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「がんになって良かった」と言いたい

感想・レビュー
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渡辺 孝宏
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闘病記としての評価の高さはすでに他の読者さんが語りつくしていると思うので、私は彼が本書にちりばめたユーモアを拾っていくことにします。入院中に出会った他の患者たちを戦友と表現していましたが、その中でコーヒーを淹れてくれる男性に感想を聞かれ、「すごく…おいしいです…」と答えるシーン、これはネットで一時期話題になった山川純一の某漫画のオマージュでしょう。臨終と向き合った深刻な本ではありますが、随所に大学生らしい元気の良さ、危うさ、万能感と劣等感のマーブル模様などが見えます。そこも本書の魅力です。
渡辺 孝宏

やはり、他の患者とのエピソードが読後に心に残る。食堂でレポート書きに勤しむ著者にずけずけと話しかけてきた"オッチャン"に対し、ちょっと困ったところはあるけど憎めない人という感じで書いている。大学生くらいの視点だとそうなるだろうけど、オッチャンの年に近づいた私はわかる。あえて真剣にレポートを書く空気を壊すためにそうして話しかけたのだと。体に無理をかけてがんになったのだから、この期に及んでまだ体に鞭打つのかと、その言葉をそのまま言うと角が立つので、あえてピエロを演じながら、やんわりと伝えてくれたのだ。

12/05 21:51
渡辺 孝宏

今日、とあるyoutube動画で「8万円もする輸血パックを、治る見込みのない患者やふざけた態度の患者に湯水のごとく使いたくない。医療資源は限られている」という言葉を見て、本著のとあるエピソードを思い出した。けだるそうに山口雄也さんの輸血パックを扱う京大医生に叱責するシーンだ。けだるそうだった理由は、前記のようなことをこの医大生も考えていたからではないのかと思うと、一方的な善悪の話ではなく、立場の違いからくるアンビバレントな問題が浮かび上がってくるのだ。

02/24 22:41
0255文字
たまきら
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19歳でがんになって、呆然としつつもがんと向き合った青年の言葉です。「PH2,3ほどの毒物を飲みながら」苦痛と孤独に耐えている彼が、20歳で出会ってしまった「読めないままでいたかった」妊孕性、という言葉についての文章を読みながら号泣してしまった。タイトルになっている彼の、懸命に人生に前向きになろうとしている言葉が批判されたことには胸が張り裂けそうな思いになった。母が乳がん(両方とも!)サバイバーであり、当時ヤングケアラーだった自分には何が悪いかわからない。気に入らないなら、せめて放っておいてあげてほしい。
たまきら

彼の戦いと言葉の記録が気になり、検索しました。そして、彼の日々とご家族、支援されていた方々の言葉にふれました。母の闘病のあの時間を思い出しながら、時間が有限だと知った幼い自分のことも思いました。この青年の言葉に出会えてよかった。

