形式:新書
出版社:早川書房
あれ?ホントだ、本屋になっとる🤣🤣願望がダダ漏れ🤣🤣
ようこそ♪ビブリア古書堂へ‼️(こっちじゃない🤣)
加えて、制限時間3時間の使い方がお世辞にもうまいとは言えないと感じたこともある。最後にアディッショナルタイムがでてくるが、じゃあ最初からそれを加えておいても話は成立するのでは、と感じてしまった。それを踏まえて、時間経過とともに少しずつ事件に関する真相の断片が見えてきて、でもその全体像が見えなくって、芯を打を掴むのとタイムオーバを迎えるのとどちらが先になるか、といった状況をもっと作り出せるはずなのにもったいないと思った。
そして主人公が目が覚めたら何故かパリからロンドンに飛んでいる事実も、なんかもったいない。眠らされている間に無理やり移動させられているのであれば、それこそ大きな謎だし、それを解く醍醐味もあっただろう。はたまたこの謎が解けることによって連鎖反応的に他の謎が解明する、といった話の運びも可能であるはずなのだ。でもそれをしなかった。 なんというか「衝撃の事実」は感じたのだが、それらがすべて『後出し』だ。ミステリとして探偵役に、そして読者にそれとなく伏線を巻きにおわせる努力を最初から放置している気がしたな。
またいずれ読もうと思う。
原題の"Guess Who"って、フーダニットのことを言いたいんじゃなくて、回想シーンのあんなことやこんなこととかけてるんじゃないかな。邦題も解説も、とにかく「本格」のフリして売り出そうという魂胆がいやらしい。
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