読書メーター KADOKAWA Group

蝶のゆくへ

感想・レビュー
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くろくまうる
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新宿中村屋の創始者・相馬黒光の話かと思ったら、明治の文壇がものすごく狭い世界だったことの話にもなっている。もう少し相馬黒光に焦点を当てて欲しかった。登場人物が多くて、書き方が少し回りくどいと感じた。
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眠れる森の怠け者
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恋に流されることなく自分軸で生きるりょうがカッコいい。
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美幸
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明治の文學界をりょうから見た物語。恋に満ち溢れて咳き込むほど。(咳き込むような私じゃね。。。(苦笑)) このりょうは中村屋の創業者で明治芸術のパトロンの相馬黒光。
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ゆか
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ネタバレりょう(後の相馬黒光)の生涯。なぜ碌山のもとにいかずに踏みとどまれたのかが、彼女の周りにいた愛に生きた人々の話が伏線のように感じられた。「恋愛は男と女がたがいを煉獄に突き落とすことだよ」という透谷。(25歳で自殺)教え子に気持ちが動いてしまった藤村。国木田独歩のところから逃げてきた信子のその後の人生、信子をモデルに「或る女」を描いた有島武郎の人妻との心中、樋口一葉と半井桃水との仲を嫉妬し、交際をやめるなら文芸誌を紹介するといった三宅花圃、恋に朽ち果てた郁子(山下りんの本にもでてきた)、中村彜のモデル→
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

ゆかちゃん、今年もよろしくお願いします(*^-^*)

01/03 12:43
ゆか

ベーグルちゃん、こちらこそ今年もよろしくお願いします (*˘︶˘*).。.:*♡

01/03 13:03
6件のコメントを全て見る
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のん
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新宿中村屋を創業したりょう(相馬黒光)の生涯を描いた物語。明治二十八年仙台からりょうは明治女学校に入学。りょうの視点で描く、アンビシャスガールと言われた彼女たちと島崎藤村、国木田独歩、樋口一葉など大物たちを絡ませるお話は夢幻のように思っていたことが現実になる恐ろしさで刺激的でした。感情に溺れているだけで言っていることは自分がかわいいだけとか、相手ではなく自分を好きなだけであって本当の愛とは何かにハッ!とさせられた。辛苦の中にいる人たちの心に寄り添いながら生き抜いたりょうでしたから最後の一節に感涙しました。
井上裕紀男

相馬氏はボース氏とも交流してインドカレーを流布させるなど、非常に興味深い人物ですよね。しかも葉室氏が描いているとは。

12/26 12:48
のん

井上さん。ボース氏との出会いは相馬夫妻の娘、俊子との繋がりが大きいようですね。読んでる途中でまさかの新宿中村屋の創業者と知りました。人は出会いの数だけが大切なんじゃなくて、出会ってその後どう付き合って行くのかが大切なんだと思わせてくるところが葉室氏らしいのかなぁと思ったりする作品でした。

