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徳治郎とボク

感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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ボクのおじいちゃん、徳治郎は、おばあちゃんが亡くなって一人暮らし。頑固で耳も遠くなり、いつもむっつりしている。けれど、昔の話をしてくれたり、竹トンボを作って暮れたりボクはおじいちゃんが大好き。そんなおじいちゃんがだんだん体が弱ってきて…。 【身近なだれかによりそうーおじいちゃんとおばあちゃん】
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NakaTaka
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面白かった。頑固な祖父(徳治郎)との関わりを孫の視点から描く。医者や病院嫌いの祖父の行動は、私の父を思い出した。父も入院時、散々医療関係者を困らせたから。徳治郎さんは、ただの頑固親父でなく、孫とも娘達ともその気持ちを尊重して関わることもできる人。多くの人にも慕われて。それなのに譲れないものは絶対譲らないから、在宅介護の大変さは身につまされた。老犬のシロも可愛かった。
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oooともろー
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頑固な祖父(徳治郎)と孫の「ボク」。娘たちの言うことを聞こうとしない徳治郎。心臓が弱くなりだんだんと…。死を間近に見つめた「ボク」。
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頼ちゃん
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教科書に紹介されていたので再読。
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よっちん
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図書館
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エル
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都合の悪いことは聞こえない気難しい祖父と孫との交流。頑固で気難しい祖父は病気で弱っていくやがて自宅介護となるが…。プライドや自分のやり方、考え方を曲げない祖父と娘たちの攻防、訪問看護師やヘルパーへの暴言などは娘たちに同情する。在宅で静かに亡くなった祖父を「選ばれた人しか出来ない綺麗な死に方」と言った訪問看護師の言葉が心に残った。
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an
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ボクとがんこもののおじいちゃんの物語。ぼくから見るおじいちゃんと周り人たちのエピソードが懐かしい感じがして涙が出そうになる。だけど途中途中「携帯」や「SNSのやりとり」の場面があたって現代なんだ、とはっとさせられる。こういう関係性が今の現代もありますように。
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人という名の猿
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こんな風に祖父と孫が密に交流できるなんて、なかなかない気がする。ボクはとても貴重な経験をしたと思う。
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奏
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ネタバレボクのお祖父ちゃんは頑固で、都合の悪いことは聞こえない。淡々と毎日を暮らし、山の畑に行くと自分の子どもの頃の話をたくさんしてくれる。だんだんと小さくなって、頼りなくなって、介護が必要になっていくお祖父ちゃんをボクの目で語る。振り返るとあれが最後のチャンスだったのにと後悔することがあるけれど、その時にはわからないもの。もう会えない自分の祖父母の事をたくさん思い出しながら読みました。
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頼ちゃん
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歳を重ねると、こういう話はグッとくる。特に昨年父を亡くしてるし、いろいろ考えてしまった。
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がばいおばちゃん
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徳治郎は自宅で往生。現実にはそううまくいかないけど。
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minono
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ネタバレ「えらばれた人しか、こういう死に方はできないんですよ。」
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まる子
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YA本。祖父の徳次郎は頑固者だ。自分のルーティンを決して変えない。そんなおじいちゃんが、ちっせい頃の事を話してくれる。それが好きだった。5年生になる頃から、ラグビー教室や友達を優先したボクは、毎週土曜日におじいちゃんの元に行かなくなった。おじいちゃんは病気で日に日に弱る。あれが最後の誘いだと分かっていたら、一緒に畑に行っていたのに…。と後悔するボク。おじいちゃんは「死」を身をもって教えてくれた気がする。娘たちは頑固者だったおじいちゃんの介護ができた事で後悔はなかったと感じられる。
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まっちゃん
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徳治郎の孫のボクは平凡ながら実はとても感受性豊かで観察眼のある子.特に病んでからのおじいちゃんにどうしたら寄り添えるかずっと考え続けている姿には感動を覚えます.最期まで人としてのプライドの塊であった徳治郎の間近で過ごしたボクはそのかけがえのない幼少期をずっと忘れずにいるんだろうなぁ.この本に出会わせてくれた読友さんに感謝です.
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いつでも母さん
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記憶にある4歳の頃からの祖父・徳治郎と中学生になるまでのボクの話。ボクから見たお祖父ちゃんと母や伯母たちから見える父・徳治郎に、私は亡き父を思い出して最後はポロポロ泣いてしまった。ボクは引き出しの桐の箱を取り出さずとも、ずーっとボクの心の中に、家のあちこちにお祖父ちゃんの思い出があるね。頑固だけれども、一本筋の通ったこんな徳治郎お祖父ちゃんが恋しくてならない。大人が読んで沁みる作品だった。
はつばあば

