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十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)

感想・レビュー
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misakon
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ネタバレ12人のキャラを掴むのに必死でした。論理的なシンジロウ、ぶっきらぼうなセイゴ、どもりのタカヒロ、できる女のアンリ、頓珍漢なマイ、身内を殺したノブオ、いかれたミツエ、イジメにあっていたケンイチ、芸能人のリョウコ…。徐々に人物像が見え、話し合いにより心境が変化していく様子が面白かった。一番大人しいユキが0番を連れてきて、数人が部屋に運んだことをだまっていたなんて。自殺しないと思っていたけど、サイト管理者のサトシの父が経営していた廃墟の病院で、何度もこのイベント(?)を繰り返して自殺を止めていたとはね。
0255文字
duffy
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ネタバレ後半にかけて引き込まれた。誰かが死を考えるほどに思い詰めていても、はたから見れば「そんなことで?」と思うことだったり考え方が違えば解決策を見つけられたりするんだなと思った。 思い詰めている時にはなかなか難しいけれど、普段のコミュニティの外で話してみることで、解決することもあるなと感じた。 逆に言えば自分にとって些細なことでも人によっては大きなことかもしれないと言うことを考えて人と接したいと思った。
0255文字
菅原孝標女@ナイスありがとうございます
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何気に初冲方丁作品。映画化していたなと思って読んでみた。読み応えがあって面白かった。登場人物が多く場面描写も多いので、映像で見た方がわかりやすくて楽しめるのかなとは正直思ったが、ミステリーに見せかけたヒューマンドラマで想像と違ってなかなか良かった。シンジロウとノブオ以外好きになれそうにないけど、笑
0255文字
ひんしょう
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ネタバレ「大きな決断」のために集う相手を知らない、カタカナ名前の子たち。一気読みしなかったのでゼロ番の謎解きがマイちゃん状態になってしまった。物語中では死ぬ理由を1人に1つしか言っていないと思うが、理由の背景が話し合いの端々に現れて12人分は圧巻。元々その理由を求めがちな「ももさんと7人のパパゲーノ」みたいな人もいるのだろう。この密室を抜けられた子らにも長生きする保証はないし、早晩逃れ得ない子もいる。読後感がもやもやするのは、死にたい理由が何も解消してないからかも。
0255文字
大阪魂
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冲方さんの現代ミステリーで陪審員の名作映画「十二人の怒れる男」のオマージュ!集団自殺のために廃病院に12人の子どもが集まってきた!でも12人が輪になって自殺するはずのベッドになぜか13人めの"死体"が…そして病院のあちこちに吸い殻とか靴とか車椅子とかが残されてる…自殺するけど謎残したまま死にたくないって理由からはじまって1人また1人って自殺より謎解きの議論に賛成する子どもが増えてく…最後は「怒れる男」みたいになるんやろなあっておもたけどそこまでの道筋が強引やったけど面白かった!メモ作った方がよかったかも!
ひろ20

たまちゃん、おはようございます。この本ね、図書館にいつもあります。手に取ってはまた返したり、題名が恐ろしくて読めないでいます。面白かったですか。(^^)

02/18 06:15
大阪魂

ひろちゃおはよ!イヤミスちゃうねん!12人でてくるからそれぞれ何したかメモとっとかへんかったらあれ?どーやったっけ?ってなってまうけどとにかく最後は結構スッキリ!ひろちゃもぜひぜひ!

02/18 08:27
0255文字
EMI
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ネタバレおもしろかったっ!十二人もいるから最初はこんがらがったけど。難しい問題がいっぱい。アンリは最初から最後まで好きになれない人だったし、言いたいことがわからなかった。でもみんな各自、動機があってすごく悩んでることはめちゃくちゃわかった。死にたいって思う理由って人それぞれ。それを否定しちゃいけないんだよね。ちっぽけだと思ってもその人にとっては人生を左右する悩みだから。今回のきっかけは十三人目だったけど。それでも人と話すことによって、冷静になれたりするし考え直したりもできる。自殺の話はたぶん永久課題だよね。
0255文字
いちご大福
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突然背後から襲われたり、誰かが嘘をついていたりと若干ミステリーっぽさはあるものの、ミステリーとして読むにはちょっと薄味かな。
0255文字
刺繍好きの糸ちゃん
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ネタバレ身につまされた。12人の死にたい「子どもたち」なんだけど、日々、職場の会議やらマンションの理事会やらで「いかにして合意形成」、と励んでる身としては、、、とてもではないが「子どものこと」とは思ってられない。。。「死」という誰もが避けられないテーマで、合意形成を図っていく。それぞれの「本意」よりも、駆け引き、バランス、力関係のドラマ。12人、それぞれ魅力的なんだけど、そうさなぁ、私的にイチバンは、サトシだなぁ、、、「死に魅せられた」って、、生い立ちは不幸だけど、カッコエェンチャウン、、
刺繍好きの糸ちゃん

