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教養としてのマンガ (扶桑社新書)

感想・レビュー
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ニョンブーチョッパー
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★★★☆☆ 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の裏話は興味深く読んだ。あと、「おじいさんのマンガ道」「古書店から見たマンガの歴史」の章のマンガの規制の話はあまり読んだことがない内容で興味深かった。
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やす
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漫画を愛し、漫画本の保存と普及に努めた人の自伝的本。 公務員や外交官を経て漫画界に落ち着くまでの流れと、漫画文化の普及を目指す様子の両方とも面白かった。 今は歴史的に見ても漫画の地位が高い時代な気がした、これからどうなるのか。
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akihiko810/アカウント移行中
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15万冊の漫画を所蔵し、熊本でマンガミュージアムを立ち上げた著者の自伝。印象度B+ タイトルから素人向けの漫画おススメコラムかと思いきや、日本有数の漫画コレクターの自伝だった。熊本はこの人きっかけで漫画大国(漫画博物館など公共の施設がたくさん)らしい。貸本漫画の時代から漫画コレクターという、漫画史をそのままなぞったような方だった。面白い人もいたもんだ。それにしても偉いのは亡くなった奥さん。当然ながら場所も金もえらいかかる趣味なのに「好きなことをやりなさい」とのこと。普通は離婚だよ!
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maimai
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マンガと聞くと子供の見るものという印象があるかもしれないが、手塚治虫さんや宮崎駿さんのレベルになると絵のキャラクターもそうだがストーリーの中に人生哲学を交えた構成にしている場合が多い。 また世界的に有名な日本のアニメ文化は日本の国際的な立ち位置を占める場合に関しても重要な役割を担っている場合が多い。 孫正義さんが漫画が大好きであることから漫画は知性や教養を磨く上で非常に大切なものではないかと個人的に考える。 日本からも第二の宮崎駿さんが産まれることはあるだろうか…
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うさぎ
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懐かしい昔のマンガだけでなく、名前だけ聞いたことがあるような昔のマンガの「実は」をたくさん知ることができた。個人での古いマンガの蔵書の管理が困難になっており、昔のマンガが失われようとしている。国費でマンガ施設の創設をするという話に、当時、「何を考えているんだ?」と思っていたが、その必要性がよくわかった。マンガを活用した地域おこしや未来づくりに大変共感した。熊本県合志市のマンガミュージアムに行ってみなければ。著者の波乱万丈の生きざまも大変興味深かった。文章も読みやすく、面白い。
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keroppi
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我が故郷・熊本にマンガミュージアムがあるのを知った。この本の著者は、その合志マンガミュージアム館長であり、NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト代表っある。著者のマンガへの想い、いかにマンガと関わり、いかにマンガミュージアムを立ち上げたか、そしてマンガの未来展望が語られる。地方だからこそ、このようなプロジェクトが可能なのかもしれない。熊本県は、マンガの保有冊数でも上位にくるらしい。私の故郷の倉庫にも段ボール十数箱のビンテージマンガが眠っている。何とか役に立てられないかなぁ。
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百花
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熊本マンガミュージアムプロジェクト代表であり、合志マンガミュージアム館長でもある著者のマンガへの特別な思いと愛情が感じられる作品。主に少年マンガを舞台にしていて、私の得意とする少女マンガがほとんど出てこないのが残念だったが、なるほど、タイトルには納得の内容だった。
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kenitirokikuti
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図書館にて。「教養としてのマンガ」ってタイトルがちとちょろそうなイメージなのだけど、これは著者の橋本博氏について私が無知であったためだった。橋本氏の伯父は橋本二郎。四つ下に米澤嘉博氏がおり、同じ小学校の出身。橋本氏は蒐集家タイプの古本屋だ。ちょろそうなどどとんだ的外れであった▲熊本は九州の流通の中心だったし、炭鉱の団地があったので貸本屋がたくさんあった(北関東だと、水戸や磐城が似たタイプだな)▲80年代アメリカでロリコン写真ブームがあり、これがロリコン漫画のルーツ。…
kenitirokikuti

つづき)著者は貸本時代の平田弘史『復讐つんではくずし』への残酷漫画糾弾(学校やPTAは児童が貸本屋へ行くことを禁止)や、1968年のサンデー『あかつき戦闘隊』懸賞の景品批判など知っているため、表現規制を容易に許容しそうにないタイプ。新左翼寄りの団塊世代だけど、女性のフェミニスト思想家とはかなり相入れない感じ。

11/21 10:46
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こん
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マンガに対する情熱がすごかった。マンガ以外の活動経験も多く、マンガアーカイブを残すための行動にも役立っているのだろう。世界3大マンガ文化圏の1つとして、日本のマンガが良い形で残っていって欲しい。
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アクア
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遺跡や建物などの観光名所がなくても、地方再生はできるのではと思わせてくれる内容でした。マンガやアニメの力はすごいですね。マンガやアニメに出てくる場所が「聖地」になって観光客が来るだけでなく、地方でマンガやアニメを作ってもらうことで税金を落としてもらうこともできる……。好きなことを仕事にされた著者の半生も大変面白く、最後まで興味深く読みました。
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田中峰和
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著者の得意とするのは今人気のアニメではなく、ビンテージマンガ。狂人による放火で世界の注目を集めた京アニとはサブカルの中でも一線を画す。学生紛争の時代、ガロとカムイ伝で過ごした著者は団塊の世代だし、アニメブームとは別の世界観をもつ。出版不況はマンガも同様で、衰退の原因は人気作家が生まれず雑誌の購買部数が激減している。出版社はすでに連載の終わった作家の単行本で食いつないでいるのが現状。欧米のような書籍の電子化は不人気の日本だが、マンガだけは好調だ。紙の需要が減れば環境には優しいが、マンガ家にはどうなのか。
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Tetsuya  Fujikura
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熊本でマンガミュージアムを立ち上げた方の自伝的新書。マンガ愛がすごい。熊本に行ってみたくなる。マンガ関係のミュージアムって全国にけっこうあるのね。
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