読書メーター KADOKAWA Group

たてがみを捨てたライオンたち

感想・レビュー
206

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ナカ
新着
三人三様、それぞれが現代にありがちな男性の有様をとらえている。最後に至る過程が興味深く面白かった。
0255文字
チタカアオイ
新着
【図書館】
0255文字
アマザケ
新着
3人の男(ライオン)が男らしくありたいと願うが現実にはそうはならず、葛藤し、藻掻く。少しずつ内省し、考え方が変わっていくことろがリアル。登場人物と同じ30代の男性が読むとさらにリアルかも?とっくにその時代を過ぎたおじさんは過去の反省しきり。表題のセンスに👏
0255文字
しょう
新着
男らしさをテーマにした小説。男女平等が言われていて男性にも女性が担ってきた家事、育児の役割が求められる中で、仕事ができる男こそ男らしいみたいなステレオイメージはあって、それに苦しむのはすごく共感。社会が変わっていっても自分が育った社会の雰囲気が自分の感覚に結びつくから難しいのかぁと思った。非正規雇用が増えてたり、お金がなくて結婚できない人が増えてるから男性らしさで悩む人も増えてる気がする。逆に男らしさ追求して離婚してるというのも描かれてた。あとオタクの現実逃避問題。自分がドルオタになれない理由はこれ。
0255文字
kikupika
新着
期待して読み始めたのだが、それに反して今ひとつな感覚。私が異性だから男性の生きづらさに対して理解も共感もできないのかもしれないんだけど。「わかり合えたと思うのは一時的な錯覚なんだ」ってのはその通りだと思うなあ…。せっかく持ってるたてがみを捨てるのも捨てないのもある意味自己責任。長年男尊女卑にどっぷり支配されて来た日本ではたてがみを捨てるのに大いなる自己変革を強いられるということか。。
0255文字
てぃ
新着
面白かった。 三人の男性、それぞれの生きづらさが、男性目線で語られるストーリー。妻の妊娠中、二軍の部署の移動になり、妻からは「専業主夫」を提案される直樹。妻が流産をした時、寄り添い支えることが出来ず、バツイチになった慎一、役所務めでアイドルオタクの幸太郎。男らしさとは?逃避とは?向き合うとは?男性目線が新鮮だった。夫婦円満の秘訣、思いやり、優しさとは別の「自分が正しい」ではなく「自分が間違っているのかも。」と振り返れることが大事。慎一の父親、友人の須田、その後が気になる。
てぃ

こかげさん、そうなんです。新しい目線が斬新、新鮮でした🍀

05/15 22:36
てぃ

やもさん、そうそう!この三人、立派でしたね。新しいたてがみ、私には見えました!(私も謎の上から目線😆)あの装丁のイラスト、慎一でしょうかね?!気になってます💕

05/15 22:40
4件のコメントを全て見る
0255文字
kumako
新着
男性目線での生きづらさが描かれているので男性には刺さりやすいと思いますが、それぞれの悩みを反転させると女性にも当てはめられそうで共感できました。慎一の章では、結婚生活が上手く行く方法がいくつか挙げられています。大いにうなずけたのが「自分の考えは間違っているかもしれないという疑いを持つこと」これは人との付き合い方全般に当てはまる名言と思いました。このセリフを言う人がバツイチなので“お前が言うか〜!?”とは思いましたが、失敗したからこそ分かる事なんでしょうか。
0255文字
Tatsuya9
新着
 「出来ることならなんでもする」くらいの気概は長い関係だと必要かも。まあ、無理しなくても続く関係こそが本物かもしれないので分からないが、、。社会人の男性だと何かしら当てはまるような状況でストーリーが展開されていくので読みやすかった。
0255文字
よしぱん
新着
★4 旧来の男らしさ(=たてがみ)に固執してるとがんじがらめで生きづらいよね、という男3人の物語。①妻が妊娠し、専業主夫になることを提案された、うーん②離婚して以降は女遊びしても虚しいな、元妻に優しくできてたかな③現実の女より今はアイドル追いかけるよ、これって現実逃避?・・身につまされるところも共感するところもいっぱい、男も女もつらいやね。男女どうこうではなく、それぞれ自分に合った幸せの形を見つけていくしかないか。
JUNKO

