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100億人のヨリコさん (光文社文庫 に 22-3)

感想・レビュー
108

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parupi
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ネタバレハイテンション頭いいって楽しい小説。高校生の時に読みたかった。ラジャ仮説からパニックホラーへの繋げ方が上手かったし、ラスト20ページのラジャ仮説的に自分が世界と繋がってる感覚の表現もすごく身に迫ってきた。 普段はホラー小説を読まないので、ちゃんと怖くて玄関の鍵がしまってるか読んでる途中に確認にし行ったりもした。 今はもうどこにいるかも分からない大切な友達に進めてもらった小説。面白かったよ。ありがとう。もっと貴女とこういう混沌で波乗りするみたいな時間を大笑いしながら共有したかった~!
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dame
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本筋とは関係ないけど、東大駒場寮、京大吉田寮、北大恵迪寮と並んで筑波大平砂宿舎が登場して笑ってしまった。
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RENPOUNASU
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ネタバレぶっ飛んでる方の似鳥鶏さん作品。個性豊かな住人たちと送る血まみれ女性・ヨリコさんをはじめとしたホラー現象に立ち向かう貧乏キャンパス寮ライフコメディからのロジックでホラー現象を打ち破るミステリサスペンスとみせかけてからの世界規模のパニックサスペンスへ行ってゴールは割とキャンパス寮ライフ青春コメディ的で個性豊かな隣人たちを頼もしく、一緒に過ごす日々を楽しく思う主人公と中々にジェットコースターでした。中盤のロジックでヨリコさんに迫ろうとする展開からのこれはどうなっていくんだ?という流れにまんまと引き込まれました
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ひので
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ネタバレなんかものすごいシュールギャグだ……と思って油断してたら、怖い! 怖いよ! いきなりコレ持ってこないでよ寝る直前の暗い部屋で読んでてめちゃくちゃビビったよ!! ほんとシュールギャグなのかミステリーなのかパニックホラーなのか分からない。こりゃまたすごい読書体験をしたものだ。
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はれるや
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森見登美彦「四畳半王国」のような個性豊かな寮生たち、松本零士「男おいどん」のような貧乏学生。血だらけの依子さんが出てきた時点でホラーコメディかと思いきや、科学的に依子さんを解明していくコメディミステリー。と思いきや、そのあとは怒涛の展開。世界の終末を防げるかというハチャメチャストーリー。緑のキノコと消毒用アルコールはいっしょに口にしてはいけない(どちらも口にしない自信はあります!)。
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爺
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これは大好きな作品だった。今まで読んだ似鳥作品では一番かも。ぜひぜひ映像化して欲しい。装丁は悪くないのだが、なんか違う気もする。本作がジャンル分け不能なカオスなエンターテインメントなので、ある一面からするとまさにこんな感じ。ホラー耐性ない人に届けるという意味でもいいのだが、個人的にはもっとハードな雰囲気が良かったかなぁ。でもそうすると前半とイメージ合わないという(笑)。とにかくなんかすごいものを読んでしまった感がすごい。
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花嵐
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★★★★☆ 再読。久しぶりに富穣寮のこのキャラたちに会いたくなったので。ミステリではないのに何故かこの小説は大好きな部類に入るのは、やっぱりギャグがかなり振り切れているように感じるからか。再読なので話の筋はほぼ覚えていたのだが、細かいギャグにまた笑いながら楽しく読めた。
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ベッシー
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とある大学の隠されしオンボロ寮の天井に、深夜血まみれの美女が現れる。その現象を探っているさなか、世界レベルのパニックが巻き起こる。 表紙とあとがきに現れる「依子さん」をイメージしながら読んだらとんでもない展開だったが、とんでもない結末で終わった。やはりそれが怪異であっても、和解できたらいいなと思った。
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なんなん
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ホラーのようなSFのような胡乱な青春のようなよくわからない話だったけどわりと面白かった。似鳥さんのいつものあとがきを小説にした感じかも?
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ありん
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大学時代の楽しい生活はよかったが、後半少々盛り上がりにかけた感が否めない。
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0129
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んー…好きなジャンルでは無かったなぁ。 でも記憶の説明のところは興味深く読めました。 あと、あとがきがあとがきらしく書かれていて驚きましたね。笑
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mihya
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市立高校シリーズのあとがきに依子さんが出てこなくなったので、これを読むしかない!と張り切って読んだんだが、この依子さんは天井から降りてきたりしない依子さんだった。 ジャンル分けできないエンターテイメント小説だが、笑いは少なめに感じた。期待のハードルが上がり過ぎてたかもしれない。まあ面白くはあったが…。何よりあとがきが比較的まともであることが一番の驚きだった。 「コミュ障探偵の…」あとがきの『音の引力係数』でいくと『マフトンジ』は『マウントフジ』だな。正しい名前になかなか慣れなかった。
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ツバサ
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最初は軽いホラーのようだったが、次第に世界規模に広がっていくのは頭が痛くなります笑 解決方法は疑問があるが、収まってくれて良かったなと。
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組織液
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ホラーでもなくファンタジーでもなく、というような紹介をされたので読んでみました。ラジャ仮説、初耳でした。すごい仮説だな() あとThis Manってあれ本当は創作の話だとなんかの本で見ましたけど、ここじゃ実際にあったことになってますね。血まみれの女が見える、大量の虫が湧く、自分の手首が落ちるといったような、とても正気じゃいられないような幻覚さえ日常の一部となってしまう、シクロフスキーの「自動化」でしたっけ?是非はともかく、あれだけ騒がれたコロナが現実に受け入れられつつある課程と重なるものがある気がします。
組織液

