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清く貧しく美しく

感想・レビュー
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rie
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令和という世代に懸命に生きる若者の物語。少しでも豊かな生活のために、硬いポジションを得たい、しかしそれは果たして自分が幸せに生きる道なのか?という迷いを優しいドラマタッチで描かれていると思います。しかし人の運命とは、不運の連続の合間にスヮッとラッキーが訪れるというのはあながちあると思います。
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藏
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現役会社員から言わせると「甘い」と言うかもしれないけれど物語はとっても素敵で楽しく心が暖かくなりました。作家さんのインタビューもご参考に。https://books.bunshun.jp/articles/-/5341
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ヨシマル
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ネタバレ最後別れたほうがよかったな。
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キツツキ
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読み終わって3週間。最後の展開が残念に感じてしまうのは、きっと堅志や日菜子の境遇と自分が似ているところがあるからだろう。
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Tomtom
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別に自分は貧乏ではないけど、ユニクロ着たってGU着たっていいじゃないか!と思った。ブランド物を着たり持ったりすることってそんなにいいこと?ただの見栄張りじゃ無いの?そこに線引くのってなんだかな?と思った。でもお金はあった方がいいよ!正社員になるのは大切だよ!と言いたい。
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みっちぃ
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たとえ貧しくとも。今いる環境が落ち着いているならば,そこに居たいという気持ちはわかる。変化することへの恐怖もわかる。だけど,この主人公カップルには共感できない。今後の二人に,果たして明るい未来は待っているのか? バイトもしつつ文筆業が軌道に乗れば,それは明るい未来だろうが,継続される保証はない。収入だって不規則だ。飲食店がうまく引き継げて,客が絶えることなく入り続ける人気店でいられる保証は?そもそも,この店を正式に引き継ぐことは決定しているのか?二人は結婚して子供をもてるのか?この結論が正解とは思えない。
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たぬき
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ネタバレ星4、R1.12.20初版。 いわゆる底辺の暮らしをするカップルの話。 彼氏、実はすごいポテンシャルの人で、うまいこと出世(?)しそうになるけど、彼女が、変わることを恐れて、別れるのかと思いきや・・。 もーー!となった。 変化は確かに怖いんだけども、現状維持は衰退、でもあるからなぁ・・。
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0329 g
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非正規雇用、ハイツ、外資系企業
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たま子
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ネタバレ非正規で働く30歳の堅志とスーパーでパートの日菜子は同棲して1年。お互いを褒め合うことを約束して、辛い世の中を生きている。約束してもなかなかできることじゃない。ヒナちゃん、自己肯定感低いのに、怖い相手に怯まず言い返すとか、自分のお店をやりたいとか、二股か⁉︎とか、男からしたら魅力的なんだろうな。ケンちゃんも自分や彼女の強さに気づけて、最後は収まるところに収まってホッとした。タイトルがすべてで、いい本だった。
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ちかこ
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美丘ぶりの 石田衣良さん。 読みやすかった
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nabebe
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物語だからハッピーエンドで良かったねで終わりたいところ。ただ自分が社会人で日々葛藤抱きながら働いてることを考えるとなんだこれ..ってなるなあ。弱さが強さ..強さが弱さ..それはわかるけど正社員登用断って貧乏なままでいるのが私たちの幸せってそれでいいのかなあってなっちゃった。そこまでして一緒にいたいって思えるのが純愛かってなるけどそれは自分には分かんないや。正社員になって働くことが自分のやりたかったことか..みたいな問いもなあ、、わかるけど生活は続いていくわけでさあ。なんか純粋に物語楽しめなかった
nabebe

互いに褒めあって生きているのは素敵だなあって思った。褒められることで自信につながって明日も生きていけるみたいなのはわかる。ダメな部分もあるけれどいいところもあるから、その部分を褒めていけたらいいよねえ。