母さん、「花形みつる」さんってどこかで聞いた名前と無い頭をフル回転したら(#^^#)なんと巨人の星の花形満(笑)。この作家さん初めてです女性?男性?

07/22 20:37
いつでも母さん

おはつ様;こんばんは。私も巨人の星が浮かびました🤭

07/22 21:09
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shiho♪
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離れて暮らすおじいちゃんとボクとの絆がとても良かった。徳治郎さんは人一倍頑固で、どこか身体が痛くても痛いと言わず我慢強い昔ながらの人。私の95歳の祖母もそういう人なので重ねながら読んでました。 核家族だったり、介護施設の充実で、老いていくことや死が身近でない現代では、「ボク」のような体験をする機会は貴重ですね。 「自分らしく死ぬ」というのは最終テーマ。児童書ですが大人も読んでほしい本です。
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如月小町
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マイペースで、3人の娘も手を焼く頑固おやじ。だけど、孫のケンイチは、そんなおじいちゃんの話を聞くのが大好きだった。・・・この本を読んで思ったのは、徳治郎の死に方の見事さだった。子供や孫たちに病と闘う姿を見せ、自宅介護でみんなの手を借りて生き抜いた。こんな風に出来る人は少ないけど、残された者たちが、自分たちが出来るだけのことはしたと思えたのではないかと思う。人の死と触れ合うことが少なくなった今、この本の役割は大きいのではないか。
如月小町

なんのかんの言っても、3人の娘たちは親孝行だし、ケンイチやエリカも良い子だ。頑固でも餓鬼大将でも、まっすぐな心根はつながっていたのだと思う。 久しぶりの花形みつるさん、堪能しました。

