形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
一方レギオンは「首刈り」で兵力の質的向上を図り始めたわけだが、これは基本的に物量ゴリ押し一徹なBETAとの違いだと思う。まあこの方がラノベ的な熱いぶつかり合いは書きやすいしなあ。次巻も期待。
そういえばやたらと文章が読みにくい巻だった。こんなもんだっけと思いながら読んでいたが、感想を見るにやはり今まで以上に読みにくいらしい。元より奇妙な読点挿入や倒置、「助詞止め」の連続する文体で、個人的に嫌いではないがお世辞にも上手いとは言えない。この巻ではそういう特徴(悪癖?)が加速していたように思う。特に前後の文章とどう繋がるのか分からない助詞止めがやたらと多く、目が文章の上を滑る滑る。あと、やっぱり作者が艦隊戦を書き慣れていないのかなあと思う。摩天貝楼と空母、電磁砲艦型の距離感が最後まで分からなかった。
シンやライデンとの対比でセオの「共和国」との向き合わせ方はそうなるだろうとは思ったけど、子どもに投げさせて欲しい問いじゃなかったなぁ。生きるべき人が倒れ帰る場所もない自分が生き残ったなんて、セオに思わせてもらいたくなかったので。
後半が重たいので、7巻から引っ張るシンレナのネタが場違いに感じてしまって辛い。同期はまだしも上官までそのネタでいじるのいたたまれない
大陸全体地図、その巻の舞台になる周辺地図も欲しいですよね。
わかりみが深み。
摩天貝楼拠点に辿り着くことも含めて彼等からすると非効率なのではないかと思う。原生怪獣をだしたかったから?作者様はもう出さないというし。レギオンを止める手立てが分かったこともあり、どうやってそこに到達するのかが今後のストーリーの核となるのね。
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