ただ終わり方があっさりしすぎてたなぁとは個人的に思いますね。

06/21 13:44
組織液

いやラジャ仮説って作者の創作か?調べても全く出てこないから多分そうですね()

06/21 13:50
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papako
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結構読んでるこの作家の作品の中でも、皆さんのレビューが微妙な作品。単行本の頃から悩んでやっと読みました。結果私は好きですね、この作品。ま、不条理というか結末はあってないようなものなので、似鳥節を楽しむ作品です。基本、作者の動物園シリーズの配役違いって感じで進む。そして大学の寮のなんとも言えない雰囲気が楽しい。大きい隣人とか亀虫とか眼部屋とかカビとか四神池とか、想像すると『依子さん』よりも『富穰寮』の方が断然怖い!そりゃなんでもないよって思えるわ。そしてまともなあとがきにびっくり。うん、楽しかった。
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影実
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作者買い。オンボロ学生寮の住人たちがヨリコさんの謎と世界の危機に立ち向かうジャンル不詳の闇鍋的作品。あらゐけいいち氏の表紙から受ける印象と内容が乖離していてかなり面食らった。敢えてなのだろうけれども文章が冗長で読みにくく、なかなか作品に入り込めなかった。ヨリコさんにアプローチしていた中盤が一番面白かった印象。急転直下の後半も、謎解き的な山場を過ぎた後では消化試合感を覚える(オカルトを否定しようとした謎解きも、疑似科学的な結論で納得しづらい)。似鳥作品はけっこう好きなのだけれど、今回はいまいち合わなかった。
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リュウ
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ネタバレ似鳥鶏さんの作品ということで買ってみたのですが、これは本当に面白かったです。似鳥さんの作品は後書きにもある通りエンタメとして特化して作り込まれていて、フィクションだけどもリアルさが伴うのが味なのですが、この本は「依子さん」という一見するとベタな心霊現象をリアルに突き詰めていくというの視点がまずいい。ファンタジーとして片付けるのではなくあくまで理の通る現象にしようとする試みは個人的にツボでした。そして世界感染からの息を吐かせぬ怒涛の展開もあつかったです。これは普通に映画として見たい作品だと思いました。
リュウ

※追記 「依子さん」についてラジャ仮説という脳の記憶の外部領域という考え方が出てきましたが、個人的な感覚では脳に保管されている記憶は、膨大ではあるけれど一つ一つはパソコンで言うファイルの圧縮がされているのではないかなぁと思いました。根拠はなく感覚ですが、意外といい線言ってるような気がします笑

