形式:単行本
出版社:毎日新聞出版
形式:Kindle版
出版社:毎日新聞出版(インプレス)
確かに心が揺れましたね、この本を読んで。 文章が巧みとかそういうのも大事かとは思うけど、毒親に悩んでる人にはそういう事より重要なのは”親に対する見方”を根底から変えてくれる言葉が必要ですよね。
親が頑張りすぎると子どもは頑張れない・子どもに対してイライラすることは皆、自分が「本当はしたかったけどできなかった」こと・アダルトチルドレンは幼少期に満たされなかった欲求と、我慢した感情エネルギーを抱えたまま生きてるのが苦しい・親子バトルは先に親が子を傷つけたから・本当の原因は、遠い過去の感情体験にある、元のトラウマ感情を感じていくと現実が変わる
他の人の感想を読んでてアダルトチルドレンの使い方がこの本では違うことが判明。間違って覚えないようにしよう。
「親孝行」とは儒教の概念で、「家制度」が定められ、「妻は夫に従い、子は親に従え」とされた時代の考え方です。終戦後「家制度」は廃止され、現在は憲法で、個人の自由と平等が保証されています。そもそも、親への感謝とか、恩返しをしたいという気持ちは、自然にわいてくるものであって、義務ではないはずです。・・戦後の後遺症とずっと書かれており、なるほどと思う。文体も丁寧で優しい。でも、親目線で書いてるのか、子ども(たとえ成人してても中年であっても)目線なのか、主格が移動しまくりなので、章を分けて書くとかしてほしかった。
あと、何ページか忘れたけど、会社に1000人働いてるとして~ってところ、100人の間違いだと思うのですが、もう訂正されましたでしょうか。とんでもないレベルの誤植・・。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます