのを人は美談だと思うんだろう?」とバカにしているような想像をしてしまった。

10/03 09:55
0255文字
halow
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世界を成り立たせるSF面のロジックが弱く、作中で交わされる意識への思索も表面的、かといってエンタメとして見たら筋は単調だし、強く惹きつけるような過剰さもない。どう楽しんで良いかわからなかったが、堂々と「成功しているとは言いがたい」と書いちゃう解説には笑ってしまった。
0255文字
YUKA
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ネタバレちょっと難しすぎてよくわからなかった…!設定は面白いと思ったけれど。 私の頭では読んでいてとても疲れた。でも続きは気になったから最後まで読んだけど、早く読み終わりたかった…。 ネタバレになるけど、最後に母親の前で5歳の男の子の顔に戻ったというシーンが好きだった。
0255文字
いっこう
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再読。やっぱり面白い。山田さんのこういうSFずっと読んでいたい。
0255文字
まり
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7
0255文字
スナイデル
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3.5
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Be_Nuts__
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ネタバレ人間の意識を取り出して別の器に移し替えることで擬似的な不老不死を実現した社会のお話。かと思いきや。 肉体は生きているのに意識だけを抜き取られた〈ブランク〉に生死の境を彷徨う他人の意識を入れる外法のプロジェクトを巡る家族の心理描写が面白かった。そこはメインテーマでは全くなかったのだろうけど。 顔も身体も家族そのものなのに、中身の意識だけは赤の他人になってるのってどういう気分なんだろう。まして偽の記憶を貼り付けられることで家族そのものとして振舞ってみせるその個体を、私ならどう受け止めるだろう。
0255文字
しょこらび
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ネタバレ代体という人体代わりとなるデバイスが開発された世界。代体メーカーに勤める主人公。代体というものができた経緯、そしてその裏に隠された陰謀に落ちていく。  ボリュームも多く、難しい言葉が多いが、それでも面白かった。ガインが最後に幸せを味わえたのだと思うと胸が苦しくなる。ずっと寂しかったのだろうな。ガインのいなくなった世界は変わるのだろうか。良いモノには欠陥がある、山田宗樹さんの作品らしいと感じた。
0255文字
君島 嵐士
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近未来の話し。 身体を壊したが、休めない人のために作られた器『代体』。 代体に意識を移して、身体から離れている間に治療をするという時代。 大金を払い代体を買う、しかしそれは善なのか悪なのか。
0255文字
cochon_voyage
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専門的な理論にはまったくついて行けず、ほとんどの部分を飛ばし読みしたら、誰が誰かわからなくなった。でも、ひとつ共感できたのは、「双方向のダイナミックなフィードバックこそが、脳と肉体の本来のあり方だ」ということ。
0255文字
keshikun
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全体の概略は掴めるが、科学的な細かいところは難解だった。記憶を植え付けられてさも実体験したように感じるのはある意味怖いが、知らないままならそれはそれで幸せなのか、この辺は心理的にも難しい。意識を取り出すというところから???が多かったが、実際に病気で苦しんでいる人が1か月だけ別の体(デバイス?)で過ごしてみるというのは現実はトンデモ設定だが、考えられそうな選択肢のひとつかもしれない。
0255文字
sakayuu18
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最後すごく駆け足で難しかった。
0255文字
のん☆
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百年法以来の山田さん。SF系は当たり外れがはっきり出るんだけど、これは面白かった。映画化しても楽しそう。
0255文字
Kazuhiro Okamoto
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「代体」というハードウェアの話から、人間の「意識」の問題まで考えさせる近未来小説。人間とは何なのか、意識とは何なのかという根源的な問いについて考えさせられる。設定が分かりやすく読みやすい。主人公以外の登場人物が覚えにくいが、ストーリーの理解には影響しないので気にせず読めた。文句なしに面白かった。
0255文字
ちぃ
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ネタバレ初読み作家さんだけど、面白かったー。映像化にも向いてそう。意識を転送するとか、そのうち実用化されそうだけど、本体がブランクになるは怖いなぁ><ナノロボットがウィルス的扱いになっている未来はなんだか「ありそう」でうなってしまった。
0255文字
びりけん
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☆4つ。ものすごい熱量での力作なのは十分感じました。ぶっちゃけ山田悠介作品だと勘違いして買ってしまったが、読んで得した良作でした。
0255文字
sakura22335
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ネタバレ近未来にはこうなるのかもしれない。 肉体=いのちであり、人格=いのちでもある。 女性用代体にからむ問題についてももっとふみこんだエピソードあってもおもしろかったなぁと感じる。
0255文字
リョウ
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意識を脳から取り出して代わりの身体に入れることができるようになった近未来SF。どのように日常で技術が使われているかを描く導入部、そして技術によって生じる問題を描く展開へとスムーズに入り込めるように描かれている。人間から意識だけを取り出せるのなら、意識だけでずっと存在できるのではないか、そんな空想が現実になったらと思うと、今までの生命観が完全に覆されてしまう。
0255文字
nami1022
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私にはちょっと難しすぎたようです。巷ではかなり高評価のようですが、理解が追いつかない。終盤、何が起こっているのかよくわからず、登場人物たちが何に驚いているのか、なぜそんなリアクションをするのか共感できず、付いて行けないまま読了。
さこぽん

