形式:コミック
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
「それが誰かを傷付ける目的で作られたものでないなら、出来る限り「その言葉は使うな」とは言いたくないのが本音です・傷付く人がいるから使ってはいけない表現──と言うのが何故、「傷付けようとしてわざわざその表現を用いた事」より重視されるのか」。実際に俳人でもある坂本の言葉が重い。過剰なまでに神経質に、言葉狩り一歩手前な昨今のかまびすしさには、本来、言葉と表現のもたらすおおらかさが希薄だ。糾弾される対象への根本的なズレ、真に論じるべきものが見落とされ続けている事への違和感(続)。
本作は基本的にはユルい俳句ゼミの日常を描く、かなりホンワカした青春群像劇の様に見えるし、作者もそうした目論見の元に描いているだろうとは思う。けれども、やはりその根底には自分の気持ちを言葉にする事、自己表現と言う事の大切さを切に訴えている様に思える。と言うか、そう思えてならない。実は表現とか言葉とかについて、とてもとても深く考えて創られている作品だと思う(了)。
自分よりも幼く弱き者を大切にすることを学ぶという点で、外国の学制っていいかもしれませんね。七年生とかなんか萌えるし(笑)
9年生ともなると、そうとう大人って感じしますね(笑)。娘の小学校は近くの幼稚園との交流で5年生と年長さんがペアで田植えから稲刈りまでやるんですよ。そして6年生なって新一年生を迎えるのです。なんか、そういうの素敵だなーと思うのです。同調圧力強い中学時代、自分は暗黒でしたわー。
そもそも、自分でパクりでは!?と気づく人は、パクりなんかしない訳で 大体、そういう事をやる人は意識的にやるか、それとも無自覚にやっていて、 指摘されたとしても、大体が開き直る。この読書メーターでも… 閑話休題。本人が詠んだ意図とは全然違う(良い方の解釈で)評価されるという辺りも 出てきて、今巻も楽しく読めました。
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