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凡人の怪談-不思議がひょんと現れて (単行本)

感想・レビュー
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yu60
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ホラー小説が好きで、この作者も複数同様の著作があることは知っていての初読み。作者の人柄というか、生き方というか、そちらのほうがずっと興味深くて面白かったけど、怪談噺のほうも、「ひょんと」という言葉通りの書き方で面白く読む。改めて考えると、かなりの恐怖譚でもあったりするんだけど。ゆっくり読んで、楽しめました。
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トムトム
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本当に「ひょん!」と不思議なこと、あります。一人の人のなんか不思議が時系列で説明してあり、最終的に何だったのかはっきり言えないけど…凡人の怪談はそんなもんだ!
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ty
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ノンフィクション作家が書く怪談エッセイ。副題(連載時の原題) の通り、ひょんと現れた不思議なお話しについて思うところを書かれています。いわゆるオバケ系の不思議現象に相対した著者が、非現実的かつ理論的に対処しているのがくすりとします。 大雑把な性格なのもかなり共感できました。 特に、電池を変えていてズレるはずのない時計達がバラバラに狂うというお話しのなかで「隣接した墓地が云々〜」と神経質になる旦那さんを傍目に「時計には時計の都合があるだろうから放っとけばいいのに」というスタンスがとっても素敵でした。
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kun_maa(หมา)
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淡々としていてどの話もすごく怖いとかはないのだけどふんわりと優しく不思議なエッセイ集だった
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ミーコ
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ネタバレ再読とは最後まで気付かず読了(笑) 5年前に読んでました。記憶も抜け落ちてました。作者の様に 、この世の人では無い方に遭遇した事はありません。。が二階の寝室で寝てたら勢いよく階段を駆け上がってくる足音がはっきりと聞こえて、ドアの前でピタリと止まり、ゾッとした経験はあります。めちゃくちゃ怖かった💧 工藤さんは「お化け」だったと後に気づいたから、怖い感覚無かったんですね。夏にピッタリの1冊でした。他の本も読んでみようと思います。
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有國 ひろ
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2018年7月初版、厚さ1.7cmのソフトカバー。著者の周りで起きたこと、知り合いから聞いた体験談などをエッセイ集のようにまとめた怪綺談です(個人的評価)◎ 私の好みにピッタリだったわ~。亡くなったお母様がブランドものを出してきた話や、墓地横の古民家を購入した話、とあるスタジオに軍服姿の霊が見える話等々。他にも似たような著書がないか、探してみよう( ´∀`)
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かねこそうみ
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宮部みゆきおすすめ本。さらっとよめた、エッセイ主軸でそんなに怖い話ではない。幽霊はいるだけでなにもしてこない、人間のほうがこわい、と思っている作者だからかも。全然心霊現象とか見に起こったことがないからほぼファンタジーとして読んだ。
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ayako
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ネタバレ夏のホラー特集のところにあり、タイトルに惹かれて読みました。文章が淡々としていてどこか可笑しみがあるので、ギャーコワーイ!!とはならないのですが、よくよく考えるとめちゃめちゃ怖い話とかもあり…。ひとつひとつが短く、読みやすかったです。
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corriedale_
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ちょっと不思議な短編集かと思ったら、実話?エッセイだった…。たぶん"お話"なら お祓いや背景語りなど解決解説編がつくのだろうけど、筆者は気にしないのだ。すげーな。戦後〜バブル期の時代描写もおもしろいかも。
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ワッピー
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記憶ではこの著者は3冊目。怪談というか、副題の『不思議がひょんと現れて』というのは言い得て妙。日常生活の周辺にいて見えたり見えなかったりという曖昧なものではなく、いつの間に玄関から入って居間でタバコをふかしてそうな現象たち。亡き母親との攻防「お詫びのエルメス」の妙に生々しい感情や意外に恐い「ディズニーランドに行ったのは誰?」は印象的。現代の稲生物怪録かと思うぐらい、各種の怪異に取り囲まれて、視えることをカバーする鉄筋入りの鈍感力も冴えわたり、最も恐ろしい著者の言霊も健在とは。心の底から羨ましくない。南無。
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村上春巻
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ネタバレ【B+】1992年に「講談社ノンフィクション賞」を受賞した女流作家の著者。正直に言うと他著と比べると禍々しさは薄い。逆に言うと、人生の黄昏を迎えた工藤夫妻のリアリティが胸に迫るのだ。重度の障碍者だった兄を60年に亘って献身的に介護してくれた、天涯孤独のお手伝いの女性の始末、白内障の手術の顛末や、脳梗塞を経たご主人との終の棲家の選択など、怪談よりも現実の切なさのリアリティは半端ではない。その終の棲家の因縁は、当時は誰もが知る事故物件であった。詰め腹を切らされた、某代議士秘書の部屋であることは間違いない。
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たふ
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ちょっとゾワッとするエッセイ。ご本人が慌てないというか、まぁいっか、みたいなノリなので恐怖感が薄れる。実際にこうして妙な事に遭遇する体質だと、いちいち騒いで喧伝する気にもならないのかも。我が身に起きたらみんなにLINEしまくるし、心霊写真も怪しいロケットもその辺には捨てない笑
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ヌーン
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ほのぼのと呑気な語り口で、著者が出会ったり聞いたりしたちょっと不思議なことを書き溜めた、これはエッセイですよね?でもこの本は図書館で心霊とかの棚にあったのですが うーん肩透かし この年頃の作家さんの家にお手伝いさんがいる確率の高さはなんなんでしょうね?昔は人件費が安かったんでしょうかね?住み込みとかだと給金とかほとんどあって無きがごとしで、住むところがあるだけありがたかったのかしら 出てくる現象もなんせそんな感じで、この作家さんのファンとかだともっと面白く感じられたのかしら?