02/05 00:58
リュウ

※さらに追記 よく考えてみればこれってコロナの先駆けみたいな小説なんですよね…作中の異常事態がなんとなく飲み込みやすかったのは僕達側にそう言う土壌が出来ていたんだなぁと思いました。

02/05 01:00
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ナガサワ
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ネタバレパニックモノの「読ませどころ」は、どうやって落ち着かせるか、だ。なので……ちょっと……話自体は楽しかったけども。「記憶の上書きなのか、楽しい記憶の並列化はさておき、最終概念の「恐れることは何もない」だけが浸透するのは、いささかご都合主義的。音像や映像はどうした?
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hirune
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みんなビンボが悪いんや的な理由で苦学生小磯が辿り着いたのは自然採取で生活する難民キャンプのようなボロい学生寮だった。しかも血塗れの女の幽霊が出る超常現象付き😱しかし寮の(ほぼ変態揃いの)仲間と科学的な検証を始めた矢先、超常現象が世界中に蔓延していきパニック映画みたいな展開に!血塗れの女の幻覚はどんどんバージョンアップしてパニックは恐ろしいスピードで蔓延していく…あれ?今のコロナが蔓延っていく現状のようじゃない?😅結末もwithコロナの未来を迎える現実のように、withヨリコさんの世界になるらしい〜★
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ヒロ
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カバーの依子さんらしい彼女が可愛いし、最初の貧乏寮のあれこれからも、これって甘酸っぱい青春モノ、と思ったら・・。おいおい。あっという間にホラーっぽくなって、いや原因特定はミステリか、と。最後、作者らしくまとめてくれて安心しました。かなりはらはらドキドキした読書でしたよ。
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keina
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妄想がどんどん膨らんで幽霊いっぱいになりいっぱいになり
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うさぎ
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【初読】比較的最近買った本です。色々な期待と想像が想定の斜め上を越えて行きました。先ずはミステリーだと思ったのに、カテゴライズが出来ない本でした。後書きで著者本人が言っているので間違いありません。こんな展開かな?と想像してみてもことごとく外されて、スピーディーな展開にのせらて物語のラストへと連れて行かれる感じで読み終わりました。何だかスッキリ終わる感じてもなかったのですが、大団円の幕引きでした。つまり、何だかよく分かりませんでしたが、面白かったです。
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のぞのぞ
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この極限状態にどう決着を付けるのか、気になって一気読み。小難しい話が多いけど、基本的な馬鹿馬鹿しさが好き。たった一人の記憶がここまでの混乱を引き起こすなんて、悪気がなくても感染源とヨリコさんが憎い。て、ところで何でヨリコって名前か説明、ありましたっけ?
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きっしぃ
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タイトル、表紙から予測不可能、分類不可能な一冊だった。それでも確かに言えるのは、"おもしろい"と言うこと。富壌寮に住む貧乏学生たちのとんでもない生活と、そこで起こる依子さんという幽霊が起こす怪奇現象。コミカルな青春小説から、まさかの世界を救う冒険小説になるなんて。そして作家さん似鳥さんだったね!こういうのも書くんだ!と嬉しい発見!
びっぐすとん

ご存じかも知れませんが、ヨリコさんは似鳥さんが独身の頃に住んでいたアパートの天井にいた幽霊さんなんですよね。よくあとがきに登場していたので、まさか主役になるとは!と驚きました。

04/26 16:03
きっしぃ

一部ノンフィクションだったんですね😳あとがきとか普段ほとんど読まないので、びっくりです! 教えていただきありがとうございます🎵

04/26 18:37
0255文字
END
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日向坂文庫。結構今まで色んな本を読んできたけど、ジャンルも分からず正にカオス。先が読めなさすぎる展開にハマってしまった。序盤までの阿呆な展開は森見登見彦っぽかったし、笑いのセンスもなかなか。注釈までもがボケってのが好き。読んでて心の中でツッコミまくってました。こういう結末を読むと人類ってなかなかしぶといよなって思う。現在のコロナの状況も馴れになってきてるし。
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くろねこ
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なんだこれは…。あとがきで似鳥さんも言ってるように何ジャンルなのか…。 序盤は奇天烈オンボロ寮に住む奇人変人な先輩たちとの森見ん味のあるストーリーかと思ったのに、なんかもう途中から壮大な…。 最新版『リング』みたいな、新たなパンデミックみたいな…なんだもうわからん🤯 でもめちゃめちゃ先が気になって一気に読んだ。面白かったーー!!!
ネムコ