今日 図書館で借りてきました✋ 楽しみです🎶

04/14 16:05
よしぱん

JUNKOりん、偶然だね!ぜひ男の葛藤をわかっておくれ😌

04/14 19:21
4件のコメントを全て見る
0255文字
AMA
新着
ネタバレ★★★☆☆ そう、こういう本が読んでみたかった。 男性側の生きづらさ、苦悩。男性は男性で悩みながら懸命に生きているんだな。 男女とも「らしさ」から解放されたらもっと生きやすく楽になるのに、この世の中ではまだまだ難しいですね。
0255文字
うさこ
新着
プリテンドファーザーが面白かったので、同じく男性のジェンダーを扱ったこちらを。妊娠中の妻から専業主夫を打診される直樹(30)、流産した妻に寄り添えずに離婚した慎一(35)、アイドル志望の妹に家に転がり込まれるドルヲタの幸太郎(25)の三者の視点で。職場や家庭など女性たちとのかかわりの中で、また、男性同士とのつきあいの中で、社会や家庭の中で自分を縛る男性性に気づき、見つめ直すような柔軟性を持つ主人公たちだった。相手を尊重するのは大前提、私も彼らを見習って柔軟にアップデートができる人間でありたい。
0255文字
kaki
新着
「男性の生きづらさ」を題材にとった小説。今でこそトピックとして取り上げられることが多くなってきたが、本作が雑誌に掲載されたのが2017年であることを考えると意欲的な作品に思える。夫婦関係は円満だが仕事でいまいち成果を出せない直樹、仕事は公務員で安定しているが女性にモテない幸太郎、仕事もできるし女性にもモテるが離婚してどこか満たされない慎一。一見すると、それほど不幸でもなさそうな3人であるが、それぞれに感じる生きづらさは人と比べるものではないし、それぞれの中で折り合いをつけいていくしかないのだろう。3.5
0255文字
やも
新着
めっっっちゃ良かったーーー😭✨男としての役割にとらわれた3人の男達のオムニバス。分かり合えない事を言い訳に自分の主観を大事にする傲慢な人間にならないように。誰かのために、いや、自分のために変化を求めて一歩踏み出す。馬鹿で後悔するような過去があっても、人はいつでも、いくらでも変わることが出来る。自分に自信を持つ事と、自分は間違っているかもしれないと自覚する事、どちらも大切だと教えてくれる。マイナスを0にして再スタートを切るような、照れを捨てて素直になっていく登場人物達が可愛くてかっこいい♡
やも

てぃさん わーい共読😆🙌ねっ、これ良かったですよね🎵たしかに脇役たちもその後が気になりますね😁そのくらい身近に感じられる人物像でしたね!

05/15 16:21
てぃ

やもさんの感想から頂き、共読😍💕ほんと、身近な物語ですが、メンズもなかなか生きづらい訳ね~と、共感しました🍀

05/15 16:34
15件のコメントを全て見る
0255文字
saki
新着
★★★★☆
0255文字
mike
新着
好きだなあ、この話。男は生まれついた時から見えないたてがみがあるらしい。男は強い、仕事ができる、金を稼ぐ。周囲はそれを望むし自分の心の中にも抱えこんでいる。自分に合った道を自分らしく生きようとしても、たてがみはそれを許さない。そんな日々を生きる3人の男の話である。白岩さんの文は優しくて誠実で柔らかく心地良い。描く景色までもが機微を見事に表現している。女の私は垣谷さんの本でいつも溜飲を下げてきた。しかし、男達も悶々と悩みながら懸命に生きているんだなと共感できたし、たてがみなんか捨てて楽になれよと思った。
やも

やっぱり面白そうですね✨前に気になったときは図書館になかったけど、今見てみたら入ってました。予約しました😁👍私もたてがみジョキンとカットしたい〜これ読んで殴られたいです👊🦁

02/09 08:41
mike

やもさん、ぜひとも読んでみてください。

02/09 09:14
13件のコメントを全て見る
0255文字
ゆりゆか
新着
「プリテンド・ファーザー」を読んだので、こちらも。男性も女性も関係なく、好きなように生きられたらいいのに。彼らのその後が知りたいなぁ。
0255文字
きむこ
新着
白岩さん2冊目。これも良かった♡自分の心の奥底にねっとりと絡みついているプライドや世間体をライオンのたてがみとは言い当て妙。男も女もライオンのたてがみを持っている。けどこのたてがみは外したっていいんだよ。たてがみがあることに気づけるかどうか、意識できるかできないかによって生きづらさが変わってくる。男性目線で描かれているが共感できることや心当たりがあって結局は男女共通の話。呼吸がしやすくなった。古い価値観に縛られる必要はない、大切なのは相手と向き合うこと。面白かったです!★5
mike