01/14 02:40
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さえぴ
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面白かった。まったり一気読み。私だったら彼氏がリッチな正社員になるならラッキー!と思うしわざわざレインボーハイツを選ばないかな。2人なら貧乏でもいい。と言うのは分かるけど富める生活を嫌うことはないな。変な人!
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アメんボ
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格差の広がる世の中。ついついあの人とは住む世界が違うと線を引いてしまう。そんな切ない気持ちを表してくれた小説。環境によって生き方や考え方、その人そのものが変わってしまうかも。自分らしく生きていきたい。
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Hayato Higo
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★★★★恋愛および人生って難しいね。何処に基準を置き、何を選ぶかはその人次第。こだわりなく、そこそこを掴んだけど、それはそれで良かったのかなと再確認出来たかな。こちらが想うベストなエンディングにはならんけど、ワーストにもならないから、安心して最後まで読めるから、手元に購入してまで読むのよな。
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choco
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ネタバレ面白かった。途中まではタイトル通り清く貧しく美しく暮らしていたほっこりな2人。結局日菜子の気持ちはわからなかった。途中なにもしていないとはいえ、確かに心は浮ついてたし、彼氏が正社員になってあっち側の世界に行きそうだから、自分には合わないと思う、まではわかる。けど、それで別れを切り出して、更に正社員断ったからこれからも一緒に貧しい非正規のまま生きていくって。それこそ子供のこと考えてないしなぁ。うーん、極端すぎてハッピーエンドとは思えないかな、現実的に。
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みょん
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ネタバレ2023-28 バイトとパートタイマーのカップル。今どきっぽいなと思いつつ、お互いのことを褒める、些細なことを2人で楽しめるところにほっこりしながら読み進める。 終幕後の2人が気になりすぎる幕引きだった。日菜子さんの言うこちら側に賢志くんが来てくれたから一緒に暮らしていけるのか、結婚して子供を育てる未来は見えるのか。 これが幸せかは本当に意見が真っ二つになりそう。
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ちー
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2人だけはお互いの味方でいようとする、お互いを大切にしようと努める2人の関係性がとても好きだった。タイトルにぴったりな2人。人を大切にする、丁寧に料理する、本や音楽を愛でる…本当に美しく健やかな生活。ずっと幸せに暮らして欲しかった…確かに堅志も悪い部分があったが、日菜子がしたことはほぼ浮気では?その上彼氏が正社員になるのに自分と住む世界が違うとかあなたは元々同じ世界の人ではないとか…結局元の場所に引きずり戻してそれでハッピーエンドはないと思う!が、日菜子の気持ちはすごくわかる。分かるからこそ嫌だった。
ちー

2人の関係は清くも美しくも無くなってしまったのではと思う。でも、やりたいことで生計を立てることはとても素晴らしい。2人が幸せになって欲しいと思う。とても好きな物語でした。

