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2 新装版 【新装版】2 (メディアワークス文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
8

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机上のクローン
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ネタバレ作品名は「2」。なんと無味無臭なタイトルだろう。他の野崎作品を読まなかったらまず手を出さなかったと思う。俳優志望の若者が有名な劇団の審査に合格する所から物語は穏やかに滑り出すのだが、最原最早と言う1人の女性が登場する所で状況は一変する。聞き覚えのある名前にやはり野崎作品はただ事ではないと身構えてしまう。そこから最原が作ろうとする映画の出演に若者は振り落とされまいと必死の努力を続けていくのだが最終的に物語は想像もできない展開に行き着く。中盤での「創る」事への哲学的考察が深かったり、かと思えば超常的な⇨
机上のクローン

⇨演出があったりでこれはジャンル的には何なんだろうか?と首をひねる。またあとがきで野崎さんが書いてる事もちょっとばかし難しい。そんなわかったような、あまりわからないような野崎ワールド。でもまた読んじゃうような気がする。

11/04 22:44
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源次/びめいだー
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紙の本で読みました。これまでの野崎まど先生の作品(新装版の対象になった作品)の集大成的なお話。面白かったです。
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三幕 書架(サンマク ショカ)@小説好きVtuber準備中
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#読了 前作より厚みも内容もパワーアップ。 めちゃくちゃ面白いです。前作も読む前提ですが、オススメします。 初っ端から引き込まれてグイグイ読めます。 専門知識の語りがありますが、内容はシンプルで勢いもあるのでギリセーフではないでしょうか。
0255文字
聖ラナンキュラス
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ネタバレ[映]アムリタから続くシリーズの集大成「2」。いやぁ...めちゃくちゃ面白かった...。これまでの登場人物が絡む話のデカさとか、創作の苦しみや続ける意義とか、遺伝子とミームとか扱う要素の壮大さとか、何もかもが「デカい」のに、それらを用いた上での「創作とは何か?」というこれまたデカくてボンヤリとした問いに対する作者の解答は、シンプルでとても説得力があって膝を打ってしまった...。すげぇよ、野崎まど...。
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宙太郎
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ネタバレこれまでの5作の登場人物によるオールスター総登場という構成に嬉しくなってしまう。それでもやっぱり第1作の最原最早さんが最強なのだった(っていうか,”お面の女”は弱すぎだろ!)。ある人物に見せるためだけの映画をオーダーメイドし,見る人と見せる作品の相乗効果で”神”を創り出す。そうやって作り出した”神”で何をするかというと,”神”の出てくる映画を撮るっていう…創作者の業だねぇ。この,まさに神をも恐れぬ業を肯定的に扱っているところにこの作品の真の価値があるように思う。創作者(作者を含む)に幸あれ‼
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Weapon
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ネタバレ図書館より。なんちう検索性の悪いタイトルか。 正直何を書いてもネタバレにしかならないような、大風呂敷に伏線を散りばめてしっかり纏め上げた作品だった。主人公のモノローグのノリがちょいちょいラノベっぽい。 分類上はラノベにあたるけど、ラノベと呼ぶには重めかな。でも読み味は軽くてサクサク読める。ライトなSFというイメージ。 野崎まど作品らしく、超人的なヒロインが主人公を振り回しつつ世界を変革する…かもしれない話でした。
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butako
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ネタバレシリーズの集大成というか、オールスター登場というか、そういったワクワク感があるので、その部分は[映]アムリタから読んでないと楽しめなさそう。主人公が「愛してる」の正解にたどり着くまでのところとか、これぞ!って思わずにはいられない。作中の登場人物も読者も、結局は最原最早の掌の上でもてあそばれるわけだけど、最後はすごいところまで連れていかれていく感じが良い。
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m-freak
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アムリタから続く最原最早の物語。野崎氏の作品はミステリ要素が高いが、アクロバティックな結末に頭が追いつかなくなる。しかし、そこが魅力だろう。感動とは何か、愛とは何か。。。
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2 新装版 【新装版】2 (メディアワークス文庫)評価57感想・レビュー8