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老いの落とし穴 (幻冬舎新書)

感想・レビュー
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カオリン
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父を3年前に見送り、弱ってきた母がいる身には、響く内容でした。自由気儘に生きた父が亡くなった時に、悲しまずに見送れた理由も分かったような気がします。自分が後悔しない為に、どれだけ母と関われるかも考えさせられました。 そして、何より自分の生き方を見つめ直すきっかけになる内容でした。良い人生やったな、と満足して生涯を終えられるように、毎日大切に生きて行きます。
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FUKUIKE
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★★★☆☆ 老後は人生の総決算、これまでやってきたことの負債を自分の身体で返す時期が老後、等々いろいろ手厳しい言葉を受け止めながら読了!しっかり老いと向き合いながら後悔しない老後を迎えたいと読後思った!
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gorico
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読書メーターのレビューでもらったコインで読了した電子書籍。いや~心にグサグサ刺さる辛い内容だった。「人生を生き損なった人たち」の負のオーラに満ち満ちており、めちゃくちゃ重い。ただしもちろん参考になる部分もあるし、少なくとも自分は自分の今日現在に責任を持って生きようという気にはなれました。
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わかんない
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ピンピンコロリとはなかなかいかない、無自覚に老いてはいけないということは良くわかった。介護はゴールの見えないマラソン。やりきれないねぇ・・・
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みぃ
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一方的に周りを批評する著者に反発を感じる部分もあったが、自分の生き方を再点検させてもらえた本。ただ、独りよがりの正義を振りかざしているように感じ、彼女の様な身内を持ったら堪らないだろうなぁと兄嫁達に同情した。 ⭐︎3
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hitokoto
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 遥洋子「老いの落し穴」、2020.11発行。あまり参考になりませんでした。失礼しました。
hitokoto

こかげさん、「私にとっては」でした。

08/18 15:23
hitokoto

コメントとナイス、有難うございます!

08/19 03:07
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hisa_NAO
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父と母を見送った作者からの、重い問。「懸命に介護した人間がなぜ、自責と後悔と釈然としなさを抱えて生きなければいけないのか」「大切な人の死は、それを大切に思う、別の人間も殺すのだ。」 その答えは、「よく生きる」こと。個性と自分自身が出会えること。彼らが自身の人生をよく生きたのであれば、残される側も心安く見送れる。 「~私は毎日を必死で努力し、目標と楽しみを見出してやる。私は決して不幸を生きない。要介護者が発した多くの言葉は、「好きに生きろ」というメッセージ。」 あらゆる言葉が、魂の叫び。この本、響きます。
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阿井植夫
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とても参考になった。
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ニコ
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★★★★☆
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むつこ
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最近TVで見かけないと思ったら、親の介護をしていたのね。いろいろ親の介護本を見てきたが綺麗事にしない赤裸々さに納得できた(どの本も同じようなことは言ってるけど)改めて身近な人の看取りの心構えや接し方を学べた。
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ゆー
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死際しんどいのは後悔を世の中や他人のせいにしてそのままにしてしまったり、めんどくささで自分を大切にしなかったりすることが返ってくるんだなあと感じた。あの時ちゃんとしとけばよかった、と思わないようにしていきたい。
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おか
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ヘルパーという仕事をしていることと、自身が70歳を超えたことにより 介護をする立場とされる立場から考えられる様になった。する立場からすると どうやったら利用者さんが心地よく思ってくれるか、今一体何を欲しているのか 何をして欲しいのかを考える事が多くなった。そしてされる立場になったら、著者のお母さんと同じ様に「違う!それしないで!」と若いヘルパーに叫ぶ私がいます。きっと私はうるさい利用者になるだろうなと予測できます(笑)見方や気づき方は教えても わかってはもらえない事の方が多い。→
おか

クリママさん 叫んでも良いと思います。その叫びをきちんと理解するヘルパーを育てる事が必要なんだと思います。今 現状としては 叫ばれると怖がる という図式ができてしまっています。