きむこさん、いい本を紹介してくれてありがとね😊

02/09 08:14
きむこ

mikeさん、気に入ってもらえてよかった♡

02/09 10:22
12件のコメントを全て見る
0255文字
お抹茶
新着
いけてない男達の物語。ゴリゴリの男尊女卑思考の持ち主でなくても,男としての行動パターンや思考パターンに苦しめられる。登場人物が30歳前後で,もう若さだけでは突っ走れないが,人生を悟れるほどの歳でもない。モヤモヤ,現実から逃げたい,という感情が伝わってきて,ちょっとつらくなった。
0255文字
なー
新着
家事が得意で仕事はそこそこの直樹。バツイチで女性関係も盛り上がれなくなった慎一。公務員でアイドルオタクの幸太郎。環境は違えど三者三様の男としての悩みがある。なるほど、男性には男性ならではのプライドゆえの(?)悩みがあるんだな。女性だけが生きづらいわけではないのだな。違った角度からの考え方が新鮮で視野が広がった。
0255文字
ふく。
新着
ライオンのたてがみを男のプライドの比喩に使った表題に惹かれて手に取った一冊。男ならではの生きづらさにフォーカスしていたけど、なんだか身近に感じられる内容だった。社会のイメージ(男らしら、女らしさ)に振り回され、自分が肯定されないと感じるという生きづらさは日本ではまだ根強くあるのをうまく描いていた。 25〜35歳というのは人生の転換期であるからこそ、色々悩んで悩んで悩む…本当にそう思う…
0255文字
コウママ
新着
男らしさって必要か?がテーマの話。3人の男性が違うタイプで、出版社30歳が一番気持ちが分かるような。他の2人も先が気になり一気に読んだ。短編連作ではなく、章ごと交互に主人公が変わるスタイルだったからスラスラ進んだのかも。刺さる言葉もたくさんありました。
0255文字
さっぴ
新着
📚6冊目★★★★☆
0255文字
ヨータン
新着
この作家さんの小説はじめて読んだのですが、とても読みやすく、気に入りました。3人の男性の生きづらさをメインに書いていたのですが、女性の立場も男性の立場も理解できて、悩ましいシチュエーションでした。アイドルにはまっている公務員の変化が微笑ましくよかったです。
0255文字
けろ
新着
専業主夫になるべきか悩む出版社員、離婚した広告業男性、もてないアイドルオタク公務員の三者三様。出版社員と広告業男性は男性の友人を見つける。アイドルオタクは年上の女性と友達となる。男は女に身勝手な期待を相手に押し付けがち、自分のことしか考えていないのだという妹の言葉が効く。男らしさに縛られていることに気がつかないのが一般的な男性だろう。男女とも「らしさ」から自由になれたらどれだけ楽になることか。
0255文字
someone
新着
女性の仕事や育児の悩みの本なら沢山あるが、男性にフューチャーした本は珍しいのでは。昨今女性に目が向けられているが、男性も悩んでいるのは当たり前だと痛感した本でした。3人の主人公が交わる話だったら益々良かった。
0255文字
🍫🐦SYMK🦉📚
新着
私も誰かに理想を押し付けてるんだよなぁと思って、読みながら何度も泣けてきた。話し合いとかできてたんだろうか、私は。色々申し訳ない気持ちしかない。かなり身につまされる。
0255文字
アコ
新着
著者初読み。独身25歳の幸太郎、既婚30歳の直樹、バツイチ35歳の慎一。3人が交互に語り手となり『現代における男性の生きづらさ』を描く。/ここ数年『女性の生きづらさ』は本やSNSでずいぶん見かけるけど『男性の生きづらさ』だってあるよね、と改めて思う。性別で“らしさ”を決める時代はもう過ぎているはずなのに男性側はあまり反映されてないのかも?と女性ながらも同情気味に。/軽妙な筆致でおもしろかったけど、連作ではなく交互に登場する構成は若干の読みにくさも。そこは残念。
0255文字
haku
新着
「男らしさ」「女らしさ」から逃れられない人たち。日々生きていく中で、あるいはこれまでの人生の中で、あらゆる場面でこうあるべきという価値観が蓄積され、今に至っている気がする。極論、子供を宿すことができない男は、この永遠のないものねだりというか、難題が社会においての優位性を補おうとしているように思う。男性、女性ではなく、人として尊敬しあい、補い合える関係性のパートナーがほしいですね。人間ひとりではやはり生きていくことはできない。評価:★★★★☆
