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書きたい人のためのミステリ入門 (新潮新書)

感想・レビュー
187

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saby
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とても読みやすくわかりやすい本だった。 前半のミステリの要素の章では数々の既存の作品が挙げられていたが、ネタバレなしのに魅力がしっかり紹介されていて、それだけでもとてもワクワクした。読みたい本が増えてしまったので今後少しずつ読んでいきたいと思う。
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slice
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別にミステリーを書こうと思った訳では無いが、ブックガイドとして優秀という話を聞いたので購入。しかしながら、ブックガイドというよりも、『如何にミステリーを面白く書くか』という点がとてつもなく面白く、ノリノリで読んだ。good。ミステリー小説家志望の人間は、ハリウッドのなんたらかんたら、セーブキャットがあーだこーだよりも、こちらの新書を強くおすすめしたい。私の好きなミステリー小説が『なぜ面白いのか』を再確認することが出来た。良書。
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tuppo
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編集者として20年近く新人賞の事務局で下読みをしてきた。
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kij156
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ミステリーの基本的なセオリーがわかる。ここに紹介されている本は読まないと😰
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メンフクロウ
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著者の方は大学でミステリー研究会に所属されていたそうで、名作ミステリーを紹介するときの語り口が『十角館の殺人』のエラリイのようでした(帯も綾辻先生ですし) 本格ミステリーがお好きなようで、広義の意味のミステリーに難色を示されていましたが、個人的には社会派ミステリーが好きなので、そこは賛同できず。「名探偵みなを集めてさてと言い」的なお約束について語られると、それはもう古いのでは……と思ってしまった。 とはいえ、そういう基本の基本は大事なので、有識者の方がこのような本を出してくれたことには感謝です。
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wang
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ミステリー小説の編集者によるミステリー小説の書き方。編集者だから当然大量のミステリー小説を読んでいるし、新人賞などの下読みもするから志望者が陥りやすい間違いに気が付きやすい。多くの先例を引きつつもネタバレにならないよう記述している。伏線の説明で読者の印象に残りやすいように書きつつ、伏線と気がつかせない方法として述べている本の例は秀逸だ。作家希望者に一番必要なのは発想力に加えて、作品を仕上げること、そして推敲する力、無駄な記述を削除することを上げる。もっともだ。
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cocoon
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珍しくタイトル買いした一冊。書きたいわけではないけど…と恐縮しつつ読み始めたら冒頭に「読む専門」という人こそ、是非、読んでみて欲しい、と書いてあって一安心(初出のタイトルの『読みたい人、書きたい人〜』の方が手に取り易いような気も)。著者は伊坂さん・道尾さん・米澤さんらを担当していた(でいいのかな?)という事でテンションが上がったし、説得力も増した。『伏線』の解説はなるほどとなり、何より著者のミステリ愛の深さを感じずにはいられなかった。
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えみ
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よく考えてみれば「あのミステリが良かった」「このミステリが好き」と“ミステリ”というものを深く理解しないで何となくの雰囲気で“ミステリ”というカテゴリを語ってきたけれど…実はこれこそミステリというもの!という確信があったわけじゃない。今更ながら気付くなんて…自分のことながらテキトーだなと呆れてしまう。書き手の目線から知ることができるというこの本は、ミステリとは何か?を知るいい切掛けになった。何より多くの「これは!」というミステリ小説が紹介されているのも嬉しい。没入感。個人的に優秀なミステリはコレだと思う。
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井上新海
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ミステリー小説の編集者が書いたミステリを書きたい人のための本。過去の有名な作品を例として出しながら、ミステリの定義や定番トリックの例、どんなミステリが良いのかを書いている。書きたい人向けの本ということもあり、書く際に意識したほうが良い事についても触れられている。 有名な作品の例を出していることもあり、ミステリを読みたいがよくわからない人が読んで興味を持った作品を読むという使い方も出来そうだと感じた。
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yyhhyy
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編集者による本。過去作を読み込んでないとうっかり同じトリックを使う可能性があるから注意しろ等々。入門とあるだけあって広く浅く。
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ZKon
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ミステリを読む楽しみを広げることができる良い本でした。ミステリを書く上での書き手の苦労・工夫がわかり、読書時の注目すべき箇所を増やすことができた。また、魅力的な作品がネタバレなしで紹介されあるのもよかった。自分でも文章を書き賞に応募してみるのも楽しいのかな、と感じました。
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かなすた
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入門書には入門書だけど、作家ではなく小説新潮の元編集長による入門書。よって後半は新人賞についてのあれこれがメイン。もちろんミステリとは何かの定義から始まって、気をつけるべきポイントも章ごとにわかりやすく分けられてるし、参考になるであろう作品も多数挙げられている。ミステリの入門書としてはとっつきやすい一冊かと。なにより例え話がわかりやすくて◎。
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水理堂
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ミステリ小説の構成から、デビューまでの過程について、色々なアドバイスとか考えがあって、別に書きたい人じゃなくても、ミステリ小説好きにとって、ミステリ小説を読むあるいは鑑賞することにも役に立てると思います
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たけのこ
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トリックさえ思いつけばこの本を参考に書けると思うけどトリックの作り方は載ってないので難しい
