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生涯投資家 (文春文庫 む 17-1)

感想・レビュー
59

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とみぱぱ
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★★★★★再読◎
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miki
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自分は村上ファンドが世間を賑わせていた頃まだ小さかったので、著者についてはなんだかきな臭い捕まった人、という程度の認識しかなかった。ただこの本を読むと、信念を持った投資家であり、その考え方にようやく時代が追いついてきたように感じた。コーポレートガバナンスの向上とともに株価は回復してきてるし、株主還元を重視する姿勢も企業に広がっている。これだけの人物を逮捕して処罰してしまったことは大きな損失だったんじゃないだろうか。/株主還元は株主の利益になるだけじゃなく、投資家の次の投資の元手になり資金の循環に資する→
miki

→という視点は忘れないようにしたい。

10/29 00:07
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二季
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村上さんの頃よりはマシになったようですが、企業価値を上げるという観点が日本の企業には少な過ぎる状況は変わっていません。買収してすぐに元が取れる状態の企業が多いのだから買収話が来て当然なのですが。
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Yep!
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ネタバレ今でこそコーポレート・ガバナンスは当たり前になってますが当時は誰もピンとこなかったのではないでしょうか。 時代よりも早すぎたのと、みんなの理解が得られるような説明ができず、悪者扱いされたのかもしれません。 あの当時の村上事件の本質を理解できている人は少ないと思いますが、この本を読んだら、これってインサイダーなのか?と疑問に思う点が多く、村上事件は、日本特有の「出る杭は打たれる」というものだったかも知れないと感じました。 ともかく新しい事は時間をかけてみんなに理解してもらう努力が必要だということですね。
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Greg
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この本に書かれていることは基本的に全て同意。折に触れて読み返したい本。この人の主張が世間ウケしないのも良くわかる。
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鮫島英一
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村上ファンドで有名な村上世彰氏が自らの半生や考えを語った書籍。個人投資家の一人である身としては、多少なりともその考え方に共感できる。彼は自己主張が強すぎて、自分の考え方を曲げることができなかったために苦労を強いられたと思う。村上 世彰氏の人生は江副浩正氏とどこか似ている。 共に東大卒という経歴が似た思考を生み出すのだろうか? 惜しむべくは折角ファンド立ち上げ時に会合する機会があったのに、江副浩正氏の体験と挫折の意味が、後輩である村上氏に伝わらなかった点。これもまた人生なのか……
鮫島英一

江副浩正氏は起業家であり、村上 世彰氏は投資家。二人が活動した舞台は違えども似た思考をする人物を知るという意味で、江副浩正氏を描いた「起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男」を事前に手に取っていたのは実に良かった。お陰で視野を広げた上で、この作品を手に取れたのだから。