0255文字
たつたあお
新着
男性作家による「男の生きづらさ」を主題にした本。わたしは女性ですが、とても好感をもって読了しました。仕事に成果を出せずに悩む直樹、世間的な「男」としてのスペックは高いバツイチの慎一、自分を「冴えない男」だと思っているアイドルオタクの幸太郎。それぞれが誰かと出会いながら自分の在り方を模索していく。「全員がホームランなんか打たなくていい」とか「僕が気持ちよく男でいるためには『外で働くこと』が必要だった」とか、はっとする言葉が多かった。三人ともが明るい未来へ歩き出せる終わり方もよかった。
0255文字
HaruNii
新着
離婚した真一、主夫になるべきか悩む直樹、アイドルオタクの幸太郎、それぞれの苦悩を描く。結末が何か物足りない感じがして、テレビドラマで見るほうが楽しめる内容と思った。
0255文字
桂庭
新着
3人の主人公が自己に、世間に内在してる「男らしさ」という価値観に葛藤する。仕事(稼ぎ)、夫婦、家事、出産、恋愛(モテや承認)といったいくつかの焦点を通じて、男らしさなるモノの輪郭が浮かび上がる。主人公の造形は非常に丁寧で、3種類の典型例をつくることに成功している。ただ、「男らしさ」に替わる人生の道筋は描かれたようには感じなかった。模索の途上というところで小説は締められた印象。白岩さんには今後、同じテーマでさらに小説を書いて欲しいと思った。
0255文字
春よ来い
新着
『家族のために働いてる』とか言うくせに、家族のために家事をするのは嫌だなんておかしいじゃないですか。そりゃ得意不得意はあるでしょうけど、僕は自分のために働いてたんだなって今となっては思いますよ。僕が気持ちよく男でいるためには『外で働くこと』が必要だったんです。」 男らしさという価値観に知らず知らずのうちに囚われている若い男性達3人のそれぞれの物語が男性作家の視点で描かれている。女性も特に母親は自分の中の良い母親像に囚われて苦しむ人が多いと思う。お互いの理解が進み男女共に対等な関係になって行くと良いな。
0255文字
たま
新着
「どこまで逃げてもいいのか」「努力しないと良好な関係なんて築けない」「逃げられる場所がたくさんある方が、世の中的にもいろいろと豊か」一見違う人が語るが、一人の視点に絞れてしまう。
0255文字
ふくらがえる
新着
これはドラマ化すべき…今こそ…!自称弱者男性にこそ読んでほしいなー
0255文字
キャンディ
新着
ネタバレ今の社会の男として、女としての生きづらさが登場人物を通して描かれている。私は女だから女としての理不尽さ生きづらさを共感しながら読んだけど、男は男なりに、男とはこうあるべきという世間の概念から抜け出せず、生きづらい思いをしている人もたくさんあるのだろうな。3人3様の男たちの葛藤、そしてその生き方。どこにでもありそうだなと思いながら読んだ。
0255文字
masao
新着
おもしろい!
0255文字
Natsuko
新着
友のおすすめ本。初白岩さん。「生きづらい男性」という自分が経験できない人生を疑似体験したような気分。女には困らない広告代理店勤務が似合うバツイチの慎一、仕事に自信が持てず身重の妻に専業主婦を薦められる直樹、女性にトラウマを持ち密かにアイドルを追いかける幸太郎。同世代の男性には共感や反感の嵐なのかもと思いつつ、幸太郎には「違うだろ!」とつい激を飛ばしながら…。空想キャストも楽しんだ。
0255文字
Yoko Oishi
新着
男性学という学問はまだまだ勉強不足だけど、男性らしさに囚われて生きずらさを感じている登場人物たちにいちいち共感してしまった(自分は一応女性性だけど)。男性/女性に関係なくジェンダーバイアスに苦しむことは多々あると思う。区別と差別とかいろいろいうけど、どうしたら生きやすくなるのか。もう少し勉強してみたい。
0255文字
全206件中 1-40 件を表示
たてがみを捨てたライオンたち評価60感想・レビュー206