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7010R
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最近ミステリー小説がマイブームなので読んでみた。これを読めばミステリー小説を書ける……かも?。古今東西の様々なミステリー小説が紹介されているのでブックガイドとしても活用できそう。
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サントモ半田
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ミステリの約束事、重要な要素を紐解いて教えてくれる良著。体系的な学びを得られた。面白い作品を例に挙げて説明してくれることから。単純にミステリ入門としても良い気がする。
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るね
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小説をより面白く読むための手引きでもある。本読みながら本が読みたくなった。
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コマンドー者
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新潮社の編集者で、ミステリー新人賞の下読み委員などをしている著者が指南するミステリ入門。わかりやすい内容だが、ハウツー本としては初歩的過ぎる内容のきらいがある。
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とみー
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とても参考になりました。やはり読み手の視点は重要だということが改めて理解できました。 私自身もまだまだ読書数が少ないなあと感じましたし、1冊だけでも謎の深い小説を書いてみたいと本気で思いもしました。
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ちい
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二日にわたって一気読み。これを読んでから、ミステリを書いてみようと思って。が、読み終わったら逆に敷居が上がって書けないような気がしてきた。ミステリの要素を分解して、それぞれの方法を、実際の題材タイトルを挙げながら、レクチャーしてもらえる。実際、すべて語ったら作品のオチを言うことになるので、さわりが記されている。つまり、やはり、ある程度はミステリを読まないと、何たるかはわからないよ、と言われている感もある。読まずに、一定のレベルの物を書いてみたかったんだけど。幕間にあった短編をまずは読んでみることにする。
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HANA
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長年ミステリ新人賞の下読みをしてきた著者が紐解くミステリの書き方。とは銘打たれているものの、書く人にとってだけではなく読む側にとっても非常に参考になる。ミステリを構造的に分解、解説して、気を付けるポイントが書かれている為、今まで読んだミステリに当てはめて考えるのも面白いかも。特に連城三紀彦「花虐の賦」を例に挙げて分析した部分は、自分もこの作品「戻り川心中」と共に初めて読んだ時に世界が逆転する衝撃を受けたので、非常に嬉しく読めた。巻末の引用作品一覧も興味深く、またミステリを片端からい読みたくなる一冊でした。
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ayumii
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書きたいわけじゃないけど、書く側の気持ちを知りたくて読んだ。これだけたくさんのミステリを例に挙げながら、ネタバレしているのが一つだけなのはありがたい。有名作家の完璧なミステリが溢れているこの世界で、新人として注目されるには、小手先の文章表現云々の前に、誰も考えなかった新しい発想で読者を驚かせなくてはいけないという…きっとデビューのハードルは年々高くなっているんでしょうね。それでもそこを乗り越えてくる新しい才能を、読者としては楽しみに待っています。
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よび
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GWの積読本消化。別に書きたいというわけではないけどミステリーの構造を体系的に解説した本を読んだことがなかったので整理がてら読んでみようかと。目的は達成されたのだけど、後半はミステリーと言うより単純に作家になりたい人向けの教本みたいになっていたような?作中でタイトルの付け方を論じていたけどまさにそのタイトルにやられた感じ。巻末に引用作品の一覧を付けてくれたのはありがたし。
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ニョンブーチョッパー
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★★★★★ 読者目線で者なく、書く側(作り手側)の視点からのミステリ入門でなかなか面白い。しかも実際の書き手が書いているのではなく、いろいろな作家の卵の原稿を読んでいることの強みを持つ「編集者」という第三者的立場からの視点でもあるため、独りよがりにならずにすんでいる。巻末にある「本書で紹介した作品一覧」は半分以上既読だけれど、未読既読本関係なく一通り読んでみたいと思った。
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なべさん
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編集者として務めて、ミステリー小説を具体的に挙げながら、構造の説明など、分かりやすく紹介していく。ミステリーを書きたい人はもちろんのこと、読み手の人にも編集者視点を分かる面白い本。
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Matsumouchakun
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まさに入門書。テクニック的なことよりも心構えかな。
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たらお(専門書用アカウント)
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ミステリとは何かを丁寧に解説してくれます。 著者が編集者として20年もの下読み経験がある方なので、読者と編集両方の目線で語ってくれて面白いです。 「伏線の張り方」「謎について」「嘘に関して」「視点の切り分け」「補助線を引いておく」 などミステリを書く上で押さえるべきポイントが詰まってます。「謎を作るだけじゃなく、どのように配置するか」は目から鱗。 様々な作品も紹介されており、知らないタイトルに触れるきっかけにも。 デビューまでのアドバイスもあり、どうすればミステリーが書けるかをレクチャーしてくれる一冊。
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nukko
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マーダーミステリーで遊ぶ機会があり、推理の参考になるかなーと思って手に取りました。とても読みやすく、ミステリーについての説明も大変わかりやすくて純粋に面白かったです。例に出される作品がどれも気になり「読みたい本」が一気に増えました。
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ひこ
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濃い内容を分かりやすく書いていて、とても面白かった。読みたくなる本もたくさん出てきました。ミステリはエンターテイメントの王道ですね!