10/29 11:26
0255文字
fumineco22
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この本、ずっと覚えています。
0255文字
●●
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ネタバレ2020年の本。
0255文字
言いたい放題
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P24まで読了
0255文字
才谷
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母から移植された細胞が息子を攻撃している。のあたりで状況がつらすぎて耐えられない。通常の骨髄移植では誰から誰には非公開にしているだけに関係者の気持ちを思うと。
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hiro-yo
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20代若者の壮絶なガン闘病記。「失って初めて真の有り難みを知り、離れて初めてその偉大さに直面する。それが、ありふれたものであればあるほど、僕たちはそれが「存在しない状態」を認識することができない。生きるということも、そういう「ありふれたもの」なのだ。 だからこそ僕は、ある生き方をしようと思った。一年後の今日は、もうこの世にはいない。そんな生き方を。」
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一葉
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癌の恐ろしさ。若くして癌にかかる確率は低いのだろうけどゼロじゃない。こんなにしぶとい病気、早く治療法が確立されてほしいと思った。
0255文字
kanki
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享年23歳。「同情より、死と向き合いたい。言葉には力がある。」
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lostman
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「残された者には残された者の責務がある、とにかく生きることだよ」 今を生きることしか私には我々にはできることはない。
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ちろるちゃん
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とにかく文章が美しいです。 亡くなってしまったことが本当に惜しい。もっともっと彼の文章を読みたかった。 卓越した文章力と若い感性で、自らに迫り来る死の恐怖と生きたいという切望が、言葉は適切ではないが綺麗に書かれていると思います。
0255文字
彼岸花
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ネタバレ本書も山口君のTwitterも最近知った。夢中で読んだ。でも泣いてはいられない。『病は不幸そのものではない。可哀想だと言ってくれるな。』と額面通りに受け取ったから。度重なる再発の恐怖と過酷な治療に心が砕かれた。死と向き合い続けながら、生きる意味など誰が即答できようか。自らの病を知り尽くし、治療法も自らで決める。死から逃れるために寿命を縮めるという矛盾。何と理不尽な選択だろう。母からのギフトはこの世で最上のもの。生への希望を繋いだ矢先であったのに。残念至極な思いで一杯だ。山口君の魂が安らかでありますように。
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ma
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この世には、死を目の前にすることでしか知覚することのできない世界がある。
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みなのん
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ずっとTwitterでフォローさせてもらっていて、いつか読みたいと思っていた闘病記をようやく読めました。闘病記をブログにするだけで叩かれる時代。病とも闘いながら山口さんは勇気ある人だと思う。なんでガンに?なんで自分だけ?って葛藤もかなりあったようだ。そして、山口さんの闘病仲間や友人との別れにも書かれていて、ほんと会いたい人には会えるうちに会おうと身に染みて思わされた。
0255文字
milk tea
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この本のことはヤフーニュースで知りました。 とても気になる言葉だったのですぐ読んでみたかったのですが、図書館利用のため手元に来たのは数日前。 むさぼるように読みました。 本の最後では、雄也さんは、自分を救ってくれた方々、応援してくれた方々、家族、このギフトに対して感謝を述べられ、そして「僕を山頂まで連れてきてくれてありがとう」と。 その後どのような生活を送られているのか気になり、ネットをたよりに記事を探しました。 ご冥福をお祈りいたします。
milk tea

病は人を選ばないし、何度も試練をあたえるし、恐ろしい存在です。 私に何かできることといえば、雄也さんがされていた活動をここでお知らせすることかなと思って書かせていただきました。

