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恍惚病棟 (祥伝社文庫)

感想・レビュー
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わらび
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主人公は老人病棟で働く学生アルバイト。次々と患者さんが巻き込まれる不穏な事故が起こるミステリー小説。 ミステリーならではの犯人が分かるまでがソワソワした。 現実ではあってはほしくないことだったけど、読んで損はなかった。
エレン

気持ち分かります😅

11/05 21:53
0255文字
ちょこまーぶる
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ページを捲るスピードが速かった一冊でした。老人病等に入院している認知症の患者さんの死亡が続き、それを不審に思って調べ始めた病院アルバイトの学生さんの奮闘を描いています。その学生さんの行動力には驚いてしまったり、もう少し自分のことを守ってもよいのではないかと思ったり、結構忙しい思いをしながらの読書でした。そして、違法な人体実験をしていたなんて、昔の精神科医療の一端を想起させる内容で医療のためという大義名分な矛盾に怖さも感じてしまいました。でも、次々と起こる事件の解明過程が楽しかったです。
0255文字
kaikoma
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30年前は確かに周りの殆どが携帯電話を持っていなかったですね。認知症や社会課題としての高齢化も今ほどクローズアップされていない時代だった事を考えると、当時は若干荒唐無稽だったかも知れませんが、今を予見している様で、十分に今読んでも楽しめます。
0255文字
おっとどっこい
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ネタバレ老人病棟の痴呆症老人に病死や事故死、お風呂場での窒息など次々起こる。痴呆治療に興味を持ち心理士のアシストタントのバイトをしている主人公が不信に思い活動するが…小説として読むなら受け流せるが、ミステリーを解き明かそうとして読むならあの結末は許せないだろうな〜
0255文字
読書亀
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初読み作家さん。老人病棟でアルバイトをしている美穂。美穂のアイデアのおもちゃの電話を置く事で、痴呆症の老人が生き生きしてきた。 でも、彼ら達は次々と亡くなる。店に伝言を頼む?とか、昔の事件なんてネットで調べればすぐわかるのにーって思ったが、この作品、平成4年のものでした。にしては、古さがなく読めた。最後の真相解説シーンは2時間ドラマぽい。痴呆症を少しでもよくしたいと言う気持ちはわかるが・・。
0255文字
しぐ
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何となく古さを感じるな、と思っていたら1992年の作品なのか。喫茶店で伝言とか、部分部分で古さを感じた。痴呆ってこういうなるんだ…。周りにまだなった人がいないからすごく不思議なものを見ている感じだった。自分が幸せだった時に心が戻れるのっていいなぁ…。因みにこれはミステリー…?SF…?
0255文字
かなっち
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痴呆患者が入院する病院で、不可解な死が次々と起こってしまう。アシスタントという立場ながら美穂が患者を救うべく真相に迫っていく物語です。病気の症状が詳しくつづられ、また最後まで犯人を特定しずらく楽しめました。
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あるべると
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痴呆症になってしまった人たちが事件に巻き込まれる、悲しくつらい物語です。 お婆さんは可愛らしいのに、お爺さんは可愛げがないのが現実的でした。 私も、いつかこのような状態になるのかと考えると、怖くなりますね。 本人は良いかもしれませんが、世話をする人は大変でしょうね。 この病院には入院したくないですね(笑) 金持ちのお爺さんと、その息子の後妻との争いは、後妻が金目当てで結婚したとはっきり打ち明けてて、清々しい感じでした(笑)
0255文字
nene
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言葉遣いや感覚がなんか古いなと思ったら、平成二年の本だった。「恍惚の人」に対する当時の知識や扱いがよくわかる。でもこれは、老人を扱った小説ではなくて、ミステリー作品である。
0255文字
宮本
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医療ミステリーだが大学生の美穂視点で話が進むので読みやすくて良い。特に中盤は一気に読める。 認知症治療に飛躍的な進歩がないからかもしれないが、30年前の作品とは思えず今読んでも面白い
0255文字
ハードラック
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ネタバレ後半はSFでした。
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ryomisawa
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久しぶりの再読。探偵のいないミステリ。
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モルク
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心理学を専攻する大学生美穂は週三回認知症の進んだ患者のいる大学病院の老人病棟でアルバイトをしている。彼女が担当している患者が次々と事故等で亡くなる。死者とおもちゃの電話で話すという共通項があり、何かがおきている…。婦長、教授、研修医、患者やその家族と不穏な空気が漂い、誰を信用すればいいのか。30年ほど前の作品なので携帯のない生活。今なら…と、思えることも多い。でも介護事情には殆ど変化なし。保険負担やサービスを受けられる条件など寧ろ悪化している。認知症、介護問題は永遠のテーマなのだ。
0255文字
Alice
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途中から予想していたラスト…見事に外れたんだけど、私としては美穂も実は痴呆老人だった…というラストを期待してました。全てが幻想、空想。なので意外と普通のオチで期待外れでした。
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謡子
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まごうことなきSFだった。出てくるジジババがステキなので、もっと違う話で読みたかった(涙)! ラストのあたりは働かないAIMを働かせる研究を思い比べながら読んでしまい、私のバカバカ失礼な、となりました。しょんぼり。
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コマンドー者
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山田氏の痴呆老人施設を舞台にした長編推理。あくまでも老人問題はサブテーマで社会派ということではなく、読者をも騙すトリッキーな落ちが秀逸である。
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20ccmsv6
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最後まで真相がわからずどんどん読み進んだ。どうも内容が少し古いような気がしていたら、30年くらい前に書かれたものの新装版でした。そんなに前にこれ書いたのかー!と思ったらすごいなと。
