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精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)

感想・レビュー
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としま
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ネタバレ聴くにも技術がいる。学校の教育にも取り入れたほうがいいのではと思える。 黙って聴く。賛成して聴く。感情を聴く。葛藤を聴く。の4段階がある。後半はかなり難しそう(カウンセラー向け)なので、まずは黙って聴く、賛成して聴く、ができるようになりたい。「賛成してないから、黙って聴けない(口を挟んでしまう)」という一文には、なるほど確かにと思った。 また、葛藤とは、「こうすべき(規範)」と「こうしたい(感情)」の対立と、これもなるほど。あとがきにある、「心は論理的に動く」というワードも印象的。
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yuna
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ネタバレ黙って聴く。賛成して聴く。感情を聴く。葛藤を聴く 不安と頑張り。抑うつ。怒り。恐怖。悲しみと諦め。喜び。綺麗な流れ 支持承認をしない。深いレベルへと降りる 自分の気持ちを認めてもらって楽になる 普通は黙って聴くことができない。口を挟むのは賛成できず不全感が溜まっていくから 悩みを分類する。人が怖い。自分を責めてしまう。人とうまく付き合えない。死ぬのが怖い 規範と感情。悩み 新しい言葉を探していく。トリックスター 結論を出さずに黙って自分を聴く。賛成して聴く。言葉が出てくる前の感情を聴く。自分の葛藤を聴く
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kiri
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人の話を最後まで聞かず、自分の意見をかぶせて歩み寄る気持ちがない人には応用が難しい気がします。強くて正しい人としてではなく、ちょっと困っている可哀想な人として近づくと距離を縮めやすいということですが、人間関係が厳しい環境を経験した人間にとっては勇気がいる一歩だと思います。
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まっ節
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カウンセリング形式の「模擬事例」をベースにした傾聴術・傾聴論で、充実した内容が筋道立てて整理されている新書だといえる。四つのステップで「聴く技術」が紹介され、話が着実に進んでいく。あくまでカウンセリング形式の事例であるためいつでも応用できるわけではないものの、人の話を聞くということはどういうことか、学びを得ながら再考することができる。本当の意味で口を挟まないことの難しさ、似た用語の重要な違いなど、穏和な人でも普段意識しないであろうポイントがじっくりと解説されているからだ。
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めまい
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傾聴が注目されているが、ただ肯定をすれば良いわけではなく、黙っていればいいのでもない。カウンセリングの世界はなんて奥深いんだろう。そして、カウンセリングは決して現実的ではないということ。現実の世界で他者を100パーセント受け入れるのは不可能であるということ。しかし、誰よりも自分を深く知っている、自分だけは自分を100パーセント受け止められるということ。
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うさポ
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周りで精神的に不安定な人が多かったので。 カウンセラー向けの本で専門的な話も多かったけど、人が聴いてもらうことでどのように心理が変化するのかがわかっておもしろかった。 具体例がフィクションと書いてあるとはいえリアル
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晩白柚
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聴くとはなんと難しいことなのかとあらためて感じた。 各々の悩みの本質に何かか分類されていて分かりやすかった。また、心は論理的であることを知れて良かった。 悩む際は、最後の章ににあった「自分の心を聴く」ことを始めてみようと思う。
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aochama
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ネタバレカウンセリング入門。聴く姿勢の重要さに改めて気づくとともに黙って聴く、賛成して聴く、感情を聴く、葛藤を聴くという段階を踏んでいく。 最後にカウンセラー自身のセルフカウンセリングの方法の講義があったのはありがたかいです
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ctakekun
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傾聴→賛成して聴く、黙って聴く、世界を代表して聴く
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Ayaka_tmt
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悩みの構造の理解が参考になった。 徹底して聴くということの難しさを感じた。身近な人への傾聴の場合は、きっとここまで徹底した専門的な聴くという作業は求められないのだと思うが、口を挟むことで相手から生まれるはずだった奥底の言葉の芽を奪ってるかもしれないという意識を持つようになった。相手を変えようとせず、ただ、聴くということが相手のもつ自己治癒力、相手の感情の発見と肯定、その自然な流れを支えるのだと思った。
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askmt
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うむ、これはすごい、まさに極意の開陳。とはいえ言葉としてあるいは理屈として理解できても、さてどこまで実践につなげられるか。とはいえ良書である。
