読書メーター KADOKAWA Group

神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
21

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
市太郎
新着
kindle版にて再読。「かえるくん、東京を救う」を読み返しの為だが結局、全部読んでしまった。村上春樹の著作で、何となく初めてちゃんと読めた、という気になったのがこの短編集だった。奇しくも私が読み始めた頃、宮崎県の地震が起こり、暫く不安だったのだが、今は大丈夫。恐らくかえるくんが、また救ってくれたのだろう。しかし、当時、ニュースで知った神戸地震は衝撃的であった。そして今でも恐怖は薄まるどころか増し続けている。「アイロンのある風景」の不安が今、リアルに伝わる。だが負けてはいけない。僕らは蜂蜜パイを作るのだ。
ぼむ☆

最近kindleで村上さんの作品を読むのがマイブームなのですね(笑) 私はkindle苦手です。でも物を増やさないようにkindle版を買うこともあるのですが、なぜか最後まで読みきれません。ああ、今もかえるくんが南海トラフ地震を食い止めてくれてるのですね。なにもしてあげられないですけど声援送り、蜂蜜パイを作りましょう!!

08/23 13:49
市太郎

kindleに関しては、私も苦手なんですが、特に読み返したい時とかは歯がゆい感じなるのが嫌ですね。端末を買ってしまったので使っているのですが、旅行なんかでは便利です。余談ですが、私は20年くらい前からお守りとして、かえる柄の手ぬぐいをバッグの中に入れて持ち歩ています。かえるくんにはいつも感謝ですね。

08/25 10:53
0255文字
鹿野苑
新着
 神戸の震災後の短編連作。村上春樹は神戸市出身なので気になることだったのだろう。  地震にまつわる短編。被災地からちょっと離れたところで起っている、地震と距離があるようで関係しているストーリー。 ・UFOが釧路に降りる  この先どうなるんだという男の前にいろんなことが勝手に起っていくような話。 ・アイロンのある風景  たき火、いいよな
鹿野苑

・神の子どもたちはみな踊る  宗教二世問題について、信仰について考えさせられる。 ・タイランド  白い石は、蛇に飲み込まれたのだろうか ・かえるくん、東京を救う  片桐さんの前で消えたかえるくんは・・・ ・蜂蜜パイ  大学生の頃を思い出す。 読後感は痛みを伴いながら顔を前に向けている感じだ。とてもいい。

