形式:単行本
出版社:集英社
形式:文庫
形式:Kindle版
著者は男性社会のイバラの道を、使えるものはすべて使って「強行突破」してきたが、だからといってそれを現代の女性にも求めるということはしない。「自分は仕事と家庭を両立できていなかったし、子どものこともあまり顧みていなかった」と潔く断言。大切なのは性別を問わず「こうあるべき」という呪縛から解放されて「こうありたい」を優先させること。そして、「働きたい」と思う女性が罪悪感を持たずに堂々と働くことができる世の中になってほしいという願いで締められていた。
著者は「子どもは両親に任せきりで働いた」という。同じマンションの隣部屋に両親を住まわせ全面協力させることができたのは大きなアドバンテージであり、なかなかそれを実践できる共働き夫婦はいないだろう。①親が子育てに全面協力してくれる②子供が健康③夫が家事育児に協力的、この3拍子が揃っていないと、著者のような生活は難しい…。著者のスタイルはあくまで「極端なパターン」であることを認識した上で、自分なりの「理想の形」を追い求めたいと思った。
その人の能力や適性ではなく、働ける時間が多いほど「使える」人間という評価は根強い→使えないではなく使えるようにどうすればよいか真剣に向き合う職場作りが大事。長い間同じ環境で働いてきたことによる慣れほど怖いものはない→知らないうちにその状態を放置することで現状を追認し、加害者側に回ってしまっていたのではないか。
aikaさん*私もこのタイトルにぐさっときました。ぐさっときた人がこの本のターゲットなのかもしれません。出勤前後に読んでいて鼓舞されすぎたようで、感想を書くときのテンションが変な方向にいってしまってお恥ずかしい笑。でも共感いただけてうれしいです(^^)もやもやする日々でも前向きに一歩一歩進んでいこうと思える良い読後感の本でした。
kanaさんが今感じられていることがそのまま伝わってきて、ああ、まさに私が日頃思っていることを言葉にするとこれだな~と思いました(T-T)✨ 仕事に前向きになれる素敵な本なんですね!私も読んでみたいと思います、ありがとうございます(*´ー`*)
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