02/10 22:42
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gnu
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半生ではないかな。こんなことがあった、あんなことがあったとか人生を語るものではなく、金融界隈の大きな出来事や関係がある著名な投資家、起業家との関係をピックアップしてる。 金融、投資に詳しいとより面白いのかな
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チャウ子
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投資とはどういことか、上場するとはどういうことか。 いろいろ考えさせられた。村上さんの言っていることは 正論。
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ブック丸
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官僚を退職してファンドの代表として活動してた当時の考えについて、書かれている。コーポレード・ガバナンス意識を高めるため、投資家という立場から上場企業に働きかけていくという活動には、当時は世間に理解されず、多くの誤解があったようだ。村上さん自身のビジョンと生き様を知ることができ、読み物として面白い。投資手法としては時価総額が純資産や現預金に対して安く放置され、資産が有効活用されていない企業の大株主となり、人脈等を駆使して経営陣に働きかける手法。学ぶものはあったが、一個人が投資に活かせる方法ではないと思う。
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Ny
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意外なようだが1番印象的だったのは、一冊通して家族への想いが貫かれていること。台湾出身のお父様が戦後、香港フラワーなど、様々な事業を起こす話、家族での食事会で、支払い代金を皆で予想する話、国家を学ぶため官僚になれ、と東大卒後の進路に関してお父様からの助言、最後の章の取り調べの話はとてもとても気の毒。あとは、TSIホールディングスは、東京スタイルが前身だった!&サンエーインターナショナルも。
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トッキー
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著者を尊敬しています。コーポレートガバナンス(企業の不正や不祥事を防ぎ、公正な判断や健全な経営が行えるように監視・統制をする仕組みのこと)の重要性にいち早く気づき、己の志を貫きとおす気概に感銘いたしました。
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Masaki Sato
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ニッポン放送や東京スタイルなど、名前は知っていたがどういう戦略だったのかということが当事者から語られる貴重な本。氏の無駄にお金を滞留している企業からお金の流れをよくしたい、日本のコーポレートガバナンスを向上させたいという理念がよくわかる。
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リモンチェッロ
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村上氏の投資家としての自伝。「物を言う株主」のイメージが強かったけど、最大四千億円という巨大な資金を運用していた村上ファンドのエピソードは読ませる内容でした。 経済用語は難しいと言う人でも、ニッポン放送とフジテレビの章は、エンタメ感が高くサラッと読めるのでは。 他人のお金を預かって運用益を上げるのは責任重大で、上場企業に対する勉強は徹底的にする。企業価値=株価向上の為に、投資先企業の経営のアドバイスを投資家の立場から経営者に提案するも、既得権益を守りたくて成長を望まない経営者。物を言うのも大変だったのか。
リモンチェッロ

ところで、投資以外の氏はと言うと、好きになった事へのこだわりが強いようで、

08/20 13:36
リモンチェッロ

特に料理が好き。出汁をしっかりと取り、自慢の料理はおでん。あの食通で知られる秋元康さん曰く、「日本で一番うまい」のだとか。毎年海外旅行に行き、今はシンガポールに住んでいるよう。海外に行きたいなあ。

08/20 13:46
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まる@珈琲読書
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★★★★★ ■感想:ライブドア事件、村上ファンド事件はリアルタイムで報道を見ていましたが、何が問題なのかわからない、検察のこじつけ事件のように感じていました。本書でも当該事件に触れていますが、納得することしかありません。コーポレートガバナンスの考え方も共感。村上氏が早すぎ、日本社会が遅すぎるが故の悲劇と感じます。最後に簡単に触れている本書を著した動機を読んで、自分だったらこんな冷静でいられないと思った。 ■学び:コーポレートガバナンス、上場の意味、PBR、期待値、IRR ■行動:感化され過ぎずに投資継続
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MAKOTO
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前から読んでみたかった本。文庫になってようやく買う時が来た。 村上さんのやった事には賛否あるだろうけど、コーポレートガバナンスの浸透という「信念」は十分すぎるほど感じられた。そういう一本筋通った人って嫌いになれない。
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あさやん@中四国読メの会参加中
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投資の話としては、素人の私にはよくわからない用語が多かった。けど、上場していることの意味を日本社会に問いかけて、旧態依然とした日本の会社を成熟させたかったのだという意思は伝わった。 著者を知ったのは、ハゲタカファンドとか言われて、金の亡者みたいに扱われて世間から袋叩きに合っていた時期だった。だけど、本当にやりたかったことはそういう低いレベルの争いではなかったみたいだ。投資家が儲けて何が悪いのだろう、と言う趣旨の言葉が印象に残った。当時、そういう色眼鏡で見ていた自分が恥ずかしくなった。
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maear
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言っていることは正論で、金の亡者みたいな著者に対する偏見は無くなったけれど、心がまったく動かないのはなぜだろう。NPOなどでも活動されていて、「コーポレート・ガバナンスの浸透と徹底」が日本経済の継続的発展につながるという持論も理解できる。でも冷め切った気持ちになってしまうのはなぜだろう。
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ちゃん太郎
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IRRは短期の案件の方が高くなる傾向があり、資金循環こそ成長の原動力 リターンを求めて企業買収するプロは平均的に買収資金の4分の1をエクイティ、4分の3が借入としている。資本を小さくし、金利負担を考慮しながら負債比率を上げ、レバレッジを効かせた状態で利益を上げていくことで、資本効率は高くなる
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🍁
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REITがなかったころに電鉄が保有していた不動産含み益ってすごかったのでしょうね。 理念に共感したところで人脈や種銭がなければ追随できませんので、小説として読みました。
🍁