「12にんの怒れる男」(映画)は見たよ。流れる汗が時間の経過を表現して、、モノクロ映像が余計に暑苦しかったなぁ

02/03 07:01
刺繍好きの糸ちゃん

アマプラで映画みた。うーーーん、、原作のよいとこ、子供たちの駆け引きは描き切れなかったか、、 役者さんとしては、「まいちゃん」役の子がよかった

03/16 20:41
0255文字
ユキタ
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図書館。集団自殺を企てて廃病院に集まった12人の子どもたち。ところが自殺予定場所にはすでに死体が1つ。誰がこの死体を持ち込んだのか?滞りなく自殺を遂行するために、目の前の邪魔な謎を片付けるべく議論を重ねる子どもたちひとりひとりが強烈な個性を発していて、12人もいるというのに誰ひとり「これ誰だっけ?」とならないのがすごい。誰もが潜在的に12人の子どもたちの個性を持っているからだろうな。
0255文字
いと@
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ネタバレ冲方丁によるミステリー小説。廃病院に集う12人の少年少女は集団での安楽死を実行しようとしていた。しかし、集合場所には13人目の死体があった。12人が「ゼロ番」の死体の謎に迫っていく物語の結末とは……。 ここから感想です。(ネタバレ⚠️) 物語としてはミステリーの体をとっていますが、実際は集まった12人の織りなすヒューマンドラマのような印象を受けました。全員が全員どこか癖のある人物たちでキャラが立っていて12人いても誰が誰だかとはなりませんでした。個人的にはメイコがただひたすらストレスですね。
0255文字
葵律
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映画を観てから読んだ。情景描写、心理描写、キャラの造形、どれも緻密で丁寧に書かれていて読み応えがあった。それが故に、情報の多さと回りくどい話の進め方に疲れてしまうところも。映画はいまいち、という評価だったがよくまとめたものだ。13人目の謎よりも、リョウコとミツエのように、互いの意志をぶつけるシーンが面白かった。苦悩はその人のものだと分かってはいるが、ヘルペスは…笑っちゃうよね。不安定な10代だからこそ、心が揺らいであの結末になれたのかなと思う。アンリはどうなるのでしょうかね…。
0255文字
non
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 25-10:子どもたちの死にたい理由。安楽死と全員同意のための決と話し合いー
0255文字
はまこ
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ネタバレ最初はカタカナ呼びの名前が馴染まず分かりにくかったが、読んでいくとそれぞれの個性が出てきて話し合いの会話が面白くなってきた。それぞれの理由が辛かったり切なかったりで重くなる事もあれば、おかしなものもあったけど、みんな真剣に悩んで集まった子どもたち。原因が大人な事も多くてやるせない。そして最後はなんて爽やかな結末。読後感はとても良かった。
0255文字
さかたけ
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登場人物が多くて色んなシーンで順番がキーになったり、本で読むには面倒だった。
0255文字
はる
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全員の心境の変わりようが面白かった
0255文字
ニックス
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ネタバレ12人の死にたい子どもたち。最後は死なない選択をした。その結果になにか腑に落ちないものを感じる。ちょっとなぁ。死を望んでいるかといわれると違うし、話は面白かったんだけど、この死に対して否定的なこの時代にどういう風にして死に至るのかを読みだがっていた自分がいたので、その点しっくりこなかった。星3.5
0255文字
のん。
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ネタバレ以前に映画を観て面白かった記憶があったので、原作を。と手に取ってみたけれど、文章だとイマイチ情報が頭に入って来ず、結局また映画を観直すことに(笑)いやあ、人数も多いしトリックも複雑だしこれは映像で見た方が手っ取り早いね。確かに原作の方が描写も細かいし情報量が多いんだけどさ。特に、興味深かったのは、死にたい子供達を集めて皆で話し合いをすると、結局全員一致で死なない決断をするということ。3回開催して3回ともだよ。私にはちょっと信じられないけど、現実でもそうなら平和だよね。
0255文字
多喜夢
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登場人物の多さと舞台となる病院のイメージが頭に入らず、メモを取って丁寧に読めばよかったなぁと反省。ただただラストがどうなるのか知りたくて我慢して読んだ。ハッピーエンドでめでたしめでたしといったところか。
0255文字
きう
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ネタバレなんだか。と思った。ごめんなさい。
0255文字
胡蝶
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犯人探しの動機がまず面白い。集団心中という特殊な場だからこそ、殺人行為に否定的ではない空気の中、なぜ犯人が名乗らないのか。謎が新たな謎を呼び、ただ犯人が見つかればいいという状況ではなくなっていく。12人も登場人物がいる中で一人一人の個性が際立っていたのも分かりやすかった。期待を裏切らないラストで読後感も良い。
0255文字
haru
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これは、一気に読まないといけないタイプの小説。登場人物が多くタイムラインか複雑なので、通勤途中に途切れ途切れ読んだのでは理解が追いつかず、途中からめんどくさくなってしまった。 ドキッとするタイトルに惹かれて選んだけれど、きっと映画で見る方が面白そう。最後のオチはよかった。
0255文字
ゆじお
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自由意志
0255文字
viva-kk
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登場人物が多く、終盤までそれぞれの人物象がつかめなかった。そこを早い段階で把握すればもっと楽しめたと思う。
0255文字
マイケル
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ネタバレ長期積読本。皆キャラがたっていて、ミステリーとして面白かった。それぞれの深刻な問題は、孤独と深い関係性で死に至るのでしょうか?話をすることで、他人に興味を持ち、皆が繫がったのが良かったな。
0255文字
