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衣笠祥雄 最後のシーズン (角川新書)

感想・レビュー
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hirayama46
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主に80年代に執筆された、プロ野球に関するノンフィクション短編集。新書で刊行されていますが、それぞれの選手たちのストーリーがあり、短編小説に近い感覚で読みました。衣笠祥雄や東尾修、村田兆治といった残した記録しか知らない名選手たちの野球観を知ることが出来て楽しかったです。
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ようはん
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豪傑とか野武士とかの豪快なイメージで語られがちな昭和プロ野球選手。しかし、衣笠祥雄を初めそういったイメージの選手も繊細さは持っていたと見ると親近感が湧く。
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金吾
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現役時代を知っている選手が多いので、思い出しながら読みました。村田、東尾、田淵、衣笠面白かったです。
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渡辺 にゃん太郎
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星野監督が運転する車の中でインタビューするところが平成初期っぽくて好き。今では当たり前のようにやっているトミージョン手術を村田兆治さんが日本で初めて行った時の覚悟とピッチャーとしての矜持がカッコよくて好き。他の短編も当時の空気を感じることができた。選手にしてもライターにしても先代がいたから今があると思うと感慨深い。変わっていないのは、どの時代にも野次を飛ばすやつがいるということ。衣笠さんがキレたらめちゃくちゃ怖そう。
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雲國斎
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山際さんのスポーツノンフィクションは大好きだった。図書館で新書を見つけたので読んでみた。なつかしい。思えばこの本のタイトルにもなっている鉄人もあっけなく逝ってしまわれた。今頃天国で、山際さんと野球談議に花を咲かせているかな?
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ヴェネツィア
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今は亡き山際淳司の名選手に関するエッセイを再編集したもの。「名将」、「名投手」、「強打者」、「引退」の4つのジャンルに分けられ、9つのエッセイから成る。こんなタイトルだが、これはそのうちの最も長い1篇。私のようなロートル(こんな言葉、わかるかな?)にとっては懐かしくも、綺羅星のごとく輝いていた名前が並ぶ。この人に野球選手を語らせると深みと、そして何よりもプロフェッショナルであることの意味を再認識することになる。もっと長く生きて、その後の名選手たちー例えばイチローや松井、田中、大谷について語ってほしかった。
ヴェネツィア

びわこっこさんはタイガース党でしたか。楽天的イーグルスにもやはり親近感?

