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信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実~ 8 (8) (ヤングチャンピオンコミックス)

感想・レビュー
31

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トッパ
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フィクションの中で描かれてきた明智光秀の人物像がいかにデタラメだったのかが、よく分かる作品。原作者が明智家の血筋だからこその贔屓目も多少はあるだろうけど(特に光秀の見た目!)、世に流布されてきた光秀像が物語を面白おかしくするための脚色によるものだったことには、物語全般を愛する者として何とも複雑な想いを持たざるを得ません。それにしても、歴史上の人物の功罪を現代の価値観で判断するってのは、つくづく難しいものですね。
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ミント
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全8巻。明智光秀の既存のイメージを塗り替える説得力のある作品。事実がいかに書き換えられ流布され情報操作されイメージが作られ人々が洗脳されていくのか、というプロセスが丁寧で面白い。はたして、記録媒体も情報伝達手段も乏しく限られていた当時と現代と、どちらの方が人々を情報操作して操るのが簡単なんだろうかと考え込んでしまう。
0255文字
にく9
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ネタバレずっと光秀の真実(新説)で秀吉を歴史の本当の黒幕のように描き続けてきたが、宣教師や裏清洲会議のくだりなど読むと、単純に光秀だけが崇高な理想を持って逆賊の汚名を着せられ続けてきたことへの反証をしたというだけではないな。
0255文字
北白川にゃんこ
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よくやったぞ農民 百万年無税
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をよよ
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ツラい…。光秀の最期も秀吉の狂気も。
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てつ
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いま、ここに完結。われわれはまだ知らないことが多すぎる
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HIN
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誰がどのタイミングでどこに加担するかで戦況がオセロみたいにひっくり返る戦国の局面。 明智光秀を逆賊としておくと確かにシンプルなストーリーになるけど、こんな思惑だらけの様子を大河でやるとなると相当混乱しますよね…。
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ごみくず
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ネタバレ★5総評5.兵力差を埋める地形の山崎に誘い込む為の陽動や布陣の絶妙さから分かる事は、戦略戦術奇策の構築と旧来からの道徳は光秀、情報戦や詐術や武士の枠組みに囚われない冷徹な合理性は秀吉に強みがあったと見る。様々な手紙や日記を時系列に並べた検証は物語性と真実味のバランスも良好。光秀は唐入り阻止を強く描きすぎ主人公補正で美しく見えたが、実像は、軍略に優れる上に出しゃばり過ぎない性格な為か、主君に好かれ、流浪時代に得た方言で朝廷や幕府や在地領主等の取次役もできる。信長が自身と京都に近い拠点を所領したのも頷ける
ごみくず

この作品は人物の描き方が巧みで面白く、特に信長は江戸時代の物語によるような「残虐な革命児」というイメージを払拭し、中国通を基盤とした教養と謀略軍略を持った、大名として正統派に飛び抜けた有能さを持った麒麟児として描かれる所が非常に納得感があった。この信長の性質と思考力と信長の変容、そして本能寺の策略の連鎖が一番真実味と創作性が両立していて支持できる信長像だった。

03/31 03:18
ごみくず

そして秀吉は、先祖伝来の主君と所領を持たない生まれから来るであろう、異常なまでの権力への渇望が溢れる生命力に繋がり、既存の武士社会の道理や思考の枠踏みを度外視した価値観が、目的達成の為に徳治お構い無しの言動となる為、その合理性が読者には所謂「脛撃ち」を当然の権利として行う冷酷で薄情で残忍な人物として映る。しかし現実世界で権力構造を覆すというのは、ルール外の行動をルールに変えたり法的に非合法を行う事でなされる為、この秀吉の感覚が無ければ戦国時代はまだまだ続いていた。文句なしの巨星で見応えある秀吉像だった