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ヴィル
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紹介された作品リストのなかで読んだことある作品が5作くらいしかなかったことの方に衝撃を受けた。まだまだミステリは読めてないジャンルなんだなと
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芽
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ネタバレ編集者の目線から書かれたミステリの指南書。ミステリを書きたい人だけでなく、読むのが好きという人にも勉強になると思う。例に出されている作品を是非拝見してみたい。
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t
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500冊目!タイトルに偽りなし。小説指南書は何冊か読んだが、本書はミステリ一点突破でわかりやすく解説してくれる。選考員(事務局)目線での基準なども書かれているので、ミステリ作家を目指す人には一番オススメ。すべての道はミステリに通ず!
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Booske40
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ブロ中のプロの編集者の一冊だけあって、膨大な勉強量に裏打ちされた確かな目線での教えを学ぶことができる。それにしても人に読んでもらえるミステリを書くことのハードルの高さよ。
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はるう
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ミステリの勉強も兼ねて。ミステリ作家目線、プロ目線でどういうことに重きを置いてミステリを書くべきか。あとは、ミステリとは何たるものかを知ることもできる一冊。書き手はもちろん、読み手にも良き本です。
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Mako
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面白かった!この本で紹介されている作品をすべて読みたくなった(再読も含めて)。概要としては、ミステリの押さえるべきポイントとして「謎」「伏線」「論理的解決」をあげている。魅力的な謎、そこに手がかり、伏線があり、その情報をもとに論理的推理を組み上げ、最終的な真相にたどり着く。ミステリとはそんなタイプの物語だと定義している。確かに、解決シーンでのぴたりとハマったときの快感は堪らない。本のタイトルは「書きたい人のための~」だけど、「読みたい人」も対象になるかと思います。よりミステリを楽しめそう。
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DSCH
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新人賞事務局で下読みを長く務めた編集者によるミステリを書きたい人に向けた入門書のようなエッセイ。様々なミステリのお約束から編集者ならではの視点から見たミステリの特徴など興味深く読めた。
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jackbdc
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ネタバレ読み手として、活字で謎解きを演出し読者に満足を届ける行為に漠然とした尊敬の念を抱く。一方で私自身はこれまで殆ど読んできていないし当面は時間を割くのも難しいので、老後の楽しみとして取って置きたい。抽象化すればミステリ以外の著述、活字以外の表現活動や日常生活における振る舞いにも応用できる要素が学べたかも。印象に残ったネタ3つ、1.伏線:これを楽しめるようになるのが目標かな、2.長さ:長さにより読み方(集中力や記憶力)が変わる事に配慮する必要があるとは確かにと納得、3.世界観:微細な部分に拘る力は私には無いな。
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🎈newみなみ🎈
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大学の研究のため読了。「書く」予定はなくともミステリー好きにはぜひ読んで欲しい本。伊坂さん、道尾さん、米澤さんなどと併走してきた編集者の書いたミステリー論と言えば気になる人も多いのではないかと思う。ミステリの要素として謎・伏線・論理的解決の3つを上げられているが、それぞれとても納得感が高く、うんうんと頷きながら読むことができた。具体的な作品が多数挙げられていたが(もちろんネタバレはない)、海外の作品など読んだことがないものも多く、読書欲が凄く刺激された。とりあえず本作にも紹介されていた積読本を消化しよう。
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青沼ガラシャ
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連城三紀彦の傑作「花虐の賦」の分析があるのが嬉しい。「書きたい人のための」とタイトルにあるけど、より深くミステリを楽しみたい人も読んで損はないかと思う。ミステリにむっちゃ詳しい先輩に出会えた感じだね。
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夕凪
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以前に読んだときよりもミステリーに対する解像度が上がっていたので(あくまでも当社比)、より実感を伴った理解ができた気がする。
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