しっかりSGに住んでおられるのですね。

02/28 18:35
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あかない
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投資系の話では、本当の裏話は表に出てくることはないんだなあと感じた。投資の考え方が面白い。期待値。社会のために、の発想がとにかく強い人。
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ヒロモ
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購読本。面白かった!時代に先駆けてCGを訴えていらしたのですね。私は製造業の会社に勤めていて、安く仕入れて高く売って、利益が給料になってる。お金の稼ぎ方は同じだな、って思うと、あそこまで叩かれたのはCGで既得権益を享受出来なくなるって思った経営者がいかに多かったか、であり、マスコミが変な報道し過ぎたのかな、と思う。逮捕もだし、ご家族のご不幸も生み、マスコミを精神的苦痛で訴えられるレベルではないですかね。今、銀行ガバナンスがまだ世の中に残るけど、どう変わっていくか見て行きたいです。
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こうじ
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村上世彰の投資哲学が詰まった本。投資対象について考え抜き、期待値が1を上回れば投資する。
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ntahima
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audible 聴き放題
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オカヤン
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オーディブル。村上ファンドの村上さんの著書。テレビでは放送しない(できない?)話がとっても面白いし、村上さんがめちゃめちゃ真面目なのが面白い。コーポーレートガバナンス、勉強になりした。お金は循環させてこそ意味がある。内部保留に対する課税も提唱される。素晴らしいです。現在は村上ファンドを通して社会貢献んもされる。慈善事業も継続するには会社のようなしっかりした運営が必要との意見には激しく同意。応援したい。
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ジィジ
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あの村上ファンドの村上世彰氏が幼少期から逮捕されるまでを書いた半生記です。 2020年に村上氏の講演を聞きましたが、世に言われるような悪人の印象はありませんでした。 解説の池上彰氏が書いているように、どうせなら検察官との丁々発止のやり取りとか、塀の中の様子や過ごし方も書いてあると面白かったでしょうね。
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元吉
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★★★★☆ ホリエモンとともにライブドア事件などで一世を風靡した村上氏の半回顧録。現在では表には登場しないが、現役の投資家としてバリバリ活動をしている。未だ信念は変わっていないと思うが、日本で会社はだれのものかということが世間一般と村上氏とで食い違っているが故、彼の人生が軌道修正を余儀なくされたということだ。もう少し愛されキャラだったら違ったかも知れないが、どんな経営者であっても、株主とは言えすばすばと命令(提案だが)されるのはまっぴら御免だろう。
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とまほーく
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メチャメチャおもろかった。村上ファンドへのイメージ変わったし、投資家ってカッコいいなと思わされた。日本とアメリカの株式投資の違いとか、かなりしっくり来て、もっと株のことについて勉強したくなった。当時子供だったのでライブドア事件とかよく分かってなかったけど、今になって知るとドラマがあっておもろい。
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バーベナ
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感情は抜きで考えると、著者のいっていることはすごく真っ当で、やったことも何がいけないのか分からない。ただ、日本の風習に合わないだけ。人間的には好き。家族が離散していないこともそれを証明していると思う。早すぎる退場という感じがする。もう一度、暴れて欲しい、娘さんに託しているかな。
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タニノハムレット
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★★★☆☆
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kungyangyi
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ハゲタカファイド、金儲けのためにはなんでもするという世評に対して、コーポレートガバナンスという理想の実現のために働いて来たのだと主張している。
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たらお