04/12 16:15
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青ポス
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著者のtwtterを見てから買うのに、相当な勇気が必要だった。彼は、体こそ病に蝕まれたが、心はとても強い人だったのだろうと実感した。残念なことに彼はこの本を書いてから亡くなってしまったが、強烈なメッセージを残していった。
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正午
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語弊があるかもしれない。不謹慎かもしれない。しかし、この言葉でしか表現できない。著者の血で書かれた文章。その迫力たるや。決して私が理解することのできない域の意味での言葉。「日常のありがたさ」「この世界の美しさ」。真に理解できないことを幸せと言うべきか。しかし誰しも明日の不確かさは変わらない。生きているだけでいい。精一杯に。著者が残してくれた文章に触れて、陳腐だけど、表面上だけど、自分なりに、その思いを新たにする。この本の出版は2020年7月。著者は2021年6月にお亡くなりになった。ご冥福をお祈りします。
0255文字
ぶう
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もう人生の折り返し地点を過ぎた自分ですら、まだ死について真剣に考えた事など無い。ましてや20年程度しか生きていない著者であれば尚更であろう。突然に申告され死が直前にまで迫ってきている恐怖とはいかばかりであろうか。私には想像する事すらできない。若い人が亡くなる事にやるせなさを感じてしまうが、可哀想という言葉を彼は望んでいないはず。彼は最期まで精一杯生き抜いたし、彼に勇気づけられた人たちも多いだろう。もし明日死ぬのであれば自分は今日一日をどのように過ごすのか。その気持ちを持って一日一日を大切に生きていきたい。
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chang-3
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現実的な死の可能性を突きつけられて初めて見えてくる景色、初めて湧き出てくる情感は確かにある。それを伝える本書のメッセージは、同種の病気を抱えている人たちにとっては応援歌に聞こえるが、そうでない人たちにとっては同情を超えて共感することが難しいのかもしれないし、あるいは反感やシラケを惹起することとなるのかもしれない。いずれにせよ、「病気になるとさ、色んなことが見えてくるよね。それにはすごい感謝してるかな。でもこんな病気にはなったらいかんよ。」
0255文字
みやこ
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病気ってなんて残酷なんだろう…。なんで自分が?って思うよね。こんな方にまで攻撃的な人たち(もちろん読者ではなくSNSとかの)が、なんで攻撃できるのか理解できない…つらかっただろうな…。今自分にできることを、と改めて考えさせられる本でした
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大先生
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ネタバレまず文章力に驚きました。京大生で頭もいいわけですが、文才もなかなかだと思います。【がんになったからこそ得られたものがある】というのは強がりではなく、本音だったんだと思います。もっとも、結果的にがんで命を落としたわけですが…。本書では奇跡的にがんが消滅したところで終わっていますが、その後再発したようです。今、普通に生きていることの幸せを強く再認識させてくれる一冊でした。
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oak23
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ネタバレTwitterとブログを拝見していたので、後半の内容は既に知っている物だったけど、最初に病気になってから、白血病を発症し、その後再発と移植を繰り返していたことはきちんと理解できておらず、自分が筆者の立場だったら耐えられないかもしれない…と思いながら読んだ。シャープな物言いをする方ゆえにアンチも多かったようだけれども(あと、報道の仕方とかも一因)、それはきっと筆者が所謂「病人」ぽくなくバイタリティとユーモア溢れる人だったからなんじゃないかなあと個人的に思っている。安らかにお眠りください。
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必殺!パート仕事人
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サイトの読みやすさだけ知っていたので、この本の文章だけのサイトは全然別の物だと思った。言葉が難してくて、そして、どんどん哲学的になっていく感じ。
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piro
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今日はガン宣告された父の大手術の日。そんな日にこの本を読み終えた。父は70代。著者は20代。一緒にするのは違うけど…がんになって良かったではなく、がんになって良かったと言いたい。その日までずっとずっと自分に言い聞かせたんだろうな。絶対に生きたかった。やりたい事は無限にあった。なんで僕が、なんで家族が。痛いくらいに気持ちが伝わった。良かったとは思えないけど、でもそうなったからこそに見える景色の話。それは神様から選ばれし人達が見られる景色なのだろう。来世は何も考えず溌剌と毎日を過ごせる健康な僕で生まれておいで
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まぼちゃん
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ことばをどこで切るかで 全然意味が違ってくる こわい
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kbuto
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大学1年生の頃に発覚したがんとの闘病生活がリアルに描かれていた。Twitterで訃報を知った後だと、読み終えた後の印象が大きく変わった。 自分も学生生活で2度の入院をしてきたが、命や幸せの価値基準について考える機会が減ってしまっていると感じた。毎日のありがたみを忘れないために、病室のベッドでの生活を定期的に振り返りたいと思う。
0255文字
2019start
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ネタバレ存命中に読みたかったです。訃報を知ってから読むのは辛すぎました。「この世には、死を目の前にすることでしか知覚することのできない世界がある。」それを知って新たな人生を歩めたこと、なんて強いかたなんだろう。結果的に短い時間になってしまったことは残念ですが、ブログや本を残してくださったことが、これから当事者となったときに助けとなることと思います。このタイミングで読めて良かったです。ご冥福をお祈りいたします。(いくつか村上春樹作品の引用がありましたが、山口さんの解釈がぴったりで、村上作品を少し理解できました。)
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ぜんこう
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大学1年の時に胚細胞腫瘍という癌になり、その後、白血病~骨髄移植~再発~移植を繰り返し、そして本書の最後には嬉しい知らせ。 僕も本書のように癌になって人生少し変わりましたが、ステージ0か1で肺の部分切除を2回だけなんで著者と比べたら かすり傷みたいなもんです。 著者が僕の娘と同い年ということを知って、余計にショックでした。 著者は今年6月に逝ってしまったそうです。こんないい本を遺してくれて、ありがとう・・・合掌
びびん

