読書メーター KADOKAWA Group

別冊NHK100分de名著 メディアと私たち (教養・文化シリーズ)

感想・レビュー
42

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ちゅんさん
新着
これは私にとって読むべき本でした。
0255文字
レモン
新着
私たち自身がどのような視点やバイアスを持ってメディアやネットの情報に接しているかを考えさせられる。特に日本人特有の「空気」について論じた『「空気」の研究』に興味を持った。戦艦大和の出撃が決定された空気や、身近なものでは会社の会議で最高決定権を持つ人への忖度など、個人の意思に反していても集団になると正反対の決定が下される恐ろしさときたら。『世論』も皮肉なことにナチスドイツが研究し、悪用されてしまった事実が悲しいが、それこそが良書の証なのだろう。『一九八四年』は言わずもがな。未読の3冊すべて読みたくなる。
0255文字
ののまる
新着
リップマン『世論』、サード『イスラム報道』、山本七平『空気の研究』、オーウェル『1984』から、メディアや人権、自由を考える。
0255文字
きみたけ
新着
NHKのテレビ番組「100分deメディア論」をもとに、メディア業界の信頼が足元から揺らいでいる中、メディアの「限界」と「可能性」について迫った一冊。テレビや新聞だけでなくネット情報も含めて、世の中にあふれる玉石混交の情報に対し、制作サイドの伝えたい「視点」「バイアス」を見抜く力が必要と説きます。「世論」「イスラム報道」「空気の研究」「一九八四年」の4つの名著から、そうした「視点」「バイアス」の仕組みや有効策について解説。個人的にはディストピア小説「一九八四年」の近未来を描いた内容に興味を持ちました。
0255文字
mimosa
新着
自分たちはなぜこういうことをするのか、ということを人に説明できるようになること。 自分たちは何をやっているのか、なぜそれをやっているのか常に説明しようとする。 今何をするべきく考える時、「空気」に支配されずに済む 今も昔も日本は本当にその場のことしか考えていない。大きな選択肢がどこにあるのか見極めようという姿勢にならない。 本当に重要なのは、今どうかということよりこれから先100年のことだ
0255文字
i10maa
新着
p48 私たちは点でニュースを見てしまいがちですが、過去に遡ってその点を繋いでいくと必ず何か一定のパターンが見えてくる。そのとき他の地域で何が起きていたかと全体を立体的・横断的に見る。p84 自分の知を権力に奉仕させるのか、倫理観や一般社会や、批判的なまなざしとして奉仕させるのか。p111 物事には必ず対立する二側面があり常に相対的に把握することが大切。そのような把握をしなくなると空気に支配される。p170 メディアに今の道を歩ませているのは私たち自身だ。私たちが望んでこの社会とメディアをつくっている。
0255文字
Aby
新着
「支配の構造 国家とメディア ―「世論」はいかに操られるか」を読んだので.ディストピアは,「この頃,嫌な世の中になってきたよな」と自分が感じるというよりも,ノリノリで突っ込んでいって本人は気がつかず,周囲が「あの人たち,大変な世界に住んでいるな」と思うもの.今ここににあるディストピア.
0255文字
mak_1410
新着
日本語で雰囲気を表す言葉が「空気」「水」「風」なの、よく考えるとめっちゃおもしろい。なんで〜
0255文字
ちゃん太郎
新着
日本人は極端に一神教と無縁な社会を生きている。偶像崇拝を禁じていないので、臨在感的把握に身を任せてしまい、それが絶対化される 一神教の世界では神以外は絶対ではないので空気はいつでも相対化される 素晴らしい世界が来たとみんなが思えるようになった時はディステピアが完成した時
0255文字
フランキー
新着
全体主義の世界はディストピアであり、それを回避するには個人の意識が重要。資本主義の世界ではメディアはスポンサーからお金を得ること、視聴者をより多く惹きつけることが重要なのだから、当然両者が惹きつけられるテーマや意見に偏る。個人はそれを認識した上で、自分で見て、感じ、考えなければ真実はわからない。「空気」が存在することは疑いようのない事実。これこそが忖度の温床。本書では笑い話として取り上げられていたが、僕は会議の場で「今の空気」を言語化して共有するというをやったらいいと思うし、やっていきたいと思う。
0255文字
radio boy
新着
メディアに携わる著名人4人。世論も権力やメディアに操作され、民主主義も全体主義に陥る危険をはらんでいる。イスラム教は全くの知識不足。人は都合のいい情報を求め、都合の悪い真実は受け入れようとしない。日本人の空気を読む習性がアニミズムによるとは興味深い。コロナ禍での世論や自粛ムードもかなり危うい状況と映る。私たちは世論や空気に惑わされることなく、不都合な真実をしっかり受け止め、権力に支配されないよう、冷静に判断、行動する力を養わないといけない。決して「1984」の様な社会を許してはならないと強く思う。
0255文字
sioaji
新着
ネタバレこの本を読む目的はNHKが一九八四をどう書いているか。「インターネットというメディア」より、この世界はみんな楽で、何も考えずに生きていける、「あなたの自由の助けをしましょう」というものに自由を奪われる、と。また、以前はネットは本音、テレビは建前→今はテレビという公の空間が本音化していっている、と。上記より一層テレビ、ネット双方からの情報はポジショントークであり、それって個人の感想ですよね?の姿勢を忘れないようにする。エリザベス女王とお婆さんの写真は今の私に必要な写真。とりあえずスマホで写真、はダサい。
0255文字
ダイスケ
新着
ネタバレ山本七平の「空気」の研究の概要を知りたくて読み始めた。その後、本で紹介されたリップマンの世論、サイードのイスラム報道、そしてオーウェルの1984年と読み進めた。メディアに関する内容だけれど、人が報道や周囲の空気に影響を受けているか、また、それを良くも悪くも使うことができるのかを考えるきっかけになった。
0255文字
tanaka
新着
面白い。
0255文字
よこ見
新着
ニュースを裏読みするのは大事だが、情報過多の今の時代に目にする報道全てにそれをするのは現実的ではないし、だからこそステレオタイプという単純化した入出力で脳を楽させようという人が多いのではないかと思った。確かに考えることは重要だが、注意資源は有限なのに働いて家事をして、どこかの誰かを想像する分まで果たして残せるものだろうか。そこの所を勘案しないで、思考を放棄するなんてけしからん、なんて言われても…。
よこ見