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太郎
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★★★☆☆
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むそせ
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ネタバレ意外と登録数が少なくてびっくり。本当は「屍人の時代」を探していたのですが、本屋に在庫があったこちらを先に。夢中になる感じはなかったものの、オチが読めなくて最後まで引っ張られました。妙子と章夫は脇役だけど一番好感が持てた。
0255文字
エレン
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ネタバレ平野美穂が、主人公何ですが、お祖母様達が可哀想でした😭犯人川口教授と長谷川だったけど、犯人が以外過ぎてビックリしました😭 新谷が優しい人で良かったです😊💖難しい本でした😭頑張って読んだかいありました💖 最後スッキリしました😊💖 長谷川が犯人で、ビックリしました😲川口教授の事恨んでるなんて思いもしなかった謎が最後に解けて行くのがスッキリしました😊💖 お勧めしますm(_ _)m💖
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かわい
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最近出た本だと思って読んだら平成四年に出版されていた。聖テレサ医大病院の老人病棟に入院している老婆が行方不明になった。同じ病棟の老人たちが不可解な事故に巻き込まれアルバイトの平野美穂は調べ始める。認知症の研究に取りつかれた教授がしていたのは人体実験なのか?実際にはありそうだけれど30年近く前にこれを書いてるところはすごいなと思う。
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Kom
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中盤までの不穏な感じは良かったが、ラストの種明かしが少々物足りない。ただ、今に通じる話題をこの時代に描いているのは流石。
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みるてん
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本屋さんのオススメのコメント内容から、どんでん返し的なカラクリを期待したのに、特に驚くこともなく終わってしまったという感じ。 中盤辺りから面白くなってきたのに、終盤になるにしたがい、読みづらくなってしまった。
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よぶ
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1992年に刊行された認知症を題材にした本である。その時代から何十年も経っているのに介護の実態は変わっていない!!昔は『認知症』のことを『痴呆』と言っていた。時代が変わっても認知症は永遠のテーマのような気がします!!
0255文字
Jimmy
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久々の山田正紀でしたが、読みやすい文体になじみを感じつつも微妙にくどい印象も。ヒロインもステロタイプな生真面目タイプであまり魅力が薄いとも。謎自体は魅力的ですが、ネタはあ〜あ、という感じで帯の謳い文句ほどは面白さは感じませんでした。変な話、真ん中辺まではグッと面白かったのですが、真ん中過ぎるとなんかしぼんでしまったようで。
0255文字
3bnT85Ws66duVLx
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認知症老人たちは、まるで荒唐無稽な話をしているわけではなく、本人にとっては実に意味のある叙述をしているのです。その意味が分かり、事件が繋がっていくと、実に意外な事件の真相が明らかになります。  現れてくる真実・・・️パソコンや携帯電話がまだ一般に普及していなかった時代に既にこんなことを考えていたのかと、作者の慧眼に驚かされます。 https://blog.goo.ne.jp/mobilis-in-mobili/e/21122c8af3cb4af6d6839774ac8eb139
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やまた
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ネタバレ30年近く前の作品なんだけども、あまり古さを感じずに面白く読んだ。直近で読んだもう一冊の人体実験モノは最近の話だったので、20年以上が経ってもそのテーマ生きてるんだな…と思った。
0255文字
もも
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ずっと、今の話と思って読んでいました。途中から、あれ?なんか時代が違う、と気づきましたが、介護事情は何年も変化してないってこと?!。
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鈴子
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当時は「痴呆症」と呼んでましたね。読解力がなく、長谷川の正体がわかりにくかった。もと刑事と、もうひとりいたんですよね⁈ラスト美穂が危険なめに遭うのは夢か現実か⁈も。
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hirokazu
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単行本1992年刊。当時図書館で借りて読んだ(3度目の文庫化)。この頃はみんな携帯電話持ってなかったなあ、とか「看護婦」だったよなあ、とか。何よりも「認知症」じゃなくて「痴呆症」なんだよなあ・・・。些末な事象は変わったが、高齢者の置かれている状況は変わっていない。むしろ悪化してるかも。政府の「人生100年時代構想会議」の第9回(2018年6月13日)議事録を読んだが、誰一人として認知症患者や介護を要する老人の処遇について発言していない。私の親も後期高齢者となった今、この本を改めて読み、しばし暗然とする。
0255文字
かすり
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1992年にノベルズで刊行された作品の二度目の文庫化。92年と言えば介護保険制度もまだ発足していなかったし、今で言う「認知症」は「痴呆」と呼ばれていた時代。…今から30年近く前の作品であるが、敢えて言えばヒロインの造形が古くさいくらいである。プロローグから圧倒的に読者を引き込む。立ち読みした人は即レジに行ってしまうだろう。私が特に感心したのは、30年近く前の作品であるにも関わらず、現代にも通じる先見の明に満ちた介護観が描かれていることだ。
かすり

挙げていったらきりがないが、自宅で暮らすことが本人の幸せに繋がるとは限らない、というエピソードを主人公に言わせる作者の見識にただただ感心し、脱施設化ですぐに地域、在宅と言いたがる行政に聴かせてあげたい言葉だと思った。ミステリからSFから幅広いジャンルで活躍する作者だが、また介護をテーマにした一級のエンタテインメント作品を上梓してくれないものだろうか。

07/26 06:25
0255文字
賀喜山
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老人病棟をテーマにした作品。
0255文字
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