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現代経済学の直観的方法

感想・レビュー
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マロのとうふちゃん
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ネタバレ読書筋トレがある程度できてるけど理系っぽすぎる話になるとむずすぎて無理、というまさに私みたいなの向けの本だった。まえがき通り。
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タチロー
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点と点、知識と知識が繋がり続ける気持ちいい読書体験だった、今年読んだ本の中で間違いなくベスト
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kamekichi29
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経済のムツカシイ話を、直感的に分かりやすいようなものを例にして解説されている。逆に分かりづらくなってるかなと思うようなものもあったけど、興味深い内容でした。
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禿童子
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452ページ、普通の新書の2倍の分量だが、読みやすいためにツルツルと読めてしまう。大学で学んだ経済学ってこんなに分かりやすいものだったか?近代経済学の二大潮流、新古典派(見えざる神の手)とケインズ派の対比が何度も出てきて、長沼さんはケインズに肩入れしているように思える。国際通貨を米国ドルが担うことによる宿命(万年赤字)はよく理解できた。仮想通貨には昔の金本位制と同じ長所と短所があるというのも発見。現代資本主義の根底に大きな勘違いがあるという最終章の話題も面白い。著者の専門が経済学でないことに二度ビックリ!
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Uz あなぐま
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読者を意識した語りかけるような文章と新鮮な視点を感じる独特の比喩を用いた解説で、経済の歴史とその仕組みなど基本的な知識を楽しく学び直すことができた。日本の戦後復興を可能にした「傾斜生産方式」の話や、調べようと思いながら先延ばしにしていたブロックチェーンについての概略は特に興味深く読めた。第9章で「縮退」の概念が出てくると雰囲気が変わる。ここだけは要約が無く自分には難しく感じたのだけど、議論としてはやたらと面白かった。伝統的な社会に備わっていた短期的願望を制限する機能が、縮退の脅威に対抗しうると評価していく
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YUSUKE
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なんとーなんとーと叫びたくなるほどの神本だ。考え方、物の見方、何ともシンプルでわかりやすい。経済学の本を読み、こんなにも読書冥利にひたれる本は中々ない。ドラクエ的に考えれば、この本を読むことはメタルスライムを倒す様なものだ。これからもいっぱい色々な本を読み、倒していきたい。
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matt_922w
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読んでみたが、今の自分には理解できないことが多くなかなか記憶には残っていない。資本主義はなぜ止まれないのかという序章から読み応えがあった。 止まることなき繁殖を続ける資本主義において流れにのれたらいいが、今の自分だと労働力を使っているので資本家的な考え方をしていかないと。
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あきら
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20240025 第1章と第9章は必読。経済学についてとてもわかりやすく書かれている。お金の流れを電車で例えたところは特にわかりやすい。
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sekiyai
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自分に読めるのか?と思いながら読み始めたけど普通に読めたし普通におもしろかった。(理解度はともかく)語り口が親密な感じがして読みやすい。日本の資本主義は「心配」が駆動する、になるほどと思い、カルヴィニズムの説明にはそうだったの?と愕然とした。仮想通過の話も分かった気になったし…。「嘘食い」と「三体」を思い浮かべたりもしました…。
sekiyai

自分の世界史の知識がゴミなのでなんとかしないと…

09/22 14:02
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IchIbeI
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ネタバレ在野の物理学者による経済論文。2020年発刊された時にすぐ講読した。コロナ禍で個人が社会に頼らざる得ない時期だったので、コラプサー状態で縮退する世界は変わらない。相手はとてつもない強い巨大金融力で対抗していこうというなんて到底出来ないと思った。ところが再読すると状況は変化し始めている。巨大金融力が牛耳る世界システムに問題が発生し始めた。理系学者らしく図解してスピード、マネー、インフォメーションの独占を先に作られたが一般国民が新たな突破口から将来の幸福が見えてくるような結論に気分良くなった。良書である。