ぜんこうさんも色々と大変でしたよね。山口さん…残念でなりません。生きた証を少しでも残したいと読書メーターなどへのレビューが増えることを望んでいらっしゃったので、読んでいる方は多いと思いますが、もっとレビューが増えると良いですよね。本当に素晴らしい本をのこしてくれて感謝です。ご冥福をお祈りいたします。

09/01 23:27
ぜんこう

この本だけ読んでたら、著者は今はどんな生き方をしるのだろ、と思うけど、現実は悲しいもんですね(T_T) 本当に本書は多くの人に読んでほしいですね。

09/02 07:08
0255文字
tamaki
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Twitterで筆者を知り、過酷な闘病生活の中で一生懸命に生きようとされる姿に感銘を受け手に取りました。 人はいつか死にますが、正直30代の自分にはまだ実感はありません。しかし19歳にして生死の瀬戸際に立った筆者の言葉だからこそ、「明日死ぬかもしれない」とリアリティおもって考えられました。
0255文字
彩
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Twitter見てました。綿矢りさの「勝手にふるえてろ」が引用されたときに、歳が近い、私と同じ本を読んでる男の子が本当に亡くなったんだなと実感しました。 私は白血病治療に携わりたいと考えているけど、若者の死についてもっと考えなければならないと思った。ご冥福を心よりお祈りします。
0255文字
ハルキ
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山口雄也さんとの運命的な共通点を見つけ、読むことを決めた。命について考える時間はどれだけあっても足りませんね。自分がこうやって本を読んでいるときも必死に生きるためにたたかっている方がいる。この本の中で、小林麻央さんの『病気になったことが私の人生を代表する出来事ではない』という節を含む彼女の思いに触れたところで胸がいっぱいになった。もし自分に病が見つかったら、そんなことが言えるだろうか。今の自分に時間があるからこそ、少しでもより色どり豊かに過ごせるよう、一度きりの人生を生きていく。
0255文字
ゆうゆう
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ネタバレ2020年7月、がんになったことにより、たくさんの恵みに気がついた筆者。今年、白血病によりお亡くなりになっていた。まだ若い、若いから本人も周囲もやりきれないことだろう。よく生きる事ができたのだろうか。病を得て良いことはないが、良かったと言いたいくらいのモノを得ることができたら、それもまた人生なんだろう。
0255文字
けろん
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Twitterはずっとフォローして、ツイートを拝見していましたが本をようやく読めました。今、山口さんは亡くなっているので、この本に書かれている当時の様子を思うと、本当に胸が痛くなります。どれだけ死が怖くて、毎日不安でやるせない気持ちで辛かっただろうな…って。山口さんは勉強も運動もきっと全てを真面目に全力で取り組まれて努力をしてきて、病と闘い、生死にに向き合っていた。それに対して自分は…と情けないというか、、、生きている当たり前のことに感謝して、日常生活をもっとしっかりと丁寧に過ごしていきたいと思いました。
0255文字
cao-rin
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今月、彼の訃報を聞きました。あるドキュメンタリーで彼を知って、その後Twitterやブログで闘病の経過を見ては陰ながら応援していました。生半可な感想など書けません。19歳で発病してから亡くなるまでの4年間、常に死の恐怖に晒され、再発の度に奈落の底へ突き落とされ、それでも最後まで諦めなかった彼の生き様に、ただただ敬服します。何不自由なく生きてきた私が涙する資格なんてないと思いながら読みましたが、何度となく堪えきれませんでした。神様は不公平です。あとがきにある「癌サバイバー」という言葉が辛いです。合掌。
みひな