Cha Cha Manbow
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死ぬために集まった子どもたちが、予期せぬ出来事に翻弄されながら、一人一人の意見が交錯していく。 時間の経過とともに明らかになっていく真相と、それぞれの思い。 シリアスながらどこか子どもらしい人間味に溢れ、とてもいい作品でした🎵
0255文字
chii
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ネタバレそれぞれ事情を抱え、安楽死を実行するための"集い"に参加した12人の子どもたち。しかし、集合場所には正体不明の13人目の死体が。すっきりした状態で死を迎えたいという目的から話し合いが重ねられ、切れ者のシンジロウを筆頭に徐々に謎が解かれてゆく。癖のあるキャラクターばかりで最初から最後まで揉め通しですが、最終的には集いの中止という結論に議論が収束していくのが不思議。次回、アンリがリベンジで参加する集いはどう転ぶのでしょうか。
0255文字
小野妹子
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★★★★☆
0255文字
ささやか@ケチャップマン
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久しぶりの冲方丁だったが、やっぱりこの人は上手いな。舞台設定を整える最初は退屈だったがそれ以降は引き込まれてグイグイ読んでしまった。裏表紙のあらすじしか前情報を入れてなかったので、読んでみたらジャンルがミステリだったのが作者的には意外。
0255文字
有栖
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ネタバレ映画化原作。最終的に集いが無くなるんだろうなというのと、何度も同じことをしているというのは比較的ありがちな結末ではあるので展開として読めないものでは無かったですが、総合的には面白かったです。なかなか持って回った展開が中だるみを作りそうな感じでもありましたが、概ね最後まで分からない展開だったのと、上手く騙されたなという感じで、ページ数の割にはスルスルと読めたと思います。《2024年135冊目》
0255文字
まるいとり
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8年も積読してしまって最近やっと読了。人数が多く、把握が大変でメモしながら読みました。トリックの時系列とかがわからなくなってしまうことが多くて。シンジロウ君尊敬でした。12人それぞれにちゃんと個性がある。なんで子供たちが死にたいと思ったのかというところがピークだったかなぁと思った。
0255文字
みちしるべ
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ネタバレ推理ものとして、非常に面白かった。なぜ登場人物を中高生にする必要があったのか。死を望む動機が純粋、個性差をつけやすい、会話劇が学級会のようで読者がイメージしやすいといったメリットがあるように思える。また、登場人物が作中語ったように、児童の集団自殺という主題は、非常にセンセーションである。そのほか、気になったのは、探偵役を男子3人に偏らせていること。女子に共感や協働の描写が少ないのは…犯人がいるからとはいえ、どうも納得できない。最後にオチとして明かされた舞台の裏側は、映画のSAWのような裏切りで面白かった。
0255文字
ふみまる
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知人から貸して貰え、気になりながらも縁の無かった冲方さんようやく初読み。衝撃的なタイトルのもと12人の死にたい子どもたちの物語を読む。私的には0番にまつわる細かい謎(靴とか落ちてたマスク・黒いキャップ帽や止まってたエレベーターとか)がちょっと邪魔で、シンジロウ君が解決していってもなぜその思考に至れたのかもあまり納得出来ず、置いてきぼりにされてしまった。キャラ設定もあまり描かれずに12人それぞれが入場したらもう物語が始まるので誰が誰か終盤くらいまで理解できなかった。読み応えはあったけど読むのに時間かかった
0255文字
licca
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全員が複雑で誰もが怪しい。 登場人物が多いわりに個性と役割があって読みやすかった。
0255文字
みやび
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ネタバレゼロ番の謎よりも子どもたちがなぜ死にたいのかが気になりましたが、最後アンリの主張で「自分たちみたいな不幸な子どもを作らないために不妊報酬制にするべき」という話の後、みんなが「生まれてこなければ良かったというわけじゃない」と死ぬのをやめてしまうのはしっくりこなかったです。でも死なないでくれてよかった。小さな選択で良いから日々を生きたくなりますように。
0255文字
ロボット刑事K
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自殺するためにネットで集まった子ども達12人。そこにイレギュラーが生じ、ってお話。まず物語にまったく説得力がない。死にたくて集まってるのに、理屈をこねくり回して悠長に時間をかけるとか、アレをアッチコッチに移動させ、かつ初対面の人間が妙なチームワークを発揮するとか、千里眼の探偵が長々と御託を並べるとか、文化祭の寸劇レベル。そもそもこの作者に12人の登場人物を扱う技量がない。時間を無駄にしました。☆1つ。「いつか死ぬまで生きてもいいかな」はぁ?なんだそれ。安楽死の意味も知らない作者の自慰には付き合えません。
0255文字
りっちゅん
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ネタバレ冲方作品を読むのは3作目。時代物しか読んだことがなかったが、現代物でしかも映像化もされているとのこで読んでみた。サトシくんの冷静さ、ねらいはわかった。これもメッセージか。希死念慮のある人たちって本当につらい。苦しい。未成年の自殺も残念ながら多い。それらの不幸でやるせない現実がある中で、この作品はどうなんだろうか。確かにみんな未来にむかえたのかもしれないし、読後感も良いし、おもしろかったのだけど。うーん。作品の本質はここではないか。他のこと考えちゃって、私には合わなかったかな。
0255文字
れぼん
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わかりやすい表現・描写で、最初から最後まで漫画のようにスルスル読めた。 キャラ設定や書き分けがしっかりしている。12人も居るので絶対に混乱すると思い、カバーの顔写真に名前を書き込んで読んだが不要なほどだった👍🏻 実写の顔はイメージ通り。 なので、ネタ晴らしの直前の匂わせ表現でも「これ誰だっけ…」とならず、きちんと「ゾワッ」とすることができた。長い本なりの読了感を得られた。 地図を見ても運搬トリックはわかりにくかったのでスルー💦笑。コメント欄にネタバレ→
れぼん