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mmm
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ネタバレバイト先の子どもへの対応に生かそうと読んだ。小手先の技は小手先だけど奥が深い。このあたりから実践してみようと思いつつ、うちの息子sが小さいころにこういう風にすればよかったなとか、自分は友達にもついつい聞いてもらってばかりで(汗)とか色々反省。思えばその友達は聞き上手だな。「話せばわかる」が通じない時にお互いが悪魔化する…というのはまさしくうちの母と私の関係だ。人生にはまさしく敵としか思えない人に出会ってしまうことがあるのです…それが母だったことが不運なのだな(爆)母も私を敵だと思っているんだろうな(爆)
0255文字
しらす
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応援して聴いてはならない。傾聴=悩みに賛成する。 応援する気持ちが強くなると、傾聴できなくなる。 「頑張れない」にも賛成する。
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もちもちかめ
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どちらかというとプロのカウンセラー向けの教科書。日常会話で使うものではなさそう。最後に急いで、聴く技術を自己に向けて使ってみよう、と提案があるけれどもかなり付け足し感。表面は何とでもなり、底に流れる感情を読む。感情は論理的であるから、解決方法は予測できる。感情は論理的である、この断言が良かった。トリックスターが、良きものとして扱われているところも嬉しかった。
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なぁ
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カウンセリングする際は口を挟まない 賛成。口には出さない。
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との
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★★★★★ 良書。心はより深いレベルで見ていくと、動きはとても論理的らしい。その主張が非常に納得できる内容で、カウンセリングの例を元に説明されるので分かりやすかった。聴く技術の4つのステップは参考になる。特にステップ1の黙って聴くための三つの指針「①口を挟まない②質問しない③助言しない」と四つの禁止「①指示・承認の口を挟まない②復唱・繰り返し・要約しない③明確化しない④聴き取れなくても聞き返さない」は、意識していても最も難しいのではないかと感じた。繰り返し読み、身につけていきたい。
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幽霊もやし
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人の悩みは大別すると4つであることや心の動きには論理性があることを知れたことが大きく為になった。これを知れただけでも、人の話が聴きやすくなりそう。また心の悩みは、深いレベルで理解すればするほどその悩みに賛成せざるを得なくなるということも面白かった。まずは黙って相手の話を聞き、賛成しつつ話を聞くこと。『悩みを話して、悩んでいる自分に賛成してもらえると、話し手は自分を責める気持が小さくなります。「こんな自分でもいいのだ」と思えるからです。』
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お茶
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聴く側が辛くならないための技術があることを知れた。つい「わかるわかる」とか「私もそう思うよ」とか口を挟んでしまうが、これからはグッと堪えて聴くようにしたい。たしかに私自身、この人と話すと安心すると思える相手というのは、口を挟まずただ頷いて聴いてくれて、余計な助言をしてこない人だと思った。
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違いの分からない男
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ネタバレ【印象に残ったフレーズ】 人は言葉によって成長する/自分を語ることによって新しい言葉を見出す/聞き手が黙っていれば話し手は賛成してもらえたと思う/傾聴:賛成して聴く、黙って聴く、世界を代表して聴く/言い尽くすには聞き尽くしてくれる人が必要/クライアントの話が聞けないのは相手の話に賛成できないからで、語られる悩みの解決策が見えないから/人の悩み:人が怖い、自分を責める、人とうまく付き合えない、死ぬのが怖い/こうしたい、こうすべきだけど、そうできないので悩み苦しむ/
違いの分からない男

心の深いレベルまで聴けるようになると自然と賛成できるようになるし賛成して聴くとさらに深いレベルの話が出てきて自然と新しい心の組織化が起こる/応援する気持ちが強くなると傾聴できなくなる/悩みに賛成して聴く、悩んでいる内容を否定しないで肯定して聴く/自分の感情を聞けなくなっていたら傾聴ができなくなる/不安と頑張りを語っているときはその感情を聴く、聴き遂げると次の感情が出てくる/葛藤とは怒りを伴った苦悩≠ただの迷い/

12/08 18:35
違いの分からない男

生きる規範は生活のルール、仕事のルール、人生観、世界観、互いに密接につながって体系化・組織化されている/まっ、いいか、とりあえず/自分を客観視できるようになると新しい言葉が見つかり、生き方が変わる/自分の心に浮かぶ考え、その時に感じた感情、感覚、それらにすべてを先生して聴けるようになると、だいたいの悩みは消えてしまう

12/08 18:36
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jam-jam-donkuma
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聴く技術は、黙って聴く→賛成して聴く→感情を聴く→葛藤を聴くの四つのステップで進む。特に第五章の「葛藤を聴く」は、なるほど、そうか~トリックスターあるねぇ、と興味深く、ためになりました。最後に他者だけでなく、自分の心を聴くことについても触れられていて、読んで良かったです。
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Moeko Matsuda
