形式:単行本
出版社:集英社
④→ 【綿矢 (略)ナボコフの『ロリータ』とデュ・モーリアの『レベッカ』が大好きなんですよ。 桜庭 (略) 綿矢 (略)すごく不思議なのが、ここに登場する少女が本当にあほな子に書いてある(笑)。ロリータが書く手紙も、「パパごきげんいかが。あたしは結婚したの。子どもが産まれるからお金を送ってください」みたいな、すごく蓮っ葉でけだるい感じで表現されているんですよ。(略)でもナボコフは、身体的なことばっかりですごく表面的な感じ。→
⑤→こんなに分厚い本なのに、そこに書かれているロリータの薄さにいつも驚愕するんですよね(笑)。 ー中略ー 綿矢 (略)そう、おじさんが勝手に上から目線で幻滅を繰り返す(笑)。そういうところにすごく引っ掛かりを覚えて、この本とずっと喧嘩しているような気がします。でも読み返すとすごく面白いですし、印象に残る一冊ですね。】
ちょこりりくん、砂糖菓子の弾丸は未読なの~。面白そうで気になってるんだ☆桜庭さんの初期の頃の作品とは相性いいから🎵
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