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猫と藤田嗣治

感想・レビュー
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ホンドテン
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図書館で、カバーの目力にやられた。収録される近美の「争闘」は実見したが戦争画群などより遥かに印象深かった、類作の「猫」(ベルナール・ビュフェ美所蔵)は是非、実見したい。北米での猫の画家という評価という指摘は面白い。GHQのフランク・シャーマンといった熱心な愛好家がいたのは渡仏後の業績の役得か、渡米中の国吉らの抗議は言無し。
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ぶんこ
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特にファンというのではないのですが、興味は持っていて色々な本に出てくる記事やコメントは読んでいました。が、「猫の画家」と呼ばれているとは知りませんでした。この本には猫が描かれている作品が掲載されているのは当然として、その作品のコメント欄に当時の藤田嗣治のこと、猫の解説なども書かれていて楽しめました。
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o_o
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藤田氏のことは何も知らぬまま、表紙の絵がプリントされたTシャツを持っており…思わず目に留まり手に取りました 笑 作品とともに描かれた時代背景や藤田氏の状況などの解説がなされており、知識が無くても見て読んで楽しめる一冊。女性や子供、自画像…などにさりげなく描かれる猫。人物はどこか非現実的、幻想的な雰囲気が漂う一方、猫の表情や仕草、人との距離感はリアルでそのギャップが良き。実際に作品を見にいきたい…!
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L.C
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藤田嗣治さんの絵にここまで猫が描かれていることを初めて知りました。 思いもよらないところに描かれている猫を知れて、猫が好きな人、藤田嗣治さんの絵が好きな人、どちらにとっても楽しめる本になっているのではないかと思います。
はる

目尻が少し上がった少し大きな瞳が白い顔に配置された人物画くらいしか知らないのですが、独特ですよね。

11/22 20:34
L.C

はるさん、私も特徴的な絵の感じと本人の髪型と眼鏡の雰囲気くらいしか知りませんでした。独特な絵と色使いをされているのだと思います。藤田嗣治さんの代名詞は「乳白色の肌」で、それで名声を確立したらしいです😌

11/22 22:42
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なおみ703♪
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ポーラ美術館に何度か足を運んでいて、藤田嗣治の作品に登場する猫が気になってはいた。決定的に興味を持ったのが、国立近代美術館に行ったとき。『争闘』という、13匹の猫が弧を描くようにして、まさに一瞬の表情が捉えられていて大画面で、迫力に圧倒されてしまった。その一方で、企画展にあった裸婦の足元で笑っているかのような安らぎの中で眠る猫を観た時に、そのギャップに萌えてしまって、早速図書館で借りてきた。元旦に読むのがふさわしいかどうかはともかく、他の作品にも会いに行きたい。興味津々の猫、驚きの一瞬、とにかくいい。
なおみ703♪

国立近代美術館には、戦争に従軍しながら描いた作品もあった。当然そこに猫はいない。戦後は日本にいづらくなって再びフランスへ行ったという。つまり、穏やかに猫を追い求めて描く画家ではなくて、時代に翻弄されて辛苦を超えて描いてきた画家だったのだと思う。

01/01 08:44
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Y
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Snowflake
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図書館。藤田が猫をかなり描いていることを知らなかった。国立近代美術館に作品が多いみたいだから、見に行きたい。ネコ研究者のコメントもよかった。
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不易流行
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図書館本。読友さんからご紹介いただきました。なぜここに?と思うくらい、どのページにも猫が登場する作品集。猫の細かな表情やしぐさが見事に描かれています。猫愛溢れています。写真で見てもわくわくするのですから、実物を目の前にしたら感動の大きさも違うでしょうね。絵や画家のことには無知ですが、藤田嗣治氏はすごい画家だったんだなあと感じるようになりました。これからも猫画を追いかけたい、今はそんな気持ちです。おすすめの画家や作品集などをご存じでしたら、ぜひご教示ください。
不易流行

kahoさん、またまたありがとうございます🤲①読メ登録→②図書館予約の連携で臨みます。本当にいろいろなものをご存じですね。尊敬します🤗

08/22 12:59
kaho

芸の大事な肥やしです=仕事の体裁をした趣味(笑) 良い出逢いでありますように…🍀

08/22 13:13
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九月猫
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作品ごとに「制作年代や背景」「フジタ」「猫」それぞれについての解説がされていて、とてもわかりやすく面白かった。全体だと情報量が少ない気もするのだけど、ひとつひとつだとちょうどいい。猫の絵が好きな人はもちろん、フジタの入門書としてもとてもいい一冊だと思う。
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空猫
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これは表紙にやられる。内容も藤田嗣治氏が主役脇役問わず猫を描いた絵が選ばれていて眺めているだけで楽しい。それに解説が付くまでは普通だけれど、この本の魅力はさらに猫研究家による猫の解説まであることだ。藤田氏のお猫様への深い愛情がひしひしと伝わる作品集。でも作風はやはりどこか恐ろしく冷たいのだ。うーん手元に置いておきたいので買おうかな。
ふう