陰謀論が頭をもたげる所はありましたが、紹介自体はどれも原典に興味を持たせるような物ではありましたよ。ただ、啓蒙主義的というか、ちよっと上から目線が鼻についた所はありますが。

03/18 00:38
ばたやん@かみがた

どうもありがとうございます。ウエメセですか、どうもあの人達って(以下自粛)

03/18 00:42
3件のコメントを全て見る
0255文字
chang-3
新着
▼リップマン:人は自分の思い描くイメージを通してしか事象を見ることができない。そのイメージこそが世論であり、世論は操作可能。人は馴染みのある心地良い価値観に安住し、それ以外の価値観を排斥しがち。▼サイード:基本的に他人は嫌な奴、だからこそ付き合う。お化け屋敷で一番怖いのはお化けではなく通路。分かりやすくすることと単純化することは全然異なる。
chang-3

▼山本:空気とは、①一緒にいる人々の間で共有され、②普遍性がなく、③一枚岩で、④個々人の判断から独立し、⑤明示されない。偶像崇拝の禁止、相対的な物事の把握、場当たり思考ではなく大局的な視点を意識したい。▼オーウェル:「ことばを消す」ニュースピークの恐怖。絶対的な悪よりも絶対的な正義の方がヤバいのでは。自由を奪うのは独裁的な圧力ではなく自由を助長する便利さ。人間らしさを失わないためのは、本音と建前の棲み分けが必要。