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大変勉強になりました。私は愚痴を聞くのが人より苦手で(そのくせ自分では言うのだからタチが悪いのですが)なんでただ「聴く」ということがこんなにしんどいのかずっと疑問でしたが、この本を読んでスッキリしました。基本的な事項から専門的な内容まで網羅されています。普段の生活や仕事にも活かせる内容だと思います。何度も読み返して、しっかり知識として自分の中に落とし込みたいと思います。
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アメんボ
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自分の中で気持ちを聴く時の心構えが変わる良い読書体験になったと思います。 聴く側が辛くならないための考え方も学べた気がします。 個々のカウンセリングの事例や あとがきの心は論理的に動く 推論できれば辛い話や出口のないと思われる気持ちも安心して聴けるという一節が印象的
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あゆみらい
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まずは、何も言わず傾聴。それがなかなかむずかしい。質問してもだめ。アドバイスしてはだめ。自分で話し続けることで、結論を導きださせる。それでないと、解決しない。 為になりました。でも、口をはさんでしまう。
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おと🦁🐾
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聴く技術は自分を救う。悩んでいることの解決の糸口になった。専門職には必須と感じた。繰り返して読みたい。
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さ
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聴くことは難しいと再認識。規範と感情の話がこれまでぼんやり認識していたことと一致して納得した。
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zag2
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読友さんのレビューに触発されて読んでみました。そういうことか!と大変勉強になりました。実際に活かせればと思っています。精神科のお医者さんって、結局は短時間の診察で薬を処方するのが主流と思い込んでいましたが、カウンセリングの立場からクライエントに向き合っている方がいらっしゃるんだと、そういう意味でも心に響きました。お名前から、ついつい悲の器や邪宗門を思い出してしまいましたが、当然ながら全くの別人。高橋先生、何冊か上梓されているようなので、読み進めていきたいと思います。
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ILP71
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「話を聴く」ことは何をもたらす行為なのかについて、長年のカウンセラー、カウンセラーのスーパーバイズ経験を持つ精神科医が答えた本。曖昧に捉えられがちな心の領域の扱いにも確かに「技術」が存在することが分かる。実践することは至難の業だが、本書のような「聴く」ことについての地図を携えることによって、少しは聴く力を上達させることにつながるのかもしれない。
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ハイアール・エスコ
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「傾聴」できるようになったほうが何より自分が楽になるだろう、と思ってとっかかりになる本を探していて読んだ。「傾聴」は1つの「技術」であり、聞き手の性格でできる・できないものではなく訓練して身につけるもの、ということがわかったのが1番の収穫。これまで「今日もきちんと聴けなかった」と落ち込んでいたけど訓練も理論も知らない素人なので仕方ないか、と心が楽になった。本職の臨床心理士でもマスターに時間がかかる技術なので新書1冊で素人がどうにかなるわけではないけれど、読み易いが押さえるべき点はきちんと押さえられている。
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ゆー
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人の話をうまく聴けるようになりたいと思って読んだが、読み終わってみたら今の自分が抱えている悩みやもやもやについて考えさせられる内容だった。まずは自分自身のことをよく聴いて理解していかなきゃいけないなと思った。
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さえきかずひこ
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カウンセリングの方法を4段階に分けて、丁寧に解説する一冊。模擬事例もいかにもありそうで興味深く読める。また、カウンセリングはカウンセラーがクライアントの話を傾聴する技術だが、その技術を応用して、誰も自分が己の心を傾聴できると説く点が独創的である。入門書として良い。
0255文字
ルナティック
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プロやプロを目指す人を想定して書かれているように思えた。素人が実践しようとすると「終始黙って傾聴する」はハードルが高すぎでは?つまり「カウンセリングに訪れたクライアント」と「友人として話す」とでは異なるからね。それでも聴き手の心構えということには平伏するようなお言葉が沢山あったし、「自分の心を聴く」章は、とても有益だった。「自分を傾聴する?」と半信半疑だったが、結構できる気がした。自分の心のように相対する人の心の声を聴こうと思えた一冊であった。
0255文字
菊田和弘
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聴くことの難しさと尊さを、もう一度味わうことができた。どうして語り手に賛成できないのか? 理解が足りないから。悩みは分類でき、さらに先には感情と葛藤がある。抑圧は悪とばかり思っていたが、社会生活上欠かせないものだった。抑圧は「〜すべき」で縦糸、横糸は感情で「〜したい」。両方が噛み合って、人生という編み物はできる。心は、驚くほどよくできていて、論理的に組織化されてもいた。「人は、言葉によって成長します」 本当に、その通り。
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K.H.
