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人口減少社会のデザイン

感想・レビュー
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けんとまん1007
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理念の無さと先送り、相変わらずの拡大思想。ここ数十年、そして今も変わらないのがそこ。その指向をますます強くしている人たちと、諦めている人たち・・・が、今の状況だと思っている。その流れに掉さすこと。自分の知見の薄さもあって、理解度は高くないが、賛同できる視点が多い。一人の地域住民として、多少、地域活動に関わっていることもあり、中長期の視点を持つことや、心身の健康を維持する視点や環境作りについてナルホドと思う。
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clintwestwood
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コミュニティ空間としての本屋、井戸端会議のようなイメージ 地方分散は多極分散ではなく多極集中 若い世代への結婚支援、地域への着陸 歩ける都市 ポスト情報化の時代、揺り戻し 情報化の社会は分散型の社会システムに親和的 若者へのベーシックインカム 周縁であった予防としての医療費を増加させる 相対的に高次機能の大学病院などへの医療費が流れていない 拡大成長志向かつ排外主義、ナショナリズム=トランプ現象↔ローカルを積み上げてのグローバル、持続可能な福祉社会、北欧
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ちくわ
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ある程度の人口減少は仕方ないとして、その先に定常化に落ち着けるような立て直しができるかどうか。とっくに成熟期に入ったのに、相変わらず成長期の理念を掲げていれば、その摩擦のツケがきているという印象が大きかったです。歩いて行けて、人が自由に集まれて、座ってくつろげる場所、身の周りにあるようで、意外と出来ていないことに気付きます。(☆4)
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ぽった
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いろいろ勉強になる。
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ぼんち
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生きる指標を失った我々日本人に対しての提言。個々の生きる目的や生きがいは個人レベルでも見つけることができる。一方で集団として国として自治体として、普遍的な指標がないと、無差別な施策を打ってしまう。民間企業ならそれは基本的には利益拡大だ。公共部門ではそれは経済成長を含んだ幸福度の指標となるのだろう。
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ひつまぶし
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「AIが示す日本社会の未来」を入り口にしているが、内容的には著者がこれまで書いてきたことを総合的にまとめ直してアップデートしたもののようだ。もともと科学史・科学哲学が専門であるという著者が、世界史に留まらず人類史的な視点も組み込んで、地球規模、国家規模、地域規模でのあるべき社会を論じている。統計データの対照分析ベースでの議論はちょっと怪しいところもあるが、とりあえずの手がかりとする方針としてはある程度信用できるように思えた。また、やはり領域横断的というか、コスモロジーのレベルで考えていく必要があるだろう。
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クラ
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人口増加期:集団で一本の道を登る、人口減少期:坂道を登った後で自由な創造性が許される時代。拠り所の経済成長もままならなくなり福祉的な軸が必要。 所得と生活満足度は所得が低いうちは相関が強い→コミュニティのあり方、平等度ないし格差、自然環境との繋がり、精神的・宗教的な拠り所等が求められる。 ローカル発信で広げていくイメージなら自分でも何かしら貢献できるかもしれない。自分自身量的に拡大しなければ退屈という、モノ中心の考え方にかなり囚われている。 人生前半の社会保障は将来を大きく変えるだろうから欲しいね。
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ぬにぇ
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第3章が特に面白く、社会保障について論じた第4章も興味深い。死生観や自然観などについての主張も一読に値する。 以下メモ 社会保障の空間的効果(p.99) 逆・都市化制作(p.100) 日本に来て不便に感じたこと→街の中に座る場所が少ない(p.106) 建築雑誌(2017 vol.132 No.1699) 内平 他 鎮守の森・自然エネルギープロジェクト(p.127) 岐阜県郡上市石徹白地区 小水力 電力輸出(p.128) 平野彰秀
ぬにぇ

