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マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣

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穂積臣
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ネタバレ吉田敦彦先生編の本や、沖田瑞穂先生の他の著作を追っている方ならば見たことのある論考が多かった。だが、加筆され、まとめられたものが一冊で読めることに価値を感じている。これまでに同様の項目を見たことのある方でも、再読してみる価値はあると思われる。 北欧神話、インド神話、日本神話などが主に多く出てくる比較であったように思う。参考文献なども含め追っていきたい。神話は民族の伝播を見出すことのできるモチーフであると思う。それらを比較することによって、考古学的知見と結びつけることにより、古代を窺い知ることができる。
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や
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マハーバーラタと他神話との比較 パーンダヴァ五人の三機能の分担と各機能を繋ぐドラウパティー。シヴァを委託されてるドラウパティー。トリムールティ。第二機能の中でもそれぞれ第三機能の二要素に接続するが、第一機能はなににも接続しないんだなぁ。王権と盤面
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paxomnibus
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神話学というのは、この前に読んだ『ゴシック全書』の様なものなのだなと思った。例えば国も監督も制作年も違う映画をゾンビを扱っているという点だけで「ゾンビ映画」と一括りにしておいてから、その中での共通点にだけ目をやって研究するような。神話って「成立」という言葉を使うように、誰か個人が確たる意志とある哲学の元に物語りなり叙事詩なり書いたわけじゃないのに、なんでそこに共通の思想を探りだそうとするんだろう?それは人類がどこの地域でも似たような歴史を繰り返してるって事に過ぎないのでは? 今もまた同じ事が起きつつある
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西野西狸
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ネタバレインド神話には馴染みがないが、そのあらすじと索引、さらに筆者のこれまでの研究の要約が書いてあり勉強となる。比較神話の論考が興味深く、花咲か爺との共通する話や、ヒルコが太陽神で足萎えの要素がマハーバーラタの太陽神や他の神話にも存在するという指摘は興味深かった。
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西東惟助
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ネタバレ世界三大叙事詩の一つにして、インド二大叙事詩でもある『マハーバーラタ』及びインド神話の高度な解説本。大まかなあらすじ、小事典は必見。著者の論考が多く新たな観点でインド神話に触れることができる一冊。
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ヒサ子。
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久しぶりに美しい本に出会えた。カバー、帯だけでなく、見返しからすべてのページが、本当に美しい。 マハーバーラタを切り口に、神話の奥深さや美しさをのぞかせてもらいました。(ようするに、今私は、神話学(?)の底の見えない沼の淵に立たされているw) 丁寧でわかりやすい充実した一冊が、3,500円だなんてお買い得すぎです!!
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マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣評価100感想・レビュー6