12/26 14:37
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蒼碧
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新宿中村屋のお話。カレーというイメージしかなかったが、そこまでの過程を知る事が出来た。色々な文豪が出て来たが、個人的にはあまり…という感じ。私には合わなかったのだろう。
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moon
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新宿中村屋の創業者、星りょう(後の相馬黒光)が主人公。明治時代、自分らしく生きたいと願い新しい生き方を希求した女性たち。まさにアンビシャスガールだ。登場人物も島崎藤村、樋口一葉、国木田独歩、勝海舟など錚々たる顔触れ。
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もみこ
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物語の当初はどこか傍観者のように感じられた主人公だったが、樋口一葉との話のあたりから、自分の生き方を見定めたような強さを見せてくれるようになった。自分らしく生きたいと願い、行動することは大切なことだ。けれども、物語の始めの頃はりょうは幼すぎて、ひとの機微がよく分からず、頑なにだったように感じた。他人と通じてしか、本当の自分、自分らしさは映し出されず、それゆえに他人といる時しか自分らしさを確認できないことを痛感させられた。
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りえぞう
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◎。宮城学院なんかも出てきて、親しみあり(直接の関係者ではないけれど)。が、この時代の女学生って、本当に特権階級だったんだなあ。しかし、みな知的で人生に立ち向かっていく気概のある女性ばかり。夭折した樋口一葉の気骨には感動。本当に惜しい人が早逝したものだ。生き生きと頑張っている女学生たちに比べ、男たちの身勝手でだらしのないこと! かっこいいのは爺になった勝海舟くらいかな。やっぱすげー。
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須那 雄太郎
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津山市立図書館
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たなね
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作者買い。明治時代のお話。私は明治時代が苦手だと気付いた。知識がないせいで読むのにとても時間がかかった。有名人がたくさん出てきて知識があればもっと楽しめただろうに…と思うところ多数あり。きっとここは盛り上がるところなんだろうな、とは感じつつも知識が足りず浸れない。今後の本選びの勉強になった。
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mahipitensai
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宝塚見た後、日比谷シャンテの本屋で見つけた文庫本。表紙が好み。 視点が色々変わるがこれは誰の視点?みたいなのも気にならずサクサク読み進めることができた。勉強不足で知らない人物もいたけどそれでも楽しめました〜😊
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桐葉
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初めあまりにも著名な人々が出てくるので,りょうは何者?と思ったが,読み進めるうち中村屋の女主人と分かった。恋愛で破滅する友人を多くみてきたせいか自分を貫き通す。唯一荻原碌山との交流が悲しい。少し盛りすぎの感もあるが,明治女学校に集うそうそうたる人材に魅かれた。
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優希
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明治から昭和に生きた女実業家・星りょうこと相馬黒光の物語。国木田独歩や島崎藤村。樋口一葉などとの交流も描かれるので、興味津々で読みました。様々なエピソードが満載なので、相当の実力者であったことがわかります。
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Kiyoshi Utsugi
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明治から昭和に生きた女性実業家(新宿中村屋を創業)である星りょう(相馬黒光)を主人公とした作品です。 フェリス和英女学校から明治女学校に進み、卒業後は相馬愛蔵と結婚をし、信州でしばらく暮らした後に、東京に戻ってきたパン屋の中村屋を創業し、最後亡くなるまでを描いています。 各章には、著名な小説家や彫刻家が登場するので、ついつい引き込まれてしまいます。 登場するのは、北村透谷、島崎藤村、国木田独歩、有島武郎、萩原守衛(碌山)などです。 人は一人では生きていけないということを、またまた痛感させられました。
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いっこ
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実業家でありボーズや孫文を支援した社会事業家であった相馬黒光を、『蜩ノ記』の著者がどう描くのか、興味があった。相馬が学んだ明治女学校を共通項として、島崎藤村、国木田独歩、中島歌子、樋口一葉等々が次々と登場する。彼と彼女たちの死と隣り合った恋愛の苦悩が、重苦しい。そういう苦悩を間近で見てきた相馬自身の結婚、恋愛、これもまた時代に縛られたものだった。そこに執着せず、社会的に活躍するエネルギーを持ち続けたことが、彼女が周囲の恋愛から学んだことなのだろう。
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てらこ
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明治25年、「女子でも何事かをなしたい」という希望を胸に仙台から上京した星りょう(のちに新宿中村屋を開業する相馬黒光)が主人公。自分らしい生き方を模索する女性や文化人たちとの出会いが描かれますが、名門女学校に通い、中村屋時代には多くの若い芸術家を支援した黒光だけに、登場するのは島崎藤村、国木田独歩、樋口一葉、勝海舟などそうそうたるメンツ。人生いろいろ〜という歌が聞こえてきそうなエピソードが満載で、さらに深掘りしたい気になる人がたくさん見つかった一冊でした。
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サプリママ
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ネタバレ⭐⭐❤️♥️❤️明治10年生まれの星りょうというアンビシャスガールのお話。仙台藩士の三女で東京の女学校に通っているときのお話。北村透谷、島崎藤村、国木田独歩、有島武郎、勝海舟、など教科書に出てきた人がそれぞれエピソードつきで味わえる。当時は『或る女』など私小説が流行りのようでそのモデルになった経緯も描かれている。さらに星りょうはクリームパンで有名な中村屋も世にだした。当時の文芸は余裕のある人達が狭い世間の中で恋愛、不倫、妬みなどが蠢く中で形づくられていた。個人的には余り興味のない分野だけど読了できた。
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MIHOLO
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想像していた葉室さんの作風ではなかった。年表を膨らませた感じで、そうそうたるメンバーが登場するけど、恋愛しか興味なかったのか?とその部分がクローズアップされてて、中村屋一代記が読めると思っていたから残念。まかてさんの「恋歌」に出てきた中島歌子、三宅花圃、樋口一葉に興味があったし、関わりをもっと細かく読みたかったな。
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kazu4
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新宿中村屋創業者の妻、良の生涯。 葉室麟の作品世界はは広がっていた。現代史、女性。もっと生きて、様々な葉室麟の世界に浸りたかった‼️
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りょうこババ
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これは実話? 不倫、結核、自殺、恋の逃避行。 国木田独歩?島崎藤村?樋口一葉?おまけに勝海舟まで。りょうの一代記。頭がクラクラした。
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うーさん
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(図書館)中村サロンの相馬黒光のお話でした。人生は夢だらけ!っていうような開放的な感じを想像していたけど、実際はすんごくがんじがらめで難しかったんだなという印象です。
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先日、中村屋サロン美術館の荻原守衛展で彼女との因縁を知ったばかり。読みたい本にポチっとさせていただきます(^。^)