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池上彰さんの著作で、村上世彰の逮捕劇は金儲け主義を良しとしない大衆の意を組んだ国策捜査なんじゃないかというのを読み、手に取る次第。まあ、捜査の真偽は図りかねるが、投資家サイドによる日本企業に求める姿というものは伝わる。つまり、上場するのであれば内部留保せずに投資に回すか、株主還元に努めよという主張だ。【ROEが8%を上回る水準を目指すべし】上げる方法は、自己資本を減らすか、利益を上げるか。【PBR・・・株価が割安か割高か。目安は1倍以上】
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侘び寂び侘助
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この本は面白かった。著者に対するイメージ変わった。
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とくぴー
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正直な感想として、「めっちゃかっこいい」「めっちゃ男前」。夢中になり一気に読了(^^)。私も投資家になるよう勉強します♪パパチャーハン美味しそうですね 笑笑
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さわむ
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コーポレート・ガバナンスとは何か?村上氏が投資によって変えたかった日本市場のあり方を述べた1冊。 儲ける、という事に日本人は何故嫌悪感を抱くのか。2006年の騒動から10年以上たった現在、人々はようやく資金をただ手元に留保するのではなく、投資しリターンを得る、そうして資金を循環させることが個人の資産価値、ひいては社会全体の向上になると気づき初めたのでは無いか。 社会人一年目、得た給料を将来のために貯金するのか?それとも運用によってさらなるリターンを得に行くべきなのか、重要な視点を学ぶことが出来た1冊である
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☆
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スケールが大きい。行動力がすごい。片方の意見しか聞かないことは危険だと思い知らされた。
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Noriko😊
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金の亡者というイメージもある著者であるが、2006年のインサイダー取引逮捕のことやその後の生き方など、1人の投資家としての考え方が率直に書かれている。「これからの日本にとって何よりも大切なことは、資金の循環だと信じている。資金の循環は投資を中心として起こる。投資をし、リターンを得てその投資を回収し次の投資を行う。」海外にいても日本のことを大切に想う心に共感する。
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ぼっこれあんにゃ
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◎村上ファンドといえば、金のためなら何でもやるという悪役のイメージしかありませんでした。しかし、本書を通じて著者から伝わってくるのは、適正なお金の流れができるように変えないと、日本はダメになるよ!という憂国の叫びでした。それは昔も今も変わりありません。コーポレート・ガバナンスを大切にして、株主重視の企業経営を徹底することが日本の未来に絶対必要と言う事です。株価が上がればファンドも儲かる一石二鳥と著者が考えるのは当然ですが、自分の儲けという片方だけ伝わったため、強烈なバッシングと誤解を受けることとなりました
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T
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ネタバレ日本企業は米国企業に比べてコーポーレートガバナンスに対する意識が低く、株主に対する還元等の意識が低いということが尽く記されている。企業の内部留保が多いため流通資金が少なく、ROEも低く投資家からは批判されている。株主に対する還元意識を高めることにより日本に日本経済にお金が流れ経済成長も促進され、日本の借金問題についても、投資などのお金の動きが活性化することで歳入が増え、徐々に解決していけると思う。投資家として、ここまで大きなテーマに取り組んだ村上さんに大きな拍手を送りたいです。
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Dai
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在宅勤務が増え、資産運用する機会が増える中、急に村上世彰のことを思い出して読んでみた。当時はハゲタカファンドとして、多くの人と同じように金儲けのネガティブなイメージと羨ましい、すごいなぁという感じでした。 これを読んでガラリと変わりました。本来、投資家とはこうなのかと思い知らされました。コーポレートガバナンスを突き詰めて行動した結果であり、ひいては会社のためなのだと。 自分には資金力も人脈もなく同じようなことはできないが、自分なりに調べ考え、ガバナンスの視点も意識して投資していきたい。
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あかさ
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生涯投資家 (文春文庫 む 17-1)評価66感想・レビュー59