形式:単行本
出版社:光文社
形式:文庫
形式:Kindle版
2021/96/1/図65
→ 本書にも登場する実在の今井武雄陸軍大佐による和平工作が実現に至らなかったことは現代の私たちは知っている。それでも大勢に流されず冷静に状況を見極め、戦争回避という大義のために必死に生きた人たちのドラマは胸を打つよ。実際当時いくつものルートで和平工作が進められてたらしいし。著者による短い後記でここまでは史実、この部分はフィクション、このキャラはフィクションだけどこれこれの史実をベースにしてる、など説明してくれるのよいですね。参考文献一覧のリストを見てもかなり調べてあることがよくわかる。面白かったー!
偶然、ほぼ同時期のドイツを描いた「総統の子ら」を同時に読み進めていたので、しんどさ増し増しながら、より色んな角度で読めた気がする
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