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一郎二郎
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戦争は鉄道により物量戦になった。銀行は経済を物量戦にした。経済は戦争。農業は工業に対して衰退する。機動力に劣るからだ。工業もすぐ飽和する。技術革新がないと停滞が必至。社会には必ずボトルネックがあり、そこが起点で値上げが起こると、それは必ず全体に波及する。インフレだ。機動性の高い企業家は徳をする。自由主義貿易は最初の勝者が後続を断つ制度。1握りだけが栄え世界の縮退が起こる。人間が原子化され1つしか希望の窓を持たない退化した狂った社会だ。著者は希望を目標指数として含んだシンプルで魅力的な経済学を提案する。
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シャビ
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名著の中の名著。前書きにある通り、「読書レベルは高い読者が、1週間から10日程度で経済学の大筋をマスターできる本」。 世の中には分かりやすい経済の本は存在するが、網羅的では無いケースが多い。 経済学と資本主義の未来を網羅的にマスターしたいならこれ買って読めば間違いない。新品だとそれなりの値段だが、間違いなく損はしないし、元が取れる
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ぼんた
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とてもおもしろかった。そうか、資本主義経済が拡大し続けなければいけないのは金利があるからなのか……とか、金本位制の歴史とか、貨幣が増殖する現象とか。たぶんへたな経済学部生よりも、このほんを2週間かけて熟読するほうが知識が得られる気がする。
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どりドリ
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【Audible聴了】この人の細かいところはとりあえず置いといて大枠を独特の比喩を使って解説する手法が聴いていくうちに癖になる。本流ではない傍流ゆえの自由さみたいなものがある。とっつきにくいと思っていた経済学にちょっとだけ興味が出てきた。
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エルま
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読み応えあり 別の本と組み合わせ理解が深まった
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三井剛一
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慣れ親しんでいる資本主義というものは、拡大し続ける運命を辿る異常なシステムであることに驚いた。昨今耳にする「脱成長」というものにも興味が湧いた。マクロ経済の基本である「投資と貯蓄は一致する」部分も丁寧に説明さてれいるため理解しやすかった。カルヴィニズム・イスラム教など宗教的動機が大きな作用をもたらしていたとは。 インフレ・デフレのメカニズムは改めて勉強し直す。
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駒場
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いわゆる経済学を(正統派のアカデミアでは)学んでこなかった物理学者が、経済を直観的に理解させようとする本。マンキューとかスティグリッツとか読んでらんねーけど高橋洋一とか読んで経済わかった気になってたらやべえだろ!とそれこそ直観的にわかっている読者向けかも知れない。利子が存在する世界で無限の成長を求められる我々はどこに向かっているのか?というのを市民目線で書いた本であるとも思う
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dexter4620
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どこかで勧められた一冊。物理学者であるという筆者が、経済学の初学者向けにさまざまなテーマを噛み砕いて解説した本。メタファーが的確で分かりやすい。結論部分やブロックチェーン(特にハッシュ)の解説が分かりづらかったが、座右に置いて適宜読み直すのも良いと思う。噂に違わぬ傑作だった。
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マイ
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経済学という学問の存在すらよく分かってなかったが目から鱗。これ知らないで社会人やってていいのかと恥入るほど驚きの連続。 なぜ経済は成長し続けなければいけないのか。なぜ国は緩やかなインフレを目指すのか。第二次世界大戦はなぜ起きたか。そして成長する以外に選択肢のない資本主義は量的拡大に限界が見えると質的縮退で富を絞り出す。成長のための劣化を運命づけられた世界はどうすべきか。現代人の生きづらさや閉塞感が語られるとは思わなかった。AIも物理も経済も心理も繋がってるのだと思い知らされる。
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tetsuwo
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厚さにビビったが、とても読みやすかった。章と章が有機的に繋がりながら1つの全体像を作り上げているように感じた。経済は疎いと思っていたが、意外と理解できる章が多くて嬉しい。ここまで理解できたらすごいと読者を調子付かせるのも良い。個人的に新鮮な学びを得たのは6章(増殖する貨幣)と7章(ドルの覇権)。ただ、新しい話題でも本書を順に読んでいると、つながりから想像がしやすく理解が早かった。手元においておき、ぜひ人に勧めたい。