03/31 03:32
5件のコメントを全て見る
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Tomoichi
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結局、光秀を格好よく見せるために、秀吉を悪者に仕立て上げた物語。
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のっち
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☆☆☆☆ 本編最終巻。光秀の、民の安寧の為に戦い、民によって殺されたというのが何とも皮肉で、彼の不運さも物語っているように思う。
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Taishi K.
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ついに光秀斬られる。光秀は信念に行きながらも、運命に翻弄された人だった。
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エノさん
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漫画版読了。 小説は未読です。 史実なのか創作なのか想像なのか、脚色はあるのか等、要は面白く明智光秀という人物以外の人間性も意外で発見できる。 しかし、生きるか死ぬかの戦国時代を生き抜き歴史に残る人物は誰であっても偉大だなとつくづく思います。
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マサトシ
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全巻読了。新説「本能寺の変」。信長を殺したのは時代の意思か。
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スター
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 ついに最終巻。最後まで引き込まれた。明智光秀最期の戦い、山崎の合戦から、話は始まる。
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あんちゃん🐳
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歴史は勝者の論理で作られるというが、そりゃあ勝者がその後の世界をつくっていくのだから、その辺うまく取り繕うのは当然だ。そうでなきゃ人心はついてこない。光秀が謀叛人であることを差し引いても、本来、判官贔屓な日本人だから、秀吉はそれなりにうまく情報操作したのだろう。光秀は、あの信長から厚い信を得ていた人物だ。そんな短慮で愚かなはずがない。光秀を聖人に描きすぎてはいるが、この説はぐっと真実に近づいたものと思いたい。安土城消失も、その後、台頭する旧織田家臣との戦いを見据えていた者の仕業とみるのは、とても納得だ。
0255文字
なめねこ
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漫喫で読了
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ぴっころ
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最初から最後まで明智光秀を曇りない善人として描かれていたのがやっぱ違和感あった。やってる事は正直今まで社会で習ってきた明智像となんら変わらないのね。そして次から豊臣秀吉編が始まるという、むしろキャラクター的にもそっちの方が楽しみ
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恵美
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信長は家康を暗殺しようとしていた。裏で秀吉が糸を引いていた。光秀は四国勢とかかわりが強かった。ここ数年に出た信長本の見解と、ほぼ同じ内容だった。歴史は勝者が作るものだけど、見事に秀吉に塗り替えられた気がする。
0255文字
りあ
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民の安寧の為に戦い、民によって殺された。 ちょっとずつ違ってたら、 光秀が負けることはなかったのかもしれない。 そしたら、光秀と徳川の天下になってたのか。 それとも、光秀と徳川が戦う歴史になってたのか。 面白いシリーズだった。
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RyoShun
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鯨波:鬨の声
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nas
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シリーズ通して信長が魅力的なところが良かったな。まぁ結果光秀があんま上がってる感じしないんだけど
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あっしゅ
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泣いた(T▽T)民のために戦い、民に殺されるって……。物語はどの立場から見るかでものすごく変わるし、現代ほどの伝達手段がないからこそ想像を掻き立てられて諸説いろんな可能性を考えられる。ロマンだなあ。今作で大分明智光秀への印象は変わった!
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みごり
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あ…7巻、読んでなかった。
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KAZUE
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ついに、完結。 情報番組で紹介されたことがきっかけで読み始めたけれど、最後まで本当に面白く、知らないことばかりで、勉強になった。戦国時代好きだけど、うわべだけだなあと思うことしばしば…改めて1巻から読みたい。 やっぱり信長は嫌いになれない。光秀の見方は完全に変わった。秀吉はやっぱり嫌い。 続きは興味あるけど、ますます秀吉嫌いになりそう。
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笠
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4 完結。明智光秀を徹底的に美化して描いていたのは間違いないが、今まで散々逆賊、裏切り者、3日天下の金柑頭として描かれてきたことを考えると、ある意味バランスが取れたかもな。明智がどこまで民のことを考えていたかは知る由もないが、秀吉が本能寺の変を知っていたっていうのはほぼ通説になりつつある気がする。今後も戦国時代は様々なメディアで、様々な形で語り継がれていくだろうけど、本作の明智のイメージは多少なりとも後世に影響を与えるかもしれない。もちろん作品単体としても十分面白かった。
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中津ゆか
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夢中になって最後まで読んでしまった。怒濤の最後だった
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komplex
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東照宮にも豊國神社にも行かない。
0255文字
ちんれん
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読了
0255文字
FGN.G
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面白かった。少なくとも脳内にいた時代劇に出てくる情けない光秀像は消えた。しかし続きがあるのか…。
0255文字
オレンジメイツ
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歴史は語る側で違うものなんだな。明智光秀は戦国時代では生きにくい人だったろうな。
0255文字
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信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実~ 8 (8) (ヤングチャンピオンコミックス)評価61感想・レビュー31