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燃える波 (中公文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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柊
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ライフスタイリスト、という耳馴染みのない肩書を持つ主人公。本業のスタイリストに加え、ラジオのパーソナリティなどをつとめ、精神的にも社会的にも自立し働く女性だが、夫との意識の擦れ違う日々に、次第に心が離れて行き… 自尊心やプライドって本当に厄介だなと思う。自分ではコントロールし難い感情の波に翻弄されながらも堪える主人公。言葉が届かない徒労感。母離れ出来ない男と、子離れ出来ない義母とのやり取りに、読んでるこっちまで疲れてしまいました。おむすび(猫)がどうにかされちゃうんじゃないかと、ひたすら心配でした。
柊

自己肯定感低めな主人公を認め、導く女優さんのセリフが印象的でした。モデルになってる人がいるんでしょうか?ちょっぴり堪能系な大人の恋愛小説。

06/16 17:37
0255文字
のたのた
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ライフスタイリストの帆奈美。ラジオ番組を持ったり女優のスタイリストをやったりおとても充実した40代を送ってそうだが夫、隆一がどうよ。カスすぎてイライラ。結果的にはプライベートも充実して良い人間関係の中で新たな一歩を踏み出せて良かった。とても綺麗な雰囲気。面白かった。☆3.5
0255文字
Shino
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これこそ、恋愛小説!!! ベタベタだな〜と思いながらも、めちゃめちゃときめく。こういうのたまには必要…細かい設定、ディテールの作り込みがこういうベタな話ほど必要なんだなと思う。だからこそ話に入り込める。
0255文字
Koji Hozumi
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ライフ・スタイリストの傍ら、ラジオのDJをし、充実した日々を過ごす主人公の女性。あるきっかけから、大物女優と仕事をすることになる。仕事とは逆に、プライベートには大きな問題を抱えていた。女優と仕事をする内に、女として、一人の人間として、新たな自分を見つけ、新たな人生を歩み始める話。 テレビドラマを見ているかのような内容だった。大人になると、プライドや世間体にとらわれてしまう。その殻を破るためには、大切と思える人の存在があるのだろう。粗利前だけど、その先に見える景色は、間違いなく、今日と違う景色だと思う。
0255文字
みーちゃ。
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ネタバレ許すこと、自尊心、失うこと・・・この3つがこの本の柱なのではないかと思いました。どれも大きく頷くことが出来て、ほなみを通して教えられたように思います。
0255文字
スギヒロ
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何と情けない夫でしょうか。自分より妻の方が有能で稼ぎもそこそことなるとこうなってしまうのでしょうか?一方、結婚を含め、新たな人生を進めるのも良いかも。
0255文字
yahiro
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★☆☆ 全体的に浅い。
0255文字
たらみんと
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全体的に静かでオシャレな雰囲気。そんな中にも情熱的だったり憎悪が描かれている。猫のおむすびが可愛い。
0255文字
レラ
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ネタバレお洒落で上品な文に吸い込まれるように読了。ちょっと出来過ぎた内容だとは思うが、帆奈美の才能を羨ましくもあり憧れる。仕事に対して真摯に向き合う生き方を見習いたいと思う。ただ帆奈美が若さとはいえ、心ときめくような恋愛をせずに隆一と結婚したことがちょっと不思議(笑)。 2021年初めての読了本。出会えて良かった。
0255文字
mnmn
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お洒落でさらりと小綺麗にまとまった、上品な作品でした。海外の空気感、映像が目に浮かぶように伝わってきて、コロナ禍ゆえに余計に羨ましい。ただ、林真理子の『不機嫌な果実』を割と最近読んだせいか、そちらと比べるとやはり人間のどうしようもなさ、現実味、生々しさがあまりになく、個人的には物足りなかった…主人公サイドがひたすら善!で、自分も過ちを犯しているのに、周りは理解してくれ、社会的地位も失わず、夫とはすんなり別れられて…と少しご都合がよろしい感。女性向け自己啓発本っぽい抽象的アドバイスもちらほら。
0255文字
JKD
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夫婦共働き、猫一匹、子供なし。共働きゆえに仕事優先になり、少しずつ心の距離が開き始める。やがて夫 隆一の浮気が発覚。この衝撃的な事実で鬱積した嫌悪感がついに泥沼化。プライベートは泥沼だがライフ・スタイリストとして活躍する帆奈美の仕事は着実に成功へと進んでいる。そこに現れるカメラマンの炯がこれまた男前。心と身体に沸き上がってくるさまざまな葛藤に翻弄されていく渦中でついに夫の隆一との修羅場を迎える。人生を満喫するなら何らかの形で心を断捨離することも必要ってことですかね。極上でお洒落な大人の物語でした。
0255文字
れーち
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★★★★☆
0255文字
s.y
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亭主とその母親が最悪。こんなご都合主義の親子まだいるんだーって感じですね。でもこういう夫婦多いと思うな。好きだからでは無く、気分を害されると嫌だから気を使う。年月重ねると大概の夫婦はそうなるよね。
0255文字
珊瑚
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ネタバレ水原瑶子の言葉に重みがあった。生き生きと仕事をする主人公が羨ましくもあった。 行ったことのない場所でもイメージできてしまう描写はさすがムラヤマ!と思ってしまった。 今は気軽に海外には行けないけど、イマジネーションで主人公と共にイギリス、フランスに出かけた気分になれた。
0255文字
のりちゃん
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立場は全く違うけれど、同じ女性として、自分が立ち向かわなくてはならない困難に立ち向かう姿に勇気をもらえます。
0255文字
クズティ
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7月21日
0255文字
クズティ
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8月18日
0255文字
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燃える波 (中公文庫)評価62感想・レビュー17