07/01 17:13
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ミーナ
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児童書だが、戦争から現代の高齢化の問題など、おじいちゃんの人生からたくさんのことを考えるきっかけになる。 孫のボクも、ボクなりにいろいろなことを考えている姿にも泣けた。 人の死が遠いような現代、この本からたくさんの経験がえられるのではないだろうか。 小学生高学年から大人まで十分読み応えがある。
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Marm
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★★★☆ (3/4) これ児童文芸書らしいが、普通に大人でも楽しめる内容で、考えるポイントがいくつも入ってる。男子女子で学年の高低差はあるだろうが、小学生のうちに小説の入り口として手に取ってみて欲しい。
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takenoko
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ネタバレ図書館がやっと開いて、借りてきて最初に読んだ本。 やっぱり本はいい。 父から、子どもの時の楽しい話をたくさん聞いておけばよかった、と思った。
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Chiyo K.
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ネタバレ帯だけ見て、おじいちゃんとボクの心の交流&涙の別れ、のような心温まるものをイメージしたが、内容はずっと壮絶だった。頑固で絶対に他人の意見を聞き入れないおじいちゃんだが、ボクと畑へ行くと生き生きと思い出話をし始める。そんなおじいちゃんが入院、リハビリと介助が必要な体に。断固として自分を貫こうとするおじいちゃんを、ボクは「闘っている」と感じる。おじいちゃんは次第に弱っていくのに、変に同情したり悲しんだりしないでそっと寄り添う主人公がみずみずしく頼もしい。彼の中にはきっと、豊かな思い出が築かれただろう。
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pom
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一気に読了。祖父とボクの物語。朝起きて畑に行き、夜寝るまで一度決めたルーティーンは、正月だろうがなんだろうが変えない頑固者。そんなおじいちゃんの生きざまを見て成長していく。 おじいちゃんのまっすぐな生き方が憧れです。
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トッコ
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ヤングアダルト向けの本棚にならんでいるかもしれないけれど、充分大人も読めます。 男の子の孫と頑固なおじいちゃん👴のはなし。最後は、😢 だけど、よいお話でした。
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読書国の仮住まい
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病気で弱っていく祖父を孫の小学生からの視点で描く。 病院を嫌い周囲の手を煩わせる。昔はこんな人が多かったということなのだろうが、共感はできない。 綺麗な身体で亡くなるのは選ばれた人だけ。 重いながらも事実を捉えた言葉。
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ebi_m
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前半の「ちっせぇ」ころの話をするぶっきらぼうなお祖父ちゃんとの交流がほのぼのとよかったので、避けられないことではあるのだが後半はつらかった。断片的に、ゆっくり弱っていくお祖父ちゃんを語る「ボク」が…。お祖父ちゃんもかなり面倒な人なのだが描き方はあたたかい。完全にいやなやつ、というのがいなくて、なんとなく安心できる家族たち(あえて言うなら父親がそうなんだろうけど二度と出てこない)。初めて読む花形みつるさん、普通に男性だと思っていたのでネットで写真を見てびっくりした。が、納得。
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かたばみ
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ネタバレ母子二人暮らしのボク、ケンイチと、浦賀にひとり暮らしの祖父徳治郎。おじいちゃんはとても頑固で、娘三人の頭痛の種でもある。だんだん体が弱っていくなかでも、芯の通った頑固さで山の上の畑にいくルーティンを守ろうとする。つきそうボクに、おじいちゃんの生きてきた道が時々ちらりと垣間見える。しかし最後までそれがつまびらかになることはない。老いていくひとに寄り添うこと、死を間近にすること、それを受け入れること。後悔もあるけれどそれが湿っぽくならないのは、徳治郎が頑なに守った「プライド」であるのだろうな。
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chimako
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【読書感想画中・高生課題図書】偏屈で頑固で怒りん坊のおじいちゃんとの6年間。おじいちゃんの「ちっせいとき」の話を聞くのが好きなボク。悪童だったと自慢げに話すおじいちゃん、お月見の話はおじいちゃんの十八番。犬のシロを連れて山の畑に日参する。ボクは大きくなり他の楽しみも知る。おじいちゃんが心筋こうそくで倒れる。心臓の痛さを我慢できるおじいちゃんが病院の生活は我慢できない。不登校になった従姉を交えた暮し。近しい人が弱って死んでいく様を見ることで大人になる。おじいちゃんが遺したものはタマムシだけじゃない。
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ぽんちくりん