『おだやかな革命』 再生可能エネルギーをめぐる各地の取り組みを描いたドキュメンタリー映画  広井良典『創造的福祉社会 成長後の社会構想と人間・地球・価値』(2011)   ヤスパース「枢軸時代」概念 渡辺正峰 『脳の意識、機械の意識』中公新書 ドイツ 労働時間貯蓄制度 渋沢栄一『論語と算盤』 テツオ・ナジタ『相互扶助の経済』『懐徳堂 18世紀日本の「徳」の諸相』

09/24 21:50
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つい五郎
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公共政策や科学哲学を専攻する官僚出身の著者が 日本が将来どのような持続の道を選ぶべきかを論じる。人口減少時代への対応として、都市集中型と地方分散型の両者があり、後者のアプローチを取る。最終的には「持続可能な福祉社会」に向かうことを説き、「環境(=持続可能性)」、「福祉(=富の分配)、「経済(=富の生産)」」の総合化への道のりを探る。コミュニティ、社会保障、死生観、自然信仰など多様な観点から現代人の幸せな社会のあり方を探った快作。東京一極集中に対するアンチテーゼでもあり、特に地方都市在住者におすすめです。
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てつさん
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事例が多いが、タイトルの打ち手としてピンと来なかった。
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Daisuke Oyamada
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1960年代から、若者を関東圏に集める「集団就職」という、そんな政策が遂行された。日本を工業立国にするためそれは必要だったのかも知れないし、実際それは成功し、日本は先進国の仲間入りを出来えた事実は存在する。  都会で出て成功した先人たちをみた、あとに続くものに対して、お前は故郷に残こりなさいと言える社会でなくなったのは、実際は政策の誤りではなく、政策がうまく行った後遺症とも言っていいだろう・・・ https://190dai.com/2024/05/24/人口減少社会のデザイン-広井良典/
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わた
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都市集中型ではなく地方分散型が持続可能性としてありうるシナリオ。定常人口への先駆者としての日本。歩いて楽しむ、コンパクトシティとしてのコミュニティ。鎮守の森。
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Y
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都市型か地方分散型か。 著者の引用多いがあまりピンとこない
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ケイケイ
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🌟🌟🌟国の社会課題に向き合った一冊。世界でのソリューション事例をさっと学ぶに最適。こういう研究やオプションがいままさに必用。
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イカロスのつばさ
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・人がどう住み、どのようなまちや地域を作り、またどのような公共政策や社会システムづくりを進めるかという、政策選択や社会構想の問題=「人口減少社会のデザイン」 ・急激な人口増加の時代=集団で一本の道を登る時代;「拡大・成長」→「持続可能性」 ・「20世紀が世界人口の世紀だったとすれば、21世紀は世界人口の増加の終焉と人口高齢化の世紀となる」 ☞「グローバル定常型社会」 ・人類史の中で「3度目の定常化」の時代を迎えようとしている①心のビッグバン②枢軸時代/精神革命③地球倫理? ・少子化の原因=未婚化と晩婚化
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ゼロ投資大学
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日本はこれから猛烈な勢いで少子高齢化社会が加速していく。2050年にかけて子供の出生数は減り続け、高齢者率は50%にも迫る数値となっていくだろう。避けられない少子高齢化の日本社会をどのようにデザインしていくか、いくつかの視点で論じていく。
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いけMa★
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先日読んだ山口周氏の『ビジネスの未来』に通ずる所が多々あった(経済成長一辺倒からの脱却、コミュニティによる幸福度の向上等)。私自身あまりクルマ社会には良い印象を抱いていないため、歩いて楽しめる街づくりや地方分散型の社会形成には同意だが、温暖化が進む中、特に過酷な夏場においてクルマ移動やショッピングモールからの脱却が可能なのか、という点は大いに懸念。GAHという荒川区の取組は面白いので全国に広がる事を願う。【備忘録】幸福要因①コミュニティのあり方②平等度③自然との繋がり④精神的よりどころ等/
いけMa★