10/22 17:47
うーさん

読みやすかったですよ。中村屋サロンあたりの話は少なめですが><

10/22 22:39
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9分9厘
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ネタバレ読む前は、明治のおきゃんな少女が文明開花の華やぐ世の中で 女だてらに自分の道を切り開いていく・・・なんてあまりにも 言葉通りのガールズアンビシャスな夢物語を想像してました。 しかし実際は当時の女性にとっての自由とは、恋とは、結婚とは大げさでなく 人生を闇にもする選択だったのですね。中村屋の創設者である「りょう」の半生 もっと知りたくなりました。 心に残るのは「われにたためる翼あり」一葉が今の時代に生きていたら・・・ 知れば知るほど眩しく、悲しい女性です。
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かおる
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ネタバレ文章が特徴的。論文みたい。史実に基づいた補足と引用の繰り返し。だけど、しなやかに、そして簡潔に人の心を描いている。年表で勉強するよりこっちのほうが断然いい。歴史ものは苦手だけど、これなら読めた。結婚適齢期に刺さる。今書き記さねば、という気概で書いたように思う。
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洋梨いちご
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華やかで何かにあこがれて突き進む気持ちの強さが半端ない。憧れの何者かになるために苦しんだり、恋愛に信じられないようなエネルギーを投じたり。木村屋ってパン屋さんだけではなく、サロンだったのですね。今日は台風の予報なのに、さほど天気が荒れなかったのですが、この本で心のなかはちょっとした嵐になりました。
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しろっこ
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今までの葉室さんの本とはかなり違った様相で、星りょう、とはいったい何者と思っていたら、新宿中村屋の創業者でサロンの主宰者である相馬黒光の事だった。感情移入はしにくいなぁ。藤村や透谷、樋口一葉やら萩原守衛に勝海舟。名前だけ知ってるような豪華な顔ぶれが次々と出てきたけれど勝さん以外は誰も彼も恋愛に翻弄され苦しみ悩んでる。ほかにないんかい!とひとりツッコミしてた。江戸が終わり明治の代が来てそれまでの価値観がすべてひっくり返った時代、何が正しい生き方なのかお手本がない中で懸命に生きた人と云う事なのだろうなぁ。
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erie
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ネタバレ試し読みまでで保留。どうも作家本来の作風でなく、新しい試みをしているさ中だったらしいが、重厚な大河小説を期待していたので少々面食らった。目の付け所は面白そうだったが、主人公が人に出会うたびに時間が巻き戻ってその人の略歴が語られる。その語られ方も新聞記事のよう。「記録風」ならそれでもいいが、そのわりに突然主人公の非現実的な空想も出てきたりするので(そういう書き方に振るならそれでいいんだけど)とらえどころがない感じだった。病床で急いで書いたりしたものなのだろうか。別の作品はそのうち読むかもしれない。
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初美マリン
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前半は出会った人々の羅列、北村透谷や国木田独歩たち、後半ようやく相馬黒光かなとだが、アンビシャスガールらしさは不明、しかし先人たちのなんと短命なことか、樋口一葉荻原碌山も、ただ勝海舟は、人のせいにはしなかったという一文は、心に残った
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きさ
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ネタバレなじみのない登場人物が多くて難しかったです。俳句や詩の解釈など小説というよりは、説明書みたいな感じがして、あまり感情移入ができませんでした。私が読んだことある葉室麟さんの小説とはあまりにも違い過ぎて戸惑いました。
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Nishi Masako
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葉室さんの作品にしては、初めて読み進むのに苦労しました。
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かおり