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徳治郎じいちゃんと小学生の僕。頑固なじいちゃんに手を焼く母親の三姉妹。頑固なじいちゃんはまさに昭和の頑固じじいで、自分の思い通りにならないと癇癪をおこす。孫の僕はじいちゃんと畑にいきじいちゃんの「ちっせいころの話」を聞くのが好き。じいちゃんのガキ大将の少年時代の話に憧れを抱いていた僕。心筋梗塞で倒れ徐々に弱っていくじいちゃん。介護に右往左往する三姉妹はじいちゃんの頑固に困りながらもなんとか思いを叶えながら介護する。じいちゃん、頑固でがんばり屋。昔はこんな人が結構いたのかも。
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コキュ熊
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おじいちゃんと小学生のボクとの、心あたたかい思い出の話。でも、おじいちゃんは決してやさしい「じいじ」ではありません。あまり喋らず、耳も都合の悪いことは聞こえず、がんこで怒りっぽい扱いづらい人です。 でも、そんなおじいちゃんの昔ばなしは、とてもとても楽しいのです。 おばあちゃんとの思い出はたくさんあるけど、おじいちゃんとの思い出はあまり無い私。でもこの本を読んで、凧を作ってもらったことを思い出しました。
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みよちゃん
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おじちゃんの人生を小学生の目から見ていく。おじちゃんの娘から見る頑固な父が自分らしく生きる姿、孫が見る姿との繋がり方が、わかる様で、切ない年代になり、ここまで自分を貫いていくのはしんどい。
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杏子
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頑固で人の言うことなんか聞こうともしない、ぼくのおじいちゃん、徳治郎。4歳でおじいちゃんのことを知り、それから盆、正月、おばあちゃんの命日と、ぼくはおじいちゃんの家に行くたびに、おじいちゃんの「ちっせえ」時の話を聞かせられる。その話はわからないことも多かったけれど聞くのは好きだった。おじいちゃんとぼくとの間には、静かで穏やかな時間が流れていくが…。人の老いと死を考えさせられた。おじいちゃんは怒鳴ってばかりだったけれど、その声を聞いてきた家族にとっては、それはなくてはならぬものだったろう。
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もしもし
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おじいちゃん 毎年お盆にはおじいちゃんの家にお母さん、お父さん、ぼくの家族、ケイコおばちゃん家族、ナオコおばちゃんの三姉妹が集まる。 おじいちゃんは耳が遠いようでいつも「あっ?」と言っている。 おじいちゃんは毎日同じ時間になると犬のシロを連れて畑へ行く。少し大きくなると僕も一緒に行くようになる。そこで、おじいちゃんの子供のときの話をたくさん聞くこととなる。以外に饒舌なおじいちゃん。 おじいちゃんの根性がすごい
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まめもやし3
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ラスト、泣けた。頑固じいちゃんと孫のボク。静かなふれあいの時間がよかった。従姉のエリカちゃんもいい。表紙を見たときはふたりのじいさんの話かと思った。
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遠い日
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ネタバレ4歳から小6まで、ボクと祖父徳治郎との蜜月とも呼べる濃密な時間が描かれる。それは、とりもなおさず、祖父の最期の日々でもあり、強烈な生の証の時間でもあった。頑固一徹。自分のやり方を絶対曲げない偏屈で、傲慢とも見えるジジイだ。そんな徳治郎の子ども時代の話を聞くことに惹かれていくボク。餓鬼大将だった祖父の矜持を敏感に察知し、その太い芯に魅力を感じる。孫と祖父の域を超え、人として繋がりあったふたり。生き様をまざまざと見せた徳治郎の心映えがしみじみ光る佳品だ。
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ゴンタ
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ネタバレおじいちゃんは頑固者。 洋服にしろ補聴器にしろ、自分が気にいらないものは身につけない。 おじいちゃんの娘であるケイコおばさん、母、ナオコおばさんも手を焼いていた。 でも僕は、おじいちゃんのちっせぇときの話を聞くのが好きだった。 病院嫌いでもあり、体調が悪くなってもすぐには声をあげなかった。 次第に具合が悪くなるおじいちゃんを家で看取るまで。 介護、家族、いじめなどいろんな問題を描いている。 子供の心境もリアルで考えさせられるが、押し付けがましくなくて良い。 こんなに頑固者ではないが、亡き祖母を思い出す。
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ブブジ
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横須賀近辺の地理に詳しい人なら、懐かしく思えるような作品。“生きざま”という言葉がぴったりくる祖父徳治郎でした。医療の発展でベッドに縛り付けても長生きさせる世の中、徳治郎にとっては自宅で死ぬことができて幸せでした。また、戦時中や戦後すぐに比べれば親戚の数も減って、昔の話を聞くことも死に直面することも少なくなった現代で、休日の短い時間とは言え、祖父と親密な時間を持てた主人公も貴重な体験だったと思います。良い一冊でした。
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pasta
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頑固者の祖父が、面倒くさいのに、なかなか魅力的に書かれていて、面白かったです。
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信兵衛
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祖父の思い出話を聞いたりする等、祖父と繋がり合うことができたというのは、とても貴重なことだろうと思います。
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