若年世代の消費が減少していることから、若年層への支援が経済全体の活性化にも有効/①高等教育と就学前教育の私費負担軽減②若者への公的住宅支援③地方移住者への支援/財源は相続税、年金の報酬比例部分への課税等/土地の私的所有性の見直し/著者の主張①将来世代の負担軽減のための増税②高所得高齢者向けの予算を若者支援へ再分配する③多極集中型地域④都市→農村への再分配⑤企業行動を「拡大成長」から「持続可能性」へ⑥ポスト情報化社会の構想⑦日本の率先による人口定常型社会像の発信

09/19 17:34
いけMa★

私個人ができる事としては、会社内において「拡大成長」よりも「持続可能性」を意識した活動を行う事、選挙等で若者支援や幸福度を重視した政策を掲げる者に投票すること、そして見知らぬ人に対して開けたコミュニケーションを行う事だと考えている。

09/19 17:38
3件のコメントを全て見る
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Mai
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前半はデータ付きの論文で面白いのどけど、後半、スピリチュアル??みたいな雰囲気でよくわからなかった。
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Go Miz
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ネタバレ人口減少社会というか、経済衰退社会のデザインの話。社会保障や税金など、公的な対策を説いているため、これを読んで実行しようという話にはならない。車を使わないで歩く社会の実現など実現しなささうな話もあった。少子化は、未婚が増えているからで、未婚は年収300万以下の人が多いは納得してしまった。
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Y2
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タイトルの割には。
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さるくん
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日本の人口減少が本格化する中、持続的な社会の実現に向けた提言が展開される。精神世界にまで言及され、内容は非常に幅広い。当然ながら、いずれも実証に至っているわけではないので、説得力を感じられるかどうかは読み手の感覚に左右されると思う。いずれにせよ、拡大と成長を絶対的な前提条件とするかつての価値観を、本気で見直さなければヤバい、ということだけはよくわかりました。
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ぴーたん
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Audible。今年読んで面白かった本の1冊。2050年には8000万人程度になると予想される日本の人口。限りある資源、持続可能な社会にするためには「都市集中」と「地方分散」のモデルがあり、持続可能なのは地方分散。でも日本はヨーロッパのような地方分散の施策をとっていないのでシャッター通りができてしまった。福祉と病院が日本人の居場所にならないように、まちづくりから始める必要がある。幸福感や死生観など幅広いものの見方が紹介されていて飽きずに聴けました。流し聴きだったので、もう一度聞いてみたいと思います。
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☆彗星☆
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ネタバレ人口減少に歯止めがきかない日本。そもそもある程度平和が維持され豊かな国はある一定の段階で人口増加が止まる、というようなこともどこかで聞いたことがあります。本作は3.4年前くらいに書かれている未来論で「都市集中型と地方分散型」や他多数にも言及していました。このままでは地方の未来は危険で、団塊の世代にも天命という限界があります。更に出生率も過去最低で国力として危うく、更に米中関係もありますから、この国はどうなっていくのかブログにてhttps://sui-sei.net/人口減少社会のデザイン-感想-レビュー/
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山のトンネル
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2019年出版だが今も読み継がれている。
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学生
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赤本に出てきた。
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かんがく
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少子高齢化による人口減少は避けられない。そんな中で社会保障、地域、共同体、雇用、家庭などはいかに変わっていくのか簡潔にまとまっていた。年次推移や国際比較などのデータも豊富。
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Takateru  Imazu
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人口減少社会のデザイン 著:広井 良典 著者の研究グループでは、AIを活用した日本社会の未来シミュレーションを行い、①人口②財政・社会保障③都市・地域④環境・資源という4つの持続可能性に注目し、日本が2050年に向けてじぞく可能であるための条件やそのためにとれるべき政策を提言する内容の成果をまとめている。 日本社会の持続可能性を実現していく上で、「都市集中型」か「地方分散型」かという分岐がもっとも本質的な選択肢であり、また人口や地域の持続可能性、そして健康、格差、幸福等の観点からは「地方
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mori
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人口が減少していくこれからの社会において何をすべきか。を考えさせられた。