03/14 14:25
chang-3

煎じ詰めると、「絶対」という概念が諸悪の根源なのではないか。メディアは絶対であってはならないし、メディアに絶対を求めてもならないのだろう。

03/14 14:37
0255文字
スターライト
新着
友人との読書会でリップマンの『世論』をやっているので、その理解の手助けに購入。理性ではなく情緒に訴えることで世論を誘導していく怖さが、分析的に述べられ参考になった。ただ怖さだけでなく、最後に希望が述べられているようで、そのあたり読書会でどう締めくくれるか待ちたい。アメリカにとって遠い存在であるイスラムを敵とする見方に批判的な考察を展開する『イスラム報道』、日本人独特の「空気」にメスを入れた『「空気」の研究』、まさに現実化した社会を予言したような『1984年』も興味深く読めた。情報に流されないことの大切さ。
0255文字
さいねりあ
新着
何かの情報に接する時、その情報を鵜呑みにせず、多角的な視点を持って自ら調べる、そして自分できちんと判断する、常々言われてきたことだけれど安易に情報が入手できる現代で再認識しなければならない。人は欲しい情報しか目に入れようとしないということも併せて心に留めておく。そうしたことを怠り続けた結果が『1984年』以上のディストピア社会を作り上げてしまうのだろう。とは言え、仕事に私生活にととにかく忙しい現代でそれをし続けるのはなかなか難しい。それゆえ、改めてメディアが相対的に情報を発信してくれる可能性を期待したい。
0255文字
少年隊世代
新着
今もキリスト教国の一部では反イスラムの空気が充満している。むしろ、一神教独特の、逆らえない空気が漂う思えるのだが、どうだろう? 「1984年」の監視社会。高橋さんは、繰り返し、「オーウェルの描くディストピアは現代社会そのものだ」と言っていた。今回、コロナウイルス対策のため、スマホにより、個人の居場所を政府が把握できるようになった。しかし、本当にそれ以外の目的では使わないのか?乱用されることを懸念する。
0255文字
少年隊世代
新着
毎日、何らかのメディアに触れる私たち。メディアは、決して、事実をありのままに伝えるものでなく、政府や大企業の利権が絡む。特に最近は、ちょっとスマホをいじるとニュースが画面に登場する。こうして私たちは、少しずつプロパガンダに晒される。ところで、山本七平の主張には、一部同意できない。山本が言うには「日本は一神教でないから、空気に支配されやすい」のだそう。しかし、キリスト教国のドイツは、ヒトラーに傾倒する空気に、最後は誰も抵抗できなかった。アメリカは、反共の空気に駈られ、北ベトナムを攻撃した。
0255文字
sakase
新着
①リップマン著「世論」②サイード著「イスラム報道」③山本七平著「空気の研究」④オーウェル著「1984」 プロパガンダは現代のマーケティング。 ステレオタイプ 空気と忖度  たまにはネットを切って メディアに頼らず 「自分の目で見よう」
0255文字
Prussian_Blue
新着
対象として切り離したメディアの在り方を論ずるというよりは結局そういうメディアを望みそういうメディアにしたのは我々だよねという。受け手であるわしらがまずしっかりせんとな…と肝に銘じるなど。
0255文字
ゆしん
新着
4冊の名著の解説本。メディアというテーマを中心に非常によくまとまった内容だった。オーウェルを再読するのはもちろん、未読のほかの3冊もぜひ呼んでみたい。特にコスモポリタンの概念には相当衝撃を受けた。現在のメディアに不満・不安を感じているなら(そうでなくても)是非読んでおきたい。
0255文字
Taishi K.
新着
ステレオタイプ、世論操作、報道に対して大衆がとるべき姿勢、忖度、日本人の空気を読むという事、二重思考等、メディアだけに限らず、人間の思考法や社会における大衆のコントロールの仕方や洗脳等、とても重要な事が議論されていた。近年、人々を繋ぐ役割を果たすと期待されていたFacebook等のSocial mediaが、情報操作や印象操作等、逆に民衆を引き裂く物になっているという議論を考える上でも、本書は非常に役に立つと考える。民衆はいつの時代も賢くなければならない。
0255文字
YOSHI-CO
新着
4冊のメディアについての名著を噛み砕いて解説してくれている「100分で名著」シリーズ。このくらいに解説してくれるとオツムがイマイチの私にもよく分かる。メディアの力は絶大で、一旦走り出してしまうと後には戻れない。一旦メディアから離れて、自分の目で見て、感情に流されず、自分の心の声に耳を傾ける...。最後に高橋源一郎さんが書いていますが、まさにその通りです。
0255文字
Echo
新着
テレビの再放送をたまたま見てめっちゃ面白かったので、図書館から借りたらすごい面白かった。NHKがこれを製作するとか、日本まだまだやるなと。紹介されてる4冊はもちろんだけど、他にも読みたい本をポチポチしまくった。目に入る耳に入るものだけを信じるのではなく、目に入ってない耳に入ってないものに価値を置いて自分はどう思うのか立ち止まってゆっくり考えることが大事なこと、人間としての価値があることと感じた。メディアがどういう作られ方をしてるのかわかって見ると、これまでの歴史もいっそうわかりやすいし、面白い。何より
Echo