怖さって何だろう…と考えさせられました。

04/14 22:23
くろねこ

ネムコさま☺︎ ですです!ホントにもうストーリーも頭ん中もぐちゃぐちゃっとしました…なのに面白い不思議😂

04/14 23:55
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カラリサクラ モン
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ディスマンに似たような話。人の記憶が見えるちょっとオカルトチックだが登場人物も面白く楽しく読めた。
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えいなえいな
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あとがきでも書かれていましたが、ジャンルが一言で言い表せないです。前半は学生たちのおちゃらけ青春小説かと思いましたが途中からホラーになりSFになり後半はパニックムービーさながらの緊張感もありました。あらすじに世界を救うみたいなことが書いてありますが、奇妙な学生寮の話から本当に世界を救うことになる過程が面白いです。個人的には前半の学生寮のノリが好きなので、そっちで一本書いていただけると嬉しいです。
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ユウ
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前半はう~ん自分には合わないなと思いつつ読んでいて、後半からはどうやって解決していくのかが気になっていたらスラスラ読めました。
0255文字
ワタナベ
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序盤は、なかなか主題が掴めず、大学生同士のわちゃわちゃとした騒がしい雰囲気も相まって、いつまでも地に足が着かないような印象で読み進めていたが…中盤から後半にかけて一気に展開。あっという間に引き込まれて、気づいたらひと息で読み終わっていた。 扱ったテーマは決して軽いものでは無いはずなのに、 このテンポ感のお陰か胃もたれする事もなく、 面白いと感じたまま読み切れた。 あとがきからも著者の人柄が見て取れて、なるほど。この著者にこの作品あり。と納得。
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ひろと
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日向坂46×光文社文庫 「日向坂文庫2021 冬の書店デート」フェア 富田鈴花スペシャルカバー アニメとか実写ドラマとか、映像で観てみたくなるような話でした。まるごとソーセージ食べたいな。
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悠遠
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貧乏学生の主人公が富穰寮に引っ越してくる。その寮はいわく付きの場所でよりこさんと呼ばれる幽霊?が出現する。 てっきり幽霊のよりこさんと仲良くなってキャッキャウフフな生活をするのかなーと思ったが、実際は色んな要素のごっちゃ混ぜ、よりこさんがラスボス的な世界の終焉未満話だった。ややグロあり。いや、よりこさんは関係ないというかとばっちり的な位置づけだけども、大元のプログラムというか元ネタというか。※註釈が所々に挟まれるのが最初はウザイ。が慣れる。バカ話を読みたい時におすすめ。
0255文字
ももも
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ネタバレ怪しいキノコと医療用のアルコール…そこから拡がるトンデモ世界…!面白かった
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花嵐
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★★★★☆ 前情報ほぼなしで読み始めたので最初は「あらすじがちょっと変だけど最終的には推理小説になるのかな?」と思っていたが残念ながら推理する部分はあるものの一般的な推理小説にはならなかった。けれども内容はとても面白く普段ミステリばかり読んでいるので目新しく映ったというのもあるだろうが、それを差し引いても普通以上に面白い作品だと思う。全編にわたって散りばめられているギャグもいつもの似鳥さんよりキレッキレでいつも以上に笑わせてもらった。
0255文字
kthk arm
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114冊目。読みづらい文章。いかにもな軽薄キャラ設定。 つまらなかった。
0255文字
大阪魂
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ネタバレ表紙にむっちゃ騙されたー(◎_◎;)ほんま裏表紙のあらすじみても、本編読み始めてからも、これは謎の大学寮でのトンデモ学生のドタバタ物語なんかなあ、たしかにモリミー風…そこに表紙の可愛い、でも血だらけのヨリコさんがどない絡んでくるんやろ、それも100億人って?っておもてたら、ラジャ仮説って記憶に関するトンデモ理論絡んでくるし、話は学生寮から世界に膨らんでくし、わけわからん似鳥さんワールドにほりこまれてしもた!たしかに表紙に登場してるんぜんぶ絡んでるけど(笑)情報記憶とエピソード記憶、記憶は外部に…あるかも…
chiru