01/09 22:59
クリママ

いずれそんなヘルパーさんにみていただけたら安心です。でも「神様のカルテ」に出てきたような、物わかりの良い、優しいおばあさんが好かれるのでしょうね…

01/10 15:22
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ひとちゃん
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快活な大阪弁でお笑い番組に出演している作者ですが、慧眼の持主とお見受けしました。ご両親の介護を経験して、また五人の兄君の老いゆく様を見て、一家言お持ちです。「人間は死を考えない仕組みになっている」「不用意に老いるには危険すぎる日本社会」等。文章構成に少し難がありますが(これは編集側の問題)、その分ストレートなエピソードを聞くことができます。介護者の一般心構えとは異なり、独特な視点の一冊です。
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KEI
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 読友さんのレビューで知った本。二人の母達が出来ない事が増えて介護は他人事では無くなった。本書は実際に親や兄の介護をして、介護者や被介護者の問題について書かれていた。いかに良い最期を迎えるかは、看取る人にも大きく影響する。また介護者も被介護者をいかにしっかり「見て」「気付く」「関心を持つ」が大切だ。介護者はイマジネーションが大切なのだと思った。また自分の人生が満足出来る為には若い頃から健康に留意する事が書かれてあった。私もPPKを望んでいたが、それは甘い考えだと分かった。死に際に後悔しない様にしたい。
クリママ

KEIさん、早速お読みいただいて、うれしいです。私もあちこち自分の甘い考えに気づきました。まだ、当分頑張らなければいけませんね。おかさん、お久しぶり! おかさんも、ぜひ!

11/17 21:19
KEI

クリママさん この本は私たちの年齢には必読書ですね。教えて頂きありがとうございました。

11/17 22:47
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クリママ
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タレントで作家である著者が、両親の介護経験から後悔しない老後を考察する。懸命に介護した人ほど自責の念にさいなまれる。それを他人からの一言で救われることがある。「孝行とは親のためにあるのではない。孝行する側のためにある」。その通りだと思う。そして、介護する側からの経験談の多い中、この作品は、介護される側に視点を転じて、その苦しみを指摘する。孤独感にさいなまれ、自分が望むように介護してもらえず、苛立つしかない悲しみ。すべてに賛同するわけではないけれど、老いを迎える心構えを示唆される、大変有意義な本だった。
クリママ

いつも、拙いレビューに気づいてくださってありがとうございます。介護にも、自分の覚悟にも、ぜひ本で読んでいただけたらと思っています。感想を楽しみにしています(*^^*)!

11/05 17:24
KEI

良い本を教えて頂きありがとうございました。これからの参加にさせて頂きます。

11/14 15:02
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とよぽん
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遙 洋子さんの腹底からの叫びが聞こえるような1冊だった。老い衰え、弱者となっていく(今のこの社会では)ことに、覚悟を迫る。要介護者になるか否かは誰もわからないが、それまでの自分の人生を生ききった,手応えのある充実した人生だったと思える、そんな生き方をしようと。激しく、厳しい言葉から、後悔しない老後の迎え方を考えさせられた。40代からの心身の準備が必要、とあって60代に入った私は少し焦った。
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雪うさぎ
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ネタバレ老年の親にまだ介護は必要はないが、老いていくことへの不安を抱える心をどんなふうにケアしていけばいいのかは最近の自分の課題になっている。 そういった本があるようでなかったので大変参考になった。
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まさこ
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ネタバレ寝たきりの側の本音視点をいただいた。ALS女性の嘱託殺人事件の手記は、報道のされ方とのギャップに言葉なし。うーーーーん。「生きたいように生きた人」の介護は楽、というのは初めて接した言葉。高齢者の時間感覚と「待ち」については成程気を付けよう。気づかないでキッチンを掃除するタイプ。「最後は施設」の本当を想像したか?これはリアルだわ。老いの先取り。
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いーたん
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冒頭、「どうして、こんなに介護について後悔が残るのか?」という問題提議があり、その後、両親や兄、高齢の知人のついての自らの介護体験や友人の話を通じて、鋭く分析。本当に老いると自分では気が付かない、老人がイライラしてるわけ、介護に期待をするな、老いを先取りする…人生の少し先輩女性の話は目からウロコの参考になることばかり。生々しいまでのエピソードが紹介されているから、世間のものさしで生きると最期に後悔する、不用意に老いるには危険すぎる日本社会、という言葉にとても説得力がある。この本を読めてよかった。
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薦渕雅春
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帯の「親の老後は、自分の老後の未来図。」に、成る程と思う。はじめに、には「親の老後とは、目を背けずに思考すると、自問自答する契機になる。」「親の介護や看取りほど、自分の情愛や冷酷さ、身勝手さや弱さ、恋慕や未練を思い知るものはない。」と。自分自身と父親との関係を見つめ直す為にも読んでおこうかと。本文中「孝行とは、親や高齢者のためにあるのではない。孝行する側のためにある。」との表現にも納得。自由に生きたか、心身が健康に生きてこられたか、物質的のみならず目に見えないものの豊かさを味わってきたか、も大事かと思う。
あすなろ