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なんだか期待していたものと違った。一般の読者向けと言うよりも、カウンセラーを目指す人に対して心構えを説くような本だった。身近に悩める人がいるという読者には、特に前半は参考になるかもしれない。が、私たちはカウンセラーや分析家の役割を期待されているわけではないし、本書で紹介されているような深刻な悩みを生兵法でどうにかしようとする方が危険な気もする。むしろ一般読者に最も必要なのは、「カウンセリングを受けるのを勧める技術」なのかもしれない。あとどうでもいいけど、この著者は名前をネタにされた経験が多そうだ。
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makimakimasa
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喋り好きな妻対応の参考に。まずは世界を代表して黙って聴き安心を与える事(内容に賛成出来ずイライラして口を挟んではいけない)。愚痴は言い尽くすと楽になり人は変わる(永遠には続かない!)。悩み解決のステップを聴き手が理解してれば、腰を据えて「おお良いね、今日も愚痴だね、頑張れ!」と興味津々で我慢せず傾聴可能。本質から逸れた質問は感情伝達に不要。質疑応答は聴き手の興味に限定され新しい気付き生まれず。助言は話し手の心の整理に向き合う気持ちを奪う。応援は話し手が頑張る方向に固定される。自分を責め悩む人の多さに驚き。
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しろくま。
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悩みは大きくわけて4種類、悩みが現れてから解決までの心の流れについて記載されている。話し手の悩みの根源は何であるのか?今どの段階にいるのか?が分かることで、聴き手も安心して黙って聴くことができ、結果として話し手も安心して話して解決に辿り着く。 本書を読み、それがよく分かりました。今後実践しようと思います。
0255文字
バーニング
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カウンセリングの場における「聴く技術」を細かく分解して解説した本。どのようにすれば「聴き上手」になれるのか、あるいはどのようにすればそうなれない(よくない聴き方)のかを丁寧に掘り下げていく。すべてに首肯するわけではないし、あくまでカウンセリング技術としてとどめたほうがよい印象もある(たとえば福祉の場での「面接」ではまた異なる「聴く技術」が必要だろう)が、他者を理解するとはどのようなことかを考えたときに、有用な本にはなりそうだ。
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okaching
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感想を書き忘れていた。最後の自分の心を知るの章は似たようなことをここ数年自分もしてきたように感じる。水島先生と似ている感じもあり、この著者は個人的にとても合う。
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よろずやでんじろう
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人の話を聞くのは難しい…黙って聴くのとかなかなか… カウンセラーってわけじゃないし。 でも、もう少し人の話を聞けるようになりたいと思って読みました。カウンセラーがどのように効果的に人の話を聞くか。順序立てて書かれています。 特に最後の言葉が印象的。 「心を聴く技術は自分を聴く技術、言葉を見つけ、言葉を超えて、心をそのままに認める技術です」「心は論理的に動く」
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Mi Ann
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ネタバレ普段から、傾聴の難しさを感じているため選んだ。自分には取り入れられない、と思いながらも一通り読んだ。以下メモ 聴く技術ー4つのステップ     1.黙って聴く     2.賛成して聴く     3.感情を聴く     4.葛藤を聴く 人の悩みの4つの分類 感情の階層 不安→抑うつ→怒り→恐怖→悲しみ→喜び   
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Ruli
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面白い!!カウンセリング(似非でない方)の原点をちゃんと書いていて、他者との対話にも自分自身との対話にも学べるものが多かった。
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