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猪子
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工藤美代子さんのお人柄か、ひょんと現れる不思議もなんだかのんびりとしていて面白かった。たまに怖〜というのもあるけども。精神科医の「不美人は自殺未遂をしない」発言に対しての反応も面白かった。
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さんちる
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[図書館]
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白井ぱんだ
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劇的でエキセントリックな怪談ではなく、ちょっと霊感のある著者が、日常で起きた不思議だったり怖かったりする話を綴ったエッセイ。 ゆるふわをテーマにした怪談会のために用意した本でしたがとても楽しめた。工藤さんの軽妙な書き口と、幽霊達にうまく鈍感である生き方がちょっぴり怖くて楽しくさせてくれた。 ホラー小説が苦手な人でも、大好きな人でも楽しめる要素満載でした。
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ROOM 237
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このほんはとてもまいるどなじつわかいだんです、こわいレベル0.1くらい(※事故物件のタニシさんをレベル10とした場合の当社比)。お婆さんが何年も後になってあれってもしかしてお化けだったんかなあ?と思い出して書いてるエッセイで、ズボラな性格の著者と几帳面な夫の生活感丸出しなやりとりも面白い。タイトルも「幽霊つきマンション騒動記」だの「あの世の人たちのタイムテーブル」とか、幼少期から見えるタイプの著者の居て当たり前の共存スタイルが頼もしい。
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ねこ
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ゆるい実話系怖い話。心霊系もあれば犯罪っぽいもの、北朝鮮の政治体制によるものまで。著者宅のインテリアにまつわる話などもあり、そういうのは普通にエッセイ。やっぱり生きてる人のほうが怖いかも。
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Michiko Kikuchi
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あれは何だったんだ??は、経験したことある。 見えてる時って怖い!よりも、あれ??なんだよなぁー。
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あおい
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図書館本。面白かった。工藤さん的には自分を含めて家族も不思議を視るのは日常茶飯事で普通なこと、、、らしい。だが、世間的にはそうそう視かけることは無いというので親族や友人らから聞いたエピを纏めた”怪談”、らしい。読めば霊能者じゃん!な内容がご本人は”凡人”と言う、、、そもそも工藤さんの視るのは”怪異”じゃないカテゴリーらしくw視ても”お祓い”とか考えてもないし、”危険なモノ”は自覚なく取捨選択されて吹き飛ばされているのだろう、やっぱ”異能”じゃん。まとめ→工藤さんが一番怖かったのは鬼軍曹みたいなヘアメイク
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yucco
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図書館本。初読みの作家さん。心霊の話だけでなく、不思議な話も書かれていた。全て作者が体験した話なので面白かった。「占い師の言葉は信じましょう」「私の前世は何だろう」「背中に乗っかった悪魔さん」「卒塔婆が私を呼んだのよ」が好み。作者の自虐ネタも多く、怖さが程よくまぎれてバランスよかった(笑)他の本も読んでみたい。
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波
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【図書館本】初読み作家さんだが、ノンフィクション作家として長年大活躍されている方だったので、たぶん今までに読んだ何かしらの話の元の元とかになっているのかも知れない。所々聞いたことがある話のような気がした。とても面白い人物のよう😄ひょうひょうとしたのんきな性格?とても親近感がわきます。他の作品も読んでみようかな?
