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すえばし けん(3)今村 昌弘(2)東畑 開人(2)五藤隆介(2)熊野 純彦(2)戸田山 和久(2)冲方 丁(2)緒乃 ワサビ(1)渡邉 正裕(1)高崎将平(1)16%すえばし けん11%今村 昌弘11%東畑 開人11%五藤隆介11%熊野 純彦11%戸田山 和久11%冲方 丁5%緒乃 ワサビ5%渡邉 正裕5%高崎将平著者グラフ上位10名
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しみそー
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久しぶりに読み返したら、昔よりも得られるものがあった。特に、責任を中動態的に捉え直す章は昔よりも納得できた。■ただ、「責任とは本来中動態的なものだ」というのは何か違う気がする。なぜなら、この本を最後まで読んでも、中動態的な責任には言い訳のようなニュアンスが漂うような気がしてしまったからだ。私は熱心な自由意志否定論者であり、心情的には中動態的な責任を歓迎したい。それでも、素直な実感として、言い訳のように聞こえてしまう。もしかしたら私が「棚卸し」などをしたことがないからなのかも。■中動態的な責任もまた、何かに
しみそー

媒介されている。その媒介項は見えにくいものであって、それがゆえに媒介項として機能しているのかもしれないが、そのことを忘れ、中動態的な責任を単体として自立した概念だと考えると、うまくいかないのではないか。この概念は何かに支えられている、能動態的な責任もまた、何かに媒介されている……そんな予感がした。

02/04 07:58
しみそー

■何が言いたいのかといえば、「本来の責任」などないのではないか。我々は様々な場面・条件の下で、揺らぎのある膨大な情報量を持つ現実をある仕方で切り取る。その切り取り方によっては、責任という概念は中動態的なものとして現れるだろうが、別のパースペクティブからは能動態的なものとしても現れるだろう。本当に必要なのは、どのような切り取り方の時に責任が中動態的なものとして現れるのかという条件の同定であり、更にはどのような時に我々は責任が中動態的なものとして現れるように現実を切り取るのかという条件の同定なのではないか

02/04 18:33
0255文字
しみそー
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ネタバレある登場人物の最期の描写がすごく印象に残った。余韻がすごい
0255文字
しみそー
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素晴らしく良かった。まさしく画期的な試論であり、万人にとっての思考のツールと言える。正直3章くらいからところどころついていくのが難しい箇所もあったのだが、それでも読んでいる間色んなアイディアが浮かんだ。■また近い内にぜひとも再読したい。まだまだこのテキストに問いたいことがたくさんあるからだ。
0255文字
しみそー
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何度か辞書的に使ってはいたのだが、今回初めてじっくり腰を据えて通読した。■何より驚いたのは、その網羅性と可読性である。おそらくは、自由論の前提知識が全くなかったとしても、大部分の議論を追うことはできるだろう。そして、この本を通読した暁には、現在盛んに論じられている自由論の多くの側面についての知識がつくと思われる。その意味で、この本は自由論について日本語で読めるレビューの決定版といえるかもしれない。■あと個人的に好ましいと思ったのは「自由意志論入門」ではなく「自由論入門」という副題がついている点だ。
しみそー

「自由意志」とは、「意志」に「自由」がついた語であるから、自由意志論とは意志についての自由を問う分野であるはずだ。だが、冷静にこの本を読むと、「意志が自由である条件は何か?」という自由の対象を意志に絞った議論はほとんどなくもっと広く「我々が自由と言えるのはどんな時か?」という問いがメインだということがわかる。下手に自由意志などという単語を使わずに、自由という単語を使っているのは、好ましく感じた。

10/04 19:13
0255文字
しみそー
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ちょっとこれは面白すぎた。いい小説だった。■道策がいいキャラで個人的にはお気に入り。
0255文字
しみそー
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ネタバレ南武線のローカルネタが多くて面白かった。南武線の快速ネタは思わず吹き出してしまった。主人公とアリサの掛け合いがテンポよくて良かった。
0255文字
しみそー
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ネタバレ面白かった。もしかしたら人生で読んだミステリの中で一番好きかもしれない。■ずっと昔からミステリ小説の論理にはなんだか納得がいかなかった。名探偵の語る真実は、なんでもないような証拠から軽やかに飛躍し、意外な結末へ着地する。しかし、本当にその結末だけが真実なのかをじっくり検証することは殆どない。■しかし、本作はその検証をやる。それがたまらなく楽しかった。名探偵の推理の骨格がむき出しになり、推論が正しいかが検証される。その過程で推理の恣意性が露わになる。これこそがずっと見たかったものだと胸が熱くなった
しみそー

■私の興味関心はミステリ好きのそれとは異なるのかもしれない。しかし、この小説はそういう「正しい推論とは何か」を探る試みの第一歩としても捉えられる気がする。

04/26 20:51
しみそー

■……感想というよりも、自分の主義主張の表明みたいになってしまった。とにもかくにも面白かった。硯さんシリーズの続刊を期待します。

04/26 20:52
5件のコメントを全て見る
0255文字
しみそー
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すごくよかった。具体例があるのがとてもよかった。何度も泣きそうになってしまった。これだけの短いページ数の中に、具体例だってそんなに多くはないのに、それでもグッと来てしまった。■不純なネガティブにはネガティブな幸せがあり、そこには豊かさがある。しかし、不純なポジティブには何もないのだろうか。この本だけでなく『暇と退屈の倫理学』でもそうだったが、ほどほどのポジティブというのは、純粋なポジティブの否定によってしか良きものとして説明されていない気がする。なんか素朴な良さを見つけたい。それが、退屈と戦う術な気がする
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/03(3103日経過)
記録初日
2016/10/04(3102日経過)
読んだ本
278冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
83307ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
108件(投稿率38.8%)
本棚
0棚
性別
職業
大学生
現住所
東京都
自己紹介

あまり本をたくさんは読みません。自分なりのペースで少しずつ読んでいきます。

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