え~!逆にどんな本か気になるわぁ。

04/12 20:46
nami1022

人の「意識」を「代体」とかデバイスに転送できる近未来SFでして(この時点で私にはチョット難しい・・)、時間の黒幕があることを企む訳ですが、それがどういう原理なのか、何が起こるのかが今ひとつ掴めず・・、説明しようとするとネタバレになってしまうので是非ご一読を^_^Amazonでは星4.6の高評価ですので。

04/12 21:48
0255文字
mika46904307
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人体に別の脳(記憶)を移す実験や犯罪をモチーフにした小説は何作か読んだけど、だいだい「もやっ」とする結末が多い。 そんな中、様々な事例が違和感なく読め、結末まで満足した作品は初めて! SF警察小説としても人体実験小説?としても完璧なのでは⁈ 傑作でした。
0255文字
こゆび
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他人の肉体を持つ自分は誰なのか。肉体から離れた自分は何者なのか。何を考えればいいのだろう。何を思えばいいのだろう。この体と心で。科学のことなんて色々全然わからないのだけれど、彼の最後の一言と物語の最後の一文に泣いてしまった。物語の最初に戻って、もう一度泣いた。私にとって、この本はSF小説ではなかった。胸を貫く冒険譚だった。
ちーたん

胸を貫く冒険譚!気になる〜!!貰っていくね!

03/03 23:18
こゆび

ありがとー!楽しんでもらえたらいいなぁ!私は、難しい…面白い!難しい…面白い!で、最後泣いたわー( ノω`)我ながらチョロい読者だった笑

03/04 07:09
0255文字
烏骨鶏
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あれ、昔読んだな
0255文字
アッキー
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怪我や病気を治療する間、意識を別の人工的な身体に移すことができるという「代体」。そこから転じて、人造物でない生身の身体にも意識を宿すことができてしまうという話。そこから想像するのは誰の身体に誰の意識があって、実は・・・というどんでん返しのある展開。しかし、θ次元移動というのを持ち出してスケールの大きなSFを中心とした話だった。そうなると何でもありという状況に感じてしまい、無理矢理な印象を受ける。ミステリーとしてではなく、SFを中心としたサスペンスとしてならアリだったかな。
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くろかわ
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ネタバレ‪【センチメント、宇宙の星屑の様に光る】身体から切り離された意識は、どこまでが自分なのか?別の容れ物に入った自分は自分でないのか?‬私もどちらかといえば、自己認識は意識である、って意見だけど、それならば人類はここまで容姿や見た目に執着してこなかったろうな。身体⇆意識のフィードバックが行われて始めて自分が構成されていく。経験、って身体的心理的両面必要なのね。‬ ‪物語の構成が、初っ端で人が死に、随所に小規模爆発があって、ラストにむけて怒涛の畳み掛け、の流れが読んでいテンポ良いので好き。‬
0255文字
anri0912
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人の脳のデータ(意識)をアンドロイドへと転送し、 生活をするという近未来的小説。 代体のルールや小難しい箇所はあったが、 概ね楽しんで読めた。 私はデータにはなりなくないなぁ。 「ガイン」の孤独が何とも切ない。 でもやっぱり、お母さん大好きだよね。
0255文字
jouluribo
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えりか
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Kindle Unlimited
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