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小夜子
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日々の中にあるほんのり怖い話の寄せ集め。加門七海さんの『もののけ物語』とちょっぴり似ている。こちらは人が怖い話もそれなりに含まれている。純粋な怪談は個人的にはあまり刺さらなかった。そういうこともあるよね、くらい。一番怖かったのは精神科医の話だなぁ。患者の状態を気に病むようでは続けられない仕事だけど、けろりと筆者に話しているところが嫌だった。守秘義務には触れない範囲でも…ちょっとなぁ。
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アカツキ
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「婦人公論」に連載したエッセイ「不思議がひょんと現れて」を改題してまとめたもの。日常で体験した不思議な話をのんきにユーモラスに描いていて面白い。そして時々ゾッとさせてくれるところも良い。えぇ、著者は凡人じゃないです。私だったら骨壺がカタカタ鳴るという最初の話だけでもう勘弁。不思議で済むのが凄い。鈍感というより肝が太いんだと思う。
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山崎にう
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図書館本。筆者が体験したという、はっきりとした恐怖体験ではないけれど、あとから思うと不思議な、少し怖いエピソードを集めたもの。本人は鈍感だから平気と笑っているが、私だったら気づいた途端縮み上がって懸命に忘れようとする。なのにそんなエピソードを書いて本にしてしまうのだから、鈍感以上に豪胆である。
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エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます
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かなりのビビリだけど、ちょっと怖いのが読みたい気分で。あまり怖くなさそうなタイトルを選んできたら、あいやーだまされた!こわい。地味にこわい。さらっと怖いヤバイ危ない、てんこもり。。しばらく怖いのはいいや!お腹いっぱい。
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けんちゃんママ
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凡人だけど、こんなに不思議なコトは起こらないから、作者は凡人ではないと思う。 暑い夏に読むにはうってつけ。
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まみか(再登録)
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引っ越しを考えているなかでの出会い本。怖いわ~引っ越し。新築を購入したくなる。そんな経済力はないけれど。苦笑。
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七沢自然公園
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隣之怪と一緒に図書館で借りたが、これは怪談ものというよりエッセイ集だなと。
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子どもたちのママ
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ネタバレ世にも奇妙な物語のような小話がたくさん。普通に考えたらホントに怖すぎるくらいの体験なのに、著者はなんてのんびりしているんだろう!あれっておばけだったのかしら?っておとぼけ感もあり、失礼ながら著者の鈍感さがチャーミングだったりする。霊よりも生きている人間の方が怖い、とはよく言ったもので、北朝鮮の話が色んな意味で一番怖かった。
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ショコラテ
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何回見てもカバー絵顔色悪すぎで笑える。著者は特に怖い体験もしていない、とおっしゃるが充分怖いと思われる。一編一編はそうでもなくても、蓄積型とでも言おうか。一番嫌だったのは『幽霊付きマンション騒動記』。引っ越し先が怖い場所じゃありませんように、と誰もが願うと思うが(違う人すみません)、その恐れをピンポイントで刺してくるような話だ。新居に越した初めての夜に(しかも一人暮らし)、怪異が…と想像しただけでちびりそうになる(笑)。想像してみて?
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いぼいのしし
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この方の怪談はあまり怖くない。なぜだろう。1番ゾッとしたのは幽霊話じゃなくて北朝鮮の話だった。
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ひちょな
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図書館本。ホラーというよりは、不思議を集めたエッセイ。さくっと読める。不思議が集まるところには集まるようで。こんなに不可解なことが起こると生きづらそうだと思うが、そうでもないよう。
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ちょん
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読みたかった本、読了💡なんか怪談なんだけど一味違う感じがしました。怖い話なんだけど、怖くなくて「そういうもんかな」と納得してしまう。初めて読む方だったのですが、思ってたより年配の方で、それにもプチ驚き。各話短くてあっさりサクサク読めました。
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あーびん
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ネタバレ工藤美代子さんの怪談は派手さはないが、日常生活でふと感じた違和感がジワジワといやな後味を残す話が多い。世間話のようなさりげなさで語られる怪談。しかし、故人の写真と遺髪を収めたロケットなんてどういう経緯でアンティークショップに売られたのか。それを買ってしまう工藤さんは引き寄せられたんだろうな。白い狐が走り回るエステが気になる。生きている人間の方が怖いと思うような話もあり。
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Ryoko
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う~ん。特に怖くなかった。内容も前作とあまり変わらないような感じ。
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やんやん
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ネタバレなんだか 不思議?怪談?でも何となく怪しいお話。見える人ってこんな感じなのかな。 「ナイトクラブの控え室にあった血痕」の話が 恐い。よく使われる道具って…。 精神科のイケメン先生の「美人は…」も慣れたもので 凄いなと思った。
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風坂
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怪談の定義って一体なんだ!と誰かに問いたくなる不思議エッセイ。ゾッともしないし怖くもない。でも凡人の怪談なんてこんなものよ、とケラケラと笑う作者の姿が見えてなんだか許しちゃう。霊感は無いけど感じる人ってこういう経験をするんだなとなんだか納得と同時に安堵。私も同類です。
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もけ
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タイトルに「怪談」とあるが、内容に怖さはなく、ちょっと不思議な体験をまとめたエッセイといった感じ。あとがきに「あの世の人とこの世の人を差別しない主義」とあった通り、ただあったことを書き留めているだけで、読み手を怖がらせようというエンタメ的な意図は感じなかった。淡々とした文章がどうも素っ気なく感じてしまったのは、私の好みがいかにもフィクションな外連味ホラー寄りだからなんだろうなあ。個人的には、由希子さんの前世の話と、由香里さんの乗っ取られる恋愛の話が興味深かった。
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どきん
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父の死後、対向車ですれ違った人が父そっくりだった。 臨終に間に合わなかったので、チラッと姿を見せてくれたと思っている。 他人の霊は見たくないな。
アヅマ

素敵な思い出ですね。

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凡人の怪談-不思議がひょんと現れて (単行本)評価80感想・レビュー133