メディアが私たちに向けて意思を持って作られているならば、私たち次第で未来や歴史も逆にいいものにも変えられるのでは?とも思ったり。キリスト教とユダヤ教はやはりちゃんと勉強するに越したことはない。久々にワクワクした本でした。

07/03 23:22
0255文字
の
新着
これは良書。
0255文字
たかせ
新着
『一九八四年』が目当てだったけど、他のも興味深く読んだし、四人の座談会もとてもいい。『イスラム報道』にて、トランプ反対派は一見美徳に見えるけれど、移民を美しく受け入れる、それ自体がオリエンタリストであり何かを受け入れる際の「違和感」を捨て去るのはよくない、という大澤氏の意見は目から鱗が落ちる思いだった。そして、メディアを駆り立てているのはむしろ私たちであるという言葉も興味深い。
0255文字
はこちゃん
新着
ざっとひと通り見て、『一九八四年』を精読。ディストピア小説の最高峰と。それは読まねば。このシリーズ、夫もお気に入り。図書館に返却しようとしたら「あ、これテレビで見た」と。『一九八四年』持ってるんだ。図書館で予約しちゃったよ。
0255文字
スキッピー
新着
★★★☆☆ 昔読んだ時よく分からなかった『「空気」の研究』の内容がよくまとまっていて分かりやすかった。
0255文字
uburoi
新着
4人の専門家(?)がそれぞれに得意とする分野の代表的な書物を紹介。内容を極めて平易に要約してくれて、4名が4名ともに今の社会と照らしてそこにどんな教訓があるかを教えてくれる。すべてはアメリカ、USA、トランプ政権の危険性を警鐘するという共通点に結びついている。『世論』『一九八四年[新訳版]』を読みたいと思った。『「空気」の研究』は本書の解説で足りていると感じた。『イスラム報道』じゃなく『オリエンタリズム』を読もうと思う。
0255文字
sansirou
新着
1984年は読んだから、よくわかる。他の本もまず原点に当たろう
0255文字
フク
新着
kindle ★★★★☆ 〈私たちはあたかも中立で民主的でまっさらな情報を発信するマスコミが存在する、あるいはすべきだとどこかで思い込んでいる。その思い込み自体がステレオタイプなのです。〉これは盲点だった。
0255文字
hk
新着
①リップマン著「世論」②サイード著「イスラム報道」③山本七平著「空気の研究」④オーウェル著「1984」 この四冊の要約と解釈がつづられた一冊だ。共通項はズバリ「誤誘導」。人々の思考や行動をある方向へと差配するプロバガンダが同意語。そういえば、ここ5年ほど「ミスリード」という言葉が日本国内で頻繁に使われている。このミスリードというカタカナ語は、皮肉にもその本質を覆い隠す「ミスリード」の典型例だ。「誤誘導」と表意文字で表記すれば、その概念は人々に浸透する。だが「ミスリード」ならばその概念自体がやがて消滅する。
hk