この表紙とよく似た本、「猫の客」を読みました。

04/12 22:24
空猫

ふうさん。コメントありがとうございます。「猫の客」読んでみます(^-^)/

04/13 07:25
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吉田あや
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「藤田嗣治がわかって、猫もわかる!」と帯の通り、猫研究者の荒堀みのりさんが藤田の絵の中に描かれたそれぞれの猫ちゃんのポーズや表情から猫の習性や気持ちを解説してくれるので、藤田本としても猫本としても楽しめます。A4版に近い大きめサイズの本で、猫に焦点を当てながら藤田の代表作の数々をエピソード混じりに楽しめるのは勿論、作品も油彩だけでなく、屏風絵や日本画、銅板画、陶芸、書簡に添えられた水彩など、多種多様の作品からプライベートの作品まで堪能できてこの低価格は凄いの一言で、入門書としても最適な1冊。(⇒)
ことり

この本、私も昨年よみました♡ たまたまお出かけしたときに伊勢丹のギャラリーで「女性と猫」に特化した藤田嗣治展をやっていて、すごくよくてその流れでこの本も♡ イベントのにゃんこまつりでお見かけしたんだけど、平出さんの「猫の客」(文庫本)がいまフジタの絵になってるんだね~♡∗*゚

02/22 17:28
吉田あや

ことりちゃん☆ね!平出さんの文庫びっくりだよね(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)♡芸術作品が装幀に採用されていくのもまた嬉しいね✨それにしてもこの本は情報としても作品集としてもバランスがいいしお値打ちだよね💖

02/22 22:17
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しろちさ
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藤田が好きで最近ねこにはまっているわたしが読まずにいられないやつ。改めて、藤田の作品にはほんとに猫が登場してるんだなっていうのがよくわかっておもしろい。わたしは特に藤田が子どもを描いた作品が好きなんだけど、女の子が猫を抱っこしてる2枚の猫の扱われ方が真逆で楽しい(笑)。1枚はとっても大事そうに。1枚は抱っこするのがめっちゃ下手でねこがいやがってる感じ。そういうのも含めて、ねこだなぁって思うし藤田がどれだけねこと暮らしてきたのかがわかる。
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ひなにゃんこ
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★4.5 藤田の猫作品を集めた画集。作品解説とともに、猫研究者による猫の解説もあり、ダブルで楽しめる。藤田の猫って、写実っぽいけど少しアンバランスで不自然なポーズに見える作品が多くて、正直そこまで好きじゃなかったんだけど、こうして集めてみると、凄い描写力の作品もあり、いいなと思う作品がたくさんあった。版画、挿絵、水墨画、陶芸、ガラス絵まで網羅しているのも良い。解説も、描かれた時期の私生活や藤田を取り巻く状況などにも触れ、描いた時の藤田の心情にまで思いを馳せることができて良かった。
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kaz
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藤田嗣治が猫好きなのは知っていたが、ここまで猫が登場していたとは予想だにしなかった。著名な作品も多いが、他の画集等では見たことのないものもけっこう紹介されており、満足。
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ゆうら
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藤田嗣治の作品の中で、猫を描いたものを集めている。絵の解説もさることながら、猫研究者の一言も面白い。自画像の藤田にスリスリする猫が意外と彼に似て見えて、笑ってしまった。屏風の猫たちの描きわけがすごい。絵に描かれる猫たちは、人よりも表情豊かに感じる。
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kaho
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藤田嗣治(1886-1968)の作品と彼の作品中に出てくる猫に関する図版解説書。監修はポーラ美術館の学芸員さん、猫の解説は当時京大大学院の猫研究者さん。作品は1913渡仏-WW2中-再渡仏-晩年を網羅し、大変興味深い内容だが、唯一最大の難点は 絵画の掲載順。藤田の経歴年譜の掲載が無い上に、どういう意図で順序付けしたのかが どうもよくわからない。制作年代順にしてくれると、絵画解説ももっと読み易く、藤田自身の生き様と猫との関連性もより深く読み込めたかもしれないので残念。屏風仕立てや壁画の大作は初めて知った。
kaho

showonoさん 私も、昨夏メキシコに興味を持ち…入り口は黒沼ユリコさんでした…メキシコの歴史とか文化本をいくつか漁る中で 初めて知った次第です。文学のブームがあったことすら、その頃知ったような状態(今ではすっかり虜になっている口ですが(笑))。 中南米の情報は余程その気にならない限り、日本にはごく僅かしか届きませんね。。。どうしてなのでしょうね…。