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AKIHIRO ISEKI
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最初の章「資本主義はなぜ止まれないのか」と 最後の章「資本主義の将来はどこに向かうのか」が、めちゃ面白かった。
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KW
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農業が工業に勝てない理由が、農業社会に戻れない理由と重なる。農業は需要の拡大が出来ない(胃袋の限界)、生産を速攻で増やせないに対して、工業、商業は逆の動きが可能 経済とは石油ポンプが自分の汲み上げた燃料で動くようなもので、縮小均衡に一度入ると何か手を打たないといけない。 貨幣が増殖するのは、銀行が又貸するシステムを持ってるから。これを辞めると、貯金をする社会の中では貨幣量を増加させることができない。増刷は出来るが、実際の企業の動きを伴う必要があるのと、動きが遅すぎる。
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mikan
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著者自身が冒頭で述べている通り、経済関連の話題を避けてきた理系の人間(まさに自分)にぴったりの本。多少著者の立場に寄った説明になっている部分はありそうだが、それでも資本主義、貿易、貨幣などの基本トピックをここまで簡潔かつポイントを押さえて説明してくれる本はなかなかないのでは。
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olrepth_n
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なぜこんなにガムシャラに働かなければならないのか なぜ資本主義は止まらないのか そこを知りたくて読みましたが、そこに腑に落ちる回答を得られたため、労働に対する意識が変わった
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tuppo
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偏りのあり方も含めて面白く読めた。短期的欲望を積み重ねても長期的願望にはならない。世界はますます短期的欲望に押しつつまれていく。資本主義のナッジ。
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kamekame
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経済の仕組みについて学びたくて手に取った。資本主義の仕組みについて、分かりやすく解説した本。資本主義が何故拡大を続ける必要があるかについて、よく理解できた。一現代人として、おすすめしたい。
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ここあ
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Audible
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na2hiro
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ネタバレ第一章の「金融とは戦争における兵站だ」という例えに衝撃を受け一気に引き込まれた。今まで断片的に理解してきたマクロ経済学の理論が、メカニズムや歴史的経緯の観点から一気通貫して理解できたと感じる。また日頃薄々感じていた零細の淘汰や利便への収斂が「縮退」という概念で説明され、様々なレベルで見られるというのは面白い。個々人の経済的利得のみを原動力とした経済学だけを社会の羅針盤とするのは偏狭だが、縮退だけが避けるべき対象でもない。縮退度の軸も視野に入れると、個々人に「呼吸口」のある将来への展望が浮かび上がる。圧巻。
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hatman
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経済の歴史から現状の資本主義の課題まで理解しやすく体系的にまとめられている。著者独自の視点読み物として楽しめた。農業は需要が固定で改善がゆっくりなので、経済断面で成長しにくいことは理解。ケインズ経済学や貿易、暗号資産(電子化ゴールド)、国際通貨と軍事力など納得感はある。経済をざっと学ぶには良著。ただ、最終章の囲碁を例にした今後の資本主義は理解が難しい。
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durian 道理庵
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入門としてたいへん分かりやすい書。まえがきの「歴史や文学ほかに詳しい"教養人"でも経済は避けがち」あとがきの「物理や科学を修めている人が"物言う立場"に置かれないのをなんとかしたい」の言に何より共感し、こういうコンセプトの本はもっとあるべきだなと思った。農業は経済的にはジリ貧になる理由が明確に挙げられててちょっと鬱。
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g.t