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つるちゃん
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地方分散型社会の構築に向けての具体的な提言。「死生観の脱構築」「持続可能な福祉社会」。要再読。
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カフェラテ
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少子化問題<-晩婚化と未婚化 <-若者貧困 増税による富の分配が必要。 都市部の富の一曲集中。年金受給者が多い。 経済成長の限界。思想の変換的。 個人最適ではなく世界最適。 多極集中。 政府の政策をもう少し自分でリアルタイムでリサーチした方が良さそう。人々の思想は間違い無く変わってくる気はする。しかし変わったとしてもお金の重要性は変わらない気がするけどなぁ?何か引っかかるな?何か逃げてる感がある。もう少し整理しよう。
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ykoji
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大変興味深い。
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きりん
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ネタバレ街のくつろいだ楽しさ、ゆったりした落ち着き 高齢化社会=地域で過ごす時間の多い層が増える 時間の消費=何らかの意味でそれ自体が従属的であるような時間を過ごすことが欲求の対象になる ある程度独立した個人が個別の集団ないしコミュニティを超えてつながるという公共性への志向が高まっていくのではないか。
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老齢症状進行中
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気になるタイトルで、ようやく読みましたが、大満足。いろいろ示唆に富む提案・分析が満載ですが、一番の驚きは、日本の持続可能性に関すること。AIを活用した研究の結果、膨大な未来シナリオが23に分類され、「都市集中型」と「地方分散型」に大別され、10年後までにどちらかの選択分岐が発生し、以後交わらない。しかも「地方分散型」が正解。これが本当なら10年後までで日本の持続可能性は決定される。急いで日本全国の人に読んでもらわないと・・・。 信じる、信じないは別にして、きちんと論議テーマとして扱うことが必要だ思います。
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ハルマキ
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各々が私利私欲に囚われず、いろんな人とのコミュニケーションを通じて俯瞰して考え、出来る事から行動していく事が、まず第一歩。変わっていかなければいけない事はみんな感じている。変えていかなければいけない事、どうすればいいのか。のヒントがここにある。
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harhy
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日本もこのままではまずい。意識と行動を変える必要がある。そのヒントがたくさん詰まっているな。
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へいへい
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ビジネス書の感覚で読み始めたら、社会学、さらに宗教や人生観まで踏み込んだ内容になっていた。どうも、この人の語り口が合わないんだけど、その主張には納得させられる。巷に溢れる人口増加悲観論とは違って前向きに捉え、対策方針を提示している。昭和に生まれて、平成で育ってきた我々世代が、令和を生きることをどう考えるか、そんなことを俯瞰的に考えることができる。
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Keikoh
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「拡大・成長」型の思考、あるいは"短期的な損得"のみにとらわれ長期的な持続可能性を後回しにする発想の枠組みから抜け出していくこと。 "古い共同体が崩れて、それに代わる新しいコミュニティができていない"という状況にあり、「社会的孤立」に現れている。 地域密着人口=子ども・高齢者、2050年にかけて"地域で過ごす時間の多い"層が増えていく。 将来世代への借金のツケ回しを早急に解消すべく、税の引き上げ。「人生前半の社会保障」年金給付の一部を若者支援に再配分、「多極集中」コミュニティ空間、歩いて楽しめるまちづくり
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いしばし
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Audible:社会的孤立は問題になっており居場所を作る必要がある。持続可能な社会を体現している例としてヨーロッパの国々は参考になる。それらのように都市政策と福祉政策が融合した社会を指針にする。そして、座る場所がない日本のまちを減らし、歩行者が歩いて楽しめるまちを増やす。他の話も沢山触れていて、網羅的に人口減少社会について知識を深めることができる。私にはキャパオーバーだけど。
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hide10
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1000兆円を超える財政赤字を抱えた日本、現在の社会構造のままでは後世に負担のつけを回すばかり… 持続可能社会への転換=人口減少社会のデザイン。年金受給者が国民の3割越の今、若者BI導入は確かにな〜と思いました。
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