07/18 22:38
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はる
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ネタバレ文庫版にて読了。帯に「ずっと心に残るハッピーエンド」とあったがハッピーエンドと捉えられるかどうか人それぞれで分かれそう。堅志と日菜子にとってはハッピーエンドなのだろうから2人にしか分からなくても2人のちいさな幸せがずっと続いていくことを祈りたい。でも、2人は幸せかもだけど子供欲しいなら経済的問題解決してないじゃん、とか堅志は一定の距離感保ってたのに日菜子デートはありだったの!?とか突っ込みたくなる要素がありました。笑これも自分の価値観を見直していく要素になっているということなのかな。
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さきち
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ネタバレひなちゃんの気持ち、実はわかったりする 無意識にだけじゃなくて意識的にも自分のことを卑下しちゃうし、閉じこもりたくなるし、キラキラしている人と壁を作りたくなる 自分とは違うんだ、自分には不釣り合いなんだって 壁を作って安心したいんだよね
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みさ
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ネタバレタイトルがぴったりだった! 面白い。ステキなカップルだと思う。お互い褒め合うというルールで成り立っていてとても穏やかで清らかな2人。愚痴とか軽々しく言うもんじゃないね。お金ないのに、サプライズでドレスをプレゼントするところとかすごく好き。でもこれがずっと続くわけではなくて。お互い成長するとき、なぜかすれ違ってしまって、どうしようもできないやるせなさを感じた。 人と人は違って当たり前だから、どうしたらそれを尊重しつつ、末永く付き合っていけるのか知りたい。
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Carlos
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読みやすく一気読み。結末は現在の二人にとっては良いんだろうけど、妻子がいる身としては決してハッピーエンドとは言えないな。
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Sayaka
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一気に読んでしまった。 男の子がずるいな。
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まっちょ
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図書館。清貧であることのすばらしさを思い出した。
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めい
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ネタバレ最後の終わり方が腑に落ちないし、スッキリしない。日菜子はけんじがひなこと同じ立ち位置というか世界に戻ってきたからまた一緒にい続けるの?けんじも別れを切り出されないと自分の本当の気持ちに気づけないの?2人とも散々周囲を振り回しておきながら結局元鞘って……私はこの結末に非常にモヤモヤする。
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アマザケ
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堅志と日菜子。いつも相手の良さを探し、ストレートに言葉に出して気持ちを伝え合う関係は本当に素敵だ。ただ、一方でお互いの能力を活かして自己実現することも二人がもっと幸せになるために必要なことだ。小説はハッピーエンドに思われるが、二人のこの先は明るくはない。
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みっこ
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ネタバレ非正規で働くアラサーのカップル、ケンジとヒナコ。タイトル通り小さな幸せを探す清貧生活の話かと思いきや、ケンジに正社員登用のチャンスが舞い降り、ヒナコがやりたい仕事を見つけたことで話が変わっていく。さらに二人それぞれに好意を持つ異性も現れ、話はさらに複雑に…。心理描写など興味深く読みましたが、結末は納得いかず。今はよくてもあとで絶対後悔するよ!もちろん大企業の正社員になったからといって安泰とは限らないけど、残念ながら年を取れば取るほどどんどんチャンスは減っていく。飛び込んでみて違和感があるのなら→コメントへ
みっこ

そこから道を修正することだってできるのに。正直逃げているとしか思えませんでした。うーんモヤモヤ。でもこれからの時代はこういう生き方もありなのかなー。序盤に出てきた『ぼくにも欠点がある。ヒナちゃんにもある。お互いそれを認めて、無理して直そうとするのはやめないか。いいところをちゃんと見て、ほめあうようにしよう。ここに帰ってくればもう大丈夫。そういう場所をつくろう。』という言葉が素敵!お互いを尊重する姿勢、見習いたいです。