確かにミスリードというカタカナ文字は洗練されていて耳ざわりもよい。だが中身はからっぽだ(ブリテン語は表音文字だからね)。こうした利便性はいいが意味は不明確な言葉ばかり使っていると、後で手痛いしっぺ返しをくらう。これはスマホの「便利だが、24時間監視されてしまう」という性質と相似形を描くものだ。スマホもミスリードも、短期的には便利だが、使っているうちに地獄絵巻(ディストピアは…)へと入り込んでしまう。そしてそれを人々に意識させずに行うのが為政者の常套手段。まずは表意文字で意味を取り返すことから始めたい。

01/20 13:17
hk

翻って本書。「ミスリード」やら「ディストピア」といった定義不明のカタカナ語の大盤振る舞いだ。オイラは「著者たちは、本当に読者を目覚めさせる気があるのか?」と勘繰ってしまう。「為政者とメディアは徐々に言葉の意味を奪う」といったそばから、「ミスリード」と「ディストピア」を乱発する。うん…確かに書籍はメディアであるから言行一致なのかもしれないが…それは盗人猛々しいというものではないのか?自分たちが言葉を空虚なものにしておいて、悪い奴らは言葉の意味を奪うから気をつけろといっても…アッ…すこぶる説得力あるやん(笑)

01/20 13:27
3件のコメントを全て見る
0255文字
あしぶえ
新着
4つの作品「世論」「イスラム報道」「空気の研究」「1984」を取り上げ、メディアの在り方やそれに振り回される私たちへの提言がなされている。ステレオタイプに染まり、空気に「忖度」して生きている自分にはどれもが強烈に突き刺さってきて痛い。最後にエリザベス女王の行進と観衆の興味深い写真が紹介されている。じっと女王を見つめているのは高齢の女性ただ1人。その他全員はスマホのファインダー越しだった。警句に満ちた一枚です。
0255文字
youmaysay
新着
1984は読んだことあるけど、他は未読。どれも面白そうで読んでみたくなった。
0255文字
ミヒャエル・安吾
新着
読書メーターの検索システムが酷すぎて、探すまで時間かかった。タイトル入れて出てこないなんて。 去年やってた100分de名著の特別版の書籍。特に空気の研究は今読むべき本だなと思う。
0255文字
ゆゆ
新着
NHKの「100分deメディア論」という番組より。メディアの限界と可能性に迫るため、リップマン『世論』、サイード『イスラム報道』、山本七平『「空気」の研究』、オーウェル『一九八四年』の4作を4人の論者たちが分析している。おそらく難解であろう作品たちを非常にわかりやすく説いてくれているので、メディアの持つ力について背筋が凍るような感覚を持ちながら読めた。特に怖かったのが『一九八四年』。村上春樹のと読み比べてみたい。本当は、いろいろなことが何者かの力によって方向づけられているのか。それはとてつもなく恐ろしい。
0255文字
ゆう
新着
100分de名著のムックを初めて購入しました。テレビオンエアを文字起こしした内容を想定していましたが、オンエアよりもテーマがはっきり浮かび上がってくる内容に再構築されていました。ムックの方が分かりやすい。論者たちが互いの発言に触発され合って、テーマがどんどん広がっていくオンエアも刺激的で重層的で面白かったですが、より論点がはっきり理解できるムックも読み応えがあります。そして改めて、「メディアと私たち」、今年このテーマで番組を企画された方たちの誠実さとメディア発信者としての姿勢に、敬意を。
0255文字
どさんこ
新着
この本は、一体何が本当なのか?と思う以前に、自分で疑いを持って考えることが大事であることを気づかせてくれる。思考停止することは、嘘を発信している者の思うつぼなのだ。ところで、本の最後の方で「国会で安倍首相がエンゲル係数の話をしていて、今の日本はエンゲル係数が上がっているから、生活が豊かになった証拠だという趣旨の発言をしたら、ウィキペディアがその日のうちにエンゲル係数の定義を変えた」と高橋氏が書いていたけど、本当?本当ならとんでもないこと。
0255文字
全42件中 1-40 件を表示
別冊NHK100分de名著 メディアと私たち (教養・文化シリーズ)評価67感想・レビュー42