05/16 09:05
ヴェネツィア

ふじさん、ほんとうに残念です。

05/16 09:05
6件のコメントを全て見る
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ぽこぺん
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スポーツ名場面の裏側にはそれぞれの思惑があって面白い。 そうだったのかと思わされることが多かった。
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たつや
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昭和末期のプロ野球選手の生き様を綴った短編ノンフィクション。自分が子供のころ活躍したヒーローの人間模様が語られていてとても懐かしい
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さとみ
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もう25年も経つのか。衣笠さんもいなくなって、ちょっと涙が出ました。
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funkypunkyempty
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★★★★ まず山際淳司が亡くなったのが46歳ということにびっくりだ。たくさんライターがいるが、この人の文章を意識しない人はいないんじゃないかな。素敵な筆致に久しぶりに触れた。
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ひで
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衣笠さんだけでなく往年のスター選手の物語でした。しかし、作者もそうですが、当時の年齢は皆さん30代で、既に自分は越えているんだという事実に驚きを感じます。江夏が引退したのが30半ばとは思いませんでした。今のプロ野球選手の寿命と比べ、隔世の感があります。
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オールド・ボリシェビク
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「江夏の21球」で知られるスポーツノンフィクション作家の旧作を集める。衣笠、星野仙一、村田兆治ら9人の選手たちの姿を描き出す。それは昭和の残像である。
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美味しい渋谷
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山際淳司先生の野球ノンフィクション短編集の再録。探せば本棚のどこかにありそうですが、タイトルに惹かれ購入、即座に読了。素材も料理人も一流。流石です。
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三城 俊一/みきしゅんいち
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往年の名選手、名監督の横顔を描いたノンフィクション集。彼らは大抵不器用で、強いこだわりを持ち、時に頑固で時に飄々としている。「野球を描いた」というより、「野球を通じて人間ドラマを描いた」といった方がしっくりくる。 やはり、表題となった衣笠選手の物語が強く印象に残る。豪快そうな風貌だが、実は心優しく、スタイリストで話も上手な「鉄人」。恩師や夫人との関係、秘められた繊細な内面などに触れながら、衣笠の多面的な人柄を浮き彫りにする。淡々とした乾いた文体がかえって効果的だ。
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どん
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書名に惹かれて。ノンフィクションライターの山際淳司氏の短編集。文章の構成も素晴らしいが、昭和のレジェンドたちをここまで取材できることも素晴らしい。こう描かれてしまうと、どの選手もファンになってしまう。 今のプロ野球界の選手はどのように描かれていたのだろう。それを読めないのは本当に残念。
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as
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仕方がない事とはいえ、同じエピソードが何度も繰り返され若干読みにくかったです。
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鈴木貴博
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山際淳司氏の野球ノンフィクション短編集。既出の作品の再版だが、かつての文庫作品は手に入りにくくなっているらしい。時は昭和四十年代から平成始めにかけて、星野仙一、根本陸夫、村田兆治、東尾修、荒木大輔、落合博満、田淵幸一、江夏豊、衣笠祥雄との、山際氏ならではの濃密なコミュニケーションのうえ生まれた九編。その頃の空気、雰囲気とともに、素晴らしい野球人たちの一面を捉えた、時が経っても色あせることにない逸品揃い。
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council
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「スローカーブをもう一球」と同じスポーツノンフィクション短編9篇を収録した本。書名の衣笠を始め昭和末期~平成初期のプロ野球選手の選手生活取材で改めて思うのは山際淳司の取材力で圧倒的情報量で話の厚みを作っていること。あと表題は衣笠祥雄の現役末期の苦悩が描かれていて良作だが江夏の引退試合ルポがちょっと泣ける。
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kikizo
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既出のものを纏め上げている。一度は読んだ作品ばかりだが、改めて読むと、山際さんは素晴らしい作家だったと残念でならない。今生きていたら、どんな風にプロ野球を料理してくれるか、気になるところです。
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miu
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本屋さんで平積みされていて見逃せるわけがない、このタイトル。いいな野球ライター。わたしも山際氏みたいになりたい(夢は大きく) 。この本、衣笠氏だけじゃなくて星野氏や落合氏など、昭和のレジェンドがずらり。9人いたら9人それぞれのドラマがある。でもやっぱりここは衣笠祥雄よ。彼の最後のシーズンに何があったのか。子ども心におサルさんみたいだなーと思って見てた衣笠祥雄。彼はいつも笑っていた。野球のある国に生まれて幸せだなと思う。広島に生まれてよかったと思う。ここまで野球を好きになれてわたしってめでたいなと思う。
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Ise Tsuyoshi
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山際淳司が同時代に描いたプロ野球のレジェンドたち。この人でなければ書けない極上の短編集です。
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Tak
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昭和の名選手達を描いた昭和の短編集ですがまったく昭和と言う感じがしない洗練された文章です。 著者の早逝が本当に悔やまれます。 松井選手やイチロー選手、ダルビッシュ選手、田中選手や大谷選手を描いた文章も読んで見たかったと思います。
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ざねさんを止めるな
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衣笠祥雄や落合博満他、昭和のプロ野球を支えた9人のノンフィクションを再収録した短編集。 選手への取材や数々のエピソードから記録や引退といった節目やに際し何を考え、その節目に至るまで何を見て、その先に何を見るのか。あるいは、グラウンドに立つ彼らを支えるものが見えてくる。 甲子園だけじゃなく、プロ野球にもドラマがある。
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りんご好き
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昭和のレジェンドたちにこれだけ接近して話を聞けるというだけでいかに著者が彼らから信頼されていたかがわかります。そしていろいろなエピソードを織り込みながら名場面を描写していく手法の秀逸さは、平成が終わろうとするこの時代に全く色褪せない文章です。
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