(ネタバレあり)実写版は(カバーの顔写真を見て)12人ともよくここまでイメージ通りの顔を集めてきたな、という感じ。 セイゴやマイなどは髪型でいかようにも出来るとして、逆に6,8,12の地味な「それ」感がすごい。映画も見てみようかな…👀 セイゴくんが典型的な「怖いけど良い奴」なのもよかったです笑。ラーメン食べておかえり。

09/06 18:20
れぼん

大事なことを書き忘れてた。「死にたいなら殺してやろう」な感じで1人ずつ減っていくお話ではなかったです笑

09/06 18:25
3件のコメントを全て見る
0255文字
あるみの
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ネタバレ十二人それぞれの登場シーンが続くので最初はなかなかページが進んで行かなかったのですが、十二人目の集合と共に出てきた謎のおかげでそこからは一気に引き込まれていきました。中盤でさらにまた一つ大きな謎が出てきて、これは本来の目的ではない目的を持って入り込んだ人物がいるパターンかな?と、考えたのですが、全然関係なくて残念でした。上で挙げた謎が全て解明したあとの展開は個人的にはとても良かったです。この設定を引き継いで"対決"に焦点を置いた続編があれば読んでみたいなと思いました。
0255文字
みー
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12人もいるとわちゃわちゃするな。ドラマを前に見たからなんとなくわかったけど。
hon

人数多いし、なんせまどろっこしい。俺は全然頭に入ってこなかったよ。

08/30 10:52
みー

どうせならノブオみたいに階段から突き落とされる人続出とかならおもしろかったかも

08/30 21:19
0255文字
みあ
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ネタバレ変わった形の…こういうのもクローズドサークルっていうのかな?なんとなく想像していたような流れな気もするけど、最後の結論に至って少しホッとしたのは確か。
0255文字
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