NADIAさん、ありがとう🎵説明聞いてとても読みたくなりました💕

11/01 20:22
大阪魂

ちるちゃ、なでぃちゃのゆうとおりやねんー!とくにこの本は最初がむっちゃモリミーやってんけど、後半は三津田さんのライトホラーっぽかってん!似鳥さんの引き出しむっちゃいろいろやからちるちゃもぜひ!

11/01 20:25
6件のコメントを全て見る
0255文字
きのなつい
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ネタバレ最初はインテリサブカル大学生の謎ドタバタと思ったら、SF、パンデミック、ファンタジー、摩訶不思議なジャンルだった。意外と感動した。面白かったな。
0255文字
練りようかん
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ネタバレオカルトに理屈で立ち向かう、行着くところは脳科学で論理の展開が面白かった。ラジャ仮説を初めて知り、忘れたのではなく思い出せないだけという見方に至極納得した。記憶の許容量に個人差はなく、分類法がカギとなることも大いにあるだろう。病は気からという自己暗示の強調と、富穣寮住人たちの境遇から異なるものは外そうという暗黙のルールを足すと、恐怖記憶は“外付け保存された”という答えが導かれ、本筋を支える脇がとても良かった。また、注釈で触れた郵便局のサービスが、個人情報漏洩の足掛かりになっている現実は、頭の痛い問題だ。
0255文字
玉瑛
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あらゐけいいちさんの表紙はポップで可愛いのである種の詐欺だな。裏表紙のあらすじで森見登美彦的ドタバタ大学生の気配を感じたので読んだが、大正解だしそれを乗り越えたトンデモで壮大な物語が展開されて面白かった。あとがきで作者も言っていたようにジャンルで括るのが難しい。とりあえずなんでも入れられるSFに突っ込んでしまえとは思う。キャラクターの背景に突然センシティブな社会問題をぶつけてくるのには面食らったが、だからこそ映像化向きかもしれない……いや無理か?
0255文字
やなぎ
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ネタバレ表紙のイラストに騙された。可愛いヨリコさんが出てくる話ではなかった。あわよくば、ちょっとドキドキするようなラブラブな展開も…、と期待していたが、皆無だった。せめてひかりちゃんでも…(←こら)。貧乏学生がオンボロの寮に住む、というのはありきたりな話で、そこに品のなさが加わった途端に読む意欲が失せるのだけど、これはまぁギリギリセーフだった。チーム一丸となって出撃する頃には読むペースも上がったものの、ラストが尻すぼみ。ちょいグロいかな…。70点。一番驚いたことを書きたいのだけど文字数の関係でコメント欄に続く。
やなぎ

読み終える直前に最大の驚きがあった。「ネタバレ含む」、としてあるので問題ないだろう。本文を読み終えて、よくわからない解説を読んで、最後の「奥付」を読んで驚いた。著者名は「似鳥」と書いて「にたどり」と読むのか!。知らなかった…。ずっと「にとり」と読んでいたよ。いやいや、最初に気付け自分。表紙にローマ字表記があるし、表紙をめくった著者紹介にもフリガナがあるのにね。全くネタバレではない驚きでした。驚きというか、誰かに「あー、ニトリさんの本ね」と知ったかぶりして喋る前に気付いてよかった。(^^;)

08/24 22:20
やなぎ

真面目な感想も少々。2017年に単行本が発売され、2019年に文庫化された割と新しい作品。「斥候」の意味がわからなくて調べたり、「邯鄲の夢」「胡蝶の夢」の解説を読んで興味を持ったり、読書は色々な知識が増えて面白い。必要かどうかは別として。

08/24 23:03
0255文字
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100億人のヨリコさん (光文社文庫 に 22-3)評価94感想・レビュー108