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冒頭、伝統的な経済学の理論から入り、その後経済史的に過去の農業経済を経由し、その後金融論の導入へと展開、国際貿易の論点を経由して、通貨、直近トレンドの仮想通貨も詳説した上で、経済学の将来を説く圧巻の一冊。学部程度の知識は有していたものの、いくつかの理論についても実例を交え説明されており、非常にイメージがし易かった。最終章については若干感性的という印象もあるが、現時点で未確立の内容のため最善ではあるかと感じた。社会の方向性を大局的にとらなければならない、1個人の我々に方向性を動かす術はあるのだろうか。
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パダワン
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やっと読み終わった! 長くかかったが、読んで良かった。 各章のタイトルはそれぞれが興味深い問いである。鉄道などの簡単なモデルでの説明もわかりやすく面白い。 物理学者の著者の、経済・歴史・哲学などの知識量に舌を巻く。 それだけでなく、「縮退」「呼吸口」など独自の考え方、とてもユニークで面白い! 少しずつ読んでは身近な例で思考実験してみたり、夫婦で話し合ったり。素晴らしい読書体験だった。 これからの我々がどう生きていけば良いのか、そのヒントのひとつ。 再読必至だ。
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羊山羊
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経済学の主要な要素を9冊に絞り込み、それらを1冊にまとめるという意欲的な1冊。読んでいて気付ける特徴が特に3つあり「1,アダムスミスdis」「2,単純化がすごい」「3,絞り込む前の9冊を書いといてくれ!」の3つ。ちなみに発刊は1987年。現代経済学を40年も前にこれほど分かりやすくまとめているのは凄い。ただ、内容をかなり圧縮しているフシもある。例えば第2章「農業経済はなぜ敗退するのか」を固定された需要と中途半端に増やせる供給P113。に求める点などはやや疑問。→
羊山羊

また、物価の問題と中央銀行、市井の関係性にはもっとしっかり触れてほしかった。ちょこちょこ首をひねる部分もあるけれど、経済学の誘い水としてはとても有効な1冊かなと思う。あと、ちょいちょいアダムスミスがdisられているのでアダムスミスファンの人は注意だ!

06/17 06:18
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kurakazu
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書籍「現代経済学の直観的方法」を読了。 当時の経済状況などを俯瞰して解説してくれる良書。 過去に起こった出来事だけを理解するのではなく、そこに至ったストーリーが重要なのだという認識を強くしました(^^) こういった本をたくさん読みたいです。これから3週目いきます😅
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えってる
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難解な言葉ばかりの経済本ではなく、素人にもわかるように書いてある。 著者ならではの例えもおもしろいく通貨とは、経済とはなにかを歴史も交えて教えてくれる。 個人的には仮想通貨の章が特に興味深かった。ブロックチェーンがどうして改ざんに強いのかをより深く理解できた。
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ぴ
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経済原論やマクロ経済のテーマを直観的に理解しやすいように解説している本です。経済学はミクロ・マクロから入ってもとっつきずらいと感じる人にとって、経済学への入門本として面白い本だと感じました。 経済学系の書籍または難解なビジネス書を読み慣れている人特有の単語が多いので、易しい入門本という感じではありませんが、一読の価値ありです。
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タナカとダイアローグ
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図書館本。物理学者が経済学を説明してみるオリジナルな本。最後は囲碁が登場する。経済学苦手(本気で学んだこともなければ、学ぶ気もおきない…)な自分にとってもとっつきやすく、モノの考え方が掴める良本。ビットコインの説明や縮退とコラプサーなど理系の本領発揮。理系とか文系とか言ってる場合じゃないなと思いながらポピュラーサイエンスに手を出しているわけで、著者の願いも理数系武士団の結成の様子。法則とか力学を押さえておくと応用範囲が広いんだなと感心する内容。
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おー
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根本的なところをわかりやすく書いてくれている。名著と言って良いのではあるまいか。
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よっしー
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現代の経済学について非常にわかりやすく説明されている。資本主義の成り立ち、農業経済の敗退、インフレとデフレ、仮想通貨など、わかっているようで完全には理解できていないことが腑に落ちる形にまとめられている。最後は物理学者の立場から経済学の将来について述べられている。経済学の基礎的な知識を身に付けるにはとても良い本だと思う。
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PAN
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★5
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