形式:その他
出版社:青土社
つまり、〈この記憶力は、ある人格や意識に内的なのでなく、変化というもの一般に内的である。すなわち変化が変化として成立するために不可欠な要件をなす。(…)変化の実在性を維持するならば何らかの仕方で「前」が「後」のうちに引き継がれる必要がある。(…)それを(通常の人格的含意を払拭した上で)「(原基的)記憶力」と呼ぶことにしよう、と駒を進めるわけである。〉
〈物質からも心からも独立に定義された第三項〉としての「記憶力」が、こうして汎心論を経験的に探求せしめるものとする。……他にも面白い部分はあったが、この論文についてはとりあえず一旦メモ終わり。勉強になった。
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つまり、〈この記憶力は、ある人格や意識に内的なのでなく、変化というもの一般に内的である。すなわち変化が変化として成立するために不可欠な要件をなす。(…)変化の実在性を維持するならば何らかの仕方で「前」が「後」のうちに引き継がれる必要がある。(…)それを(通常の人格的含意を払拭した上で)「(原基的)記憶力」と呼ぶことにしよう、と駒を進めるわけである。〉
〈物質からも心からも独立に定義された第三項〉としての「記憶力」が、こうして汎心論を経験的に探求せしめるものとする。……他にも面白い部分はあったが、この論文についてはとりあえず一旦メモ終わり。勉強になった。