07/06 12:01
kaho

と…一夜過ごして、猫の件について書くことを一切落としていたことに ハタと気付いた(笑) (私個人は猫も犬も好きだが、どちらか一択なら猫かな? 出来れば梟かミミズクがいい、という感じもあるのだが) 各絵に荒堀みのりさんの猫解説があり、彼女のプロフィールは猫研究家…この職業は初耳で、どうも京大の関係らしい感じだが、とにかく「心理学的・遺伝学的調査を通して、ネコのこころを研究」するという機関があるのだな。この本の解説を読むと、猫に親しんだ藤田の絵には、猫に暗喩に近いものを込めている とみても 愉しめるようだ。

07/06 14:02
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kiyoka
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大好きな藤田嗣治の作品の中でも猫の絵ばかりが集められていて嬉しい。見開きいっぱいに大きな絵、次のページに丁寧な解説がしてあるものが多く読みものとしても楽しい。本文を書いてる人とは別に猫研究家による猫についての豆知識も載っていた。代表的な"乳白色の下地"の裸婦と猫の絵もいいけど、後半の猫と静物画?の『動物宴』『ディナーパーティー』なども素敵。フジタの絵は"細い描線"も特徴らしく、ちょっとイラストぽく感じられてそこも好き。この本、美術書の割にはお値段も安くて良いです。
玄趣亭

フジタの猫の絵というと随分前に展覧会で観た「猫の学校」の絵が思い浮かびます。フジタらしからぬ賑やかな絵だった印象が……(^^)。

07/02 19:35
kiyoka

玄趣亭さま、こんばんわ。「猫の学校」物語の挿画のような可愛らしい絵ですね。残念ながらこの本には載っていませんでしたが(^^;;他にもいろんな猫の絵があるようですね。展覧会、うらやましいです。

07/02 23:45
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さくは
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猫が登場する藤田嗣治の絵を集めた画集。裸婦と猫、自画像と猫、静物と猫、墨絵や本の挿絵、手作りの陶器まで。絵の解説に加えて、絵の中の猫からその生態についての説明も書かれている。
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EMI
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主役としては勿論、サブキャラクターあるいは画面のアクセントとしても描かれた、魅力的な猫達の絵をめくりながら、フジタの多趣味多芸の仕事と生涯を辿る一冊です。 満ち足りて穏やかに眠る猫を描きながらも、自身は疎外感を味わい孤独を噛み締めていたフジタ。幸せは絵の中の猫に託したのでしょうか。愛猫家の眼差しを感じる素敵な内容でした。
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桐島陽依
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図書館の新刊本コーナーから拝借。タイトルそのままでございました。猫(と美女と子供を)描かせたら最高ですね。可愛いだけでなくて、口を開けて歯が覗いたときのちょっとした怖さとかもキッチリ描かれています。圧巻は『闘争(猫)』動きのとらえ方が凄すぎます。本当に猫が好きでよくよく見てるひとなんだなあと思いました。110pの「花、眠り猫」の絵、ポスターとかないかなあ?お家に飾りたい♪
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くさてる
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タイトル通り、藤田嗣治が描いた猫絵をコレクションした一冊。分かっていたけれど、完成度とこちらの理性を蹴散らすような萌えの圧がすごい。やっぱフジタすごい。とにかくうまいとかそんな言葉で表現するのは失礼だと思うほどなんですが、あの猫のくにゃくにゃとした柔らかさを、どうして絵で表現できるの?おかしくない?とあきれるほどのすばらしさです。猫好きはぜひ。藤田嗣治といえばあのおかっぱ頭しか浮かばないひとにもぜひ。素敵です!
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balloon
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油彩、水彩、版画などフジタの様々な猫作品とそれらの作品解説、さらにネコ研究家による猫の生態解説も加えられた、ちょっと遊び心のある本。フジタの描く猫は可愛さだけでなく、気高さや猛々しさも感じられるところが好きだなぁ。
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starbro
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本日は、4月の22(ニャンニャンデイ)日なので読みました。藤田嗣治は、既知ですが、作品集を観るのは、初めてです。日本を代表する猫画家、藤田嗣治、オススメは、表紙のキャット・デザイナーだにゃあ(=^・^=) http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/BooksApp;jsessionid=5252FBF59B2B19AECA09BC651EE45F4A?act=book&isbn=9784767825878
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noco
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藤田嗣治は「乳白色の下地」と「猫」でヨーロッパで有名になったようだ。 透明感のある白さの裸婦も、面相筆で細かく描かれた猫も、油絵としては繊細な筆使いですばらしい。 初めて美術館で見た「自画像」はトレードマークの髪型、丸眼鏡、ちょび髭、ピアス、浮世絵を思わせる筆と硯、猫で、日本人アピールがすごい。 藤田と同年代で、NYで交流があった国吉康雄が、藤田の戦争画に対しての抗議として、個展会場前で無言の抗議活動を行ったと記されていた。 日本から飛び出して海外で生涯を終えた2人の画家の接点が見えたのは収穫だった。
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