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ネタバレ沢山の登場人物に、説明書を読んでいるような感覚になってしまいました。難しかったです😣···「自分のことは自分で決める」うん❕「しかし、人の心はそうではない」···うん😖
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三浦正
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亡くなる前に完結した連載小説の単行本、表紙絵につられて読むも あまりに登場人物が多過ぎて疲れました。明治28年明治女学校に入学した星りょう(明治後半 新宿中村屋サロンの女王となる相馬黒光)を中心に据えながら、明治の文人など恋愛模様・スキャンダルなどをなぞっていく。北村透谷、島崎藤村から始まり、、、最後は帝政ロシア人やらインド革命戦士?史実を丹念に調べた結果だろうが、読む方は疲れます。私の頭に残ったのは「明治女学校」というのが存在したこと、第1章タイトルが「アンビシャスガール」
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好奇心
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葉室麟さんの現代 小説を読ませて貰った、珍しい?新宿中村屋の創業者相馬夫妻特に妻の黒光さんの生涯を描いたのか思っていたが、当時の芸術家・文人のオールスターが登場し、その人たちに関わる男女の愛憎のオンパレード、そして多くの人が胸の病で若くして没しているのはなんともで切ない思いがする、相馬夫妻が中村サロンを通して、パトロンであったことが現在に繋がっている、美術館を一度訪れてみたい
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Miz
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新宿中村屋の創業者・相馬黒光(星良)の視線から、明治から戦前にかけての文壇・芸術界のビッグネームとの関わりと想いを描く。結局のところは、男と女なんだなと。島崎藤村のくだりや独歩、萩原守衛(碌山)なども、いわば芸術を極めんとする者ほどに内面からくずれていく。「人は自分だけで自分らしく生きられないのでは」という娘・俊子が母・りょうへの問いかけが心に残る。
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りん
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図書館にて。通勤にて一気読み。 葉室麟さんのいつもの文体、雰囲気とは随分違いましたが、やはりおもしろい。 様々な文豪や歴史上の人物が出てくるので、日本史を学ぶ学生にもオススメしたい。が、オムニバス形式なので感情移入はしにくいかも… 勝海舟がわたしのイメージそのもので、勝海舟の章だけ本棚に残しておきたいなと思うくらいにはビビッときました。
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momo
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若松賤子のことが小説になってて嬉しい!と思い読んだ本だったけれど、相馬黒光の目を通して見た明治の女性たちの様々な生き方はとても興味深かった。自分が自分として生きるには何が必要で、何をしたら良いか。どの時代も「どう生きるか」は人の大きな課題なんだなと思った。葉室麟が書く「明治の女性」をもっと読んでみたかった。
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maami
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なんだか良くわからない話だった。次から次へとそうそうたる文豪が出てくるのだけれど…。 いつもの葉室先生の作風とは違うかなぁ。
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エディン
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新宿中村屋の創業者、星りょうの生涯。宮城女学校、フェリス、明治女学校とキリスト教の教育を受け、自由に憧れつつ、賢明に生きていくりょう。本人は不本意ながら、男性の人生を狂わすほど女性としての魅力も兼ね備えた人だったようだ。子どもの頃よく中村屋のお饅頭を食べていたが、文人や芸術家の中心となるサロンを開いていたとは...久しぶりに、阪神百貨店で中村屋のお饅頭を買ってみよう。
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nemu
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葉室さんの作品にしては読みにくかったような?
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