そうそう、まさに戦友の女子寮みたいでした。看護士さんが疲れて顔色悪い時、みんなで出来ることは、やったり、他の患者さんのお世話しあったり。でも、だんだん私を置いていってしまうんですよね。優しい人に限って早い。私は優しくない?

06/25 12:53
cao-rin

みひなさん、そんな事ないよ(*´-`) みんな一人一人自分の人生を全うした結果ですから。時間の長さで人の命は測れないですし。遺される方も辛いし、先逝く方も辛いし…本当に辛いよね(;_;)

06/25 13:07
6件のコメントを全て見る
0255文字
下町の虎さん
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最後の最後にツイッターにUpされた、院内を散歩する動画に、ただただ圧巻。 人が生きる・生き続けるということは、かくも厳しく美しい。
0255文字
Y
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訃報に触れて読みました。同じ京大生として鴨川の風景、桂キャンパスに向かう9号線など、ありありと思い出しました。今何気なく生きている毎日、辛いこともあるけれど、生きているならどこにだって行けるし、なんだってできる。「いつ死んでもいいように生きる」、とは簡単に言えるけど、本当に死を間近に見る原体験がなければ、心の底からそう思うことは絶対にできないと思います。けど、その言葉を毎日思い出すだけで、少しは今の自分の境遇、身近なひと・ものへの感謝の気持ちが持てる気がします。元気をもらえました。ご冥福をお祈りします。
0255文字
にゃあ
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ネタバレ第4章「仲間」 涙無しでは読めなかった。5月の末、生きるために、これから踏み出す1歩…という動画を拝見した次のツイートが訃報のお知らせになるとは。国道9号を西に走る…ああ、去年京都行った時に通ったあの道か。私の中で彼と共有出来るものは唯一、その景色しかないけど、「今生きている自分」について考えるきっかけを頂いたことに感謝して、ご冥福をお祈りします。お疲れ様でした。空の上で「君」や「オッチャン」と再開できていますように!
にゃあ

後日談。献血は以前から行っていたけど、これを機に骨髄バンクの登録もしました。自分のカラダで作られたものが誰かの助けになれるのなら…という思いです。

06/20 10:05
0255文字
mikuty
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以前働いていた新聞社が取り上げた男子大学生の闘病記。 手術が成功したといわれても、退院しても、喜びすぎず冷静に粛々と、しかし後悔のないように生きている様子に途中から複雑な思いで読み進めていた。 あの鴨川沿いの景色をどのような気持ちで眺めていたのか。散りゆく桜に自分を重ねて何を思ったのか。 「生きている」ということに過剰に敏感になり、さまざまな感情を真正面に受けてしまう時期が自分にもあった。 身近な人の死は、その後の生き方の選択に大きく影響を与えるしその人のことをいつまでも忘れられないものだ。
0255文字
jupiter68
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壮絶な闘病記である。21歳とは若い。最終的に救いがあることが読者としてはありがたい。 タイトルを間違って理解してはいなけない。がんになったそのことがよかったのではなく、がんになって見えなかったものが見えてきたことに感謝しているのだ。
0255文字
レモン
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大学院生の闘病記録です。彼の書く文章に惹きつけられ、SNSやブログを読んで参りました。この本もその一つです。SNSではあまり感じさせない苦悩や不安がここには多く書かれています。 明日が来るとは限らない。私はそう考えて一日一日を大切に過ごせるだろうか?会いたい人に会っているだろうか?色々考えさせられる内容です。 現在も過酷な闘病をされている最中です。まだまだ生きて欲しい。そう願ってやみません。
0255文字
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