03/18 19:49
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かんちゃん
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人としての『強さと弱さ』 いろいろと考えさせられる話でした。久しぶりの石田衣良 さんの作品にしっかり吸い寄せられました。 エンディングは賛否両論なんだろうけど。
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ぶんこ
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難しすぎるテーマで、読み終わった今放心状態です。私の時代はある意味仕事は選べていたし、終身雇用で福利厚生も充実してたけれど、今は正社員でも終身雇用ではない。先が安定しているとはいえない時代なのだと感じました。日本は先細りだと言われていることに注意をはらってきませんでしたが、まさか小説で思い知るとは。現に外資通販大手では大量解雇のニュースがあって、このまま堅志さんが正社員として入社しても安泰とはいえない。日菜子さんとレストランをやっている未来が浮かびました。日菜子さん、弱そうに見えてつよい!
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ミムレル
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ハイツの人々との交流部分は好き。各々の恋愛が、人生が、どうなっていくのか気になって読み進めた。結末は、…小説だから成り立つという印象。
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Hayato
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最後の展開は意外だったけど、若者世代に対するエールなのかな。結構自分と重なる部分があって、とても共感しながら読んだ。冷たい世界の中で、お互いが絶対に批判しない空間があるとやっぱりいいよなと思う。 印象的だったのは貧しさの中にある文化的な格差。文化的な隔たりも結構今は多いんじゃないかなと思った。 たとえ絵に描いたような、持ち上げられるような成功がなくても大丈夫。幸せの尺度は自分で決めていいんだと思った。貧しさの中で清らかに美しく生きるために、自分で自分の幸せを決めていく覚悟が僕たちに求められているのかも。
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モモ
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豊かさとは。人それぞれ異なる価値観。 そんな事ぼんやり考えちゃう本でした。決して『清貧を重んじる』って話ではないと思います。
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虚
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愛し合ってる2人にそれぞれ昔の恋人、新たな恋の兆しが現れて揺れる心にドギマギする在り来りな恋愛小説、かと思いきや 堅志が終盤に日菜子が多くの人は持ち合わせていない価値観を持っていると気付いたように、我々もこの小説の終盤にこの本の本当の価値を知ることとなる。 この恋愛小説はアルバイトの堅志と正社員の板垣という二項対立で揺れる日菜子を表したものではなく、日菜子と同じ世界に生きているかそうでないかの二者択一なのだ。日菜子にとっての豊かさは金や社会的地位ではない。 中盤は浮気気味の日菜子にイライラする
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hiropon181
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非正規雇用と正社員、目に見えない壁、仕事や人生に求めるやりがい、みたいなものを軸に紡がれる物語。自分は堅志じゃないし、彼の選択にとやかく言う立場じゃないけど、こうして楽しめるのが小説の醍醐味。結局、女性の方が強くしたたかな気もします。
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いるか
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結局正社員の道を蹴ったケンジだが、それでいいのか?と思ってしまった。いくら板垣さんの告白を断ったといえど、2人でデートを数回してるわけだし、私なら一緒にいたいと思えないな〜
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wakazukuri
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なるほどのタイトルだった。でも、青春恋愛小説でもない。アルバイト生活、非正規社員生活、これを一生続けて結婚して家庭を持ち子供が生まれてと将来を考えると不安になる。せっかく正社員の道、それも特別研修期間の優秀な成績の上での明るい将来の道が開けるはずだったのに、それを蹴って不安定な生活を選び、別れを告げられた同棲相手の日菜子と生きていこうと決めた最後。ありえないと思うが、これが小説なら納得できる結果かな。もっとシャキッとして思いを伝えてよと思うが、お互いがこれで納得したなら良しとしよう。
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すぴん
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間違いなく1番の沼は日菜子さんだな あと2年もせずに「あたしいろいろ考えてイタリアにお店を出すことにしたわ今までありがとーあなたはあなたの信じた道を進んでねあたしはいつまでも応援しているわ今度は本でも書いてみたら?きっとあなたなら成功するわそれではさようなら」と賢志をポイする未来しか見えない
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さとぽん
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 非正規の若年層のリアルな生活、恋愛、人生観が垣間見えた一冊だった。堅志と日菜子は都会に暮らしているが、地方だとさらに生々しい生活感ある展開になっていたのでは。最後の堅志の選択は理解できるし、人間らしい生き方に憧れる気持ちはあるが、大半の社会人は色んな理想を押し殺し、現実と折り合いをつけて生きているのだと思う。一方日菜子は臆病であがり症な割に板垣の誘いにはのってしまうのだなと意外な感じがした。  重苦しい停滞感の中で今後どう生きていくのか非常に考えさせられる一冊でした。
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麦
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年収に応じた生活風景、リアリティのある物語でした。 年代や社会的地位など読み手のその時の状況によって捉え方が変わるんだろうなぁ。 堅志の選択は物語の落とし所としては納得いくし応援したい。現実的に考えれば「何やってんだバカ!?考え直せ!」と言いたくなってしまう。出版社の編集長と話す際に「仕事は辞めるな」と釘を刺されていたのでその上での選択ではあるが... 日菜子の「見えない壁があるんだよ」という言葉は共感。身なりや話す内容、考え方などで年を経るごとに「壁」を感じる瞬間が多々あります。 面白い小説でした。
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ぽん
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ネタバレ直近で読んだ石田衣良さんの作品が面白かったため、新刊も読了。非正規雇用の2人が併せて年収300万円の生活を慎ましく送る。贅沢はできない、その日暮らしで生活はカツカツ、でも2人一緒なら幸せ。そんなか訪れる2人の転機…。私はヒナちゃんに「そんなくらい考え辞めなよ…人との間に壁なんてないよ…考え方次第だよ…。」と否定的に見ていましたが、選んでその環境にいるのは意志の強さを感じますし、逆に主人公の空気の読めなさや、恋人を気遣えない様子にはイラッとしました。なんやかんや言いますが、結局“私と仕事どっちを選ぶ?”です
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