10/16 00:33
0255文字
Tsu chichi
新着
地震の前後の6人の主人公たちの話。「かえるくん、東京を救う」と「蜂蜜パイ」が好き。
0255文字
ciao
新着
Audible 村上春樹うーん昔から何冊か挑戦するがよく分からない。ファンタジーちょっとエロ要素あり。しかしエロもエロエロしている訳ではなく、サクッと普通の文の延長に入っているだけで入れる必要ある?といつも感じる。主人公はアンニュイな感じで全体的にオシャレ感が漂う感じ?でもちょっと古い昭和の匂いがする。
0255文字
島村ハッピーソング
新着
なんか不思議なふわっとした読了感できらいじゃない なんでそこに下ネタを…ということはありましたが…
0255文字
shun( 早瀬俊)
新着
先月読んだばかりだけれど、今度は最初から順番に通読する。阪神淡路大震災から27年、東日本大震災から11年。この国は、かろうじて神の子供の祝祭によって守られている。その踊りはかえるのように見え、かつよくみると数少ない良心の欠片をもった子供たちだ。この国を守りたい。愛する人とずっと静かに暮らしていきたい。唯一の友人と語り合える夜を大切にしたい。果たして願いはかなうのだろうか。確実に大地震がこの東京を襲おうとしている。僕たちは立ち上がらなくてはならない。日本国の神の子供として。
0255文字
Mikey
新着
前半はよくわからなくて作者らしさが出ていてかえるくんでやっと思惑に勘づき蜂蜜パイでホットため息をついて気がするような作品だった。短編集で震災から何かを抱えた人たちを描くが著者らしいもや〜とした展開が心地いい。
0255文字
まどろみ方改革
新着
率直な感想: 全編に漂う乾いた緊張感。 好きな場面: 「ちりんちりん」
0255文字
内臓
新着
ネタバレ「かえるくん東京を救う」が切ない。いつも何かを助け、何かに助けられるけど、実体は掴めず消えていってしまうという切ない印象。かえるさんと呼ばれるたびに「かえるくん」と言い直すところ、「蜂蜜パイ」で「とんきちでしょ」と鋭く指摘する沙羅など、細かい描写が好き。
0255文字
雲國斎
新着
ネタバレ阪神淡路大震災の後で、まったく関係のない六人の身の上にどんなことが起こったか?著者初の連作短編。 たまたま図書館で見つけて読んだが、どの作品も不思議な魅力に溢れている。最後の「蜂蜜パイ」が特に好き。時に、「かえるくん、東京を救う」の最後の片桐のセリフ「機関車」は、どういう意味?
0255文字
Yasuhiro Imai
新着
蜂蜜パイよかったです。
0255文字
Yasutaka Nishimoto
新着
阪神淡路大震災で、その後に変わってしまった世界ができる。その世界を生きる短編集。現実ではその後に大震災があったわけだが、単行本が出版されたころは、でかいそれは阪神淡路が最後だった。性格には松本サリン、地下鉄サリンも同時代のでかいそれだった。もうこれ以上のものはと思っていたら東日本大震災、そして現在進行形の新型コロナ、結局落ち着かない中で、自分たちは生きていかなければいけない。なるべく当事者にならないようにと、他人事として考えている自分はどこかにいる。でも、やってくるそれには、視線をそらすわけにはいかない。
0255文字
尼西基馬大意
新着
「目を閉じ、白い月の光を肌に感じながら、善也は一人で踊り始めた。深く息を吸い、息を吐いた。気分に合ったうまい音楽を思いつけなかったので、草のそよぎと雲の流れにあわせて踊った。途中で、どこかから誰かに見られている気配があった。誰かの視線の中にある自分を、善也はありありと実感することができた。彼の身体が、肌が、骨がそれを感じ取った。しかしそんなことはどうでもいい。それが誰であれ、見たければ見ればいい。神の子どもたちはみな踊るのだ。」(本文108ページ)
0255文字
めろん
新着
神戸で起きた地震に関する短編集。かえるくんの話が好きだった。
0255文字
り
新着
短編集だが、毎話に性器のワードが入っていて笑ってしまった なんで? 話がとても唐突だなあと感じた、急に始まり急にぶつ切りになるような。 これは連作なのか? 村上春樹が海外受けするのはなんとなくわかった。 あと、大体男がキモい。女はフィクション。
0255文字
アマビエ・ジャパン
新着
友人のススメで読みました。 ノルウェイの森以来の久々の春樹。 個人的には、露骨な性描写が嫌い。 そのペニスの下り、なくてもええんちゃう?と、突っ込みながら読みました。これが村上ワールドなのか?自分は無理やなー(笑) 他の人も書いてるが、蜂蜜パイが1番理解しやすく、面白かった。
0255文字
かしわもち
新着
ネタバレ阪神大震災をテーマに描かれた平成14年出版の短編集。 震災の直接の影響ではなく、間接的な影響や心理的な影響で人生が変わっていく物語。 最後の「蜂蜜パイ」は自叙伝的な意味合いを含んでいそう。
0255文字
aqwer
新着
短編集。「かえるくん、東京を救う」が有名なようですが、個人的には「蜂蜜パイ」が高評価。
0255文字
イッセイ
新着
ブツンと、物語は前置きも展望もなく幕が下ろされる。自然災害になす術もない人間のように。収録7作のうち「タイランド」「蜂蜜パイ」がよかった。
0255文字
gauti
新着
短編だと村上ワールドに入るのがむずかしい。67点。
0255文字
みお
新着
ネタバレなかなか好きだった。 私は宗教の話がとても好きだった、もう読んだのも前なのであんまり覚えていないが。 なんだったかな、雑文集だったかアンダーグラウンドだったかで阪神淡路大震災の話をしていたような覚えがある。 だからこそ、読んでみたかったのだがなかなか難解だった。
0255文字
全21件中 1-21 件を表示
神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)評価44感想・レビュー21