興味あります。ポチさせて頂きます。

06/22 06:46
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サワークリーム
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親世代の介護、看取りを通して自らの老後を考察する。老年期の問題は、そこに至るまでの生き方の問題が表れているに過ぎない。結局老後とは、自身の生き方の総決算なのだと思い知らされる。好きなだけ食べて飲んで吸って(タバコ)コロリと行く、なんて不可能。体のメンテナンスを怠る、知性を磨かないなどの生活のツケは、老後、自身に跳ね返ってくる。当たり前だから恐ろしい。介護する側の適正?について触れていたのが参考になった。やはり、我が夫に期待するのは無理そうだ。自分の老後は自分で責任持たなければ!
A.K

息子さんのこと、想像するだけでも苦しいです。近い将来、母親の介護をする日が来るかも知れないと思い始めていましたが、自分の老後も大切ですね。不摂生な生活なのでサワークリームさんの感想を読んでドキッとしました。

02/15 14:13
サワークリーム

samさん、コメントありがとうございます😃そうなのー!ピンピンコロリしたければ、年取ってからじゃダメって💦ドキッとすることがたくさん書いてありました😅わかっているけど、つい…なんです。

02/15 22:35
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coldsurgeon
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自分が老い、その行き着く際に想いを馳せる。老いることに不安しかなく、いづれ何らかの介護を受ける身なのかもしれない。良い人生だったと言って、逝ければ幸いだが、きっとそうではない気がする。人生の嘆きは、歳を取るほど顕在化する。世間の物差しで生きると、死に際に後悔するだろう。「楽しい」を永遠に追い求めることが、「生」そして「生きる」ことなのかもしれない。
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Go Extreme
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介護は死んだら終わり、ではない;後遺症 死にゆくものの人は生きる上で物語必要 わかり合えない親子→介護期になってもわかり合えず 老いの落とし穴;食べなくなる=食事がまずい 親孝行=罪滅ぼし 老人特有の時間間隔 老人・常に訪問者を待っている 弱者になり初めてわかる老人の心のうち 気づく人の言動 家族介護=賭け 人間の最期からわかること;子・親のあるがままを見て育てつ 無念を吐く人の共通点 老いの先取り;老後=人生の総決算 不用意に老いるには危険すぎる日本社会
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イズル
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自分的には新しい気づきがたくさんあって購入してよかったなと思う1冊。「残念なことに、どれほど親が老いても関係性はかつてのまま」「介護期とは、"仲のいい母娘”というのが白昼夢であると、再認識する期間だ。」『プロでも、介護経験者でも、医師でも、家族でも、この「見る」「気づく」「関心を持つ」という3つの感性が必ずあるとは言い切れない』介護士さんやヘルパーさんはプロだから任せておいたらいいのかなと思っていたけど、当たる確率は「病院で出会う点滴注射のうまい看護師さんぐらいの確率」らしいことを知って驚いている。
イズル

また第三章、四章はよく咀嚼したい。「老後とは、人生の総決算だと思う。これまでやってきたことの負債を自分の身体で返す時期が老後だ」無茶な生活をしていると早いうちから介護が必要な生活になってしまうということであると思う。私も色々問題があるから60歳後半になるまでには老いた生活に安心な住居空間を実現したいと思う。「真実老いたら、もう老いたことの自覚が持ちにくい。60代後半以降は、環境の変化に適応できない、守りと現状維持の時期がくる」という言葉も真実だと思う。柔軟性や好奇心を失わない老後でありたいと強く思う。

12/11 02:24
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老いの落とし穴 (幻冬舎新書)評価87感想・レビュー24